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混沌の窟 |
- 日時: 2012/09/10 07:32
- 名前: ねじゅみ
- 裏でははじめましてのねじゅみです(笑)
テイルズオブデスティニーのリメイクを久々にやってましたら、そういえば美味しく頂いてくれるモンスター沢山いたなとプレイしてクリアした結果、我慢できなくなりましたw
で、話設定が
・アクアヴェイルのモリュウ嶺を目指すのに通る海底洞窟が舞台。
・捕食者は…ドゥヒヒヒ← この作品やった人か、調べた人はわかるかも。
・被食?プリプリかわいこちゃんに決まってるぜ←
・前ふり長い←
・グロというより破廉恥な方向で
という感じです。 ゆったり見てくださ!
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混沌の窟 壱 ( No.1 ) |
- 日時: 2012/09/10 07:34
- 名前: ねじゅみ
- 海水が滴る海底洞窟。
彼らは鎖国アクアヴェイルを統一せんとする猛者、ティベリウスを利用しようと企むグレバムを捕らえるため、シデン嶺の近くの海底洞窟を通り、モリュウ嶺へと向かっていた。 鎖国をしいている連合諸島アクアヴェイルは、シデン、モリュウ、トウゲンから成っている。 ティベリウスの統一は間近に迫り、海上の警備は厳しく船でのモリュウ嶺侵入は不可能に等しい。 その為手薄な海底洞窟をシデンの兵士に案内されたのだ。 最も、シデンの兵士は「助っ人が来る」という話を聞いていたらしく、自分たちでないに関わらず間違えたのだ。 まあ本当の助っ人には悪いが、向こうが間違えた訳だししょうがない。 まるで悪役台詞だがこっちにとっては都合がよかった。 そんなこんなで海底洞窟を歩いていた。 ピシャリピシャリと絶え間無く水が暗闇に滴り、冷たい空気が入り込む。 「この上って海なんだよな、崩れたら大変だ!」 長い金髪の男、スタンが滴る水を見つめ何気なく発した言葉。 しかし、 「あんたっこんなときに不謹慎なこと言わないでよっ」 短髪の黒髪の華奢な女性、ルーティが眉をしかめスタンを睨んで言った。 「私、不安になってきました…」 それにつられるように緑の髪の女性司祭、フィリアが肩を落としてため息をつく。 顔色悪そうにしているひたすらフィリアの背中を優しく置く赤髪の女性、マリー。 そして一番鋭い眼光がスタンの胸を貫いた。 切れ長な目を持つ黒髪の客員剣士、リオン。 「……!」 場の雰囲気を乱したスタンをひたすら睨み付けていた。 お前はなにをやっている、と言わんばかりに。 「ぁ……ごめん、なさい…;」 スタンは体を縮こませて、かすれそうな声で言った。
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混沌の窟 弍 ( No.2 ) |
- 日時: 2012/09/12 07:48
- 名前: ねじゅみ
- この洞窟は熱毒、麻痺にさせるモンスターが多く、熱毒耐性の宝石と麻痺を解除するフードストラップ、グラタンを頬張り進んできている。
彼らの中には不定形がおり、たまにフィリアはしかめっ面で意思を持つ剣、ソーディアン、クレメンテを両手で握り、灼熱の渦を発動。 戦闘後の爽やかなフィリアが面白かった。
奥に進んでみること数十分が経過した。 途中の空気は凍える冷たさだったが、また暖かな風が入り込んでいる。 出口が近いようだ。 しかし目の前に立ち塞がったのは二本の分かれ道。 地盤が揺れ崩れを繰り返した海底洞窟だ、このような形になっていてもおかしくない。 そしてリオンが口を開いた。 「二手に別れて出口を探すぞ」 二人と三人で別れることになり、フィリアとマリー、スタンとルーティとリオンに分かれる。 「フィリア、何かあったらクレメンテに念じろ、まあ助けられるかどうか分からないがな」 「あ、リオンさん、ありがとうございます!」 にこりと微笑むフィリアにリオンはふいっと踵を返し、 「…ふん、早く行け」 と、吐き捨てるように言って早歩きに奥へと掠れきえていった。 ややポカンと唖然していたスタンとルーティもハッとして、せっかちな彼を追う。 「では行きましょうマリーさん、よろしくお願いします」 と、柔らかな声でマリーに軽く会釈する。 「うむ。前衛は私に任せておけ♪」 細い体には似合わぬ巨大な斧を片手に、力強くしかし優しくフィリアに向けにこりと笑うと、彼女らも奥へときえていった。
分担の間も戦闘は続く。 術に弱い敵も少なくないため、フィリアが中級昌術で弱らせ、マリーが止めを指すという戦法だった。 一見単純そうだが、治癒術を扱うルーティ不在のため、もし体力を多く削ってしまったら、スタン達と合流する前にGAME OVERだ。 スタン達に心配をかけぬよう、最善を尽くしていた。 そして戦闘終了。 倒したのは六体のケイブベビーと呼ばれる、丸く手足のないからだに、その体のほとんどを占める大きな口が特徴の謎の不定形生物。 もはや原型は留めていないそれを見下し、先に進もうとしたその時だった。 突如背後におぞましい気配を感じる。 ベッタリと張り付いて離れぬそれはフィリアとマリーの歩みを止めていた。 フィリアは小刻みに震えながら、マリーの方を見る。 マリーは震えこそなかったが、まるで悟るような汗が尋常ではない。 二人の視線が合うと、ゆっくりと振り向く。 そこにはケイブベビーやケイブシャークが融合したような、恐ろしく巨大なぶよぶよの怪物がいた。 背中に無数のケイブベビーが張り付き触手のように不気味にうごめく。 腹を位置するところは口のように裂け、涎を地面に撒き散らしていた。 そして頭部といえる突起物は先が割れ、人を一呑みに出来そうな巨大な口へと変わる。 その身震いのする姿に一瞬二人は武器を抜けずにいた。
これが、海底洞窟の頂点、ケイブクイーンである。
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