このSSは
・もー1月も終ろうとしているとゆーのに年末年始ネタです(汗
・原作は無視の方向で。
・キャラ壊れてます。
・エロは期待なさらずに…微温湯ですですから…ホントに期待できませんから…
おとしだま
肌蹴られた愛用のコートの合間からのぞく彼女の白い裸体…下着すら着けていない全裸…
いや…違う…
両胸の先端と…股の合間の秘所…大切な所を隠すよう3箇所に貼り付けられた小さな小さな紙切れ…それは、お年玉を入れる紙袋…所謂ぽち袋と呼ばれるもの…
「ほぉら♪横島くん…エンリョせずにとっていいのよ?
アナタへのオトシダマ♪」
2004年暮れの大晦日。
深夜、突如として横島忠夫の自宅アパートを訪れた美神美智恵…
彼女の、横島へのお年玉が“コレ”であった。
「た…た、タタ、た…隊長ぉ!?」
「やん…今は“美智恵”って呼んで頂戴?」
全裸よりも恥しいその格好の上、コートのみを羽織って横島宅まで来た美智恵。
街の人ごみの只中に居た時…見知らぬ誰かとすれ違う時…暗く寂しげな路地を歩く時…
…誰かにこんな姿を見られたら…知合いにこの行為を知られてしまったら…こんな所を襲われたら…
頭に浮かぶ泣きたくなる程の恐怖感、胸をカラダを熱く焦がす羞恥の念…そして常軌を逸した行為への背徳感…
だが、彼女はそんな事にすら快感を覚えてしまった様で…そのカラダには正直な反応の跡が見られた…
火照りきったカラダは薄らと桃色に染まり、珠の汗をアクセサリーにつけている…
乳房は充血してぱんぱんに張り、その先端のポッチは硬く尖り、貼り付けられたぽち袋を押し上げている…
股座は、汗でも小水でもない液体…粘性をもった蜜により既にしとどに濡れそぼり、濡れたぽち袋が素肌に張り付き、ドテの盛上りとその合間の割れ目…その上を覆う亜麻色の茂みを、薄らと浮かび上がらせている…
「ほら…横島くん…はやく…」
「う…ぇ…あ…」
上気した頬、潤んだ瞳、艶の篭った甘い声…
熟れたカラダのその全てから信号を発して…横島の事を誘っている。
余りにオイシすぎる展開…
いつもの横島ならば、直にでも、その紙よりも薄っぺらな“理性”をぶち破り、本能の赴くまま、ケダモノと化して美智恵へと襲い掛かっていたところ…
…だが…
珍しく、今日に限ってその“理性”が、横島にブレーキをかけた。
そして、その理性が正常に働いたのならば、彼の頭脳は恐るべき思考力と洞察力を発揮する。
彼には予測できたのだ…もし、このまま美智恵と関係を結んでしまったら…その後に彼を待ち受ける未来が如何なるものになるのかを…
「だ、ダメっすよ美智恵さん…美神さんにバレたらオレ確実に…殺(や)られちゃいますって!
しかも、死ぬ前に散々…生まれた事後悔しつまう位ぢわぢわと嬲られて、きっと楽にゃ死なせてくんないっす!」
「あら♪ダイジョーブよ…私も口裏を合わせてあげるから…
それにほら…こっちはもう臨戦態勢にはいってるじゃない♪」
美智恵の言葉どおり、テントを張るかの様に、ジーンズの股間を突っ張らせている横島…ズボン越しに、硬く膨張した其れを愛しげに撫ぜながら、彼女は立ち尽くす横島の前に跪いた。
「お…おキヌちゃんもヤヴァいっす…きっと黒化するんですよ…く…
く、黒いおキヌちゃん…あふ…あのブラックでダークネスでマッドネスな…んぁ…あんなドロドロしたおキヌちゃ…んく…」
「大丈夫…私がちゃんと言いくるめて…誤魔化してあげる…
あん…こんなにガチガチになって…其れに物凄く熱いわ…」
しゅりゅ…しゅりゅ…
ニンゲン、やはりカラダは正直なもの…横島とてその例外ではない。
其れが証拠に、口ではどうこう言いながらも、カラダは何ら抵抗することが出来ない…
美智恵はジッパーを下ろし、今度はトランクス越しにその強張りを愛撫する…
素手で直接…ではない、薄布を一枚間に挟んだその感触に、横島の背をぞくぞくとしたものが駆けのぼる…
「し…シロとか…う…『せんせーを殺して拙者もー!』とかマジに…んぉ…
タマモにゃ…くぅあ…や、焼かれちまうか…ぐぅっ…」
「…大丈夫…誰が来ても…私が…アナタのコト護ってあげるから…」
母性を感じさせる、暖かく優しげな視線と声色…
だがそれは、男の精に餓えた淫欲な雌の貌を同時に内包しているという不思議な表情…
それが、横島の煩悩を強く強く刺激する。
ぎちぃ…より大きく、より太く、より硬く、より力強く…
横島はこわばりを膨張させ硬直させる…
最早、抗弁による抵抗すら不可能…いや、最初から勝負は決していたのか。
…横島が、美智恵の軍門に完全に下った瞬間であった。
「…ふぁ…また大きく…ホントスゴイ…
あぁ…もダメ…ガマン出来ない…
私が先に、横島くんから“おとしダマ”貰っちゃっうわね?」
「…へ?…そりゃ…う…ふぅッ…おあッ?!」
はむ…
じゅりゅじゅりゅじゅりゅ…ぢゅぢゅ…ぢゅちゅぅぅ〜〜ッ…
彼女はトランクスごと…すでに快楽に先走りの恥液を滲ませていたその先端を咥え込み…力強く吸い込んできた。
「ん…ぢゅ…ふは…
…んふ…ふ…
…ひゅほひひほい(スゴイニオイ)…」
「うぐッ!!…み、美智恵さ…」
びくっ…と、蝦の如く身を仰け反らせる横島…
咥えたまま喋ろうとした、美智恵の口内と舌の振動…そして吐息が、強い刺激となり彼を襲ったのだ。
その反応を眼にした美智恵の瞳に剣呑な光が宿る…其れはさながら、眼だけが昏く哂っているかのようで…
「はふ…ふふ…
ほへひゃあ…ひふはへ?(それじゃあ…いくわね?)」
「ふ…ぐ!…ぁ…あぉみ、美智…ぐく!!」
じゅ…ぶじゅじゅ…にちゅ…ちゅじゅるる…ぶちゃ…
くにゅくにゅ…きゅ…きゅむ…
はじまったのは口唇…そして歯と舌による愛撫…トランクス越しのその感触は何処かもどかしく、だが其れがより一層の刺激となり、じわりじわりと重く鈍い快感を横島に与えてくれる…
更には、美智恵の掌が指が、口内に含んだ強張りのその下に位置する、子種のみっちりとつまった彼の“袋”を、力強く揉みしだく。
「ん…ふ…んふ…ぁ…ふ…」
「ふぅっ!…ぐぁ…あ…あぉ…美智恵さんッ…み、美智…ぉあッ!」
がしっ…と、自らの股間に位置する美智恵の頭を両の掌でわしづかむ横島。
だが…その行為は、かの彼女を己から引き剥そうとするものではなく…
離れて行かぬ様に…と彼女の頭を抑え、固定しようとしているかのようだ。
ぢゅぢゅッ…ぷち…ぴちゅ…にゅちゅ…ちゅぼ…びちゅ…
しゅりしゅりしゅり…しゅ…にゅむ…ぎゅ…むちゅ…
そんな横島の反応に満足し、舌と掌の動きをより一層強め、加速させていく美智恵…
唾液、恥液、汗…あらゆる体液が混じりあい、生暖かくどろどろになったトランクスの感触が、美智恵の激しさを増した愛撫の刺激をより強烈なものへと変化させる…
横島は、もうどうすることも出来なかった…
其れほどまでに強烈な刺激、初めて味わう…それは自慰等とは比べ物にならない快楽。
彼は今、情けなくも、美智恵のなすがままされるがままの人形であった。
「ん…むく…ふぅ…んぷ…はぷ…」
「あ…ぁぉ…あ…だ、だめっす…も、もぅ…もぅ…う…ぁ…で…射精るッ!!」
そして…限界…
ぼびゅっ…どちゅ…ぶぢゅん…どぢゅぢゅッ…ぢゅ…
美智恵が口内に含んでいたものが弾ける…
びゅくびゅくと繁吹く度、横島のカラダが口内の強張りがびくびくッ…と震え、声が漏れ出ている…
その反応が、彼が美智恵の奉仕に脳を焼く程の快楽を味わってくれたコトを教えてくれる。
…其れはなんと悦ばしい事なのか…
美智恵は、下腹がぢりぢりと熱く疼くのを感じた。
「ん…ふぁ…」
「お?…ぁ…ぁ…あぉッ…」
じゅ…ぶぢゅ…ぢゅじゅ…ぢゅりゅ…ぢゅぶるるるる…
まだ終っていない…と言わんばかりの力強いバキューム…
美智恵は、トランクス越しに、あふれ出た白濁液を啜り上げる。
鼻腔を突くむせ返るニオイ、口内に広がる苦味、咽元を流れ落ちる粘液の感触…
不快極まりないモノである筈の其れが、美智恵には何物にも変えがたい極上の美酒の様に感じられた…
こくこくと飲み下すたび、カラダが火照り疼くのを抑えられない…まるで媚薬のようだ。
ちゅぱ…
一滴残らず啜り上げ、飲み下すべきモノがなくなって…それから漸く美智恵はクチを離した…
にゅる…と、今までむしゃぶりついていた箇所と彼女の口の合間に粘液の糸で橋がかかる…
「ふふ…いっっぱい射精したわね…
それもこんなにくっさくて…濃くて…なんて美味しい…」
「うぁ…あ…す、すいません…」
「ふふ…いいのよ…
私も…こんなになっちゃってるしね…?」
言いながら、横島から離れる美智恵…
彼女が跪いていた場所…その床には粗相してしまったかのような液溜まり…
彼女自身が、止め処なくあふれ出させ、自らの股を濡らしていたそれは、横島へ奉仕しながら、美智恵自身も昂っていた事をしめす跡だ。
横島から距離をとった美智恵は、床上に仰向けに身を寝かせる…
Mの字に股を開き、指をあてがい、いまだ止め処なく濡れ続ける割れ目を左右にくぱ…と開かせる…
そして…
「み…美智恵さん…」
「横島君…きて…
さっきのヤツ…今度はこっちの…下のおクチで味あわせて頂戴?」
微かに腰を上げゆらゆらと揺らし誘う美智恵…
その声に、その動きに、成す術もなくふらふらと引き寄せられていく横島…
「美智恵さん…」
「横島くん…」
その様は、甘いニオイを出す食虫植物に引き寄せられていく、哀れな羽虫を連想させるものであった…
美智恵に覆いかぶさる横島…ふたりの影がひとつとなり、その唇が重ねられる…
淫劇の夜は、まだ始まったばかり。
…ごぉぉーん…ごぉぉーん…
遠くに遠雷を思わせる重厚な金属音が聞こえる…
其れは年明けを告げる鐘の音…
ばぢゅっ…がちゅっ…どしゅっ…
「み、美智恵さん!美智恵さぁんッ!!」
「うあぁぁ…す、スゴ…ひ、ヒィィッ…
よ、よこひまくぅん…もっと、もっとぉ…ガツガツ突いてェッ!
お腹が灼けるくらいいっぱい射精(だ)してぇッ!!」
煩悩を祓うためのその鐘の音をBGMに…
横島と美智恵は、何時までも互いを求め貪りあう、終わりのない淫劇を演じていた…
何時までも…何時までも…
…了…
後書きもどき…
…○| ̄|_…
一月も、もう残り僅かだってのに年末年始ネタ…(爆
しかも、張り切って書いた割にはこんなお話し…えろもヌルい…
(口奉仕をトランクス越しにしたのはせめてもの抵抗のつもりデス…笑)
…やっぱり暫く書いてないと書き方忘れちゃいますね…18禁モノはw(元々大したエロは書いてませんが)
ホントは精々15禁程度の、おバカでお下品な一発ギャグの小咄を書くつもりだったんです…冒頭の美智恵さんのお年玉ポチ袋ネタで。
…しかし巧く纏められず、がしがしと書いたり直したしてる内にこんなモノが…何かもー別にお年玉とか年末年始とか関係なくなってますね(汗)
…あと、美智恵さんが随分と助平なヒトに(汗
ダメダメでした…次(書くコトがあったらw)もっとガンバリます。
こんなんでも、ツッコミやらご指摘やらいただけると幸いです。