ブロローグ ( No.1 ) |
- 日時: 2017/07/22 23:56
- 名前: ライラ
- ある所に小さな国があった。
その国の王様は若くして亡くなり。息子が後を継いだ。 この国の国民は皆腹を空かしていた。何故ならば、国王がかなりの独裁者だっからだ。 ここで正義感の強い一匹の雌ロコンが立ち上がった。
「もう耐えられない! 私、行ってきます!」
民衆の反対を押しきり、単身、王城へ行くロコン。 しかし、城に入る以前に警備兵に捕まった。
「貴様! 何をしている!」
「私は国王に用があって来たんです!」
「あんだってー? 俺に用があるってかー?」
警備兵とロコンの頭上から声がした。見上げるとテラスから顔だけを出しているイーブイが見えた。 彼こそがこの国を治める国王なのだ。
「面白い! 兵隊よ! 連れて参れ!」
「はっ!」
イーブイの号令にピシッと敬礼した兵士は、ロコンを抱えてイーブイの部屋に連れていった。
「ご苦労さん。後は俺だけで大丈夫だから」
イーブイは兵士に笑いかけて扉を閉めた。
「んで? 用件は?」
「あ、あの! こんな政治……止めてくれませんか?」
「政治ねぇ……。ま、止めてやらないこともないな」
「本当ですか!? ありが──」
歓喜するロコンの前に指を立てて言った。
「俺にバトルで勝てたらな」
ロコンは先手必勝のつもりで火の粉を放とうとしたが、イーブイの素早い動きで首を掴まれ、床に押し倒されてしまった。 「はい、終了。弱いね。話にならんよ。……ん!」
この時、イーブイはあることに気がついた。 ──こいつ雌だ!
「おい、明日からこの国の政治を変えてやる。但し!」
パアッとロコンの顔が明るくなるが、但し! の部分で暗くなった。
「明日の夜から俺の奴隷になるんだ。いいな?」
ロコンは迷った。このままの生活を続けるか、自分が犠牲になってみんなを助けるか……。
「分かりました。私は貴方の奴隷になります」
「よし! よく言った! じゃあ早速放送を……」
ガチャガチャと机からマイクを取り出してスイッチを入れるイーブイ。
『あー、テステス。聞こえますかー? 重大発表でーす! 明日から我が国の政治を変えまーす! ごめんよー! 親父の後継いでほったらかしだったぜー!』
イーブイは国民のブーイングをものともせずに聞き流し、スピーチをやり通した。
「ふふ……明日からよろしく頼むよ」
ポン、とロコンの肩を叩いたイーブイ。 ロコンは、明日から何をされるのかビクビクしながら家に帰った。
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一日目 ( No.2 ) |
- 日時: 2017/07/24 23:30
- 名前: ライラ
- 〜1日目〜
「こんばんは……」
真夜中、恐る恐るイーブイの城を尋ねるロコン。
「お、よく来たな。偉いぞ」
彼は城門の前で待っていた。ロコンを迎えに来ていたのだろう。
「明日の夜からは好きに入ってくれ。どうせ兵士も寝てるさ」
イーブイに招き入れられ、彼の部屋に入る。
「さぁ、今日が記念すべき奴隷一日目だな」
「はい……」
「さて、まずは……」
それからイーブイは幾つかの簡単な質問をした。 名前に身長体重、年齢を尋ねた。
「お前、メス……だよな」
「はぃ……」
「オスとメスのアソコの違い、分かるか?」
「いえ……わかりません……」
イーブイの大胆な質問に顔を赤らめて答えるロコン。
「早速見せてくれ」
「ふぇ!? な、何でですか!?」
「何でって……お前、俺の奴隷だろ?」
暫し躊躇ったロコンだが、みんなの為を思い、恥ずかしさを堪えて仰向けになり、足を開いた。
「ッ……ぅぅ……」
「ふぅん……メスのアソコって汚いって聞いたんだけどな。 結構キレイだな。ピンク色で」
自分の性器の感想を言われて余計に顔を赤くするロコン。
すり……
「きゃん! ……な、何するんですか!」
突然ワレメを触られて腰を仰け反らせるロコン。
「何って、触っただけだ。っていうか、お前、奴隷なんだから逆らうなよ!」
イーブイに言われ、押し黙ってしまうロコン。 しかし、黙ろうと頑張っても、快感で勝手に甘い声と蜜が漏れてしまう。
「ふ、んぅ……。ひゃん! っああ!」 気持ちよさに腰をくねくね捩らせていると、それを察したイーブイが少しばかり意地悪な作戦に出た。
「気持ちいいか?」
ごしごしと強く弄ると、先程よりも一層蜜が溢れる。 愛液特有の匂いが部屋に充満する。
「ほらほら、どうだどうだ?」
「き、気持ちいい、です……」
「そうかそうか。それはよかった」
言いながらワレメの間に指を差し込む。
「っ!」
初めての感触に戸惑うロコンだが、そんなの気にしないイーブイは、指を徐々に横へ広げる。
「ほら、性器を他人に見られるのは初めてだろ? すげぇヒクついてるぜ」
「は、恥ずかしいですぅ……んひゃぁッ!」
続いてイーブイは、ワレメの上にあるクリトリスに触れた。 メスの中で最も感度が高い場所だ。 そこをクリクリ指でつねったり、軽く弾いたりする。
「あぁんッ! そ、そんなところいじらないでぇッ!」
身を捩って必死に逃げようとするロコンだが、イーブイに腰を押さえられて逃げられなくなった。
「なーに逃げようとしてんだ?」
「ぁッ! は、アッ! い、イきそう……」
「何だって? もう一回言ってみな?」
「い、イキそうですぅッ!」
「ふーん。じゃあおしまい」
「え?」
パッと手を離してロコンを自由にするイーブイ。
「つ、続きは?」
「してほしいのか? 変態め」
こくりと頷くロコン。あそこまでヤったのだから最後までヤり通して欲しい。
「やだ。後は帰ってオナってな。また明日の夜遊んでやるから」
「はぃ……」
「よし、帰るぞ」
「え? 着いてくるんですか?」
ロコンは隣に寄り添ってくるイーブイを見た。
「そうだけど? だって危ないだろ? 夜の道にメス一匹って」
「そ、それは貴方のことじゃないでしょうか?」
「それに、最後の最後までお前と居たいしな」
「んうッ!?」
突然、唇を奪われたロコン。
数秒も経たないうちに舌を入れられる。
「ん……ちゅ……」
初めは驚いていたが、徐々に受け入れたロコンは、イーブイの口内に舌を入れかえした。 どれぐらいの時間が経ったかは分からないが、彼らは満足していた。
「明日も来いよな」
律儀に家まで送り、ロコンに告げたイーブイは、颯爽と城に帰っていった。
「何だろう……この気持ち……」
ロコンは、自分の胸に手を当てた。
──私は、イーブイを好きになった?
同刻──。 帰宅中のイーブイは妙な気分だった。
「何で……優しくしちゃったんだろ? 恋、か? はは、俺に限ってんなこたねえやい!」
元気よく呟いて自分を励ますイーブイ。 夜が明け始め、新しい朝が、始まる。
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二日目 ( No.3 ) |
- 日時: 2017/07/27 02:04
- 名前: ライラ
- 〜2日目〜
「おう、よく来たな」
「こんばんわ……」
イーブイ部屋をノックして開けるロコン。
「さて。今日はだな、俺は見ての通り母親に甘えた事があまり無い」
「見た目で……わかります?」
ロコンが尋ねると、彼はちょっと首を傾げて答えた。
「だろうな! ま、そんなわけでロコン、今日はベッドに寝転がってもらう」
「はぃ……」
高級そうなベッドに仰向けに横になる。
「よっと」
その隣にパフンと飛び乗るイーブイ。
「よし、始めるぞ」
イーブイが覆い被さりながら言う。ロコンは頷き、彼を受け入れる。 まずは軽いキスから始まり、やがてディープキスに移行する。
「ん……ふぅ……」
「ぅちゅ……んぅ……」
長い長いキスの後、両者の口から銀の糸を引かせながらイーブイがロコンの耳元で囁いた。
「お前、馴れるの早いな……」
「えぇ、状況に応じて生活しなくちゃ生きていけませんからね」
悪戯っぽく笑うと、イーブイの気に障ったのか、彼はちょっと不機嫌そうになった。
「奴隷がそんなこと言っていいのか?」
「あ、ごめんなさ──」
「お仕置きだな!」
嫌がるロコンの胸に顔をくっつけて、舌であるものを探す。
「あったにはあったけど……まだちっこいのな」
「い、言わないでくださぃ……」
顔を真っ赤にして恥ずかしがるロコン。
「ま、でかくてもちっこくても乳首は乳首だ。いただきますよ」
そう言って小さな乳首に吸い付くイーブイ。
「んッ!」
ぴくっ、とロコンが反応する。 それを感じ取ったイーブイは反対側の乳首を空いている右手でクリクリ触り始めた。 摘まんだり、指の腹で転がしたり……。色々弄くっていると小さかった乳首が勃った。
「んぅうう!!」
ちゅーちゅーと赤ん坊が母親から母乳を吸い取るかのように刺激するイーブイ。 いつしかロコンの両手は自分の股に伸びていた。
「ふぅ……んッ! はぁッ! ああんッ!」
淫らに喘ぎ、くちゅくちゅといやらしい水音が部屋に響く。 それに加えて仄かに甘い愛液の香りが辺り一帯に立ち込める。
「んあッ! はうぅぅ……! あッ、イクッ……イクイクイクッ! イッちゃううううッ!!」
自慰+乳首責めの効果で果てたロコンはピクピク痙攣していた。
「まだこいつには速すぎたかな?」
半分気絶しているロコンを見る。太股の間から、蜜が垂れていた。
「……綺麗にはしてやるか」
この後イーブイは、人生初の女性器を味わうのだった。
「ん……」
ペロペロと愛液でベタベタの太股を舐める。
「ひゃう!?」
妙な感触にロコンは目を覚ました。
「な、何してるんですか!?」
「あ? 綺麗にしてやってんだろ? 大人しくしてろ」
「そ、そんなこと言ったって……。さっきイって敏感になってるから……」
太股を一通り舐め終わった彼は、水漏れの原因に辿り着く。
「……いくぜ」
「待って! ま──ふああああッ!?」
ちゅぱっとマンコにかぶり付き、ペロペロ舐め回す。 未知の感覚に襲われたロコンは、シーツをギュッと握っていた。
「い、イーブイ! わ、私またイきまひゅうッ!」
「え?」
イーブイの心の準備ができる前に、ロコンは盛大に愛液を撒き散らした。
「……風呂行くぞ」
ロコンを担いで自室の備えつきのバスルームに入る。
二匹は何の抵抗も無く、仲良くお風呂に入った。
そして、イーブイは気づく。 自分が、ロコンを好きになりかけていることに。
同時にロコンも気づく。 自分がイーブイが好きだと言うことに。
中々切り出せないまま、その日の奴隷は終了し、翌日に持ち越しとなった。
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三日目 ( No.4 ) |
- 日時: 2017/08/02 01:03
- 名前: ライラ
- 〜3日目〜
「あれ……誰かいる?」
ロコンは半開きになったドアから隙間を見た。
「よし、飲んでみろ」
「ほ、本当に私が飲むのですか?」
ロコンはこっそり見ていると、どうやら部屋にはイーブイとルカリオがいるようだ。
「そうだ。これは命令だ」
「……わかりました……」
受け取ったコップに入ったジュースのようなものを、彼は渋々飲み干した。
「う……ぁ、ああッ!!」
「よし! 成功だ!」
「お、王子。この後私はどうすれば?」
「知らん。自分で処理しろ」
「そ、そんな! 実験体にしといて自分で処理ですか!? こんど犯しますよ!?」
「あ、あの〜」
とここでロコンが登場した。 驚いた表情のルカリオは、股間を隠して部屋から出ていった。
「……何だったんですか?」
彼に尋ねると、イーブイはニコッと笑って答えた。
「ただのジュースさ。お前にも作ってやろう」
「え、遠慮します」
「するな」
更ににこやかになると、色々な木の実を混ぜ合わせてジュースを作り始めた。
「モモンにクラボ、ナナシとマトマ、最後にスターとサンを〜加えたら!」
自作の歌を歌いながら混ぜる彼。 「……完成! さ、飲んでみろ」
「ッ……いただきます」
きっと、体に悪いものじゃないと自分に言い聞かせて一気に飲む。
「どうだ?」
「美味しい……です」
特に何ともない普通のジュース。
「そうか。じゃあ今日はお話しようか」
そんなわけでベッドで会話すること10分。だんだんとロコンの頭はぼやけてきた。 気を抜けば股に手が伸びている。
「おい、話の最中にオナニーするなよ!」
「へ!? あぅ、すみません……」
見られていた事に恥ずかしさと興奮を覚えるロコン。
「でも……もう我慢できません!」
ガバッとイーブイに飛びかかるロコン。 完全に予想していなかった行動に、判断が遅れたイーブイは馬乗り状態になる。
「あの……舐めてくださいね」
自分の股をイーブイの口に乗せる。 そしてロコンとイーブイは69の形になっていた。 彼女はイーブイの股間から大きな性器を取り出すと、ぐにぐに弄くった。
「んんっ! んーっ! うーっ!」
体重差があまりない彼らだと、ロコンの方が優位にたっている。 イーブイも無理矢理退かす事はできるはずだが、彼女を傷つけたくないのでどうすることもできない。 仕方なく、じゅるると溢れでる蜜を舐める。
「んぅう……気持ちいい……れすぅ……。私も、負けませんよぉ!」
ガチガチなったイーブイの性器を上下に擦る。
──ヤバい! 何て気持ちいいんだ!? 他人にやってもらうのと自分でやるのは違う!
そう感じるイーブイ。
「し、仕上げです……」
舌をワレメの奥に入れて掻き回していたイーブイの体が硬直した。
「んっ!?」
性器の先に、温かい吐息が当たったのだ。まさか、と思う間もなく、ぬちゅりと温かく湿った穴に入っていた。
「ん、ふぅ……ちゅぅ……」
見事な舌使いでイーブイの亀頭を刺激していく。 舌でつつーと亀頭を撫で上げたり、口全体で吸引したりと、誰に教わったかも分からないテクニックで着実にイーブイを絶頂にまで運んでいった。
「うぐぐ……!」
「さぁて……たっぷり出してくださいね!」
じゅぽじゅぽと頭を上下させてイーブイを落としにかかる。 耐えきれなくなったイーブイは、白い液体をロコンの口内に大量発射した。 ビュぅ──と音が聞こえる程に激しい射精をしたイーブイの目は、虚ろを見ていた。 最後の一滴まで飲み干したロコンは、イーブイ同様に力尽きて、彼の隣で眠ってしまった。
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