そして
カネルドの体内に入れられた
シュウはというと
シュウ「此処は?そうか、確か、カネルドに飲み込まれたんだった。」っとシュウは
自分の体を見たのだ。
すると
シュウの
服装が
既に
胃液で
溶けていたのだった。
シュウ「そ、そんな!俺の服が無い!」っとシュウは体を動こうとしたのだ。
だが
何故だか
分からないが
まったく
動かないのだ。
シュウ「何で体が動かないの。」っと暴れたのだ。
それでも
動かなかったのだ。
その時だった。
カネルド「シュウ、私の体内に入れられると、体を封じてしまう能力があります。」っと
言ってきたのだ。
シュウ「何で、早く言わないの!」
カネルド「すっかり、忘れていました。」
シュウ「それで、俺は、今からどうなるのこれから。」
カネルド「それは、シュウの体が、少しずつ溶けて、私の血となり、肉となるのです。」
シュウ「と、溶けるって、死ぬってこと?」
カネルド「いいえ、貴方は、私と一緒に生きるのですよ。」
シュウ「そうか。」っとシュウは瞳を閉じながら言った。
そして
数分後
シュウの体が
溶け始めたのだ。
まず、
両足が
溶けてしまったのだ。
だが
シュウは
痛いとか
感じられないのだ。
何故だかは
知らないが。
シュウ「俺の脚が、溶けちゃった。でも、何だか、心地が良い。」っとシュウは
全てを身に任せたのだ。
そして
どんどんと
溶けてしまい
シュウの体
全体が
溶けて
カネルドウインドラゴンの体に
吸収されてしまったのだった。
カネルドは
それを
知り
メグ達に
言ったのだ。
カネルド「シュウは、完全に私の体に吸収されました。」
メグ「それって、シュウの体が、溶けてしまったって事?」
カネルド「はい、そうです。」っと言ったのだ。
ディーノ「それで、力はアップしたの?」
カネルド「はい。力が上がりました。今までの10倍〜100倍になりましたよ。
さあ、皆さんの力で、シャバウォックを倒しましょう。」っと言ったのだ。
皆は
レジェンズウォーを止める為
戦闘に行ったのであった。
メグ達の
力で
どんどんと
敵は
倒されていったのだ。
そして
残りの敵は
シャバウォックのみに
なったのだ。
カネルド「さあ、後は、お前だけですよ、シャバウォック」っとシャバウォックに言った。
シャバウォック「「まさか、貴様らが此処までやるなんて、驚いたぞ。」
カネルド「私の体内に、風のサーガである、シュウを吸収しました。貴方に
勝ち目なんてありませんよ。」っと言って攻撃したのだった。
シャバウォック「吸収しただと!あの、風のサーガを!自分の大切だった
サーガを吸収するとは、愚かな。」
カネルド「シュウは、私に飲み込まれる事を望んでいたのです。後悔なんてしては
いません。勿論、私自身も、シュウを体に吸収した事に後悔なんてしていません。
貴方を倒し、新たな世界を造る事が、私たちのやるべきことなのです。」っと
言ってどんどんと圧していったのだった。
そして
遂に
シャバウォックを倒したのだった。
メグ達は
喜んだのだ。
これで
世界は
救われると。
だが、
これから
起こる
カネルドが造りだす
新たな世界の為に
今の
世界を
滅ぼすのだった。
勿論
人間たちの
命は
取らず
ただ
世界を
汚す原因である物を
ぶっ壊したのだった。
そうしてしまったら
全ての
国の
建物が
無くなり
ガラ−ンと
全てが
沈黙になってしまったのだった。
メグ「これから、私たちはどうなるの?」
カネルド「私が造りだす優しい世界で生きてもらいます。勿論
空気をまったく汚さない世界です。差別、そして戦争の無い世界です。
こんな、汚らわしい世界は、私達には不要なのです。」
ディーノ「シュウは、この事を望んでいたの?」
カネルド「ええ、きっと望んでいたんでしょう。」
マック「僕達は、シュウの為に、生きるとしようだな。」っと
皆で、言った。
そして
半年後
カネルドが言った通り
世界は
変わったのだ。
戦争
差別
そのようなことは
まったく無い
世界だったのだ。
空気を汚す
原因である
車は
無くなり
今は
カネルドが作り出した
まったく
空気を汚さない
車で
走ったのだった。
カネルドは
こう言ったのだ。
自分の体に
吸収された
シュウに
カネルド「シュウ、やっと世界は生まれ変わりました。これで
世界は、救われました。シュウ、貴方も見ていますか、私の中で。」っと
自分のお腹に手を当てて言ったのだった。
すると
シュウ「(ああ、見ているよカネルド。やっと、世界は変わったんだな。
カネルドのお陰だな。)」っと言ったのだ。
カネルド「ふふ、ありがとう、シュウ。」っと自分のお腹を
舐めたのだ。
それは
シュウのためにだったのだ。
シュウの体は
溶けてしまったが
カネルドの中で
生きているのだ。
カネルドとは
何時でも
話せるように
なったのだ。
カネルドは
世界を
救われたことに
喜びながら
眠りに付いたのであった。
END
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