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思春期シャワーズちゃんはお肉が欲しい(色々注意!)
日時: 2016/05/11 05:42
名前: ヤーデ


年頃のシャワーズちゃんが、

一人さみしくホウエン地方にやってきた。

でも大丈夫!

ここはシャワーズちゃんのお腹を満足させてくれるから!

※vore、消化、産卵、R-18など色々注意!
メンテ

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1 お引越し ( No.1 )
日時: 2016/05/11 05:51
名前: ヤーデ


やっとホウエンに来たよ!
何日もたくさん泳いでやっと来たよ!

私は野生のシャワーズ。
今は一人さみしく暮らしているけれど……
この新天地には私を満たしてくれるものがあるはず!

私は今、期待に胸を膨らませています。

鈴なりの木の実……
草むらに集まるたくさんのポケモンたち……
それらを抱える豊かな自然……

お引越しは大正解だったみたい!
メンテ
2 はじめての食事 ( No.2 )
日時: 2016/05/11 06:22
名前: ヤーデ


泳ぎ疲れたから腹ごしらえがしたい!
そう思い周りを見ると……

目の前には実のなる木が何本もあります。
どれもこれもおいしそうです!

お腹がせかすようにぐうぐうなります。
よだれも出てきました。
私は泣きそうな、でもうれしい気分になりました。


故郷ではこんなことはなかったからです。

たった一本の実のなる木のために
何匹ものオスが争い、傷ついていきました。

当然、メスに行き渡る木の実はとても少ないもので……
かわいくてやさしかった妹は栄養不足のため星になってしまいました。


妹の分まで幸せに生きなきゃ!

さっそくみずみずしい木の実をほおばりました。

おいしい!
とってもおいしい!

木の実はまだまだあります。

うんま〜い!
これも、これもイケる!

多くの木の実を一人占め!
今まで体験したことのなかった食べ放題!


生まれてはじめてお腹いっぱい食べました。
おなかがふくらみ、たぷんたぷんと音を立てていました。

お腹を触ってみるととてもぷにぷにしています。
シャワーズらしい肌のみずみずしさが戻っていたのです。


もうしあわせ!
こんなことができるなんて!

圧倒的な満足感と眠気を感じていると、
これまたベッドにちょうど良さそうな草むらがありました。

私はそこへ身を横たえ、大の字になって眠りました。

私は今、何から何まで満足です!
メンテ
3 新しい欲望 ( No.3 )
日時: 2016/05/11 07:31
名前: ヤーデ

翌朝、私はゆっくりと目を覚ましました。

ふっかふかのベッド、
やさしく降り注ぐ木漏れ日、
おいしそうな木の実のにおい……

まるで楽園のようです。


ここへ来てよかった!

信じられない光景の中、
私は近く小川で顔を洗いました。

とっても気持ちいい!

水もきれいです。
さっぱりした私は、朝ごはんのため昨日の場所に向かいました。


するとどうでしょう。
何事もなかったかのように木の実がたくさんなっているではありませんか!

うわあ……!
こんな場所が世の中にあるんだ……!

さっそく木の実を1つ食べました。

おいしい!
おいしい……だけど……

何か……
何か、新しいものがこみ上げてくる感じがしました。
木の実をもう1つ食べましたが満たされません。


お肉……お肉が欲しい!


食べ物が十分にあると感じた私の体は新しい準備をはじめたようです。
下半身がかーっと熱く感じられます。

たまごを……産みたいっ!
メンテ
4 やってきたお肉 ( No.4 )
日時: 2016/05/11 09:49
名前: ヤーデ


十分な栄養を得た私の体は軽いような、重いような感じでした。
元気で軽快に動ける一方で、下半身が熱く重い感じなのです。

どうしちゃったんだろう……


もう1度草むらのベッドに戻って、下半身のムズムズするところをなめてみました。
ケガをするといつもそうしていたからです。

ところが、ムズムズはおさまりませんでした。
気持ちいい……?

ぺろっ、ぺろっ、
「ひゃんっ!」
思わず声を上げたことにびっくりしてしまいました。
でも、止められない……

ぺろっ、ピチャッ……
おいしくないのに……

ビクッ!ビクッ!
思わず動くほど気持ちいい!

「フーッ!」
発したことのない声、かいだことのないにおい……

今まで抑圧されていた本能……

おいしいものでもないのに狂ったようになめはじめてしまいました。

じんわり……ネトッ……
ヒクヒク動いているそれはどんどん濡れてきました。

しかし、それは激しく動きながらも寂しそうなのです。

中身がない……
たまごが……お肉が……欲しい……

そう叫んでいるようでした。


すると、それに呼応してか、それからのにおいに反応してか、一匹のポチエナが現れました。

私の半分くらいの大きさのお肉です。

本能的に思ってしまいました。
あれを……食べたいっ!
メンテ
5 食うか、食われるか ( No.5 )
日時: 2016/05/11 19:59
名前: ヤーデ

私がポチエナを獲物と見ていたように、
ポチエナも私を獲物と見ていました。

食うか、食われるか。

しばしの沈黙の後、
ポチエナは大きな口を開け飛びかかってきました。


どうしよう。やらなきゃ!
しかし、悲しいかな体は動いてくれません。
下半身は快楽でビクンビクンと動いています。

ああ……
どうしよう……

馬乗りになってきたポチエナを見つめました。
ポチエナもそうしています。

食べられる……


私は目をつむりました。
ポチエナは口を開け……私の股をなめはじめました。

ええっ!?

ポチエナは顔を赤らめ、
さっきまで私がそうしていたように
一心不乱に私の股をなめています。

ポチエナの股にはピクンピクンと上下に動く長いモノが。
私のとくせいはメロメロボディじゃないのに……

けれど、私は獲物じゃない、
私が、彼を食べたいの!


今度は私のターンです。
私の股に夢中になっている彼を足ではさんでやりました。
彼のレベルが低いのか、いとも簡単に成功。
悶絶しながら動けなくなっています。

そのまま、彼をひっくり返してやりました。
すかさず馬乗りになり、お腹でのしかかります。

彼は身も心もまひ状態になったようです。
おまけにメロメロ状態で何もできません。


レベル差のある相手に戦いを挑まなきゃいいのに……
いや、彼は私に夢中?

野生で発情したポケモンが2匹。

故郷では抑圧されてきたことですが、
私の体は本能に正直に、自然に動きました。


仰向けになってヘロヘロに、
しかしお股だけが元気なポチエナくんの上に
私は無意識に座り込み始めました。

なんでだろう?
私の大事な部分が大きく開き、
彼の元気な部分をゆっくり、ゆっくり呑み込んでいきます。

すると私の体は自然と動き、獲物をむさぼり始めました。

先ほどまでとは比較にならない快感です。

獲物を食べている感覚。
たまごのもとを搾り取っている感覚。

これでたまごを産めるという満足感。

メスとしての本能。


しかし、本番はこれからです。

彼は幸せにも、私のお腹の中にまるごと収まるのです。
メンテ
6 はじめての丸呑み ( No.6 )
日時: 2016/05/11 20:27
名前: ヤーデ


目の前にお肉がいる。
たまごのもとがいる。
それは完全に脱力し、呑まれる準備ができている。

さあ!呑まなきゃ!


……うん?
なんでそんなことを考えたんだろう?

そういえば、私は故郷では肉なんて食べたことがありませんでした。
だから、獲物をどう食べるかなんて知らないはずなのに……
丸呑みだったら痛くなさそうだからかなあ?

とにかく、いただきまーす!


なんとなく、耳から口を付けてみました。
……ポチエナの、ケモノの匂いがする。

当たり前だよね!
ごめんごめん。

あまり苦しまないように、
早く優しく呑み込んであげるからね。

バクンッ!

私はすばやく口をほおばり、急いで呑み込みました。
しかし、毛が多いせいでなかなかのどを通ってくれません。

んぐー!んぐー!
ポチエナの前足も少しですが暴れてきます。

ぐぬぬ……思い通りにはいってくれないものです。
いったん吐き出してやりました。
ポチエナの頭だけが唾液にまみれています。

もっとリラックスさせてあげなきゃね?
どう?あなたは私のお腹に入って、卵になってここから出るのよ?

未来のたまごに、収まるべき場所、生まれ出る場所を見せ、ゆっくり抱いてやりました。

生まれてそう時間の経っていないポチエナには、
2度目とはいえ刺激が強かったようです。

お腹に力なくすり寄りはじめ、
お乳を吸おうとしています。

ふふ……
そうそう。

でも、それはイーブイに生まれ変わってからね。

しばらく出ないお乳を吸わせてから、
今度は全身を強くなめまわしてあげました。
ポチエナは唾液でねちょねちょ、でもうれしそうです。
ポチエナも私の体、特にお腹をなめています。

そうそう……
今からあなたが入るところなんだから、優しくしてね……

ポチエナは私のお腹に夢中で、いまにも飛び込みたさそうです。

シャワーズだからそのまま吸収してもいいんだけど……

でもやっぱり、あなたを受け入れるのはここからよね!
大丈夫、今度はすぐに終わるからね……


全身ねちょねちょになったポチエナに私は大口を開け……

ごくん!と呑み込みました。

あっという間のはじめての丸呑み。
口が、食道が大きくゆがみ、あっという間に胃袋が大きく膨らみました。

満腹感と幸福感が同時に襲ってきます。

それはポチエナにとってもそうなのでしょう。

お腹を水に近くして胃袋の中身を透かして見ると、
ポチエナが満足そうにぐにぐに動いています。

うめき声をあげながら、
赤ちゃんのような表情をしながら、
前足を、後足をバタバタさせ……
股からまた白いものを吐き出すと
彼は電池が切れたように急に眠ってしまいました。

おやすみ。

自分も、未来のたまごも。
メンテ
7 お腹の中を透かして見ると ( No.7 )
日時: 2016/05/11 21:14
名前: ヤーデ


次の朝も気持ちの良い目覚めでした。

優しい木漏れ日が、
さわやかなせせらぎの音が、
きれいな森の緑が、
いっせいに身重になった私を祝福しているようでした。

すがすがしい!

でも、私には気になることがありました。
私はたまごを産もうとするのは初めて。
ポケモンがたまごを産もうとするとき、お腹の中で何が起こっているのか見たことも感じたこともありません。

でも、私はシャワーズ。
お腹の中を透かして見ることができます。
日ごとにお腹を観察してみることにしました。


1日目。
お腹はまだ、丸呑みした時とそう変わらない大きさです。
中のポチエナは、昨日の姿のまま眠っているように見えます。

たまごにするのに意外と時間がかかるんだね。
でも、あわてないあわてない。

ゆっくりリラックスして眠ろうとすると、
酸がポチエナを包むのが見えました。


2日目。
お腹がちょっとへこんできた気がします。
ポチエナの様子は……
だんだん溶け始めてきたようです。
ピンクの肉や血がところどころに見えています。

ちょっとグロいはずなのに……
私と一緒になって、私の血肉になって、私のたまごになって……
股間がまたじんわり濡れてきました。


3日目。
急におなかのふくらみがもとに戻ってきました。
ポチエナの様子を見ると、毛皮と骨を除いてほとんど消化されているようです。

しっかり眠ったかいがありました。
残らず消化してあげるからね……
この日できはじめた小さな小さなたまごのために。


4日目
ポチエナはもう毛皮しか残っていませんでした。
それもかなり分解され、ほとんど腸の方に行っていました。

おつかれさま。
私の中でゆっくり休んでね……
私はお腹をさすりました。

彼は暖かい私のお腹の中で、卵のなかで眠っています。
前世の体の分泌液に包まれながら。
そして、白身と黄身の部分が大きくなってきています。
彼の一部が、一部だったものが私を通じて再構成されています。


5日目
ポチエナの抜け殻がお尻から抜け出ました。
そのほとんどが毛……毛玉はあまり消化されないようです。

一方、たまごの方も殻が出来上がり、生まれる準備を終えていました。

やわらかい草の上でいきみ、あとはたまごが降りてくるのを待つだけです。

日が沈み、月が昇ってきたころ……
たまごがこの世に顔を出し、
月が高く昇るころには
たまごはするりと産まれ出ました。

おかえり!

5日間の大仕事を終えた親は、卵をしっかり大事に抱え満足そうに眠りました。
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8 そのあと ( No.8 )
日時: 2016/05/11 21:21
名前: ヤーデ

私は卵をずっと温め続けました。
来る日も、来る日も……

しかし、卵が孵ることはありませんでした。

いろいろな要因でそういうことがあるそうです。


とりあえず、卵は街でクッキーにしてもらいました。
ポチエナの形にして、こんぺいとうでデコって……

あんな出会い方だったのに、残らず血肉にしたいくらいに愛おしい……

私は、彼と出会った場所でクッキーをゆっくり味わいながら食べました。
今度は、別の形で彼が私になっていきます。


……ごちそうさま!

今度は……ちゃんと産むから。


私はあたらしい草むらを求め歩き始めました。



【おわり】
メンテ

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