僕はポケモンのバルキー。修行をするためにいろいろ歩き回っていると森に迷いこんだ。
そして日が暮れると、空は真っ暗になった。
すると足音が近づいてきた。
雌のポケモンの猫撫で声が聞こえた。

「あなたは、私の餌食になってください」

その直後長いベロが伸びた。
僕は、かわし、そいつの腹に蹴りをいれた。
そいつは、ベロリンガだった。
ベロリンガは、不満そうな顔をした。

「ひっどーい、レディの腹に蹴りをいれるなんて」

バルキーは、ベロリンガの逆襲をうけることになるとは思ってもいなかった。

 

 

ベロリンガは、怒って転がり始めた。

「バルキーのくせに」

バルキーはかわし続けた。
すると、ベロリンガが進化して、ベロベルトになった。
ベロリンガの頃にくらべると、ベロがよく伸び、ベロの動く速さも速くなっていた。
バルキーは、かわしきれなくて、ひとなめされてしまう。 

「私のベロでなめまわしてあげる」

すると、ベロベルトが犬が甘えるようにベロベロなめまわした。
ネバネバした唾液がべっとりと全身に体を包むかのようにくっついていた。
そして、バルキーは、ある異変に気づいた。

 

 

体が動かない。
ベロベルトの唾液には溶解成分が含まれており、触れると痺れて動けなくなってしまう。
バルキーも同じ状態になっていた。
ベロベルトは、バルキーが動かなくなったのが分かるとベロを螺旋状に動かしバルキーにまきつき、ぐるぐるまきにした。 

「捕まーえた、もう、に・が・さ・な・い」

バルキーは、すべての力をふり絞った。
すると、足が動いた。
ジタバタした。
すると、ベロが刺激されて唾液がさらについて、益々動けなくなった。

「まだ少しは動けるのね」

すると、ベロベルトは、犬が体温調節するかのように唾液をさらに出した。

 

 

バルキーの体はもう、びくとも動かなかった。
ベロベルトは屈辱をバルキーにあじあわせるために考え、ふと思いついた。

「そうね、ベロ袋に閉じこめて、なめ溶かしてあげる」

ベロベルトには唾液が溜めてあり、そこにベロを収納する場所がある。
たぶんベロ袋とはそのことだろう。
胃袋とは違い丸呑みしたものをなめまわすことができるので屈辱をあじあわせるにはぴったりだとおもう。
そして、ベロベルトは、大きな口を開いた。

「では、頂ます」

バルキーを丸呑みし、ベロ袋に閉じこめた。

 

 

そのころ、バルキーはベロ袋にいて、体が唾液の池につかっていて、さらにベロでベロベロなめまわされていた。
バルキーは、丸呑みされるのは、気持ち悪いものだと思っていたが、気持ちよかった。
そう思うと、体の麻痺がきつくなった。
唾液の池に深く沈んでいた。
そうではなかった、なんと下半身が溶けてなくなっていた。
そのとき恐怖を感じたが、ベロベルトの厚みがあって、ぬいぐるみのように柔らかくて、表面にはネバネバした唾液がべっとりついていて、表面はヌルヌルしているベロに飴をなめるようにベロベロされて、気持ち良すぎて、恐怖を忘れた。
バルキーは思った。
修行によって、相手の言ってる言葉は理解できても、自分の意志を共有することはできなかった。僕もベロベルトになれば、意志を共有できるのではないかと... そうしてバルキーの体は液状化した。

 

 

そのころ、ベロベルトは悲しい気持ちだった。
あの時の戦いでバルキーに惚れて好きになったのに消化してしまった。
喋っていてもひとりごと、バルキーと意志が共有できたら、自分はもっと強くなれただろうと思った。
そこに、イーブイ、サンダース、シャワーズ、ブースター、エーフィー、ブラッキー、リーファ、グレイシアがいた。
やつらは、いきなり襲ってきた。
ベロベルトの体はボロボロだった。
ブースターのとどめのかえんほうしゃ、炎は目の前にきているもう避けれそうにない、ベロベルトは、丸焼けにされると思った。

 

 

しかし、体が動いた、そしてやつらを丸呑みにした。
ベロベルトはバルキーの心が助けたと思った。
ベロベルトは死んだ。そして、同じ森にいた。
そして、もう一匹雄のベロベルトがいた。

「この森でベロベルトに丸呑みにされたんだ、だから今ベロベルトなんだろうね。」

雌のベロベルトは泣いた。

「それやったのあたしよ、あんたバルキーの生まれ変わりよ、あんたと意志を共有できてうれしい、あの時言えなかった言葉言うね、大好き」

「僕もあの時言えなかった言葉、大好き」

雄と雌のベロベルトは互いに体をなめまわし合いベロを絡ませ熱烈のキスをした。
すると、トレーナーが雌のベロベルトにモンスターボールを投げた雌のベロベルトはボールの中に閉じこめられた。
雄のベロベルトはトレーナーの上半身を丸呑みした。
トレーナーのポケットから落ちたボールが振動で開いた。
雌のベロベルトはトレーナーの下半身を丸呑みし、トレーナーを液状化させ、ベロを絡ませ、唾液を絡ませ、熱烈のキスをした。

「大好きよ、マイダーリン一生離さない」

「僕も、絶対離さない」

二匹は、結ばれて幸せに暮らしたとさ  END

 

 

 

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