斬った拙者が悪いのか―――
斬らせた私が悪いのか―――
「拙者、ぎたーうるふでござる」
「○ター犬の間違いじゃない?」
「狼でござる! それに、伏字は不要でござるよっ!!」
「はいはい、どーでもいーからギター弾きなさいよ」
ぶつくさ言いながらぞうさんギターで伴奏する狼少女の姿は、
ギターウルフと言うよりは亀有○ラザーズのぎだゆーであった…。
ジャラララ♪ ジャラララ♪ ジャラララ♪ ジャラララ♪
「僕はピ〜〜〜トです♪ 横島さんの同級生♪
唐巣神父の愛弟子で♪ しかも僕は♪
人間と吸血鬼のハーフです…って言うじゃな〜〜〜い♪
いや、あんたは……
美形とヘタレのハーフだから!残念!」
「しかも父親は…………斬り!」
ジャラララ♪ ジャラララ♪ ジャラララ♪ ジャラララ♪
「俺は雪之丞♪ 横島忠夫のライバルだ♪
ニヒルでクールな一匹狼♪ 魔装術を極めた俺の美しさに♪
かおりも惚れ惚れしてるだろ…って言うじゃな〜〜〜い♪
でもアンタ……
将来は『弓雪之丞』確定だから!残念!」
「ハゲユッキー斬り!」
ジャラララ♪ ジャラララ♪ ジャラララ♪ ジャラララ♪
「ワシはタイガージャ♪ 横島サンの友達ジャ♪
これでも彼女がいるんジャ♪ ワシにとって魔理しゃんは♪
最高の女性なんジャ〜〜〜…って言うじゃな〜〜〜い♪
でもアンタ……
GS試験で陰念に負けてる張り子の虎だから!残念!」
「彼女との関係も自然消滅斬り!」
ジャラララ♪ ジャラララ♪ ジャラララ♪ ジャラララ♪
「僕は西条だ♪ ロンドン帰りの色男♪
しかもエリートで金持ちだから♪ 令子ちゃんが♪
僕に魅かれぬ訳がない…って言うじゃな〜〜〜い♪
でもアンタ……
○ラゴンボールで言えばどう見ても○ムチャだから!残念!」
「○ルマ×○ジータ斬り!」
ジャラ♪ ジャラ♪ ジャラ♪ ジャラ♪ ジャ〜〜ン♪
「拙者、名誉に賭けても先生だけはネタにできんでござるから…」
「作者は切腹!」
「介錯仕る!」
「何でやズバァァァ!!!
さて、来年の今頃は波田陽区をTVで見られるのだろうか…。