残されたデュエリスト達はというと マリク「ラーが城之内をさらっていっただというのか!」っとマリクはただ、黙ってそこに立っていたのだった。 審判「海馬様、どうしましょう?」 海馬「ラーの翼神竜の後を追え!」 審判「っは!」っと言ってラーの翼神竜を追ったのだった。 そして、着いたのがきれいの湖があるところだったのだ。 イシズ「此処は!」 海馬「イシズ、知っているのかこの場所を!」 イシズ「はい、知っています。」 海馬「ここは、いったい何なんだ!」っと海馬は言った。 イシズ「まだ、ファラオが生きていた頃、ラーの翼神竜はある人間に出会った。 そして、いつもこの場所でその少年と遊んでいたのです。その少年こそが城之内様て言う事です。」 海馬「なんだと!」 イシズ「ラーの翼神竜を完全に操る事が出来るのは、ファラオでもなく、瀬戸でもなく、マリクでもなかった。操れたのは、城之内様でした。そして、城之内様が死を迎えてしまう直前に、ラーの翼神竜にこう言いました。」っと真実を言ったのだった。 城之内「レイア、生まれ変わってもお前の傍にいたい。」 レイア(ラーの翼神竜)「マスター、しっかりしてください!」 城之内「レイア、いつも、お前を愛してるぞ!」っと言って亡くなってしまったったのだった。 レイア(ラーの翼神竜)「マスター?そ、そんな嘘ですよね。私を一人にしないでください。うわああああん!」っと泣き出してしまったのだった。 イシズ「今言った事が、真実です。」 闇遊戯「そうだったのか。」 本田「とにかく。早く見つけようぜ。あいつらを!」 杏「そうね。」っと言って城之内たちを探したのだった。 そして、 滝が見えるところで 発見されたのだった。 海馬「居たぞ!」 イシズ「本当ですね。」っと見つめていたのだった。 だが 信じられない光景を見てしまったのだった。 何と ラーの翼神竜は 城之内の体を飲み込んでいる様子だったのだ。 レイア(ラーの翼神竜)「マスター、ずっと、私の中で一つになりましょうね。」っと言いながら飲み込んだのだった。 城之内はというと 城之内「ん、此処は?」っと城之内は意識が戻ったのだった。 その時 なんと城之内の体がどんどんととけているのが分かったのだった。 城之内「俺の体が!」 レイア(ラーの翼神竜)「マスター、気が付いたのですね!」 城之内「誰だお前は!」 レイア(ラーの翼神竜)「私はラーの翼神竜です。」 城之内「何だと!じゃあ、此処は、お前の体の中か!」 レイア(ラーの翼神竜)「はい、そうです。」 城之内「早く出してくれ!」 レイア(ラーの翼神竜)「嫌です!もう、貴方をこれ以上苦しめたくありません。ですので貴方を私の一部となって、私と一緒に暮らしましょう。」っと言ったのだ。 城之内「ラー、俺の事が好きなのか?」 レイア(ラーの翼神竜)「はい、私はマスターの事が大好きです。」 城之内「そっか、じゃあ、いいよ。一緒に一つとなって暮らそう」っと言って城之内はラーの翼神竜のお腹の中で身を預けたのだった。 レイア(ラーの翼神竜)「マスター、有難うございます。」っといいながらラーはどんどん城之内を胃液で溶かしていったのだった。 そして、 遂に 城之内の体が完全に溶けて ラーの翼神竜の体の一部になったのだった。 6 |