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王の資格は
日時: 2011/04/20 21:53
名前: ロンギヌス

えー…前作及び前々作、もうすぐ完結しそうなので書きたいと思います。
(なお今回、ロンギヌスは登場しませぬ

それでは始まり始まり〜…
あえてあらすじは載せませんw(皆様ならすぐにピンとくるはずw

※捕食シーンは僕にしては多い方かなw
メンテ

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Re: 王の資格は ( No.1 )
日時: 2011/04/20 23:20
名前: ロンギヌス



バシャバシャ……ザバアッ…!!

「ふへぇ〜…やっぱり海の中の方が気持ちいいや♪ 陸なんてもう上がんないもんねー。」


地平線しかない大海原。
そんな船すらめったに通らない海のど真ん中を、カイオーガは4時間ぶっ続けで泳ぎ回っていた。

カイオーガといっても、かつてグラードンと激戦を繰り広げた訳ではない。その長い長い子孫の果てに生まれた、わずか3歳の子供だ。


「ひどいよねー追い出すなんて…僕まだ何も知らないのに……そう思うでしょ?」

近くを通りかかったコイキングに問うが、当然ながら返事はない。それどころか伝説のポケモンと対面(強引)したためか、お急ぎで水中に潜っていってしまった。


「逃げなくたって…何もしないよ。」

カイオーガはむすっと頬を膨らませ、コイキングとは逆の方向へと泳ぎ始めた。別に追いかけたい訳でもなく、新しい出会いを探すためだ。




なぜ彼が一人で泳いでいるかというと、単純に家である海の城から追い出されたのだ。「カイオーガ」という由緒正しい血筋のポケモンは、掟により生まれて3年……つまり3歳になれば、住処を出て独り立ちしなければならないのだ。それにより孤独な生活にも耐える力もつき、自主性が養われる…はずなのだが…



バシャァ…!! バクン!

「あーあー…また逃げられちゃった…」

がむしゃらに自分から離れていくマンタインを遠目に見ながら、カイオーガは小さなため息をつく。何しろ追い出されてから2日……未だにその小さな腹を満たすものは、何一つ得られていないのだ。
ぐるるぅ…と虚しいうめき声を上げるお腹に手を当て、今度は父親に対する不満をぶちまける。

「(いつもいつも狩りの練習を手伝ってくれた事なかったじゃないか……僕にできるわけが…)」

どんどんネガティブ化していく考え方に不安を感じ、ぶんぶん
と首を振る。それで気が済んだ訳ではないが、取りあえず怒りの感情は抑えられた。


「やっぱり陸に…いかなきゃ…」

痛いほどに減ったお腹から目を背け、夢中で方向も定めず泳ぎだす。
結局のところ木の実しか、今の彼を満たすものは存在しなかったのだ。




〜〜〜

ザバッ…ズッ…ズッ…

岩のように重い体を引きずって、カイオーガは砂浜を
必死に進んでいく。5mほど先にはぷっくり熟したオボンの木があり、
ただ食欲に身を任せて這っていった。


「(うーん…!! 手…いたい…)」

砂に傷つけられ赤くなったヒレ。子供のまだまだ柔らかい肌には、
この島の砂は角張っていたようだ。

ペロ……ペロッ…

人間のようにキズぐすりを持っている訳でもないので、腫れた傷口に唾を
つけて冷やす。陸に対する嫌悪感ばかりを募らせながら、カイオーガ
はもう一度手をついた。


「(いっ…t…も、もう少し…)」

はぁはぁと持久走でもしているかのような息を吐き、ようやく念願の
オボンの木の根元に着いた。
5mの達成感が、カイオーガに素直な笑顔を取り戻させる。




「あ……」

実が高くて取れない…
その厳しい現実に彼が気づいたのは、5mという道を這ってきた後だった。手を
限界まで伸ばしても、全力で体当たりをしてもやはり実は落ちない。
カイオーガ呆然と戻ったはずの笑顔のまま、木に寄り添うようにしてもたれた。






……ぐすっ…

あまりの情けなさに、幼い心は押しつぶされかけた。
悔し涙が頬をつたり、砂浜にぽつんと黒い染みを作る。

「ぼくの……バカぁ…!!」

海に戻ることも考えたが、手の擦り傷がじんじんと痛む。
針で突かれたような刺激に、カイオーガはうっと顔をしかめた。





〜〜〜〜


カァ…カァ…

「とーりーさん。僕も飛ばせてよ〜…?」

空腹で意識が混乱したのか、カイオーガはぶつぶつと本人すら
分からない言葉を呟いていた。動くこともできず、
夕日が顔を隠していくのをぼうっと眺め続ける。


「なんだお前…見かけねぇ奴だな?」

「…っ…え?」

空っぽの胃と心に話しかけられ、ピョンと蛙のように飛び上がる。
1m程度のカイオーガを見下ろしていたのは、彼の倍はあるドサイドンだった。
立派なドリルのような角を立て、重量感あふれる岩の装甲に身を包んでいた。

「はは…おはよー…♪」

「…今は夕暮れもいいとこだぞ? どうしたこんな所で……確か昼下がりから寝転がってただろう?」

長時間ずっと木に寄り添っていたことに気づき、
カイオーガの意識はやっと元に戻る。
メンテ
Re: 王の資格は ( No.2 )
日時: 2011/04/20 23:26
名前: スイト

むむ!!
出会いなのか、もしくは…
3歳のカイオーガかあ…やはりミニサイズなのかな?
メンテ
Re: 王の資格は ( No.3 )
日時: 2011/04/21 00:02
名前: ロンギヌス

さすが、感づきましたかw
ロンギヌスとの出会いは『君と見た空』
これは単なる過去編なのです!(←だから何だ

大きさは内容通り、1m程ですねー…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.4 )
日時: 2011/04/21 00:17
名前: ネイム


1Mのカイオーガ、かわいいww

タイトルが王の資格というのは、おとーさん
がいるのかな?どうだろう…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.5 )
日時: 2011/04/21 17:04
名前: ロンギヌス

もちろん親はいますw(ポケモンと言えど
成長もまだまだなので、戦闘力も高くありません(むしろ弱いw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.6 )
日時: 2011/04/21 17:31
名前: トマート

過去話きたぁー!こういうのを待っていたぁ!(なにをえらそうに

っっというより、まだまだ小さいサイズのカイオーガ…かわいい!!
これからどうやってあの青い悪魔(!)に育っていくのかな?w
メンテ
Re: 王の資格は ( No.7 )
日時: 2011/04/21 18:24
名前: ロンギヌス

お待たせしてごめんなさいぃ!!!!!!
この話は悪魔までの道のりを描いた、壮絶な物語である!!(波がザッパーーーンw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.8 )
日時: 2011/04/21 20:47
名前: 雪風

ロンギヌスさん初めまして! 雪風と申します いつもロンギヌスさんの作品を見させてもらっています
とても面白いです^^ 今回の作品もカイオーガがどうなってしまうのか続きが気になります
これからもがんばってください^^
メンテ
Re: 王の資格は ( No.9 )
日時: 2011/04/21 21:23
名前: 大食い

カイオーガの過去の話しにとてもワクワクする…楽しみです!

ところで、新しい小説を書いているということは、
小説投稿禁止例が無くなったのですか?
メンテ
Re: 王の資格は ( No.10 )
日時: 2011/04/21 21:59
名前: ロンギヌス

>雪風様
こちらこそ初めまして!
凡庸作者でおなじみのロンギヌスですw
ありがたい言葉がなんと嬉しや…orz

>大食い様
すいません言い忘れてました・・(←ドアホ
はい!私ロンギヌス、まずまずの成績に戻すことができましたので、我が家の律令制度は解除されました!

これからまたご迷惑かけちゃうかもですが、宜しくお願いしますねorz

メンテ
Re: 王の資格は ( No.11 )
日時: 2011/04/22 16:25
名前: m.t

禁止令解除!!...よかったです!!

カイオーガのすごい幼いころかぁ...大体想像が...;
メンテ
Re: 王の資格は ( No.12 )
日時: 2011/04/22 17:50
名前: どんぐり

禁止令解除おめでとうございます!!
またロンギヌスさんの作品が読めるかと思うと嬉しいです♪

小さなカイオーガとは…鼻血出るw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.13 )
日時: 2011/04/22 23:14
名前: ロンギヌス

m,t様
その予想が当たっているのならば、僕は鼻からお茶飲んでうがいしてみせましょうw

カイ「言ったね?」

あ、やっぱり撤回し…

カイ「当ててね? m,tさん♪」

どんぐり様
運よくテスト返却と投稿バレるのが一緒で良かったですw(ほっとひと息

勉強って油断しちゃだめですねーw

カイ「背後にもね♪」
メンテ
Re: 王の資格は ( No.14 )
日時: 2011/04/23 00:13
名前: ロンギヌス


ぐぅぅ…ぐるりゅ…

「あっ…い、今鳴らなくたって…」

カイオーガは顔を火の玉のように赤らめ、減りに減った
お腹を押さえる。やはり海の王子としてのプライドは持っているのか、
少々恥ずかしさに顔を隠していた。

「フフ…別に恥ずようなことじゃない。誰でも夕方は空腹だろう? まあとりあえず…」

気難しい顔をするカイオーガを皮肉って、ドサイドンは大声で
笑う。巨大な岩の腕でオボンの実を摘みとると、そっと
カイオーガの口へと押し込んだ。

「うぶむぅ…!!」

乾ききった舌に広がる、程よく酸っぱい桃のような味わい。
カイオーガは初めて口にする陸の食べ物に、深い感動に包まれていた。



「ところでお前…何で倒れてた? 海の伝説て言われてるのに…それも木の下で。」

「そ、それは…」

木の実を取ってもらった恩もあり、観念して全てを話し
出すカイオーガ。家から追い払われたこと…餓死寸前だったこと…
そして…自分が狩りすらろくに出来ないことを。


「それはおかしな話だ…普通は親が子供に狩りを教えていくものだぞ?」

「でもパパは…外に出て経験を積んでこいって…」

「なるほど…それは辛かったな。」

最後に投げかけられた言葉は、妙にぶっきらぼうな口調だった。
ドサイドンは上の空で何か考え込んでいるようで、黙って
相づちを打つだけだった。そして意を決したように、誘うようにこう言う。

「ならどうだ…? この島の中心には湖があってな…そこに俺の友人がいる。奴なら狩りの方法ぐらい教えてくれるだろう…」

「え…本当に…!?」

ランランと輝くカイオーガの純真な目に押され、ドサイドンは思わず首を縦に振る。

「どうする…行くのか?」

「うん!」

急にやる気を覚えたカイオーガ。
しかし湖に向かおうとヒレをついた瞬間、
子供にとっては激痛が手に走る。

「いっ…t…!!」

「怪我か…まったく世話が焼ける…」

傷を押さえてうんうん唸っているカイオーガを抱え、
ドサイドンは生い茂るツルをちぎって前進していく。
重い方だと思っていた自分が軽々しく持ち上げられた事に、
カイオーガは驚きを隠せないでいた。




==湖==

「ねーねー…パパから聞いたんだけど、ここってイルミア島?」

「いや…イルミア島はもっと東だ。ここはティーチ島といって…人間にもある程度有名だぞ?」

「へぇ〜…」

がっしり抱きかかえられたまま、密林のような木々の間を抜けていくカイオーガ。見た事のないポケモン達に怯える様を、ドサイドンは面白がって見ていた。


「ついたぞ…ここだ。」

目的地の湖は、澄み切った水がキラキラと太陽を浴びて輝いていた。ポケモンも大型から小型まで大勢がその水を汲みとり、喉の乾きを存分に潤していた。

「あ、あのさ…僕も飲んでいいかな…?」

「ハハ…奴が来るまで好きにしていろ。勝手にウロウロするなよ?」

「やったぁ…♪」


カイオーガは大急ぎで湖へと向かい、そってヒレで水を汲んだ。傷口に痛みが染みるのも考えないまま、グイッと一気に飲み干した。

体中を、命の水が潤いで包み込む。その何とも言えない感覚に、カイオーガは至福のため息をついていた。
メンテ
Re: 王の資格は ( No.15 )
日時: 2011/04/23 12:23
名前: スイト

ふむ…奴か…
それとおめでとうございます!!
いや〜ロンギヌスさんの小説がこのまま読めなくなったらどうしようかと思いました〜(嬉)
メンテ
Re: 王の資格は ( No.16 )
日時: 2011/04/23 13:34
名前: トマート

復活おめでとう御座います!

実は僕も部活や塾が忙しく…僕も頑張らなくては!

トメ「何を頑張るんだよ」
メンテ
Re: 王の資格は ( No.17 )
日時: 2011/04/23 22:30
名前: ロンギヌス

スイト様
いやいやありがたいお言葉ありがとうございます!!(←その前に日本語おかしいって

「奴」の意見、募集中ですので宜しければご参加下さい♪

トマート様
皆さん忙しい生活の中ここ来てるんですよね…(僕にとってはもはやアミューズメントパークですw

日常にもっと捕食を!!
(by さすらいの馬鹿

============

えー…スイトさん宛のコメの通り、
『カイオーガを捕食にやみつきにさせた張本人』は、
いったい誰がいいか投票をお願いしますorz
(1歳の子供相手になんて教育を…w

※ポケモン、モンハンのみです
(デジモンは殆ど見てなくて…主要キャラしか知らないんですw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.18 )
日時: 2011/04/23 23:02
名前: トマート

む、なんて奥深い質問なんだ…(感動)

やはり… ルギア 『様』で!
デジモンは僕もあまり知りませんが…なかなか良さそうですねw
なんだっけかなぁ?あの恐竜らしきデジモンは…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.19 )
日時: 2011/04/24 01:05
名前: ロンギヌス

ルギアに一票入りました〜…!!
どこまでヤバい事教えてくれるんでしょうかねぇー…?(ニヤニヤ
メンテ
Re: 王の資格は ( No.20 )
日時: 2011/04/24 07:21
名前: スイト

うーん…ギラティナかな?
デジモンでしたらあの巨大なクジラデジモンとかかな?
モンハンだとトトス、いやチャナも捨てがたい…

エレニム「欲張ってません?」

ネージュ「あのクジラにに狩りを教えるのは無理があるけど…」

そ、そんな訳ない!!あ、でもどうだろ?
メンテ
Re: 王の資格は ( No.21 )
日時: 2011/04/24 09:07
名前: m.t

ルギア様で!!

捕食教育してくれそうwww
メンテ
Re: 王の資格は ( No.22 )
日時: 2011/04/24 10:56
名前: どんぐり

ポケモンならルギアかオーダイル!
モンハンはガノトトスかラギアクルスが良いですねw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.23 )
日時: 2011/04/24 12:05
名前: ロンギヌス

ルギア人気投票でも強いですね…こりゃ決まっちゃうかな…w

ルギア:4票
トトス:2票
ラギアクルス:1票
チャナ:1票
オーダイル:1票

(ごめんなさい、デジモンはカウントしませんorz
メンテ
Re: 王の資格は ( No.24 )
日時: 2011/04/24 21:57
名前: ロンギヌス

_________________


バサァッ…!! ドシイィィィン!!!!

「うわあっ!!」

辺りは一気に影に覆われ、何か巨大なものが空から着地
した。その衝撃波にカイオーガはくるくると転げ、近く
の木に頭を激突させた。
一方、ドサイドンは顔色一つ変えず、自分よりはるかに巨大な彼を見上げていた。

「来たか、ルギ…」

「だぁれ?」

素朴すぎる質問にずっこけたのは、ドサイドンだけではなかった。
柔らかな白、そして青くぽっこりしたお腹を抱えた彼も、ガクンと肩を落としていた。

「ハハ…私の知名度もたかが知れたものだな…」

「まあ気を落とすなよ。こいつはまだ1歳…お前の事知らなくても仕方ないだろう?」

少し皮肉を込めて慰めると、ドサイドンはカイオーガの方を向き直る。


「カイオーガ、こいつはルギアだ。種族はお前と同じ海の支配者みたいな位置づけだが…この体格差ならそれは関係ないな。」

ルギア、ドサイドン、カイオーガと並んで、まさに大中小
だった。人間にすら追い越されるカイオーガに対して、ルギ
アは森中に立ち並んでいる長身の木々といい勝負だった。

「で、ドサイドン。なぜ私を呼び出した? こう見えて忙しいのはお前も百も承知だろうに…」

「カイオーガ、自分で言ってみな。話はそこからだ…」

言われた通り、カイオーガは進み出た。
目の前には怪物に見えてしまう巨体…
小刻みに震えながら近づくと、感情をかなぐり捨てて言い切った。


「ル、ルギアさん…僕にたたかい方と、その……逃げられずに狩りをする方法教えて下さい!!」

ペコリと初めて頭を下げる相手の顔を、カイオーガは恐れて
一度もまともに見る事ができなかった。ルギアは面食らった
ようにしばらく固まり、そしておかしい物でも見るかのように笑いだした。


「クックッ…いや〜面白い♪ 私にここまで頼み込む奴など…久しぶりに見た!」

「……ほえ…?」

馬鹿にされたのか誉められたのか分からず、カイオ
ーガはキョトンとしていた。ルギアはその仕草にも大
受けしたようで、ますます手を口に強く押さえつける。


「私に礼儀などいらん…そのせいか海の奴にはとことんナメられてしまってな。今では言う通り従う者など一人もいないのだ…」

普通に聞けば悲しい思い出話だが、ルギアには単なる
笑える自嘲になっているようだ。ドサイドンはやれや
れと頭を掻き、カイオーガは夢中でその話を聞いていた。


〜〜

「私は海の連中に…バカにされるのは構わないがな、食う時はしっかり食わせて貰うぞ? ざっと一カ月に……200匹程は。」

「だからそれをカイオーガに教えてやれって言ってるんだ…いいだろう?」

「途中で逃げたりしないと誓うのならな…喜んで先生になろう。」

カイオーガは覚悟を決めるのに一瞬ためらった。
万が一、訓練などが厳しすぎたら逃げ出してしまうかも
しれない……そして捕まれば、今度は餌としてルギアに会わなければならない…


「分かった…誓います…」

「よろしい♪ …あとタメ口使って貰えないか? 堅苦しいからな。」

最終的には強さを求める気持ちが、二匹の間に約束を結ばせた。
 ドサイドンは満足そうにうなずくと、ルギアの指示で狩りへと
出かけていった。何のためなのかカイオーガが尋ねると、ルギ
アは翼を彼の口を押し付けた。

「うぶぶ…っ…」

「今は秘密だ。まあ言うなれば……野球の練習するならボールがいるだろう?」

唐突に野球の話を持ちだされても、人間を知らな
いカイオーガは理解できなかった。しかし幸いにも
「先生」の素質を持っていたのか、ルギアは丁寧に教える。


「泳ぐ練習なら水がいる……さて問題だ。食べる練習には何がいる?」

メンテ
Re: 王の資格は ( No.25 )
日時: 2011/04/24 22:05
名前: どんぐり

獲物だ!!!
ここにいまs…(殴

ルギア先生とは頼もしいですねw
これから、どんな厳しい訓練が始まるのやら
メンテ
Re: 王の資格は ( No.26 )
日時: 2011/04/24 22:06
名前: スイト

おお…ルギアさんが少しキャラ変わった…

エレニム「じゃあスイト君を練習に…」

おい!!
メンテ
Re: 王の資格は ( No.27 )
日時: 2011/04/24 22:07
名前: 名無しのゴンベエ

ヤバいです…このルギアの性格ツボです…
(先生して欲しい
メンテ
Re: 王の資格は ( No.28 )
日時: 2011/04/24 22:17
名前: ロンギヌス

皆さんコメント早っ!(嬉

>どんぐり様
ルギ「フフ…正解だ。人間はやはり高知脳だな…」

馬鹿にしてるだろ!!

ルギ「いいや? 本心だよ…」

>スイト様
あ、いや、このルギア=いつものルギアではありません(この小説に登場してるのは、『育ての親』としての別のルギアです

ルギ「なんて乱れた説明文だ…お前の知能は低いな」

う、うるせー!!

>名無しのゴンベエ様
お気に入り頂き光栄です♪
ルギアも喜んでいるようで・・

ルギ「いやいやぁ…お前には評価5を付けるしかないな…」
メンテ
Re: 王の資格は ( No.29 )
日時: 2011/04/24 22:29
名前: トマート

ルギア(様…いや、先生)かっこええ…www

チョロQHG4でいうとノラヒカみたいな感じ(憧)

トメ「チョロQ系の話出すな…あまりにもマニアック過ぎるからな」
メンテ
Re: 王の資格は ( No.30 )
日時: 2011/04/24 23:32
名前: ロンギヌス

チョロQと比較とはまた大胆な…

ルギ「面白いじゃないかw こんど調べてみるとしよう。」

…久しぶりのいい奴だな、お前(大抵怒るぞ
メンテ
Re: 王の資格は ( No.31 )
日時: 2011/04/25 01:07
名前: ロンギヌス

__________

「ただいま…ルギアが来てみんな固まって逃げてたからな、大漁だったぞ。」

数匹をクチャクチャ試食しながら、ドサイドンはざっと
10匹は連れて帰ってきた。ルギアやカイオーガといっ
た伝説衆を見て、逃げ出そうとしていた者は石のように硬直した。

「ご苦労ドサイドン…お前も訓練するのか?」

「いいや俺は遠慮するよ…もう慣れたんでね。」

「分かった……さてカイオーガ、始めようか。」

「う、うん…」

餌見張り役のドサイドンから、ルギアは2匹手渡される…
リオルとツタージャだった。どちらも性別は♀らしかっ
たが、ドサイドンのそばで震えている♂達とは違い、
全身全霊でジタバタしていた。


リオル「は、離してよっ…私達何もしてないわ…!!」

ツタ「触らないでっ…ルギアなんか…!!」

暴言を次々に投げかけられるルギアだったが、彼は真剣
な眼差しでカイオーガしか見ていなかった。リオルを
掴んでいる翼にギュッと力を込め、ゆっくりと手渡した。

「そいつがお前の最初の相手だ。まず小さな相手の喰らい方だが…」

「そのまんま食べちゃダメなの?」

「…まあ、まず口に入れてみろ…」

指示通りに、カイオーガは無表情でリオルを頭から口にしゃぶり
入れた。まだ噛み砕けとも何とも言われていないので、唾液が
自然にジュワッと染み出てきた。


「(ここですぐに呑み込まないのが重要だ。今は存分に暴れさせてやるのがいい…)」

「(はぁーい♪)」

お互い伝説という事もあって、テレパシーで会話をしていた。
ルギアも同じようにツタージャの足先を吸い込み、
口内でポコポコと遊ばせた。自由時間を与えてや
るのが、彼のポリシーでもあるようだ。


「さて次は…舐め転がすことだ。お手本を見せてやろう…」

ぬにゅ…くちゅぅ…んちゃ…

「ん…ンンンンンっ…!! は、はぅう…!!!」

ツタージャは波のようにうねる舌肉に呑まれ、ささやかな暴言の
仕返しを受け始める。顔面をぷにゅぷにゅと覆い尽くす巨大な舌が、
彼女には最悪の処刑人に思えた。

「んぅ…やめっ…むにゃぁ…!!」

れっちゅ…ぬちョ…ムグゥ…

「大事なのは何を言われても止めないこと…」

獲物を弄ぶとなると、ルギアの目の色が変わった。
か弱いツタージャに全力で舌を押し付け、
口蓋と潰しかけるようにプレス。そしてわざと
飴玉のように転がし、巨舌の下へと挟み込んで逃がさない。

「(あんまり暴れる時は舌を布団みたいに被せてやれ…いつか息が止まるからな。)」

「(へぇー…やってみよーっと♪)」

今度はリオルの番だった。まだ若くプニプニした舌に
押しつぶされ、熱気と湿気に苦しみもがく。その上
空腹のせいで溜まりに溜まった唾液の海が、動けな
い体を容赦なく引きずり込む。全身をぬるぬるした液
体に沈められる感覚は、まるで巨大くらげに身を任せたようだった。


「ぅん…ぅ!! 離してぇ!! いやっ…」

ヌちゅ…れろりん♪ むにゅぅ…あぅむ…

長い舌にぐるぐると巻き付かれ、きゅっと締められる。
味を抜き取られていく異様な感覚に疲れ果て、
リオルは舌に抱きついて休もうとした。


「(ルギアー…舌抱かれちゃったよぉ〜♪)」

「(ならもういい…振り落として呑み込むまでだ。)」

テレパシーを聞けないリオルは、はぁはぁと荒い息を吐いて
呼吸を整えようとしていた。しかしそんなほんの僅かな休息
のひと時を、カイオーガは無情にも破壊する。


ブルン…クチャ、ヌルッ…!!

「あっ…いっ…いやあっ…!!!!!!」

しがみついている舌が、暴れ馬のように自分を振り落とそうと動く。ただでさえ気持ち悪いほどに滑る手が、それに耐えられるはずもなかった。


ずっ…ズルッ!!


「いや…だめえええええええっ!!」


ごっきゅ…ごっきゅ…♪

〜〜
メンテ
Re: 王の資格は ( No.32 )
日時: 2011/04/25 16:30
名前: スイト

まずは獲物の弄び方か〜ん?

バクン!!

ミレア「スイトを味わうのと同じね…」

ちょ…やめい…ミレ…うにゃ…

ミレア「うふふ…♪」

ギュ♪

あう〜

ミレア「悪くないでしょ?」
メンテ
Re: 王の資格は ( No.33 )
日時: 2011/04/25 17:07
名前: トマート

ふむふむ…大切なのはわざと暴れさせる事…メモメモ

トメ「お前、捕食者じゃないだろう」
いや、あの服を使う時に参考にするんだい!

トメ「おいおい…」
メンテ
Re: 王の資格は ( No.34 )
日時: 2011/04/25 21:16
名前: どんぐり

そうか〜こうしてあの悪魔になるのか…

ロイ&シン「俺(僕)達もルギア先生の所行ってくる♪」

やめろw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.35 )
日時: 2011/04/25 22:38
名前: ロンギヌス

※目線違い
_______________


ぬるぅ…ぷくっ…ズリュ…

「お、落ちる……だ、出しなさいよ!!」

巨体のわりに狭苦しい食道。ツタージャは呼吸など許されない
まま、喘ぎながらその中を揉み下ろされていった。生臭い粘液
を身にすり付けられ、湿った呻き声を漏らす。

こぼおっ…!! ぐちゅ…ドパァ…

「ああっ…!」

長い長い時間を経て、彼の胃は喜んでツタージャを迎え入れ
る。月に200匹以上を溶かしてきたその部屋は、なおも獲物を
いたぶろうとしていた。



「んっ…だっ、嫌…むふぅ…ん…!!」

ニュッ…むみゅっ…もにぃ…

胃袋のうすい空気の中で、柔壁に顔面包囲されるツタージャ。
食道とは違い広々とした空間だったが、すぐに膨らむように肉壁が押し寄せてきた。


「こ、来ないでっ…ぶぅふっ…!!」

立って迫る胃壁をよけるが、足場がぶよっと柔らかく
すぐにこける。さらに異常に分泌されだした液によっ
て、辺りは液体地獄と化していた。


===

「カイオーガ、少し休ませてもらえたら嬉しいんだが…いいか?」

「えっ? あっ…うん…」

ルギアは微笑み交えて語りかけ、どっと地面に座り込んだ。
わずかな地震が発生したが、ドサイドンもカイオーガも気に留めない。


「さてさて、少し揉んでやろう…
わざわざ反抗的な君のために時間を取ったのだぞ?」

「な、何よ……いいから出してっ!!」

ルギアは生徒に背中を向け、ほんのわずか膨らんだ自分の腹を
眺める。胃壁を押し返すツタージャは、背筋にぞっとした悪寒を覚えた。


「まあ暴れるのは自由だが…授業の邪魔をするのは止めてもらえるかな?」

「うるさいっ…!!! 吐いてよ…」

「フフ…それは無理だ。面倒な上に…胸がムカムカするからな。」

せめて優しく聞こえるように断り、ルギアは腹に力を入れる。ツ
タージャの体に胃壁が
触れると、今度は穏やかなマッサージを繰り出された。

…もにっもにっ…にゅぅ…ぽふ…

メンテ
Re: 王の資格は ( No.36 )
日時: 2011/04/25 23:52
名前: ロンギヌス

スイト様
まずは基本ということで(世界中の教科書会社もびっくりの指導要領ですねw
(ミレア様? できれば僕を調教して…

トマート様
ルギア「メモ? そんな物必要ないだろう…出張してやるさ。」

あのな…もう一匹のルギアがもう行ってるんだよ。流石に二匹所有するのは苦しいだろ…

ルギア「な、なに!?」

どんぐり様
こういう丁寧な英才教育が、十年後に身を結んで…

カイオ「そんな訳ないでしょw」

あ、やっぱり?

==========
以上の方々、コメありがとうございます。(やる気でますねw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.37 )
日時: 2011/04/26 18:10
名前: スイト

揉み揉み方法か〜
だんだん性格が変わってゆくとは…(汗)

ネージュ「なるほど…徐々に弱めさせるのもいいわね」 ニヤリ…

ちょ…ネー…

バクン…ゴクリ!!

ネージュ「暴れたら中を寒くするから」

こ、怖いこと言う…うにゃあ!?

ネージュ「静かにしてれば酷い事はしないからね」
メンテ
Re: 王の資格は ( No.38 )
日時: 2011/04/26 22:31
名前: ロンギヌス

スイト様
性格の好みって本当に人それぞれですよねーw
(無邪気&陽気は確定、あと個人的には紳士キャラもw

そういえば冷たい胃袋描写ってまだ無いですよね…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.39 )
日時: 2011/04/27 00:21
名前: ロンギヌス

〜1時間経過〜


ぬぶぅ…ぐにゃ…っ…ぶにゅ…

「い、いったい何時までやれば気が済…むぅん…♪」


〜1,5時間経過〜

グボォ…ぬぶっ…もちゅ…ぅ…

「もう…好きにしなさい…よ…」


〜2時間経過〜

ニュム…っぷう…グニョ…

「……………」


〜〜

「先生まだぁー? もうお昼過ぎだけど…」

「あ…もうそんな時間か。…再開だ。」

ルギアは愛撫を続けられない事を惜しみながら、カイオーガを振り向いた。


「では今度は食べる相手が…大きい場合だ。例えば…」

待ちくたびれて爆睡するドサイドンの腕から、力ずくで獲物を
二匹取り上げるルギア。眠そうにコクリコクリしているバンギ
ラスと、冷静に逃げるチャンスを狙うバクフーンだった。



……ジュルゥ…

「ん?どうした?」

カイオーガの無意識に開いた口から、トロッと透明な液体
が垂れる。自分と同じような大きさの獲物に初めて出会い、
彼はバンギラスに一目惚れしていた。もちろん…これから喰
らう餌として見てだが。


「ぼく…こっちがいいな…」

「なら私はマグマラ……な、何だ?」


得体の知れない巨大な足音が、地を踏み鳴らすようにして近づいて
来る。島全体を揺るがすような轟音の中、さすがにドサイドンも目
を見開いた。








バキィ…ガササァ!! ドグォォォォン…!!!

湖を囲むようにして立っていた木々が、こすれるような悲鳴
を上げて倒れる。その原因とは……





「お…おっきなポケモン…」

「いや…こいつはポケモンじゃない。飛竜種でもこの島では珍しい……リオレウスだ…私も初めてだが。」

二つの世界が混じり合う海……その境目に位置するティーチ島に、
雄火竜リオレウスは、滑らかな炎のような翼を広げて立って
いた。見上げるような高さの口から、多少荒っぽく火が吹き出ている。


「ポケットモンスター…縮めてポケモンの世界…か。腹の足しになる奴は何匹いる?」

「言ってくれるじゃないか…なぜここにいる? 自分の世界の方が美味い奴らも掃いて捨てるほどいるだろう…」

ルギアは負けじと反発し、レウスの顔面辺りまで飛び上が
る。空の王に敬意のかけらも示さない彼に、レウスは凶
悪極まりないブレスを吐き出した。


ゴォオ…!!!

「おっと…危険な顔して技もケタ違いとは…」

寸分の差でかわすと、隙間の多い脚の間へともぐるルギア。
ここでレウスも地を蹴って舞い上がり、体格差のある空中戦へと持ち込んだ。


「まあお前でいい… 大人しく我が糧となれ!!」

鷹よりもはるかに鋭い爪で、周りの空気ごと
ルギアを引き裂く……幸い肩を僅かにかす
っただけだった。ルギアは危険を顧みない
まま、レウスの耳らしき部分へと近づいた。


「まあ話を聞け…腹が減ったから私達を襲うのだろう? 」

「分かっているなら早く貴様の肉…我に食わせろ!!」

「少し落ち着け…。1000匹の美味なる食事を捧げる…と言ったらどうする?」




一瞬の不意をつかれ、ルギアは堕ちる鷹のように湖に叩き落と
される。しかしそれでも飽き足らないのか、レウスは水たま
りのような湖に着地した。ルギアの喉元を締めあげ、無理やり
顔の近くまで持っていく。


「…1000匹だと…? この島にそんな膨大な量がいるとは思えないが…!!」

「ぐぅっ…甘いな…、4つの海の中心にあるこの島が、たかが千匹程度のポケモンを持っていないと思うのか…?」

一時怒らせる発言をすれば、瞬く間にルギアの首は飛んでいく
だろう。しかしレウスの爪は微動だにせず、ブレスが炸裂す
る事もなかった。ゆっくりとルギアを手放し、疑うように問いかける。

「分かった命は保証しよう…1000匹だ。30分やるからすぐに集めるがいい…」

「どうも…♪」

妙にわざとらしい礼をした後、ルギアはカイオーガの隣に降り
立った。レウスはミニチュア模型のような森林をなぎ倒し、地
面に体を落ち着けていた。


===============
メンテ
Re: 王の資格は ( No.40 )
日時: 2011/04/27 00:32
名前: ロンギヌス

〜〜〜〜
さてここで…このストーリーにゲスト出演して頂ける方を募集します。
以下の書いてほしい事を投稿してもらえれば、その人の活躍場面を考えますので…
(最高5人ぐらいが限界ですorz


1,名前(できれば簡単で分かりやすい名前で

2,性格、見た目、その他特徴的な話し方などあれば

3,所持品2つまで(予定変更してメモリも可w

4,出演したい役(ハンター、ハンター(獲物)、観光客(獲物)の中から1つ

以上です!その他付け加えたい事があれば、自由に書き込んでもらってOKです…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.41 )
日時: 2011/04/27 11:01
名前: セイル

ポケモン限定ですか?
メンテ
Re: 王の資格は ( No.42 )
日時: 2011/04/27 12:58
名前: リオレイア

でわ

名前 二宮 千畝(にのみや ちうね)

性格 元外交官で言動が辛辣
オッドアイ(右が碧、左が紅)が特徴

所持品
gun’sメモリ
古今東西あらゆる兵器を自在に操れる。
なんでもチェチェンやイスラエルでは大活躍したとか…

Factryメモリ
ありとあらゆる工業製品を作り出せる。原料は不要だが同時に5つまでしか作り出せ無い。
ガソリンなどの液体や気体はドラム缶に入った状態で出現する。

4.役割
被食フェチのハンター(獲物)で!ただ、食べられるまでは抵抗させてくれれば…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.43 )
日時: 2011/04/27 17:04
名前: スイト

あの、名前は漢字ですか?
メンテ
Re: 王の資格は ( No.44 )
日時: 2011/04/27 18:41
名前: ロンギヌス

セイル様
いえ、とんでもない
何でもおkですよw

リオレイア様
応募ありがとうございます♪
ガイアメモリを二本投入…及び要望は受け付けましたw

スイト様
いえ、長くなければカタカナひらがなokです
(まあ…アラビア語はご勘弁をw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.45 )
日時: 2011/04/27 20:02
名前: セイル

わかりました〜
では、楓さまを。

持ち物
花梨の腕輪
レベルの低い相手には気配を悟られない。

役割
ハンター(捕食者)で

お願いいたします。
メンテ
Re: 王の資格は ( No.46 )
日時: 2011/04/27 20:22
名前: クルス

では黒棟クルスを投下ッ!

1,名前
クルス

2,性格、見た目、その他特徴的な話し方などあれば
温和で明るい。見た目は普通の少年だが、月の石で狼化する。
3,所持品2つまで
月の石
ネックレスのような形。首にかけると黒い狼に変身する。
4,出演したい役
ハンターでw 獲物でも可。

お願いします!w
メンテ
Re: 王の資格は ( No.47 )
日時: 2011/04/27 20:49
名前: アサシン◆ov3nBiFvR3E

贅沢ながら僕もよければ・・・

1,名前(できれば簡単で分かりやすい名前で
→イートス

2,性格、見た目、その他特徴的な話し方などあれば
→明るく、活発的な青年で、アルタイルの一番弟子(架空)。見た目は真っ赤な目が特徴で、何かしらの能力が秘められているが、正体不明。

3,所持品2つまで(予定変更してメモリも可w
→Assasination Memory(早速w)とアルタイルの長剣(形見的な設定w)

4,出演したい役(ハンター、ハンター(獲物)、観光客(獲物)の中から1つ
→世間の厳しさを知るためにあえて観光客でw

また自己中発動・・・さーせんw
一応僕の小説に登場させている人物です。
雇って貰えたら是非お願いしますw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.48 )
日時: 2011/04/27 20:54
名前: スイト

では僕も…

ネージュ
色は水色
(氷竜)

性格 普段は穏やかだが獲物を捕らえる時や面倒なのに巻き込まれると口調が辛辣になる(竜の日常のポケモン編などでネージュの喋り方を参考になれば…)


見た目 美形 ぐんじょう色の瞳が特徴

所持品

タイムメモリ
もう説明不要ですが一分間時間が止まる

teleport「瞬間移動」
一回だけ好きな場所に転送できる。

氷の吐息

炎タイプでも氷ついてしまう口から吐く吹雪

馬鹿力

ネージュの拳や足は巨大な岩なども破壊する力を持っている

ネージュ「イワークていうポケモンに鉄拳入れていい?」

バキ!!ボキ!!

それはダメだろ…

ネージュ「つまんないわね」

ドゴオオオォォン!!

じ、地面が…さすがにこれは危険かな?出さなくてもいいですので…(汗)

獲物は絶対に逃がさない主義
氷づけで獲物をガリガリ喰ったりしている。獲物を普通に喰う時の声も辛辣。胃袋に送った後には揉み地獄などで弄ぶ。獲物がうるさいと鬼畜な口調で変えす。それと中の気温を暖かくしたり寒くしたりとできる。(使えそうなら使ってほしいので)

ネージュ「それと忘れてない?」
え?
バシャン!!
のは!?
ネージュ「水も出せるのよ?」
ハイドロポンプも出すなんて本当に氷竜なのか?
それとネージュは獲物を捕らえる前に体中に冷気を発し、ゾクッと寒気を送らせます…
手から氷を出し、色々と造形も得意です。(無理があったら別にいいので…)

それとネージュは子供に対してちゃんと呼ぶ

ネージュ「スイトを暖めてあげて、ウンブラちゃん」

ウンブラ「うん♪」

別名 氷の女王



ハンター(捕食者で)

ネージュ「食事に困らないなら出てもいいけど」 ニヤリ…

鬼畜な捕食者を送りました〜(汗)
メンテ
Re: 王の資格は ( No.49 )
日時: 2011/04/27 22:18
名前: ロンギヌス

皆さんありがとうございます!
丁度5人揃いましたので…ここで締め切らせて頂きます。
メンテ
Re: 王の資格は ( No.50 )
日時: 2011/04/27 22:23
名前: トマート

ぎやああああああ!!
今日部活があり、忙しくて参加できなかったぁーーーー!!

のぉおああああああああああ7jdにkjgぢ;sn!(狂)

トメ「ドンマイだな…こりゃあ(汗)」
メンテ
Re: 王の資格は ( No.51 )
日時: 2011/04/27 23:57
名前: ロンギヌス

________

ヒュゥゥゥ…
バラバラバラバラバラバラ…!!!


リオレウスに踏み入られた森…それを眼下に置きながら、ヘリに
乗った二人が身を乗り出す。左右二色の変わった目を持った男が、
もう一人に問いかけた。

???「…あの島か?」

?「そうらしいですね、今回の依頼はまた盛大な…」

???「フン…通常通り狩るだけだ。それより特別採用を受けたというのに…なぜ緊張していない?」

?「まあ…こういう性格ですから…♪」

???「…ったく…」



その後5分程して、彼らを乗せたヘリは砂浜ギリギリまで高度を下げ
た。ロープや最低限の荷物とともに、二人は未開の土地となる島の
砂を踏んだ。ジャングルの向こうに、暇そうなあくびと共に火を吹
くリオレウスの姿があった。


「あれか…どうも他界からの侵入者らしいな。」

全身に武器という武器を張り巡らせ、エメラルドのような
碧色に煌く目を持つ日本人。「二宮千畝(ちうね)」という名
の彼の隣には、分厚い図鑑を取り出した初々しい青年、「クルス」がいた。


「リオレウス…? えーっと何ページだっけ…」

「…っ…そんな物いらん! なぜ毎回そう確認したがる…?」

「あ、まあ…こういう性格なんで♪」

「…………」

何はともあれ素早く動くために、彼らは必要な武装のみを持っていく
事にした。大半の武器は置いていく事となり、新品のライフルの出番
はなかった。

「えー…せっかく自腹切って買ったのに…」

「…命が惜しければ捨てろ。敵はリオレウスだけじゃないんだ…」


氷のように冷たく言い放ち、千畝はシンプルな装備品だけで森へ
入っていった。クルスも慌てて隠し持っていこうとした爆弾を捨
て、その跡を追っていく。

=======


カイオ「おなか…すいたなぁ…」

リオルを食べたのが遥か大昔のようで、カイオーガは無念の
ため息をつく。結局彼が楽しみにしていたバンギラスはルギ
アによって回収され、レウスに捧げる1000匹の内の1匹とされていた。

カイオ「仕方ないよね…自分でさーがそっ♪」

生来のポジティブ思考が幸いしたのか、カイオーガは再び森の
探索をスタートした。優先度はもちろん、自分の胃>レウスである。


=======


ザッ…ザッ…

「ね、ねぇ…本当に大丈夫なの? 無人島探検って言ったって…」

???「大丈夫! ここの下調べはもう済んでるし…ていうか俺の彼女ならそれぐらいお手のものだろ?」

こちらはクルス&千畝のハンター組とは反対側にある森の入り口…
…勇敢そうな青年に手を引かれた彼女らしき女性が、ビクビクしながら脚を動かしていた。

「か、帰りましょうよ…もう十分じゃない…」

「何言ってるんだよ…まだ俺は50%も満足してないぞっ!!」

「いいから早く……って何だかこの辺り…少し寒くない?」

半袖のきわどい服に身を包んだ彼女を、突然、冷凍庫のような
冷気が襲う。夏しか訪れないこの島で寒さが発生するなど、
地球がひっくり返る程にありえなかった。
しかしそれでも凍りつくような冷たさに、女性ははぁはぁと
白い息を吐いていた。彼氏である横にいる青年、「イートス」の
肩に抱きつき、少しでも体温を戻そうとした……その時。


ガァシッ…!!
ピキッ…パキパキ…

「ひぃやああああああああああああっ!!!」

イートスの鼓膜を破るような咆哮が、なんと彼女の口から飛び出した。
下を見ると彼女の下半身が、見る見るうちに氷に包み込まれていた。


「いや…つ、冷たい! 助けて…!!」

イートスが衝撃に打たれている一瞬の間に、彼女の腰までが艶やか
な氷に覆い尽くされる。身動きできない体をウンウン唸らせる彼女の
背後から、一匹の竜らしき影が近づいて来ていた…


??「やっと捕まえたわ……お昼まだなのよね…」

イートス「だ、誰だ!? お前…!」

氷の装飾を纏い、深海のような瞳で女性を優しく見つめる水色のドラゴン。
「ネージュ」と呼ばれる彼女のお腹は、カイオーガと同じよう
にヘコみ気味だった。女性の首筋へと手を回し、腰を落として
同じ目線から微笑みかける。


「ねぇ…私のお昼ご飯になってくれない…? 朝からお腹ペコペコなの…」

「あっ…あ……」

存在どころか伝説すら知らない彼女が、いきなり見ず知ら
ずの竜に話しかけられて答えるはずもない。ネージュは
やれやれと首を振ると、強制的に動けない
彼女の頭を啣えた。

メンテ
Re: 王の資格は ( No.52 )
日時: 2011/04/28 00:02
名前: ロンギヌス

えええええええええええええ
それはまたつまんないなぁ…よし、頑張ってみんな活躍させます!募集続行しますw(苦笑)

まあ十人ぐらいになったらもう大変だけど …
メンテ
Re: 王の資格は ( No.53 )
日時: 2011/04/28 16:32
名前: アサシン◆ov3nBiFvR3E

アッー!w
まさか登場するとは・・・w
しかも早速食べられる!たまんないっすねw

色々と申し訳ないですな〜
僕も小説書くときにロンギヌスさんを出してみます(お礼的な意味でw)
メンテ
Re: 王の資格は ( No.54 )
日時: 2011/04/28 17:20
名前: トマート

やったぁーーーーーー!!!うぅ…泣けてきた…(涙)

トメ「参加するんだったらしっかりと内容書けよ?」
もちろん!

名前…トマート(本人)

性格…元気というぐらいで、なにもない中学二年生。
しかし超ベジタブル人1,2、3までなら変身可能
(詳しくは私の小説で…)
あと相手がポケモンの場合のみ、いくら殺されても生き返る。

所持品…ルギア化できる服
TOMA EXメモリは持っていない。

役割…ハンター(獲物)で…
※ルギア化の時は、ハンター役もオーケー


なにとぞ、宜しくお願いいたします!!(土下座)
メンテ
Re: 王の資格は ( No.55 )
日時: 2011/04/28 17:27
名前: スイト

うむ、いつもの性格だな…

ウンブラ「ネージュお姉ちゃん、どこに行ったの?」

えっと、昼ご飯を調達に行ったよ…

あのメモリを所持してる時点でやばすです…(汗)怒り出すと鬼畜なんて物じゃないですし…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.56 )
日時: 2011/04/28 18:36
名前: ロンギヌス

アサシン様
勝手に彼女作っちゃってごめんなさい…(もうすぐ亡き人になるかもw

え、出して頂けるんですか? 嬉しいですw

トマート様
ハンター(獲物)が人気ですね…矛盾のない内容つくんなきゃw
中学生から高校超えまでが訪れる島って…w

スイト様
ふぅ…ズレてたらどうしようかと
最初にネージュ様の胃の中に入れるのは…

メンテ
Re: 王の資格は ( No.57 )
日時: 2011/04/28 20:06
名前: クルス

さっそく登場しているっ!ありがとうございます!嬉しいですv

ちょっとクルスの設定に追加です。

持っている月の石は、実は劣化したエイリア石(危ない物質。対象者の能力を強化する代わりに、心を破壊してしまう)

なので、この月の石が光り輝いた時、性格が凶暴化する。(作品・究極を求めた結果 参照)



この設定は使っても使わなくてもOKですw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.58 )
日時: 2011/04/28 23:36
名前: ロンギヌス

クルス様
追加かぁ…果たして使う機会は取れるかな…w(←努力しろよ
__________


壊れたように暴れる脚を押さえ込み、ネージュは冷たい涎をこぼし
ながら上を向く。イートスの唖然とした表情を見下ろしながら、そ
の彼女を体内の牢獄へと押し込んだ。

ごきゅ…ゴクン!!

「んんぅ…!! ぅ……んぃやああああああっ!!!!」

イートス「そ、そんな…」

イートスははっと我に返り彼女を助け出そうとしたが、もう遅すぎた。
愛する恋人は水色の肌をぷくりと膨らませ、既にネージュの胃袋へと収納されていた。

「フフ、やっぱり美味しいわぁ…やっぱり若い人の食感って…もう病みつき♪」

お腹が揺れも動きもしないのは、恐らく抵抗すら外へと届かない厚い胃を
持っているという事だろう……イートスは失意に打ちのめされ、ガクンと膝をついた。

「あなたも美味しそうだけど…入りたい?」

「だ、黙れ…!! 何が悲しくてお前なんかの…」

「愛しの彼女が食べられちゃったことは…悲しくないの?」

ネージュは目にも止まらぬ速さで動くと、氷に覆われた体皮をイートスへ
押し当てた。正面から強襲されるように抱き締められ、ちょっと奇妙な感情
が沸き立つ。

「は、はなsっ…」

「今この島にお客さんが来てるの知ってる…? 何でも違う世界からきた…リオレウスっていう竜ですって♪」

咄嗟に「それがどうした」と反論したくなったが、イートスは慌
てて自分の口を塞ぐ。うかつに反抗すれば「元」彼女のように呑み
込まれ、時間とともに…


「だ、だから…?」

「だから……よければ一緒に行かない? あなたと逢ったのも運命みたいだし… 一人も寂しいしね♪」

ムチャクチャに連行を言い渡され、イートスは返事をする間もなく
引きずられていった。結局この後何匹もの捕食者達と出会うことに
なるのも、今は彼もネージュも知らなかった…


================

ルギア「いるいる…♪ 千匹など一瞬だな…」

一方こちらは獲物集め組の、ルギアとドサイドン。長年ここで
暮らしていた彼らにとっては、狩りに最適な場所を熟知してい
た。ルギアは次々に翼でひっつかみ、口の中を檻代わりに使っていた。

ドサイ「お前な…自分の唾液がついた餌をレウスにやる気か?」

ルギア「あの竜がいちいち確認してから喰らってくれると思うのか? …恐らく100匹単位だぞ。」

千差万別のポケモンを限りなく吸い込んでいくルギアの口…
その異常な容量に、幼なじみのドサイドンも改めて呆れていた。

ドサイ「今何匹捕まえたか数えているのか? 35匹だぞ。」

ルギア「ぶぉばぁいばばいばぼびべばいば…!!(もう入らないかもしれないな)」


口内で溢れかえる者達を噛みほぐしながら、呑気に言い返すル
ギア。しかしそののんびりした真っ黒な瞳が、瞬く間に真剣にな
った。ペチャクチャと皮肉り続けるドサイドンを無視して、気配
を感じた方向を向いた。


ルギア「(ただならぬ妖気だ……誰か…いるのか…?)」

目を細めて、ルギアは辺りを探るように見回す。その気配の持ち
主が飛びかかって来るのと、ルギアが覇気の出所を見つけるのと、同時だった。


ガサガサッ…!

ルギア「…ん…?」

気にもしなかった草の塊から、顔を紅潮させたミミロルが飛び
出してくる。何かから逃げ切ろうとしているような様子だった
が、興奮していたのかルギアの腹部に正面衝突し、跳ね返って
ゴロゴロと転がった。

ルギア「(…こいつではない…?)」





…一瞬だった。
逃げ道を選ぼうとしていたミミロルを、背後から美しい色合いの
竜が押さえつけた。突如として現れたその姿に、ルギアはあっと
息を呑んだ。


「逃げるなど不届き千万もいいところだ…我の空腹を満たすという行為、そこまで嫌なのか?」

高い才能を持つポケモン以外は、普通の言葉を喋ることはできな
い。ミミロルは半泣き状態でただ焦りに焦り、ぶんぶんと首を横に振っていた。


「まあ構わない…我に反抗するも自由、暴言を吐こうが自由。そして…」

竜はミミロルの首を左手で掴み上げ、彼女の4倍の大きさの口へと運んだ。

「中で我が腹を蹴りつけようとも…自由だ。」

底の見えない暗く湿った穴を眼下に、ミミロルは絶叫した。その
哀れな断末魔を聞き届けることもせず、竜は一口で彼女を牙の檻
へと封印した。そして喉圧を強く与えるためにうつむいたまま、
僅か3秒で肉管へと送り込む。
メンテ
Re: 王の資格は ( No.59 )
日時: 2011/04/29 00:45
名前: アサシン◆ov3nBiFvR3E

イートス君拉致される、の巻ですね。わかります。
別に彼が拉致られようとも僕にはなんの意味も・・・

イートス「なめた口をおおおおおおおおお(ry」

はいはいわろすわろす。

思う存分に遊んじゃっていいっすよw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.60 )
日時: 2011/04/29 06:56
名前: リオレイア

お!早速……
彼は結構手練れですからね〜
あと、レウスは撃たないでね…一応、付加設定として…
モンハンの飛竜(フルフルとネブラ以外)が大好きという事で…
何でも、ゲームやってて惚れたそうです。
二宮「レウスが居ると聞いて志願したんだ♪ルギア?FIM-72スティンガーで一発じゃね?なんならデイビークロケットでも良いが…放射能がなぁ…」

※スティンガーと言うのは携行形対空ミサイルです。
デイビークロケットはバズーカに核弾頭を装填した…と考えれば良いでしょう。
彼自身はAK47というアサルトライフルを愛用しています。
メンテ
Re: 王の資格は ( No.61 )
日時: 2011/04/29 09:38
名前: スイト

うむむ…
ネージュの奴、イートスさんを引きずるとは。ネージュに遊ばれそうな予感…
ミミロルを捕食した竜は…う〜ん…
メンテ
Re: 王の資格は ( No.62 )
日時: 2011/04/29 11:55
名前: どんぐり

これはまた面白そうな展開にw
私はまだまだキャラが出来てないので出せそうにないです…

頑張ってください♪
メンテ
Re: 王の資格は ( No.63 )
日時: 2011/04/29 16:52
名前: トマート

よぉぉぉし!!ついに…モンスターハンター3(トライ)を…!

トメ「買ったのか!?」

(友達に)借りました!幸い自分Wii持っているので…

トメ「え…」
これでモンハンの知恵を養うぞぉ!
メンテ
Re: 王の資格は ( No.64 )
日時: 2011/04/29 17:58
名前: スイト

………………

ミレア「どうしたの?急に目の色変えちゃって…」

いや、こういうは色々いいことなんだよ…けどね…

ミレア「?」

3から始めるのはね〜

ミレア「別にいいじゃないの。あんたは手だれだからいいけど」

3の経験者だから言えることで初心者がやれるかどうか何だよ。まず最初と来ると大変で仕方ないんだよ。
メンテ
Re: 王の資格は ( No.65 )
日時: 2011/04/29 19:06
名前: ロンギヌス

________

自分の膨らんだ腹を見る事も無く、竜はげっぷを吐いてルギア
を睨みつける。その背後からさらに何者かが近づいている事に、
彼は気づけなかった。



グルル…! グラァゥ!!!
ギャブッ!!

まさに最初からその竜を狙っていたかのように、一匹の巨大な狼が
飛び出した。ルギアが驚愕した声を漏らす中、竜の首へと勢いよく喰らいつく。


「ギャ…!」

急所を牙に貫かれ、竜は悲鳴を出す間もなく倒れ込んだ。ドクドク
と血が流れる噛み口から、狼はそっと鋭牙を外した。


?「脆いな…この程度で倒れるとは…」

九つの太い尾をなびかせる、翼を与えられた怪しさに満ちた狼…
ルギアの感じた異様な妖気は、彼からオーラのように放たれていた。

ルギア「尋常ではない…何者だ? お前…」

「我が名は楓。用などない、ただあの牙獣…リオレウスとかいう者を排除するために来ただけだ。」

ルギア「排除…? なぜ?」

「我らに対する影響があるからだ。異世界からの侵入は世界を変える……何よりそれを恐れているからな。」

楓は倒れた竜の亡骸を引きずり、新鮮な肉をむしゃむしゃと貪っ
ていた。襲われる心配など欠片もしていないのか、ルギアを見向きもしなかった。


ルギア「…そうか…ならば話は早いものだ。一時的に…手でも組まないか?」

「フン…ふざけるな…我は誰とも仲間を作らない。例え同じ目的だろうとな」

ルギア「不合理を好むのは構わないが…君だけで勝てるのか?」

……

反抗しようのない質問を受け、楓は死肉をちぎるのを早める。
ルギアの口元が、ニヤッと歪んだ。


================


千畝とクルスは密生する樹木をかき分けながら、素手で進んでいた。
途中クルスが不安な表情を浮かべ、千畝に問いかける。

クルス「そういや拳銃すら持たずに…どうやってレウス倒すんですか? この島の制圧自体、軍でも難しいって聞きましたけど…」

千畝「今回はかさばる物は不要だ…これを携帯するだけで十分過ぎるからな。」

胸ポケットから、千畝は一本の黒いメモリを引き抜いた。クルス
はそれを、不可解な目で見つめる。

クルス「な、何ですか!? それ!」

千畝「おとといドイツから届いていた…ガイアメモリの第1号だ。」

「ガ、ガイアメモリ…!!? 単なる噂じゃ…なかったんですか!?」

「どうやら試作品を各国に配っているらしい……制作者は不明だがな。」

キチッ…「GUN'S(兵器)!!」

興味深そうに千畝の手からメモリをひったくろうとしたが、クル
スの腕は虚しく空をきった。メモリは戦闘服のポケットへと戻り、
彼らはいよいよ、レウスの目前へと近づいていた。


メンテ
Re: 王の資格は ( No.66 )
日時: 2011/04/29 19:27
名前: ロンギヌス

アサシン様
ネージュさんの玩具にされちゃいますよw
(ヒジョーに羨ましいですが

リオレイア様
(一応)ご安心下さい…二宮君は捕食フェチという設定ですのでw(今は深くは言いませんがw

ルギア「倒すのは好きにしていいが…タダでは帰さないぞ?」

スイト様
あ…(焦) あの竜はハイパーウルトラエクセレント脇役ですw(期待してたらごめんなさいorz

ネージュさんはどこで活躍させてあげようかなぁ…(やっぱり…w

どんぐり様
千畝&クルス、ルギア&楓、ネージュ&イートスという三大勢力ができちゃいましたw
行方は僕にもわからない!(←え

全員レウス撃退が目的らしいですが…実は秘密が…

トマート様
おめでとうございます!(ゲーム借りたのを祝うってのもアレですがw
モンハンは神ゲーですよー♪ 3rdは特に…(ジンオウガ台頭が大きいですなw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.67 )
日時: 2011/04/29 20:33
名前: アサシン◆ov3nBiFvR3E

色々な意思を持った人々(ひとだけじゃないがw)が居るものですねぇ〜
協力するのもいい事だと思うがどうだね?イートス君。

イートス「意外とあの竜良いよ///」

キミも被食願望っすかwまぁ俺もですけどw
メンテ
Re: 王の資格は ( No.68 )
日時: 2011/04/29 21:16
名前: スイト

おお…
すごい組み合わせが出来上がった…
これで役者がそろったという訳だな…(キリ)

ミレア「あら?そういえば…」
メンテ
Re: 王の資格は ( No.69 )
日時: 2011/04/29 22:38
名前: トマート

ブゥン!ブゥン!(←wiiリモコンを振り回している時の効果音)

トメ「うぉ…あぶねぇ!」
一刻もはやくあの竜を…頑張らなくては!
メンテ
Re: 王の資格は ( No.70 )
日時: 2011/04/29 23:58
名前: ロンギヌス

アサシン様
そういうことですよねー…
今の所は全員レウス否定ですが…(今のところ

スイト様
1人忘れてる気もしないこともないですがw
(もちろん登場させますけど

三つ巴(下手すりゃ四つ)になりそうです…w

トマート様
ストラップは必ずつけましょう(^ ^)
前に画面が大破しちゃった事があって…w


メンテ

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