(1)知られざるコンテスト ( No.1 ) |
- 日時: 2016/10/08 12:10
- 名前: ヤーデ
ホウエン地方はポケモンコンテストが最も盛んな地方の1つだ。 ここでは、一般のトレーナーには知られていないコンテストもまた盛んである。
このコンテストで競うのはかっこよさでもかわいさでもない。 艶めかしさ……そう、エロスだ。
世界一艶めかしいポケモンを求めて、あるいは世界一艶めかしいポケモンになるために全世界から人が、ポケモンが集まってくる。 会場がへんぴな場所にある地下施設であるにも関わらずだ。
今日も裏の世界一を決める裏のコンテストが行われている。
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(2)開催 ( No.2 ) |
- 日時: 2016/10/08 13:18
- 名前: ヤーデ
会場の外では日が沈もうとしていた。 周りが砂漠であるため、激しい砂嵐も吹いている。
このような場所まで足を運び、さらに目立たない会場を探すことは生半可なことではない。 都市伝説や古代遺跡の一種と勘違いしている人もいる。
それでも地下施設は今日も満員だ。
他のコンテスト会場とは違い、高い入場料が第二の関門となっているがそれを問題とする人間はほとんどいない。
人もポケモンも生き物、艶めかしさを求める業からは逃れられないのだろう。
「レディースエーンジェントルメーン!今日は砂嵐が厳しい中お越しいただきありがとうございます」
「間もなく第3回マスターランク 女子の部がはじまります!」
ミナモシティの会場よりずっと煌びやかな会場で、黒服に身を包んだ司会が声を上げた。
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(3)アピール合戦 ( No.3 ) |
- 日時: 2016/10/08 17:25
- 名前: ヤーデ
女子の部とは、♀のポケモンがその艶めかしさを競うものである。 その中でもマスターランクは最上級のもの……オリンピックで言えばメダル争奪戦のようなものだ。 世界でもごく一部のポケモンしかその舞台に上ることはできない。 観客の盛り上がりも最高潮だ。
ほどなくして、エントリーした4匹のポケモンが舞台に登場した。
ニャオニクス、キュウコン、キルリア、シャワーズ……
どのポケモンも抜群の容姿をしており、外見勝負のお披露目ではほとんど勝負がつかない。 勝負はセックスアピールに委ねられた。
このレベルのタイトルになると、どのポケモンも個性的で相当なレベルのアピールをするという。 果たして、どのようなアピールが繰り出されるのか……
はじめにアピールを繰り出したのはニャオニクスだった。 ニャオニクスはメス猫らしくやわらかい身体をくねらせセックスアピールを繰り出す! そこへ、キュウコンが乱入! 九尾もあるしっぽでニャオニクスを捕まえると、ニャオニクスの局部をぺろりとなめる!
セックスアピール合戦でも、通常のアピール同様他のポケモンへの干渉が認められている。 さらに特別ルールとして、イって果てたポケモンは以後のアピールに参加できなくなる(アピールする体力も残っていないだろうが)。
アピールでは観客や審査員の心を掴むのはもちろん、他のポケモンをイカせることも立派な戦略になるのだ。
キュウコンになすがままにされるニャオニクス。 両者の行動に観客の興奮は最高潮だ。
そして乱れる2匹の後ろにはキルリアがいた。
舞台の最も目立たない場所にいたシャワーズは、キルリアが2匹をサイコパワーで操っているかもしれないと考えた。
キュウコンがニャオニクスをイカせ、その反動かサイコパワーでキュウコンもイカせる……すると、キルリアが漁夫の利を得られる、と。
ニャオニクスとキュウコンはしばらく格闘した末、案の定両者とも果ててしまった。 思わぬ展開に会場が一気に沸く。
ほくそ笑むキルリア。 おそらくシャワーズとのアピール合戦で負ける気は全くないのだろう、舞台がまるで自分だけのものかのようにアピールを始めた。
まるでうつくしさコンテストのマスターランク会場かのようなダンスに観客は釘付け、シャワーズはほとんど忘れられてしまったかのようだ。
しかし、シャワーズは全く諦めていない。 できるだけ気配を殺すという舞台ではあり得ない行動を取りながらキルリアの隙を待った。
そして、シャワーズにもチャンスが来た―
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Re: 【vore】私は丸呑み女王!【unbirth】 ( No.4 ) |
- 日時: 2016/10/08 19:29
- 名前: カミュ
- おぉ…面白い設定 ネタですね…
この発想はなかった…なるほど…
こうなると男の子部門も気になってしまうところ… vore関連はcockになるのかな
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Re: 【vore】私は丸呑み女王!【unbirth】 ( No.5 ) |
- 日時: 2016/10/08 21:34
- 名前: ヤーデ
レスありがとうございます。
もちろん男の子部門もあり、cockvoreができる子もいます。 簡単にできる技ではないため舞台で繰り出されるとコンテストは大盛り上がり!そのまま優勝が決まってしまうことすらあります。
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(4)舞台の捕食者 ( No.6 ) |
- 日時: 2016/10/08 22:04
- 名前: ヤーデ
一通り踊り終わったキルリアは、 観客に自分の大事なところをチラチラと見せつけながら舞台中をクルクルと回った。
勝負の行方は誰の目にも明らかだった。
ところが突然、シャワーズの逆襲が始まった。 油断しきっているキルリアの頭に突然かぶりついたのだ!
栄光の舞台が一転、急に視界を遮られたキルリアはあわててシャワーズを振りほどこうとする。 しかし、シャワーズは「のみこむ」と「はきだす」だけでこの世界の階段を駆け上がってきた強者。 この程度の抵抗は全く問題にならなかった。
シャワーズは玉のようなキルリアの頭を口に含み、ごくんと良い音を立てて嚥下した。 シャワーズののどがきれいな玉状にふくらみ、それがお腹の方に少しずつ移動してゆく。
盛り上がっていた観客は急に静かになり、シャワーズがキルリアを呑み込む様子をじっと見ていた。 舞台の主役が一転、シャワーズに変わったのだ。 ここは弱肉強食の世界ではあるが、文字通り相手を丸呑みにできる子はあまりいない。 会場の誰もが静かに、キルリアの頭が、体が、足がシャワーズの中に入っていくのをただただ見守っていた。
そして、キルリアの足がシャワーズの口の中におさまり、 シャワーズはとても気持ち良さそうにそれを呑み込むと、 空っぽになった口を大きく開けて観客に見せつけた。 キルリアは完全にシャワーズの中に納まってしまったのだ。
シャワーズののどとお腹がぐにぐに動いているが、 抵抗むなしく中のキルリアは胃袋に送られていく。 そして……あっという間にキルリアの全身は胃袋に納まった。 お腹がキルリアの頭や足の形に歪むが、シャワーズはそれを全く気にしていない。
それどころか仰向けになり、活発に動くお腹を観客に見せつけている。 舞台にたった一匹のポケモン、シャワーズをピンク色のライトが照らす。
ぷっくり膨れたお腹に満足そうな表情を浮かべ、 股を大きく開きお腹に隠れてしまいそうなすじを観客の方へ向けると、 シャワーズは興奮した様子でオナニーを始めた。
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Re: 【vore】私は丸呑み女王!【unbirth】 ( No.7 ) |
- 日時: 2016/10/08 22:19
- 名前: カミュ
- おぉー…
そうなると 男の子部門もみてみたいかな…?w
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Re: 【vore】私は丸呑み女王!【unbirth】 ( No.8 ) |
- 日時: 2016/10/08 22:52
- 名前: ヤーデ
男の子部門もこの後書くかもしれないです。 こちらもまた激しいバトルになることでしょう…… 気長にお待ちください。
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(5)消化(843文字) ( No.9 ) |
- 日時: 2016/10/08 22:52
- 名前: ヤーデ
誰の計らいだろうか、舞台のシャワーズにマイクが渡された。 しかし、シャワーズはマイクを持つ余裕が無い。 マイクはシャワーズのすじの前に落ちた。
すると……どういうことだろう。 シャワーズのオナニーの音と共に肉と肉がこすれ合うような音、何かが溶けるような音が会場に響き渡った。 シャワーズのお腹の中で起きていることがよくわかる音だ。
キルリアのトレーナーはひどく慌てているがどうしようもない。 通常のコンテスト同様、トレーナーはポケモンたちに干渉することはできない決まりになっているからだ。
やがてシャワーズのお腹の動きがゆっくりになり……全く動かなくなった。 中のキルリアがどうなったかは想像するしかないが、 お腹の膨らみがどんどん丸くなり、また小さくなっている状況を見るに、 まあ、そういうことなのだろう。
通常ではあり得ない速度でキルリアを消化しながら、 シャワーズは余裕の表情で一人遊びを続けている。 それはキルリアがシャワーズの中でではなく舞台で踊っていたときのそれとよく似ていた。
シャワーズがお腹のキルリアを吸収し終わるころには コンテストの残り時間はあと30分ほどになっていた。 通常のコンテストであれば早ければ結果発表、遅くとも最後の接戦に入っている頃である。
だが、このコンテストに最後の接戦などない。 ただ、シャワーズによる捕食があるだけだ。
シャワーズは舞台のすみっこで果てていたキュウコンとニャオニクスに目を付けた。 キルリアだけでなく、彼女たちもまた呑み込む気らしい。
シャワーズは二匹に近寄り、舞台の前方の方へとくわえ運ぶと、 まずはキュウコンのあたまにかぶりついた!
加えて、ニャオニクスの頭をシャワーズの大事なところへとぐにゅりと押し込む。
これは…… シャワーズは2匹いっぺんに丸呑みする気なのだろう。 サービス精神も旺盛で呑み込まれるポケモンが良く見えるような角度に調整している。
もしシャワーズがvoreとunbirthを同時に成功させ、一気に二匹呑み込んだなら 未だかつて誰もなしとげたことのない快挙だ!
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(6)vore & unbirth ( No.10 ) |
- 日時: 2016/10/09 20:47
- 名前: ヤーデ
シャワーズは前足を使い、ニャオニクスをぐにゅりと中に押し込んだ。 同時にキュウコンの頭を気持ちのいい音を立てながら丸呑みにし、自分と同じくらいの大きさのキュウコンの体もするりと苦もなく呑み込んでいった。
シャワーズのお腹がシャワーズ自身より大きく膨らみ、ニャオニクスの頭の形に、キュウコンの前足、後ろ足の形に歪む。
2匹同時に呑み込んでもまだまだ足りないという顔でお腹をさすると、シャワーズはキュウコンのしっぽとニャオニクスのしっぽを、それぞれ同時にお腹の中に収めた。
シャワーズのお腹からグルグルと消化器が活発に動く音と、肉が溶ける音が同時に聞こえた。キュウコンは消化されているとして、ニャオニクスは一体どうなっているのだろうか。
ともあれ、この時点で勝負は完全に決まった。 シャワーズの優勝である。 同時に、彼女は丸呑みだけで優勝を掴んだ初のポケモンとなった。
優勝者にはリボンやトロフィーが贈られるのだが、恐ろしいことにそれらの進呈が終わるころにはシャワーズのお腹は元の大きさに戻っていた。
彼女は最後に観客に背を向け、しっぽを上げるとライバルたちから吸収した水分をぶちまけ、お尻の穴からは元々ライバルだったものを吐き出した。
観客からはいろんな声があがる。
シャワーズの満足げな表情の先には、溶けかけた布の残骸、鮮やかな色を残したリボン、小骨、黄金色の毛皮が見て取れた。
しかし、彼女のショーはまだ終わらない。
彼女は股を開き、観客にそれを向けると力を入れ…… 大きな卵を3つ、産み落とした。
彼女が今までそうしてきたように、 今回のコンテストでもまた、舞台の上には彼女と捕食の結果しか残らなかった。
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おまけ ( No.11 ) |
- 日時: 2016/10/23 19:41
- 名前: ヤーデ
- ここから下は、男子の部のおはなしです。
本編で出てきたシャワーズちゃんは観客として会場にいます。
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おまけ(1) エクストラゲーム ( No.12 ) |
- 日時: 2016/10/24 00:54
- 名前: ヤーデ
裏コンテスト会場――
時計は11時を指している。 良い子はとっくに寝ている時間だ。 しかし裏コンテスト会場は眠らない。
これから「エクストラゲーム」が始まるのだから。
エクストラゲームを観戦するためにシャワーズは観客席に座っていた。 もちろん大好きなトレーナーさんも一緒だ。
シャワーズはワクワクしていた。
その日最後の、最も自由で、最も盛り上がる試合。 特別なルールが設けられ、思いもよらないバトルが繰り広げられる試合。 他のコンテスト会場では決して開催されることのない試合。 真の実力者を決める、裏コンテスト会場の裏の試合。
エクストラゲームについてはいろいろと聞いてきたが、生のエクストラゲームを見るのははじめてだ。 シャワーズは受付でもらったパンフレットを手に開催を待った。
午後11時11分。 会場が静かになり、ブザーが鳴った。 会場が急に暗くなる。 開催の時間が来たのだ。
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おまけ(2) 第一回投票 ( No.13 ) |
- 日時: 2016/10/27 01:28
- 名前: ヤーデ
黒い服を来た司会がステージに上がった。 「レディースエンドジェントルメン、大変お待たせいたしました。これより本日最後のラウンド、エクストラゲームをはじめます」
真っ赤な幕が上がり、 ステージが青と白のライトで照らされた。
ステージにいるのは…… 黒いタキシードを着たカイリューと色違いのブラッキー。 どちらもオスだ。
2匹の影がステージに映え、観客たちは歓声を上げた。
カイリューの方は余裕たっぷりな王者の風格を、ブラッキーの方はまるで黒猫のような妖しさをそれぞれ醸し出していた。
シャワーズはブラッキーの方に親近感を覚えたが、正統派イケメン……いやイケポケのカイリューにも惹かれていた。 しかし投票権のある観客として、最終的にはどちらかを選ばなくてはならない。 シャワーズは好きな子のためにチケットを何枚も買い、ポケモンを何匹も持ち込んでくる人の気持ちが分かった気がした。 ……ところで、この2匹は何で勝負するんだろう?
その疑問の答えはすぐに分かった。 「今夜はcockvoreでマスターランクを制したオトコたちによる一騎打ちです!!!」
そう、cockvore。 オトコのだいじなモノで丸呑みする技。 できるポケモンはかなり少ないのに、今回はそれでマスターランクを制した王者同士の一騎打ちだという。
「さらに今回は特別なルールを加えさせていただきます!ですがその前に……第一回の投票です!!!2匹のうち、より王者に相応しいポケモンに投票してください!」
シャワーズの手元のボタンが光った。 カイリュー推しなら赤のボタンを、ブラッキー推しなら緑のボタンを押すらしい。 きっとこれは普通のコンテストでの「おひろめ審査」にあたるものなのだろう。
シャワーズは悩んだ。 悩みに悩んだが……結局、親近感が勝りブラッキーに投票することにした。
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おまけ(3) 動議 ( No.14 ) |
- 日時: 2016/10/29 05:23
- 名前: ヤーデ
- 第一回投票が終わり結果が出たようだ。
派手なジングルが流れ、照明がくるくる光った。
観客たちが固唾を飲んで見守る中、黒服の司会がもったいぶりながら結果発表を行った。 「第一回投票の結果は……」
「カイリュー側は―― 587票ーッ!」 カイリュー推しらしき観客が一斉に声を上げた。 とうの本人……いや本ポケは優越感に満ちた表情を見せていた。
「続いて…… ブラッキー側は―― 562票ーッ!」 カイリューの時と負けないくらいの声援が会場を覆った。 鳴き声を力いっぱい上げたシャワーズは、自分の声が周りの歓声と一体化していくような、何とも不思議な感覚を味わった。
「現時点では勝負はほぼ互角ですが――!」
「勝負はこれからでーす!!!」
司会も力いっぱい声を上げた後、カイリューとブラッキーの前に色々なものが運ばれてきた。
数字を表示するパネルと大きな重量計が2台、 競技用の大きな時計が1台、 それから中から何かの鳴き声が聞こえる段ボール箱が2箱……
きっと段ボール箱の中身を貪欲な肉棒で丸呑みにするに違いない。 シャワーズがそう考えていると、スタッフが段ボール箱を開けた。中身は……ポケモンだ。
ポチエナ、ジグザグマ、サンドなど…… 普通であれば、肉棒で呑み込める大きさのものではない。 しかし、彼らなら難なくそれをやるだろう。
司会は準備が整ったのを見届けてから言った。 「それではお待ちかねのルールを説明します!!!」
「今回の勝負は――ハラペコなムスコたちによる大食い大会です!!!」
「15分の制限時間内に呑み込んだ獲物の重量を競います!!!」
「しかし、ただの大食い大会ではありません!これに特別ルールが加わります!!!」
順当に考えれば、体の大きいカイリューの方がずっと有利だろう。 だが、この特別ルール次第では状況が大きく変わるかもしれない。 シャワーズは祈るような気持ちで耳を傾けた。
「気になるその内容は…… ジャン! "動議"です!!!」
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おまけ(4) 投票合戦 ( No.15 ) |
- 日時: 2016/10/30 00:47
- 名前: ヤーデ
- 動議……?
シャワーズには聞いたことが無い言葉だった。
「ルールを説明しましょう!」
司会が元気良く声を張り上げると、舞台に巨大なモニターが運ばれてきた。
「このモニターに、2つの選択肢と決定条件が表示されます!」
「観客の皆さんは良いと思う方に投票して、試合を動かしてください!」
うーん……少し、難しい。 悩んでいる観客のポケモンは他にもいるように見えた。 しかし、司会にとってそれは想定済みだったようで……
「ちょっと難しい話になったので、少し練習してみましょう!」
司会はモニターに注目するよう促した。
モニターの内容は……
赤:ステージの照明色をピンクにする 緑:ステージの照明色を水色にする 条件:先に300票に達した方を採用する
これを見て、シャワーズは座席のボタンを使った投票合戦なのではないかと直感した。 そして、それは正解だった。
「お手元の赤と緑のボタンで良いと思う方の選択肢を選んでください!回答は1回の動議につき1回のみ!一度ボタンを押すとキャンセルできないのでご注意を!」
「なお……この動議では先に300票を得た選択肢が採用されます!つまり、早く回答した方が自分の意見が通りやすくなります!」
観客たちはルールを理解したのか、次々とボタンを押しはじめた。 シャワーズも慌てて緑のボタンに手を伸ばす。
しかし、あっという間に赤の選択肢が300票を達成してしまった。 ステージが明るいピンク色に染まる。
「みなさん、ご協力ありがとうございます!今回は赤の選択肢に決定しました!」
「こうして、このラウンドは参加者と観客で作る、究極のゲームとなります!あなたの推しの子が勝てるように……」
「観客の皆様は知力を最大限に振り絞ってください!!!」
観客たちは大いに盛り上がった。 観客も、ひいきの子の勝利に貢献できるのだ!
「さて、次の動議からが本番です……」
「勝負は平等、公平なものであるべきです!そこで、開始前にハンデキャップを設けたいと思います」
司会が怪しい笑みを浮かべながら宣言した。 同時にシャワーズは思った。ブラッキーにハンデをあげなきゃ不公平じゃない?と。
モニターに新しい"動議"が映された。
赤:カイリューにハンデとしてスイカを呑ませる 緑:ブラッキーにハンデとしてスイカを呑ませる 条件:120秒後に得票数の多かった方、 または100票差が出た時点で得票数の少なかった方を採用する
モニターを読みシャワーズは即座に赤のボタンに手を伸ばした。 しかし、我に返りためらった。
……考えなきゃ!!!
周りの観客を見ると、思わず赤のボタンを押した者がちらほらいるようだ。 しかし、差が開きすぎると得票数の少ない方が採用されてしまう……!!!
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(5) 大混乱 ( No.16 ) |
- 日時: 2016/10/31 23:56
- 名前: ヤーデ
シャワーズは考えた。 思わず赤のボタンを押した観客がいるってことは、 投票数はまず赤の方が多くなるはず。
でも、あまりに多くの人がそう考えちゃうと100票差が開き、緑の方が採用されてしまう。
だったら、緑のボタンを押した方がいいんじゃないか――と。
シャワーズは周りの観客に赤派が多いことを確認してから緑のボタンを押した。
そして――
「投票の結果、赤492票、緑401票!」 「赤の選択肢が採用されました!!!」
司会は叫んだ。
シャワーズも叫んだ。
シャワーズは読み合いに勝ったのだ。
さっそくカイリューの元へスイカが運ばれてきた。 あまり大きなものではないが、まんまるで丸呑みするのは難しそうだ。
「それではカイリュー君にはスイカをプレゼント―!!!」
司会がハンデの執行を宣言した。
カイリューにライトが当たる。
観客席からはカイリューを応援する声が上がり、 カイリューは余裕な表情で……
肉棒を取り出した。
ピンク色で健康的なそれは、ぴくん、ぴくんと動いているのが分かる。 そしてどんどん膨らんで大きくなってきているのも……
シャワーズはブラッキー派だが、気になって思わず目を凝らしてしまった。
女の子と違い男の子は細い尿道から丸呑みしなきゃいけないのに、どうしてあんなに余裕な表情なんだろう……?
その答えはすぐに分かった。 カイリューがふくらむ肉棒をなでながら身体に力を入れると、それはなんとカイリュー自身と同じくらいの大きさになった。
ただでさえ巨体のカイリューが巨根を抱えている姿はまさに圧巻だ。
そして……
ピンクの大ヘビのようなそれは、先っぽからねとねとする液体を滴らせながら食事をはじめた。
鈴口が開きスイカをとらえ、グイッ、ズププ……と音を立てながら呑み込んでいく。
呑み込まれたスイカはピンクの大ヘビにまん丸のふくらみを作り、のどをするりと下って…… カイリューの玉袋にズプンッ!と収まった。
しかし、カイリューのショーはこれだけでは終わらない。 スイカが入っているだろう方の玉をなでてやると、玉袋はどんどん小さくなっていった。 スイカは吸収され、あっという間に精子になってしまったのだろう。
そしてカイリューの大ヘビが観客の方へ向き直った。
……カイリューも、観客も、司会も、 これから起こるであろうことを理解していた。
大ヘビからは白い噴水が上がり、 もともとスイカであったものの一部は観客席にも直撃した。 濡れるのを避けようと逃げる人がいれば、被害現場へと急ぐメスポケもいる。 観客席は大混乱だ!
しかしこれはエクストラゲーム。 こんなものなどまだ序の口である。
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おまけ(6) 本番 ( No.17 ) |
- 日時: 2016/11/10 03:07
- 名前: ヤーデ
「思わぬファンサービスがありましたが……本番はこれからです!!!ブラッキー君は準備をしてください!」
会場が大騒ぎな中、司会が叫んだ。 焦る様子は全く見られない。 この程度のことは良くあることなのだろうか。
ともかく、ひいきしているブラッキーが準備をはじめたので、シャワーズは彼を見守ることにした。
ブラッキーはやわらかい体を生かし、彼のだいじなものをぺろぺろとなめた。 それに呼応するように大事なものはどんどん大きくなっていき……ついにはカイリューのそれと同じくらいの大きさに成長した。
ブラッキーの体格からするともはや黒い方が本体なのか、ピンクの方が本体なのかわからない。 ブラッキーは必死にピンクの大ヘビを前足で固定しようとするものの、その重さのためかふらふらしている。 シャワーズは見ているだけだが、なんだかハラハラしてきた。
「それでは本番を始めましょう!タイマーセット!カウントダウン!3……2……1……スタート!!!」
競技用の時計が動き出した。
15分の闘いがはじまった。
2匹の大ヘビたちは、まるで生きているかのようにポケモンを貪りはじめた。
まずはカイリューの大ヘビが鈴口を開けてポチエナにかぶりつく。 顔にかぶりつかれたポチエナは暴れるものの、逃れることはできない。 そのまま、ぴくん、ぴくんと動く大ヘビにずるりと呑まれていってしまった。 呑まれたポチエナは大ヘビののどをぷっくりふくらませながらカイリューの股を通り、最後には玉袋をポチエナ分だけふくらませた。
一方ブラッキーのそれも負けてはいない。 完全に本体を振り回しながらジグザグマの頭にかぶりつき、一気に丸呑みにした。 じゅぷん!と豪快な音を立て、ブラッキーの玉袋がぷっくり膨れた。
もちろん、ムスコたちはこれくらいではお腹いっぱいにはならない。 ポケモンたちを次々と呑み込んでいき…… たった3分で両者の玉袋は直径1m程度にまで成長した。 それらはぐにぐに動いているが、おとなしくなるのも時間の問題だろう。
シャワーズはなんだかヘンな気持ちになってきた。 ……あのヘビ、丸呑みにしたい!
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おまけ(7) シャワーズの欲望 ( No.18 ) |
- 日時: 2016/12/25 23:16
- 名前: ヤーデ
会場ではまた動議がはじまった。
しかし、シャワーズにそれを気にする余裕はなかった。 しっぽで無意識に赤のボタンを押していたことにもまた、気が付かなかった。
シャワーズが考えていたことは…… "あれ"をどうしたら丸呑みにできるか? ということ。
シャワーズは早速動き出した。 彼らが勝利するにせよ、敗北するにせよ、 コンテスト後に行きつく場所は決まっている。
そこで……
丸呑み王は、丸呑み女王のお腹におさまる。
シャワーズは食欲と性欲が複雑に融合した、 なんとも不思議な欲望にかられながら、 観客席を駆け抜けた。
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Re: 【vore】私は丸呑み女王!【unbirth】 + おまけ ( No.19 ) |
- 日時: 2016/12/26 16:25
- 名前: カミュ
- シャワーズちゃんの特性は
無限の捕欲かな…?
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Re: 【vore】私は丸呑み女王!【unbirth】 + おまけ ( No.20 ) |
- 日時: 2017/08/02 05:12
- 名前: ヤーデ
- 我らがシャワーズちゃんのお腹は宇宙なのです……!
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おまけ(8) 勝負の行方 ( No.21 ) |
- 日時: 2017/08/02 05:38
- 名前: ヤーデ
男同士の闘いはカイリューが優勢になりつつあった。 いくらハンデキャップを呑み込んだといっても、カイリューとブラッキーでは体格が違い過ぎる。
シャワーズからもカイリューの余裕な表情が見えた。 一方、ブラッキーはポケモンたちをたっぷり呑み込んでゴプン、ゴプンと音を立てているふぐりで隠れてしまっていた。
シャワーズは何かが無意識的に濡れるのを感じた。 獲物をたくさん呑み込んでぷっくり膨らんだお腹もいいけれど、ふぐりの中で呑み込まれた獲物と中の液体が混ざりあってもごもごしている様子もいい……
シャワーズは最前列近くにたどり着いた。 直後、上から白い雨が降った。 これは……ブラッキーのものだ。 呑んだポケモンの数はカイリューの方が多いものの、ブラッキーの方が消化が早いようだ。
シャワーズは勝負の行方を見守った。 中盤にもなるとカイリューとブラッキーの成績がならび、勝敗が分からなくなってきた。
シャワーズは準備万端だった。 水に近い組成の体はよく伸び、たっぷりとふくれたカイリューでもブラッキーでも呑み込むことができる。
でも、どうせなら……
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おまけ(9) 丸呑み王呑まれる ( No.22 ) |
- 日時: 2017/08/02 05:56
- 名前: ヤーデ
- 結局、丸呑み王はブラッキーに決まった。
途中動議が何回かあったが内容はよく覚えていない。
会場の興奮が落ち着き始めたころを見計らい、シャワーズは舞台に上がった。 そして……
ブラッキーのふくれたピンクのヘビの上に馬乗りになった!
ブラッキーは驚いた様子でシャワーズを見た。 そして、ヘビは勝手にドクン、ドクンと大きく動き始めた! 同時に、観客が再び声をあげた! 何匹かのメスポケは舞台に上がろうと駆け出した!
そして、こうなると誰もシャワーズを止められない! シャワーズの下の口はまずヘビが自分に送り込む、つい十数分前までポケモンだったものをリズミカルに呑み込んだ!
お腹がドプンとふくれ、シャワーズは気持ち良さそうな声を上げた!
でも、まだ足りない…… ぜんぶ、お腹に収めないと!!!
ヘビに乗っていたシャワーズの口ががっぱりと開いた! それはヘビをあっという間に呑み込み、ヘビはシャワーズのお腹をシャワーズ自身の何倍にも膨れさせた!
丸呑み王になった自分自身が呑み込まれていることを理解し、ブラッキーはあわてふためいた! しかし、もう遅い。
シャワーズは小さなブラッキーの本体を下の口に押し込み、ズルリと呑み込んでしまった!
ドプン、ゴプン…… ブラッキーの収まったお腹は最初はとがった形をしていたが、次第に丸くなり、数分後には水まんじゅうのようにおさまりの良い形になった。
お腹はまだシャワーズよりずっと大きいが、中から聞こえる音がこの状況が長く続かないことを示していた。 シャワーズの体は血の多くを内臓に集め、ブラッキーを、そして呑み込まれたポケモンたちをスムーズに吸収していった。
頭に血がいかなくなったからかシャワーズは眠ってしまったが、シャワーズの体は忙しく働いていた。 多くのポケモンたちと1つになり、本来ポケモン1匹では処理しきれないほどの栄養を吸収したシャワーズの体はものの20分ほどで、カイリューのふくらんだ玉ほどの大きさのタマゴを作り、そしてぬるりと産み出した。
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おまけ(10) そしてシャワーズしかいなくなった ( No.23 ) |
- 日時: 2017/08/02 06:11
- 名前: ヤーデ
自分よりも大きなタマゴを産んで元の体型に戻ったシャワーズは、今度はカイリューの方に向かっていった。
カイリューは、そして観客はこれから何が起こるのかよく分かっていた。 しかし、カイリューは抵抗しなかった。
シャワーズは今度は上の口を大きく開け、カイリューを頭から呑み込んだ。 シャワーズの柔軟性のある体がまるでビニール袋のように薄くやわらかく広がり、今まさに呑まれているカイリューの体が、食道の中のカイリューの頭が観客からもはっきりと見えた。
そして…… カイリューはあっという間に胃袋に丸く収まった。 しぼみつつあるヘビは胃袋でも白い液体を吐き出している。 しかし、シャワーズの胃袋は黄色い液体を分泌し始めた。
観客の見守る中、カイリューはあっという間にタマゴになってしまった。
シャワーズにとろとろに溶かされ腸で超スピードで吸収されたカイリューは、大きく膨らみ中が透けて見える子宮でこれまた大きなたまごとして再構成され、ブラッキーと同じようにぬるりと生み出された。
ステージ上にはシャワーズと、2つのタマゴのみが残った。
その後、2つのタマゴに関する動議があったようだがシャワーズにとってはどうでも良かった。 シャワーズのお腹は、もっと呑みがいのあるポケモンを必要としていた。 シャワーズのお腹はこの界隈では手に負えないのかもしれない。
―おまけ 完―
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スーパーコピーブランド専門店 ( No.24 ) |
- 日時: 2019/05/16 19:59
- 名前: スーパーコピーブランド専門店 <kgklebckn@ezwen.ne.jp>
- コピー優良店
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