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とある竜医と女王竜の記録2
日時: 2011/02/15 17:15
名前: ゴルダ

という訳で、第二部スタート。
今回もなりきりの方のキャラとここのキャラは別物です
メンテ

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Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.1 )
日時: 2011/02/15 17:21
名前: ゴルダ

それから、さらに3年の月日が流れた。
ついに、ドランザニアとスリュムヴォルドを含む周辺諸国は対立を始めた。
その引き金となったのは、スリュムヴォルドを含む周辺諸国によるドラグニティ連盟の結成によるものである。
このドラグニティ連盟は、ドランザニアに対し。軍事的面も含めてさまざまな面から圧力をかける事が目的である。

「ふう、ようやく終わった」

手術を無事に終え、紅茶で一息つきながらゴルダが言う。
もはや城の診察室では十分な診察ができなくなり、2年前に総合病院が建築された。
ゴルダは毎日のように、城と病院を行ったり来たりの生活を送り。休む暇もほとんどない状態である。

「お前もよく頑張るよな」

一応の補佐として、ゴルダの元で働いているグラエナが言う。
ザングースもゴルダの補佐として働き、グラエナとザングースの評価はそこそこあった。
この総合病院は、人も診れる設備も整っていて。普通の医者も働いている

「兄貴、ウィズダムがすぐ城に戻れだと」

バハムードに言われ、ゴルダはすぐに準備をする。
ゴルダはスリュムヴォルド王国防衛軍の竜医師長でもあり、こうやってよくウィズダムに呼ばれる。
ちなみに、竜医以外の知識や技術もあるので。その方面でも重宝されているらしい。

「ゴルダ竜医師長兼国防陸軍大佐、只今参りました」

ゴルダが城へ戻り、会議室へ向かう。
会議室へ入ると、エルフィサリドと、氷竜王国と炎竜王国軍の上官がゴルダを遅いと言う目付きで見る。

「遅い、1分46秒231遅刻だ」

銀髪の男こと、フレイルティア王国軍大佐のディルヴィリスがゴルダに言う。
ディルヴィリスは本来の姿は銀火竜で、自国軍の兵士の間では「あまりにも時間にうるさい上官」として呼ばれている。
もちろん、1秒以下でも遅刻すれば。構わずに罰を与えてくるので、恐れられてもいた。

「手術により遅れた、これは不可抗力である」

と、ゴルダは反論するもディルヴィリスは聞く耳を貸さず。ゴルダをズルズルと引っ張って会議室から出る。
振りほどこうと思えば振りほどけるが、そうすれば何をされるか分からないので。ゴルダは引きずられていく。

「一番手っとり早いのは、やはりこれだ」

ディルヴィリスは、人の姿から元の姿へと戻る。
他の銀火竜と違い、ディルヴィリスは体長が30メートルを超えるガノトトス級のサイズだった。

「お前はいつ見てもでかいな、やれやれ」

ゴルダは一応にと、竜用メスを取り出して構える。
しかし、あっさりとディルヴィリスに軽い頭突き一発で押し倒された。

「ちっ…また今回もか、まあいい」

バクッ…

ディルヴィリスはニヤッとすると、ゴルダを銜える。
口内は普通の火竜に比べて、臭くは無かった。
ディルヴィリスは火竜にもかかわらず、菜食主義寄りなので。あまり肉を食べないのだ。

「臭くないと逆におかしいな」

「妻が菜食主義だからしょうがない」

ズルッ、ゴクン…

ディルヴィリスはゴルダを呑み込んだ。
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.2 )
日時: 2011/02/15 18:10
名前: suit

第2部が始まりましたか...ガノトトス並のでかさを誇る銀火竜とは、さぞかし大きいですね...中もさぞかし広そう...さっそく自分も餌に...
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.3 )
日時: 2011/02/15 18:17
名前: リオレイア

第二部ですな!!
戦争となればラオ爺を連れて参戦しましょう!自分はM1A1エイブラムスにでも乗りますかなww
全長30メートルの銀火竜だと!?これは餌になるしか無い!
玉砕じゃあーー!
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.4 )
日時: 2011/02/15 22:27
名前: ウラシマ

竜医師長兼国防陸軍大佐って・・長っ!!(というか凄い権力持ってそうな・・

菜食のドラゴンか・・可愛い・・
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.5 )
日時: 2011/02/17 08:30
名前: ゴルダ

PCからの接続が異常に遅い…このサイト大丈夫か?
ゴルダ「繋がるから大丈夫だ、問題ない」

>suitさん
土地が良すぎたようです

>リオレイアさん
ラオ爺だけで十分かもしれませんな、ポケモンの国が介入したら奴らは手が出せませんから

>ウラシマさん
階級はウィズダムが適当に付けました
スピノザという竜はご存じで?
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.6 )
日時: 2011/02/17 14:14
名前: ゴルダ

ディルヴィリスに呑み込まれたゴルダではあったが、胃の中では呑気に生肉を削ぐようにして胃の中へ落としていた。

「骨ごと食えや、全く…」

1つ目の生肉をすべて削ぎ終えたゴルダは2、つ目を取り出してまた削ぎ始める。
ディルヴィリスが家で肉が食べられないとの事で、ゴルダが時々胃の状態を見るついでにこんな面倒な事をしている。
もちろん、こんな事は図太く冷静な精神を持つゴルダにしかできない事なので。本人は仕方なくやっている。

「いつも通り、異常なし。落陽草でも噛んどけ」

吐き出されたゴルダはディルヴィリスに言い、会議室に戻る。
結果的に、3国で氷竜王国リヴァルスでの合同演習を行う事で一致して会議は終わった。

「全く、ろくなもんじゃない」

病院へ戻ろうとゴルダが城の中を歩いていると、ポポイとフラミーが来ているのに気が付く。
ゴルダは、アルガティアがスリュムヴォルドとの薬草取引の関税に関して、ウィズダムと話し合いをすると言うのを思い出して特に気にしなかった。
しかし、フラミーの背に、アルガティアではない小さいエルフが乗っているのに気付いて

「まさか…あいつじゃないだろうな」

浮遊呪文を使って窓から飛び出し、ゴルダはフラミーの所へと行く。
フラミーの背に乗っていたエルフは、ゴルダの予想通りの姿だった。

「おい、リーフ…何お前は遊ぶつもりで来てるんだ?」

ゴルダは無表情な顔でそのエルフことリーフを見る。
リーフはそれを聞いて

「勝手でしょ、どうしようが。あんたに関係ない、それにアルガティアが付いて来ていいって言った」

ゴルダはそれを聞いて、もういいと言い残してそのまま病院へと向かう。
しかし、病院へ戻ると。いつの間にか後ろからリーフが付いて来ていた。

「仕事っぷり、見せて」

「邪魔だけはするな、お前は俺が試験勉強してた時も邪魔してきたからな」

ゴルダが大学に入る前、リーフはしょっちゅう城へ遊びに来てゴルダの試験勉強の邪魔を星の数ほどしてきている。
それでもゴルダが受かって、こうして竜医をしているのはそれに耐え抜ける精神があったからだろう。

「邪魔しなければいいんでしょ?はいはい」

リーフの態度が気にくわないゴルダだが、過去に技を賭けられて四肢骨折をした経験があるのでそれ以上は何も言えずじまいである。
むしろ、今言えば何をされるか分かったものではなかった。
噂によると、リーフも変身できると言う事を聞いているので。ゴルダはなるべく機嫌を損ねないようにと細心の注意を払う事にした。

「次の方…」

多大なプレッシャーを感じつつ、ゴルダは診察を始めた。
メンテ
Re: とある竜医と女王 ( No.7 )
日時: 2011/02/17 21:41
名前: リーフ

おおう うまくキャラでてますw
がんばって>▽<
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.8 )
日時: 2011/02/17 22:09
名前: suit

ポポイとフラミー•••思うとあと2人は元気かな•••?それと次の方は一体何者か!?
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.9 )
日時: 2011/02/17 22:39
名前: リオレイア

うーん…
お腹に直接肉を入れるのって…味気なくない?
僕なら何時でも食べられてあげますから…
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.10 )
日時: 2011/02/18 08:05
名前: ゴルダ

ここ(掲示板自体)をブックマークした、これで大丈夫だ

>リーフさん
某粉砕された日常をベースにしております

>suitさん
なんかいっぱい文字化けしてるんですが…
粉砕された日常を読めば分かりますよ

>リオレイアさん
直接食うと、牙と牙の間に食べカスが残る上仕方ありません。
しかも、帰ると奥さんにチェックされるのでこの方法を取ってるらしいです
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.11 )
日時: 2011/02/18 09:55
名前: ゴルダ

戻って1人目の診察をしている間、リーフはずっと大人しくしていた。
1人目の診察が終わり、ゴルダは次の患者のカルテに目を通す。

「適当じゃないの?」

リーフの一言で、ゴルダはカチンと来そうになったが。ぐっと抑え込んで無視する。
2人目の患者が来ると、ゴルダはザングースに縫合道具の準備をさせる。

「消毒してすぐに縫合しましょう、ここまでパックリ傷が開いていると危ないですので」

ザングースが持ってきた縫合器具から麻酔を取りだし、ゴルダはひとまず麻酔を打った。
次に傷口を消毒し、適当な長さの魔力糸を出して縫合し始める。

「へえ…」

感心するようにリーフはその様子を眺めていた。
縫合し終えると、ゴルダは手際よく包帯を巻いて処置を終える。

「抜糸の必要はありません、傷が塞がれば自然に消えますので」

と言って、ゴルダは患者を帰す。
帰った後、再びリーフが

「あんた無責任ね、せめて傷跡の処置するとかしたら?」

と言うので、ゴルダは頼まれればやると答えた。
流石のゴルダでも、2度も自分のやり方にケチを付けられると黙ってはいられずに

「黙ってろ、俺も人間だ。心は広いが限界がある」

隠し持ってた竜用のメスをリーフに向けて言った。

そして3人目がやって来た。
今度はよく来る患者で、ゴルダはまた同じ事だろうと思う。

「先生、薬もう少し増やしてもらえませんかね?全然効かないので」

「増やしてと言われましてもね、飲みすぎじゃありませんか?あなた先週来たばっかりでしょうが」

「そこを何とか…」

と言われてもゴルダは

「あの量で充分です、今度は飲み過ぎないように。先週と同じ量出しておきます」

きっぱりと拒否し、先週と同じ量を出すと言う事で帰す。
ここで診察時間が終わったので、ゴルダは一息つく。
しかし、またリーフが

「増やせばいいじゃない、あんた馬鹿?」

とまたケチを付けてきた。
これで我慢の限界に来たゴルダは、リーフを引っ張り。城のある場所へと連れて行く。

「おい、そろそろいい加減にしろよ。もう俺も我慢の限界だ」

「は?よく言うわね」

相変わらずの態度のリーフにゴルダは

「竜医の知識もないのにあれこれ口出しするな、もういい…年貢の納め時だ。ここでお前にカタを付ける」

両手一杯に竜用メスを持って構える。リーフもそれを見てどや顔で構える。
最初にけしかけたのはゴルダで、メスを一斉に投げつけた。

「当たる訳無いでしょ」

リーフは軽々と避けるが、ゴルダはふっと鼻で笑う。

「俺は学んだぞ、永久追尾魔法をかけた」

確かにメスはリーフを追尾したが、すぐに地面へ落ちる。
ディスぺレーションを使われたのだと分かったゴルダは、舌打ちした。

「さて、こっちから行かせてもらおうかな」

と言い、リーフはアルカトラスと変わらない白いケモ竜に変身した。

「嫌な予感がするなぁ…」

煙草のようなものに火を付け、吸いながらゴルダは言う。
この煙草のようなものは、人体などに全く害になるものは入って無いものの。
その煙の量が異常であまりこのまれて吸われない代物である。

「煙い、今すぐ消して」

「吸い終わったら消してやるよ」

ゴルダはリーフに挑発するように煙を吹きかけた。
これに怒ったのか、リーフはゴルダを鷲掴みにして口へ放り込んだ。

「3倍、いや10倍にして仕返ししてあげる」

と言ったリーフに、ゴルダはやってみろとだけ返した。
それを聞いたリーフは、ゴルダを舌で舐め回す。
しかしゴルダは、なかなかやるなとだけ言って反応が薄い。

「こうなればあそこで虐めるしかなさそうね」

ゴクン

と言って、リーフはゴルダを呑み込んだ。
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.12 )
日時: 2011/02/18 12:45
名前: リオレイア

知識の無い人間に口出されるのは確かにむかつきますな。
さて…どんな素晴らしい体内を披露して下さるのやら…
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.13 )
日時: 2011/02/18 16:26
名前: suit

さすがのゴルダさんもむかつきますね…。ゴルダさんはどこに招待されるのやら…
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.14 )
日時: 2011/02/19 23:22
名前: ゴルダ

>リオレイアさん
粉砕された日常2から予想つきませんか?

>suitさん
竜医のプライドもありますし
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.15 )
日時: 2011/02/20 00:36
名前: ゴルダ

「ただの胃じゃないか、健康体の」

グニョグニョと触診しながらゴルダは言う。
リーフはクスクスと何かをたくらむ様に笑い

「これでも?」

とギュムッと胃壁で攻めてくる。
しかし、ゴルダは何とも感じてはいなかった。
むしろその図太い精神で、されるがままにされていた。

「ふふふ、これならどうかしら」

ギュウウ…ミシミシ

まったく動じないゴルダに、リーフは全身を粉砕しかねないほどに胃壁で押さえつけてくる。
このままではまずいと思ったゴルダは、リーフにやめるように頼む。

「いいけど、1つ条件があるわ。ふふふ」

リーフはまた笑いながら、条件があると言い出す。

「何だ?」

焦り口調でゴルダはリーフに聞く。

「ふふふ、これから私の言うこと聞くならね」

普通なら、お断りするところだが。
今回ばかりは背に腹は代えられないので、ゴルダは了承する。

「分かったよ、だが俺の仕事に関しての口出しはしないでくれ」

「ふふふ、できるだけね」

と言って、リーフはゴルダを吐き出す。
吐き出されたゴルダは、やれやれという顔をする。

「さて、ちゃんと私の言うこと聞くって証はつけないとね」

と言って、ゴルダに互いにしか見えない首輪をつけた。
納得いかないような顔をしていたゴルダだが、互いにしか見えないと言う事に気づいて普通に戻る。

「じゃあ早速、もう一度中に入って」

「今はダメだ、カルテ処理しねえと」

再び腹に入るよう言うリーフに、ゴルダは今はダメだと拒否する。
それを聞いて、問答無用と言わんばかりにリーフはゴルダを掴む。

「後ででもいいじゃないの」

ペロッ、バクッ

「好きにしやがれ、くそっ…」

こうしてゴルダは、再びリーフに飲み込まれた。
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.16 )
日時: 2011/02/20 08:14
名前: リオレイア

むう…
絶対服従とは羨ましいなぁ…
正に呑まれ放題(笑)
でも、仕事の邪魔だしゴルダさんは嫌かな?
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.17 )
日時: 2011/02/20 11:53
名前: suit

ふむ…
リーフさんの命令で食われまくるとは…
仕事がはかどるか心配ですな…


メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.18 )
日時: 2011/02/21 13:20
名前: ゴルダ

>リオレイアさん
どうでしょうかね

>suitさん
どうなるかは今後のお楽しみ
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.19 )
日時: 2011/02/21 15:04
名前: ゴルダ

場所は変わって、ドランザニア某所。
ドランザニアの状態を把握し、伝えるために動いているリレーヌは今日も町へ出て情報収集にあたっていた。

「どうも最近動きがおかしいわね、連盟成立の時に徹底攻勢の態度示したのに」

買い物をしながら、リレーヌはぶつぶつ言う。
ドランザニアは、ドラグニティ連盟に徹底攻勢の態度を示しておきながら。その後何の動きも無いのだ。

「おっかしいわね…」

再びぶつぶつ呟きながら、リレーヌは買い物を終わらせる。
そして、いつもの喫茶店でくつろいでいると

「よろしいかしら?」

謎の少女がリレーヌの目の前へと座る。
何事かと言う目をするリレーヌに、謎の少女は

「私、シオリアスポケモン共和国のラティアスで、フィリルといいます。上の命令で、あなたと同じようにドランザニアの動きを監視しています」

自分がラティアスである事を告げて、同じようにドランザニアの動きを追っているとテレパシーで伝える。
リレーヌはふむと頷き、何かあったのかと聞く。

「ドランザニアは、最近水面下で動いています。その情報を教えてあげてもいいですが…」

フィリルの言った事に、リレーヌはぴくりと反応する。
それに気付いたフィリルは、にっこりして

「もちろん、私と勝負して私を満足させる事が出来れば…ですが」

と答える。
タダで教えるはずがないなと、リレーヌは思いながらもそれを了承すした。

「では、いきますよ」

場所を移り、フィリルとリレーヌは元の姿へ戻る。
リレーヌは、幻影で惑わせてさっさと終わらせる作戦を即座に思いつく。

「やはり幻影の覇者の名をもつだけはありますね…」

幻影を発生させたリレーヌに、フィリルは何か作戦を考えたような表情を見せる。
リレーヌは1発で決めようと思ったのか、本気のナイトバーストを放つ。

「無駄、ですよ」

フィリルはミラーコートのような技で、リレーヌのナイトバーストを跳ね返す。

「ぐうっ…」

直撃を受け、リレーヌはうずくまる。
それを見たフィリルは、トドメと技の構えに入るが。うずくまっていたリレーヌは消えてしまった。

「後ろよ」

幻影で後ろを取ったリレーヌは、フィリルに切りかかる。
しかし、そのフィリルも消えた。
どう言う事だとリレーヌが首をかしげていると、後ろから

「あなたの幻影は私の前には無力ですよ」

とフィリルの声がした。
リレーヌが振り返ると、さっきの倍はある大きさのフィリルが立っていた。
しかし、リレーヌはすぐに自分がイーブイほどにまで小さくなっている事に気付く。

「シオリアスで開発された、誰でも幻影を使える道具…」

いつの間にそんなものをと、リレーヌが言いかけた所でフィリルはリレーヌを掴む。

「私の勝ちですね、あなたの一発で決める作戦は少々短絡過ぎると思うけど」

正論なので、リレーヌは反論できなかった。
言い終わった直後、フィリルはリレーヌを銜える。

「な、何するのよ…」

とリレーヌが聞けば、フィリルは

「お腹空いたので丸呑みさせてください、お詫びに情報教えますから」

腹が減ったので丸呑みさせてくれと頼まれ、リレーヌはとりあえずいいと答える。

「では遠慮なく」

ズリュズリュ、ゴクン

フィリルはリレーヌの毛で呑み込みにくそうにしていたが、最後にはきちんと呑み込んだ。
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.20 )
日時: 2011/02/22 13:38
名前: ゴルダ

「さて、ではお詫びに情報を…」

フィリルに吐き出され、元の大きさに戻されたリレーヌはフィリルを一瞬だけ睨む。
フィリルはそれを気にせずにぺこりとする。

「では情報を、ドランザニアは現在水面下でミサイルの開発を行っています。攻撃目標はスリュムヴォルドとシオリアス」

それを聞いたリレーヌは、急いで帰って伝えようとするが。フィリルは涼しい顔で

「問題はありません、シオリアスの方で無言の圧力をかけてますから。しかし警戒するに越した事はありません」

と言って、人の姿になり。どこかへ行ってしまう。
その後、リレーヌは急いで帰り。情報をウィズダムへ伝えた。

そして、場所はリヴァルスへ移る。
数ヶ月前に帰る方法が見つかり、チルノが帰ったので。城は静かになっていた。

「分かった、ここで演習か」

書類の山と格闘しながら、リヴァイドは3者会議の報告を聞く。
リヴァイドの側では、シオリアスから来たマニューラやグレイシアがせっせと処理が終わった書類を運んでいた。
連盟にはまだ入っていないシオリアスだが、情報伝達など様々な意を込めてこうやって各地へ自国のポケモンを派遣させている。

「この国は実に過ごしやすくていいね、越そうかしら」

と言うマニューラに、リヴァイドはさっさと片付けろと言う。
この2匹以外にも、フリーザーが居るが。あっちへ行ったりこっちへ行ったりが激しいので全くその姿は見ない。

「ふむ…さて、少し休憩するか」

リヴァイドは従者に菓子と茶を持って来させて休憩する。
そんな中、マニューラとグレイシアが同時に寄って来て同時に

「またやってくれる?」

とリヴァイドに聞く、リヴァィドはふむと頷いて了承する。
実はこの2匹、極度の被捕食中毒で。ここへ来たのもそのためだったりだと噂されている。
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.21 )
日時: 2011/02/22 17:49
名前: セイル

僕のキャラって
いつでますか?
んもぅ楽しみなんで・・・

いきなりですみません
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.22 )
日時: 2011/02/22 17:51
名前: ゴルダ

>セイルさん
最初の方で出しますよ
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.23 )
日時: 2011/02/22 18:09
名前: セイル

そうですか
それはどうもすみませんでした
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.24 )
日時: 2011/02/23 12:09
名前: ゴルダ

>セイルさん
まあ、そりゃ気になりますよね…
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.25 )
日時: 2011/02/23 12:48
名前: リオレイア

被捕食中毒ww
でもリヴァイドさまにならばなってしまいそう…
後、早速ですが…僕のキャラは何時頃でます?
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.26 )
日時: 2011/02/23 13:55
名前: ゴルダ

「しかし、まだ仕事が終わってない。夜にな」

リヴァイドに言われて、2匹はむすっとした顔をする。
しかし、すぐに状況を把握して休憩もほどほどに仕事へ戻った。
この2匹は、いつもこの調子である。

「フリーザーの奴、全く…ろくな仕事もせずに」

リヴァイドは書類を処理しながら呟いた。
実はもう1匹、フリーザーが派遣されているのだが。あちらこちらを飛びまわって遊んでばかりで、仕事を全くしていない。
流石に帰れとも言えず、させたいようにさせて放置していた。

「終わりましたぜ」

「こっちも」

2匹から全ての書類を運んだと言われ、リヴァイドはご苦労と言う。
ご苦労と言われると同時に、再び寄って来たグレイシアとマニューラにリヴァイドはポンと頭に手を置いて

「一気には厳しいなあ」

と言う。遠回しにどっちが先になるかを決めろとも言った。

「どうすんの?」

「さあ…」

「そうだ!」

マニューラとグレイシアはしばらくどうするかを考えていたが、急にリヴァイドが何かを閃く。
リヴァイドはマニューラに縮小魔法を使って、マニューラをグレイシアと同じサイズにまで縮める。

「ああ、こうするって手もあったねぇ」

マニューラは納得したように言う。
そうして、リヴァイドは2匹を掴み。銜える。

「面倒だから一気に呑み込むぞ?」

ゴクン…ズルズル

他の従者などに見られるとまずいので、リヴァイドは2匹をさっさと呑み込んだ。
呑み込まれた2匹は、食道で互いに体を押し付け合いながら胃へと落ちる。

「たまんねぇ…」

「あうぅ…」

2匹はそのままリヴァイドが吐き出すまで、その胃壁に揉まれていた。
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.27 )
日時: 2011/02/23 15:30
名前: ゴルダ

>リオレイアさん
リヴァイド「ふむ…」
そんな後に出すつもりはないとだけ
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.28 )
日時: 2011/02/23 21:11
名前: リオレイア

リヴァイドさま…
僕も、お願いします…
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.29 )
日時: 2011/02/24 09:32
名前: ゴルダ

>リオレイアさん
リヴァイド「俺の国へ無事にこれたらな…」
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.30 )
日時: 2011/02/24 10:40
名前: ゴルダ

そして場所は再びスリュムヴォルドへ戻る。
リーフにさんざん嬲られてようやく解放されたゴルダは、カルテの処理へ移る。

「あの野郎、いつか絶対仕返ししてやる」

風呂に入ると言って城へ行って居ない事をいい事に、ゴルダはぶつぶつと文句を言う。
急患が来る様子もないので、カルテの処理を終わらせたゴルダも城へ戻る。

「疲れたな…」

どうやらリーフはエルフィサリドと話しているらしく、こちらへは来なかった。
また何かされる前に風呂へ入ろうと思い、ゴルダは風呂へ向かう。

「来週はリヴァルスで演習か…やれやれ」

風呂に入りながら、ゴルダは既に決まっている3国合同演習を思い出す。
フレイルティアにしろリヴァルスにしろ、極限の環境での演習は熱いか寒いかの違いである。

「考えても仕方ねぇな」

食事の時間もあるので、早々に風呂から上がった。
大広間へ行くと、アルガティアとポポイも座っていた。どうやら泊まるらしい。

「ゴルダ、これ…明日フォルトハイムへ行ってくれ」

エルフィサリドから依頼書らしきものを渡され、ゴルダはそれを読む。
依頼主は不明で、フォルトハイムにある踏み入らざる山へ来て欲しいと書いてあった。

「何で俺に?」

エルフィサリドにゴルダは聞くが、エルフィサリドは知らないの一点張りを通す。
聞いても埒が明かないと確信したゴルダは、食事もほどほどにして部屋へ戻ってフォルトハイムの地図を広げる。

「踏み入らざる山…面倒な場所だな、あそこには山の主と言われる黒狼が住んでるとか言われている」

この踏み入らざる山には、黒狼が住んでると言われており。
下手に入れば生きては帰って来れない場所として有名である。

「こんな依頼出したやつの首を狩りとって晒し首にしてやりたい所だが…依頼主不明だとな…」

何があるか分からないので、ゴルダは術対策を施したM92FSを持って行く事にした。
その他にも各種武器を準備し、その日は寝てしまった。

翌朝、リーフが付いて来る事も無くゴルダはフォルトハイムの踏み入らざる山へとやって来る。
朝だと言うのに樹海の如く茂っている樹木で、辺りは薄暗かった。

「じゃ、じゃああんたも気を付けな…」

ゴルダを送り届けた案内人は、何かに脅えるようにしてその場を去った。
ゴルダは魔力などを検知できる謎の機器を取り出して測定し始める。

「ここからでも妖力はかなり強いな、山へ入ればもっとだろうな」

その機器を片付け、ゴルダは山へと踏み入った。
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.31 )
日時: 2011/02/24 11:12
名前: リオレイア

お…黒狼さまかな?
あの方のお腹も温かそうだなぁ♪
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.32 )
日時: 2011/02/24 14:11
名前: ゴルダ

>リオレイアさん
おっと!それ以上はネタばれですので言えないですとも!
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.33 )
日時: 2011/02/24 16:20
名前: suit

黒狼さんですか…
あの少年は元気かな?
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.34 )
日時: 2011/02/25 11:35
名前: ゴルダ

>suitさん
どうでしょうかね?
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.35 )
日時: 2011/02/25 15:31
名前: ゴルダ

「暗いな…しかもさっきから見られている気がするし」

ゴルダはどんどん山の中へ入って行き、本格的に薄暗くなってきた所で再び先ほどの機器を取り出す。
すると、機器は最大値辺りをずっと指していた。
見られている感じも先ほどより強くなったので、ゴルダは城で見つけた出所不明の刀を構える。

「儂の山にのうのうと…と思ったら儂が依頼で呼び出した者か」

どこからか、大きな黒狼が現れる。ゴルダは一旦刀を戻し、M92FSを取り出す。

「そんなので儂に傷を負わせられるとでも?」

「あくまでも威嚇と専守防衛のため」

黒狼は小馬鹿にするように言うが、ゴルダは威嚇程度にしか考えてないのでさらりと流す。
黒狼はそれを聞いてふっと鼻で笑い、トンと前足を地面へ押しつける。すると、木の根らしきものが襲いかかって来た。

「邪魔だ」

ゴルダは素早く刀を引き抜き、それを切り捨てる。
しかし、すぐに新しい根が襲いかかって来るのでそれをまた切り捨てての繰り返しで埒が明かない。
これではいかんと、M92FSを発砲したゴルダだが、すぐに弾切れを起こす。

「ちっ、マガジン確認せずに持って来てしまったか」

すぐに刀を構え返そうとするが、根に腕を弾かれ。刀は遠くの木に突き刺さる。
取りに行こうと動くゴルダだが、すぐに黒狼に抑え込まれた。

「儂の方が一枚上手だったのう?」

黒狼はゴルダに顔を近付ける。
余計な武器は全て置いて来たので、ゴルダは素手で対抗するしかないが。黒狼の方が力が強く。完全に抑え込まれる。

「ちっ、とりあえず俺をおびき出した理由を教えてもらおうか?」

ゴルダは観念したように舌打ちし、黒狼に自分をおびき出した理由を説明するように言う。
黒狼は少し考えるように黙り込み、ゴルダを解放して

「儂に付いて来い」

ついて来るように伝えて背を向ける。
ゴルダが付いていくと、洞窟らしき場所へとやって来た。
黒狼はその中へ入ったので、ゴルダも入る。

「儂ではこのものをどうする事もできぬ、お主ならできるだろう?」

黒狼に言われて、ゴルダが覗きこむとそこには弱りかけた仔竜が居た。
ゴルダはどう言う事かと聞くと、黒狼はつい最近保護したと答える。

「こいつはマズイな、後少し遅かったら…だ」

ゴルダはすぐに症状を把握して治療を始める。
1時間ほどで治療を終え、ゴルダは一息つく。仔竜の症状は、足の傷から雑菌が入って化膿しているもので。雑菌が全身に回りかけていた。
そこでゴルダは化膿した傷を治療し、その後で抗生物質作用のある薬草を飲ませた。


「大丈夫なのか?」

「なんとかな」

黒狼に聞かれて、ゴルダはさらっと答える。

「むう…」

突然そんな一言を漏らす黒狼に、ゴルダはどうしたと聞く。
その直後、黒狼の腹が盛大に鳴った。

「なんか食うもの探そうか」

ゴルダが食べ物探しに行こうとすると、黒狼が背後から押し倒して来た。
もちろん、しっかり抑え込まれているので抵抗しても無意味である。

「探さずとも、主がそうではないか」

どうやら、ゴルダは先ほどの一言で思いっきりフラグを立ててしまったようだ。
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.36 )
日時: 2011/02/25 18:32
名前: セイル

来ましたね〜
いやいや黒狼さんを使っていただき
ありがとうございます
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.37 )
日時: 2011/02/25 21:57
名前: リオレイア

そりゃあ…
捕食者の前で「食べ物」と言ったら…
食べて下さい!
と同義でしょう(笑)
黒狼さまのお腹も良いなぁ…入りたい…
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.38 )
日時: 2011/02/26 08:13
名前: ロンギヌス

治療費はごっくんでのお支払いという訳ですか・・
かあー!!何とも羨ましい職業。
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.39 )
日時: 2011/02/26 09:36
名前: ゴルダ

>セイルさん
この先ずっとゴルダに付きm(
ゴルダ「この先にもフラグ立ってるのにまだ言うか」

>リオレイアさん
ですよねーw

>ロンギヌスさん
ゴルダは慈善でやってるので治療費とか取りません。
病院の維持費なども全部スリュムヴォルドの国家予算から出てます
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.40 )
日時: 2011/02/26 12:58
名前: ゴルダ

「話をしよう」

某ルシフェルのようにゴルダは言うが、黒狼はゴルダを目と目が合うようにひっくり返してベロッと舐め上げる。
相変わらずの図太さを発揮し、舐め上げられても動じないゴルダに黒狼は少しつまらなそうな顔をする。

「つまらんのう、しかしどうやって根を上げさせるかを考えるのもまた面白い」

ベチャッ、グチョグチョ…

「ぐぬぬ…」

全身唾液まみれにされ、ゴルダは渋い顔になる。
それに加えて、舐め上げられるたびに黒狼の獣毛がこすれ合うのでゴルダは気持ち良さでさらに渋い顔になった。

「ふふふ、主…もしや?」

ベロッ

「ううっ…」

黒狼に聞かれつつ舐め上げられ、ゴルダは変な声を上げる。
黒狼は、隙ありと言わんばかりにゴルダを頭から咥え込んだ。
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.41 )
日時: 2011/02/26 13:04
名前: リオレイア

はう……
柔らかい獣毛+舌での舐め上げなんて反則…
罰として僕を丸呑みする事を命じる!
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.42 )
日時: 2011/02/26 16:04
名前: suit

何てことだ…
相変わらず黒狼さんの舌責めが羨ましい…
自分も黒狼さんの餌に…
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.43 )
日時: 2011/02/26 16:13
名前: ゴルダ

>リオレイアさん
本人に直接言えばいいと思うよ!
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.44 )
日時: 2011/02/27 13:28
名前: suit

突然ですがミレアを登場してもよろしいんでしょうか…?
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.45 )
日時: 2011/02/28 11:06
名前: ゴルダ

>suitさん
いいですよ、ちょっと後になりますが…
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.46 )
日時: 2011/02/28 11:43
名前: ゴルダ

「もういい、こうなる事は予測していた…」

相変わらず堂々とした構えを崩さず、ゴルダは言う。
黒狼はそんな図太いゴルダを一気に呑み込もうと宙へ放り上げる。

ゴスッ

「がっ…!」

洞窟の天井に背と頭をぶつけ、ゴルダの意識が一瞬飛んだ。
もちろん、気付いた時には既に頭が食道に飲み込まれていて目の前は真っ暗でである。

ズルズル、バクッ…ゴクン

「ご馳走様じゃ」

腹が膨らんだのを確認し、黒狼は仔竜の側まで行くとそのまま寝てしまう。

「いてて、背に頭までぶつけちまった…」

ほとんど胃壁が密着状態に近い胃の中で、ゴルダはぶつけた頭と背の心配をしていた。
もちろん胃が異常に狭いので、頭を触って状態を調べるなど不可能である。

「しかし本当に狭いな、参った…」

そんな事をぶつぶつ言っていると、胃液が分泌され始めたのか。肌にピリピリした感触が走った。
もちろん、動けないので鉄板で焼かれる1枚肉のようにどんどん消化されていく。

「っつ!」

戦場で被弾したりして大分痛みには慣れていたゴルダではあるが、このような痛みには全く慣れて居なかった。
消化が進むにつれ、胃壁はどんどん縮んでいき。最後には黒狼の腹が元の大きさに戻る程度にまで縮んだ。

「ふむ、消化してしまったが大丈夫じゃろうか…」

と言う黒狼に

「一応不死能力持ってるから蘇生はできるんだがな」

復活したゴルダはそう言い放つ。
黒狼はなるほどと言う顔をして、ゴルダを見る。

「主は確かスリュムヴォルドの方に居るのじゃろう?」

黒狼に聞かれ、ゴルダは一応なと答える。
黒狼はそうかと答えると、ニヤッとして

「主の所へ出向くかもな、その時はまた…」

「どうせ拒否しても食うでしょうがあんたは…仕事の邪魔しない程度に頼むぜ?」

と帰り際にゴルダは言うと、山を後にした。
その後スリュムヴォルドへ帰るや、ゴルダは理不尽な理由でリーフにどやされたと言う。
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.47 )
日時: 2011/02/28 12:37
名前: リオレイア

黒狼さま!日本国にも是非来て下さい!
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.48 )
日時: 2011/02/28 12:50
名前: ゴルダ

>リオレイアさん
アレがあれば呼べるはずw
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.49 )
日時: 2011/02/28 16:33
名前: suit

ありがとうございます。
自分の小説を参考になれば嬉しいので…ブレイクも構いませんので…
メンテ
Re: とある竜医と女王竜の記録2 ( No.50 )
日時: 2011/02/28 17:18
名前: セイル

細かいところまでありがとうございます
楓さんは・・・?
まぁ・・・黒狼さんだけでもありがたいのですが・・
調子乗ってすみません
メンテ

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