Re: 猫さんは吸血鬼 ( No.1 ) |
- 日時: 2016/07/03 18:14
- 名前: 猫缶
ある一軒の屋敷に「吸血鬼」がいるという噂があった。
その屋敷には、普段絶対に人は寄り付かない。
屋敷の中に本当に「吸血鬼」がいるのかも、分らない。
そんな謎に包まれた屋敷は、今もひっそりと森の奥に鎮座していた…。
ある日のことである、昼でも薄暗く、光が差さないその森に、一匹のカラカラが迷い込んだ。
「怖いな…何かでそう」
怯えながらも出口を探すカラカラの目は、不安に満ちていた。
早く抜け出したいがために、急ぎ足になる。
しかし、落ち着いて道を探さなくては…。
「あれ、ここどこ?」
しばらくさまよっているうちに、どこか知らない場所についてしまう。
あたりはさっきより薄暗く、不気味だ。
「あれ、道を間違えたかな…」
あたりを見回してみても、なにも変化がない。
「仕方ないか…」
そういい、先へと進んでいく。
しばらく進むと開けた場所に出た。
その開けたところの奥には、あの噂の屋敷が…。
「う…」
彼は、急いで帰ろうとするが…。
(せっかくここまで来たんだから、行ってみようかな…)
と、屋敷に近づいていくのだった。
なぜか恐怖心は消えていた。
ギィィ…。
古ぼけた扉はあっさりと開いた。
中はかなり薄汚れ、埃があちこちに溜まっている。
人の気配はなく、一切の人の来訪はなかったようだ。
「人が来ないのもうなずけるね…」
埃っぽい屋敷の中を進んでいく。
すっ…。
何かが通り過ぎた気がするが、気のせいだろうか。
振り向いてみても、なにもいないし…。
「気のせいかな…?」
おかしいな、と思いつつ、先に進む。
赤いカーペットの敷かれた階段を進んでいくと…。
「ようこそ、よくここまでおびえずに来たわね?」
「え…」
そこには、目を赤く染めたレパルダスがいた。
「え、あの、その…」
「怖がらなくてもいいのよ…?」
彼女は、カラカラにゆっくりと近づいていく。
そのまま、カラカラの目の前までくる。
「ん、おいしそう…」
徐に、レパルダスはカラカラの首に咬みつく。
「あぐっ!?」
かなりの痛みで、思わず抵抗してしまう。
「大丈夫よ…んっ」
ゆっくりと血を吸い始める。
カラカラはただ身をゆだねることしかできず、抵抗しても逃げられそうにない。
「血を吸われる感覚」というものは、こんなものなのか…と思わず思ってしまう。
「う、ぐぅ…」
少しづつ、だらんとしてくる。
ぼーっとしたカラカラは抵抗を忘れ、ただ血を吸い尽くされるのみ。
「…ぅ」
そして、ほとんど吸われてしまうと、やっと解放してもらえた。
「はぁ、はぁ…」
「疲れちゃった?」
「は、はい…え?」
なぜか「はい」と答えてしまう。
「どうしたの?」
「い、いえ、何でもありません。ご主人様…」
思わず、そう答えてしまう。
「ふふっ、それならよかった♪」
「……」
「さて、私のお腹のなかで休んだら?」
カラカラの疲れた様子を見てなのか、そう提案する。
「では、休ませていただきます」
もうすっかり、レパルダスのものになってしまったカラカラ。
進んで、お腹に入ろうとする。
「じゃあ、いただきます♪」
はむっ。
「んむっ…」
頭を咥え込まれても、抵抗一つしない。
そのまま、楽々体を口内へと押し込まれてしまう。
「じゃあ、そろそろ呑み込むわね♪」
「はい、お願いします」
ごくんっ!
カラカラの体は大きな膨らみと化し、お腹に呑み込まれていく。
「ふぅ、ごちそうさま」
お腹に閉じ込められてしまったカラカラは、すぐに安らかな寝息を立て始めた…。
しばらくしたのち、カラカラは吐き出された。
「ぅ…」
重い体を立ち上がらせ、あたりを見渡す。
「…」
「あら、起きた?」
そこには、さっきも見たレパルダスの姿。
「は、はい」
目をゆっくりこする。
「次は、さっよりも激しいよ♪」
「それは、どういうことでしょうか」
「ふふっ、そう硬くならないの…」
「は、はぁ」
彼女はそういうと、いきなり彼の股を探り始める。
「な、なにを…?」
「ふふっ、心配しないで…」
ぺろっ…。
「んっ!?」
敏感に反応してしまう。
そこはやはり、男のだからなのだろう。
「ふふっ、かわいい…」
「やめてください、ご主人様」
べろん…。
「っ…」
体は正直だ。
カラカラのあれが、姿を現した。
そのびくびくと存在を主張するあれは、しっかりと立ち上がっている。
「さあて、行こうか…」
ずぶっ
「〜っ!」
彼は思わず顔をあからめる。
「んっ、いいわね…」
じゅぶじゅぶと腰を振り始める彼女。
今の私は吸血鬼じゃないのよ、と言いたげな顔をしている。
いきなり強く腰をふられたために、カラカラのほうが付いていけないでいる。
「あ、あっ、ご主人様…」
何とか声を出せたとしても、この程度のことしか言えない。
「出したければ何時でも来なさい」
彼女はかなり、慣れているようだ。
「駄目です、ご主人様を汚すなど…あっ」
「そんなことどうでもいいでしょ!」
怒鳴られてしまった。
「し、しかし…くあっ」
そろそろ限界が来たようだ、顔が紅潮していく。
「さあ、来なさいっ!」
「んんっ!」
膣からあふれ出てしまいそうなほど、射精をしてしまう。
ただでさえつかれているのに、さらにどっと疲れてしまった。
「あ、ぁ…」
彼は、とても罪悪感を感じたような顔をしている。
「…すみません、ご主人様。」
一言謝ると、ばたりと気絶してしまった…。
|
猫さんは吸血鬼 【エロ】 【unbirth】 【吸血】 2 ( No.2 ) |
- 日時: 2016/07/03 19:12
- 名前: 猫缶
- 「ん…」
「あ、おはよう」
起きると、なぜかご主人様が股をいじっていた。
「…あの、何をしているのですか」
「んふっ、今からあなたをこの中に入れてあげようと思って…」
「…分かりました、正直、疲れていますし、休みむにはちょうどいいかもしれません」
「でしょ?決まりね♪」
僕はため息をつくしかなかった。
まぁ、休めるのは確かにいいけど、あの中って…。
流石に、気が引けるなぁ。
僕は、ご主人様のお世話をするほうがよっぽど性に合っている気がする。
というか、なぜ僕を仲間にしたのか、いまだにわからない。
デンチュラだったら獲物を糸でぐるぐる巻きにして持ってこられるのに。
それで、吸血するのにも適した体だと思うんだけど。
…はぁ、なぜなんだろう。
あからさまに、吸血ができる体ではないのになぁ。
…もう、わけわかりません。
そんなことを考えてると、いつの間にか僕の近くにご主人様が。
「さて、そろそろ始めようか?」
「…僕にも心の準備ってものが…」
「さっさと始めちゃいましょうよ」
そういうと、僕に向かって股を差し出す。
…拒否権はないので、ゆっくりと入っていく。
ずぷっ、ずぷずぷ…。
「んっ…」
柔らかくて、温かい。
それに、湿っているからか、入りやすいな。
ずぷり…。
あっという間に、体の半分まで入ってしまう。
この暖かさ、体全体で味わいたい…。
ずぷりっ!
「んぁぁっ!急に入らないでぇ!」
「は、はぁ、はぁ…」
僕はすっかり興奮してしまい、正常な判断が出来なくなってしまっていた。
「んうっ…」
僕をもんでくる肉壁をかき分け、子宮を目指す。
あともう少しなんだよね…。
ぐいっ。
体を何とか奥へと入りこませていく。
その都度、体はヌメヌメになる。
そうこうしているうちに、子宮にたどり着く。
これが子宮なんだ、と思うと、さっさと入りたくなる。
「ご主人様、すみません」
僕は、子宮をゆっくり優しく開いて、中に入る。
「ん、君、結構強引だね…」
「すみません、欲が先行してしまって」
「ん、じゃあ、しばらくそこでゆっくりしていくといいよ♪」
僕は優しいその一言を聞くと、ゆっくり眠りについた。
|