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白い祝福
日時: 2010/12/24 21:46
名前: S

今回はちょっとだけ作成方針を変えてみたつもり
でも今日と明日がアレだからってだけだったりもする
短編なのに大半がぐだぐだだったりします
メンテ

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Re: 白い祝福 ( No.1 )
日時: 2010/12/24 21:46
名前: S

天気予報では3日ほど雪が降り続き、ホワイトクリス○スも期待出来るとの事
そんな事を街の電気屋に並んでいるテレビの一つがやっていた

自分は高2の学生だが、学校は遠方で、そっちには俺だけしか進んでいなくて
中学を卒業してから地元に友人と呼べる者が居なくなった
向うの都合もあるので、こっちから行ってみるのもどうかと思い、行くに行く気がしない

受験か就職を来年控えて、高校生活も来年が最後・・・(無事に卒業出来ればだが
後1、2週間・・・今年も本当にあっという間だったな・・・

「ん・・・雪降ってきやがった・・・う〜、寒・・・」

今回みたいな長期に渡る休みだって、誰とも遊べるヤツが居ない俺はとにかく暇だったので
休みは土日くらいで十分なくらいだった
そんなこんなで暇を潰そうと街へと出かけている

とはいっても、何かしに出かけた訳ではない
学校の友人と携帯でメールをしながらだったり、ただ街をぶらぶらと歩き回るだけだ

今年も去年とあまり変わらないような年末を迎えるとは思っていた
だが・・・

「何だあれ・・・ただの野良犬・・・にしちゃえらくでかいな・・・」

人込みに一匹のとてもでかい野良猫が居る(犬の方の野良は珍しいのでこっちに例える
それも人より何倍も・・・そんな事よりあんなでかい野良猫なんているのか?

・・・・・・・・・・・・・・・

パチッ

「考えすぎか・・・」

開いていた携帯を閉じ、そいつとすれ違っては通り過ぎようとする
街中であんなでかい物を誰も気にしてなさそうだったんなら
普通・・・いや、ちょっと(?)変わってただけだろう。うん
流石に見すぎたのか、そいつにも不信に思われたのかもしれない

「さてと・・・」

天気予報通りのようで、雪が少し強くなって来ている
となれば雪が止む気配なんて無さそうだったが、雪を被らなさそうな場所まで足を進める

「何だ?お前もかまってくれるヤツが居ないのか?
 首輪・・・付けてないな・・・やっぱ野良猫なのかな・・・」

あの野良猫が付いて来ているようだったので、頭や顎の下を撫でてやる
動物好きというのは結構居る物で自分もその内の一人だ
近くで見てみると体の色は雪の様に真っ白だった

腰は降ろしてないけど、どうしてその体勢で触れるのか疑問だ
誰も気にしちゃいないから、何とも無さそうだ

何だかこの野良猫・・・いや、もはやそんなレベルじゃないのかもしれない
眼球とか、触り心地が羽毛というか、そんな感じがしなくて、なんて表現すればいいやら


・・・戯れ終わると、再び歩き出す。その後は付いて来なくなった
まぁじっと見ちゃって・・・かわゆs(ry

家は一軒家だから飼うとしても差ほど問題は無さそうだが
家族の承認を貰わねばならないのだから、色々と面倒だからだ
・・・やっぱり白い所がまたかわゆす・・・お持ち帰りしt(ry


「んっ・・・くそっ・・・錆び付いて・・・」

ガラガラガラガラ!・・・

「・・・うっし、誰も見てないな・・・あぁくそがっ!硬い!冷たい!」

ガタガタガタ・・・バタン・・・

誰も使っていなさそうな施設で雨宿り(謎)をしようとしていたが、町外れまで来てしまったようだった
廃工場を見つけたので、人目を気にしつつそこへと入る
降り注ぎ過ぎて、僅かに雪が積っている所もあった

扉を開けるだけでここまで・・・この所からすると、誰も使ってはなさそうだ
と思っていたのだが

ペキペキッ・・・

「ん・・・何の音だ?・・・」

何かを支えているような物音だった
上を向いてみれば、日が照らし出す日中だからなのか
トタン屋根に薄っすらと大きな影が浮かんでいる
あの大きさからして、人では無さそうだった

「まさかここって・・・洋画の撮影場所なんて事だったんじゃ・・・
 そ・・そだ・・・こんな時こそ○衛隊――」

洋画の怪物なんて実在する訳がない

そういや何処に連絡すればいいんだ?
それから番号・・・110?100?あれ・・・どっちだっけ?つかそこでいいのか?
にしても、焦りすぎだろ俺・・・

バキッ!

「うおっ!?」

重さに耐え切れずそいつが落下して来る
地面に叩き付けられた衝撃で、長い間使われていなかった事を思わせる埃がそいつを中心にして舞う

「つつ・・・あいたたた・・・」
「な・・・何だよ・・・こんな所まで付いて来たのかお前わ・・・」

埃が途切れると、その正体は街中で出会ったあの野良猫・・・いや、もうそれに例えるのはやめよう
懐かれたなんて問題で吹っ切るのもいいとして、それ以前の問題は
言葉まで使い始めたんだから、猫なんて例えは打ち切ってもいいのかもしれない
そうであって欲しいと願ってもいないんだし・・・

「お前喋れたんだな・・・野良猫にちゃ、えらいでかい猫だと思ってたけど・・・」
「か・・・勝手に付いて来てすまん・・・やっと俺の正体を見抜いた人間を見つけたから・・・」
「・・・じゃあ猫じゃないんだな?」
「当り前だろ(怒
 あの時は気安く俺の顔を撫で回しやがって・・・」

何キレてんだよ・・・ちゃんと話せb(ry
いや・・・道行く人には野良とか、思われてるんだから喋っちゃまずいか・・・
やっと疑問が一つ吹っ切れた

「信じてもらえないとは思うが、これでも竜と呼ばれる存在だ
 違和感が無いように存在感・・・って言ったらいいのか
 とにかくそんなのをずっと低くしてみたんだが・・・」
「その結果がこれだよって所か・・・てか竜って居たんだな・・・これは小さい方なのかよく分からないけど・・・」
「まさか誰も気にならないくらいに、目立たなくなってたなんて分からなかった」

よく言われるスパイだの、密偵だのが変装すると同じような物か
こんな現実の理とかけ離れているような生き物が居て、違和感無いように・・・
自分を見向きもしてくれないなんてのも、ちょっと不気味な気もするな

「なぁ・・・」
「ん、何だ?」
「俺の状態ならともかくとして、お前もその体勢じゃ話辛くないか?
 どこかに座ったらどうだ?」
「え・・・じゃあ・・・そうさせてもらおうかな(汗」

何処となく間の抜けた竜だな・・・
竜の想像はずっと高貴そうなイメージだったのだが、ここまで俺と同じ地位のようだと、俺の方もちょっと・・・
立ち話も何だったそうなので、片隅のコンテナに座らされ、あの竜も近くまで来て

どすっ

「それから何でお前は上から入って来たんだ?」
「この体じゃお前が通った道が通れないから
 それにしても人が作った物って脆いな・・・もっと頑丈に作りゃいいものを・・・」
「そりゃここは廃工場だから、何もかもが老朽化してるに決まってるだろ?」
「人間の世界に俺のようなヤツがいないから、こんな基準が無いのも当然か」

腰を降ろして、質問を再開する
人間の世界の大体の感じは把握しているみたいだった

「次はその竜のお前ともあろうお方がこの人間の世界に?」
「何だっけ・・・クリスカスだったかな・・・クルシミマス?・・・あれ・・・どっちだったっけ・・・」
「いや・・・一字違うし、どっちも違うし・・・ってか最後のヤツは・・・(汗」
「あ・・・す・・・すまん・・・その聖夜のクリスマスに一度だけ混じりたかった」

人間が作った色んな物を見過ぎているのか?こいつは・・・
用は今日と明日のクリスマスへと自分も混ざりたかっただけか
・・・色だけでなく(謎)随分と色々変わった竜だな

「知り合いでもいるのか?」
「いや、俺だけ」
「何処に混じるんだ?」
「だから・・・お前と出会ったあの町で・・・探してた」

ふ〜ん・・・クリスマスね
こいつが居る世界じゃそんな祝いが無いのも分かるな
むしろ祝いなんて事自体が無いのかも知れない

「やっぱり、帰った方がいいか・・・術が解けて人間に正体がバレる前に・・・」
「じゃあ、俺の所に来い」
「ぇ・・・」
「今正体を知っているのは俺だけって事みたいだし
 仮に見られたって、変わった友人なんて言えばなんとかなるんだろ?」
「だ・・・だが、迷惑じゃないのか?」
「あの時のお前は、俺にはダンボールに入れて捨てられた猫が飼い主探している様にも見えた
 実際にもそうだったなんて思わなかったけどさ」
「な・・・何をそのような・・・(照」

「いいから来い、相手なら俺がしてやるから
 一人孤独に過ごす祝いの日は俺もお前と同じだ」
「わ・・・分かった・・・世話になる・・・」

同意をもらったので、そいつの手を引っ張って、案内しようとしたのだが・・・

「あ・・・」
「どうした?」
「悪いがここから出られん(涙」

出入り口の事を考えていなかった
こいつが入って来たのは屋根の方で(しかもぶち壊して)俺が入ったのは人間基準の扉
屋根もそうなら、壁も壊せない事は無さそうらしいが、流石にこれ以上どこかを壊すのはまずいと思っている

「ってか、お前翼有るけど・・・」
「あぁこれか・・・こっちの練習はしてなくて、羽ばたく力は凄く弱いから、飛行する事が出来ないんだ」
「お前・・・そんなんで本当に・・・」
「う・・・うるさい・・・(焦」

いじってやれば、面白い反応も見せてくれる
飛べる竜も居れば、飛べない竜も居る物なんだな

「すまん・・・やっぱり今夜はここで一晩過ごす
 お前との道中で術が解けるかも知れないから、そうなってしまえば俺と一緒にいたお前も怪しく見られる」
「そ・・・そうか・・・」

良い感じに話をはぐらかした
見た目はこんな変わっていても、中学の頃の友人みたいなヤツと過ごせると思ってしまっていたのだから
内心では残念だったが、出来ない物はどうしようもない

「じゃあ・・・ここに残ってるんなら、また明日も来るからな」
「あぁ・・・良い夜を・・・」
メンテ
Re: 白い祝福 ( No.2 )
日時: 2010/12/25 06:45
名前: リオレイア

竜さんですか!
是非ともクリスマスは一緒に居たい……
メンテ
Re: 白い祝福 ( No.3 )
日時: 2010/12/25 21:14
名前: S

「あ・・・そういやあいつこっちに来ても何も食う物が無いんじゃないのかな・・・
 ・・・今からでも何か買ってってやるか」

結局あいつを残して帰って来た
自分の夕飯の時間前でふとそう考え、財布と防寒着を取りに階段を上がる
自室へと向かい、扉を開けると・・・

「えっ・・・な・・・何でお前ここに!?・・・」←小声
「に・・・人間の部屋って狭いな・・・悪いが手を貸してくれるか?」
「あ・・・あぁ・・・ほんと凄い事に・・・(汗」
「来いって言ってたから、本当にかまわないのかななんて思って・・・」

あの廃工場に残ったはずの竜がいる
俺が食事中だった時の激しい物音はこいつが来たせいだったのか・・・
言い訳を作るにも窓を開けっ放しでよかった(雪だって降ってたから、床が氷のように冷たくなってるけど

「ったく・・・このテレビは型が古いんだから・・・」
「申し訳ない・・・」
「あ、出来ればもうちょい声低くして話そうか
 こんなでっかい独り言も危ないヤツとか思われるから」

ゲームでいうテレポ○トとか、デジ○ンだのそんな技でこっちに飛んで来たんだという
自身のサイズの事を考えてなかったようで
あの竜の上から、色んな物を巻き込んで降り注いでいた
それと白い体だったので分かりやすい

「アッ・・・やヴぁい・・・親が来やがった・・・」
「お・・・おい、いきなり何をすr(ry」
「いいからこの中に入れ!、絶対喋んなよ?」
「だからって蹴って入れるな(怒」

やっぱり物音と独り言の組み合わせは他人には効果が高いようだった
階段を上がってくるような音がしたので、クローゼット的扱いをしている物置へと押し込む
ここをギリギリ通れるくらいとは竜としては小さい方なのか、こうして自宅に来てしまうと大きく感じるのか
どっちなんだろうか

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「そ・・・そうだったのか・・・そいつは本当にすまぬ事を・・・」
「こうなるなんて思ってなかったから、ぱっと見た感じは犬猫程度に見られても、少しぐらいは違和感あるし
 お前の事はまだ話してないんだから・・・」

何とかその場はやり過ごした
ベッドに座っている竜に向かって、椅子に座って頭を抱える
この後をどうするかと考え事をしていると、ゲン○○ポーズになってしまうな

「やっぱり迷惑ではないのか?」
「どうせこのままではいずれバレるだろうし、それともそうなる前に潔く話してみるか・・・そだ、名前は?」
「無い。ていうか忘れた」

「そりゃまいったな・・・どうせそんなこったろとは思ってたけど・・・
 まさかここまで予想通りに進むなんて・・・期待を裏切ってくれないなお前わ・・・」
「ほ・・・本当に手間をかけてすまんな・・・(怒」
「ばっ・・・馬鹿!尻尾叩きつけてバンバン言わせんな!
 悪い事言ったなら謝るから!」

「ん・・・飯の時間か・・・じゃあ、飯食って来るからこの続きはそれが終わってからでいいか?」
「あぁ行って来い、俺の世話してくれてるんだから」

名前が無いと言う事はこんな展開だと凄く面倒な・・・
食事の時間になったようで親が自分の名を呼んでいた
何か騒がしがった事を聞かれたので、それも適当にやり過ごしておく

「ごちそうさん・・・そんじゃ俺は補習課題残ってるからこの辺で・・・」

食事を済まして席を立つ
今日はあれだからなのか、食事の質が一段と良い
うちがこれなら何処だってこんな感じだろう
今年を締めるのなら最後に贅沢をするのも分かる気がする

「・・・・・・・・・」

食事の後には飼ってる金魚に餌をやる
こうして席を外せば一段と賑やかのように感じる
俺の部屋で待っているヤツは混じりたくとも混じれないので、その賑やかな声を聞くだけ
この水槽の中の金魚だって同じだろう

「ん・・・どうした?血相変えて」
「お前も入れw」
「え・・・お、おい・・・お前ちゃんと話したのか?」

「何とかする。だから俺と相槌を合わせるような感じで頼む
 俺が何言っても面倒になる事だけは言うなよ?」
「え・・・あ・・・あぁ分かった・・・だが変な事だけは言わないでくれ・・・
 俺が気に入ってくれたのならそれでいいが・・・」

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ふぅ・・・とりあえずこれで補習課題が終わったか・・・」
「くそっ・・・中々やるなこいつ・・・」

机に向かって課題を終わらせていて
補習対象になってしまっている俺をいかにもあざ笑うかのような事をしているヤツがいる

とりあえずはアドリブというの名の芝居であの場はやり過ごし、自分でも信じられないくらいに上手くいった
不信に思われないように。なんてのもこいつはほんとに竜なのかと疑うぐらいに

「せ・・・世話になる・・・」
「世話になりますだろ?」
「し・・・失礼・・・お・・・お世話になります(照」
「よく言った(笑)まぁ座れよw」

それがこいつが加入する始まり
後は親父とか上手いぐらいに意気投合していて、世間話でもしていた
それから一緒に酒を飲むな、酒を(酔ってないけど
誘ったのは俺のはずがのけ者にされているような感じだった

『ぅあっ・・・』
「アッ・・・やりやがったな・・・」

ゲームのキャラとさっきの竜が色々言っている
お前と同じ種族・・・と言っていいやら、バ○○○ザードやロッ○○ンで有名のメーカーの
モンスター狩猟ゲームをやらせると、5分程で天空の○○と互角以上に戦えるくらいにテクっていた

「ねぇ・・・これ○○薬Gってどうやって作るの?」
「あぁ・・・それね・・・えっと・・・それとそれを○○して・・・」

やっぱりこいつは竜なのか疑う
化け物がそれっぽい道で育ったと例えると、それが下手な人間の真似するよりずっと人間っぽいからだ
というか将来の事を考えていないこれ書いてるヤツっぽい気もしてくる

「う〜頭いた・・・・風邪引いたかな・・・」
「ガオオオオオォォォ・・・」

バタッ・・・

「しゃっ!倒したw。あ・・・あれ、どったの?俺、騒ぎすぎた?」
「よくも俺のお気に入りを・・・俺の子猫の仇は俺が取る!モーコンで勝負だ!」
「じゃあそれ終わったら、これ一緒にしようぜ」
「負ける気がしてなさそうだこいつわ・・・」

『オワターッ!w』
「あっ・・・くそ・・・またか・・・」
「甘いw甘いw腐った果実のように甘いw人間が作った物を極めた俺を倒そうとはw」
「調子に乗ってるな〜(怒)つかお前の本職何なんだよ・・・」

画面から中国人キャラの声で決着
まず俺自身もやり過ぎだった
本当に全敗とはこいつの才能は・・・



「・・・お前竜なんて種族捨てた方がいいよ
 違和感無いようにする能力があるんなら、会社とかに溶け込んでいた方がずっと似合ってるし
 それにお前が来て、食費より電気代の方が心配だし」
「たまには楽させて欲しいからついはしゃいでしまって・・・(笑」

寝る前まで付き合わされてしまった
だがこいつの顔・・・どうしても気になる事があった

「ん・・・どうした?」
「いや、ほらお前の額の辺りが気になって・・・」

「あぁ、これか・・・やっぱり気になるか・・・怖がらないでくれるか?」
「え・・・お・・・おい・・・」

その額の傷というか裂け目みたいなのを無理矢理こじ開けるかのように手で開く

「これで見えるか?」
「これ・・・眼なのか?」
「まぁ・・・驚くのも無理は無いだろう。この位置からして、人間がふざけて第三の眼とか言ってるヤツだ
 この眼球は見つめた者の心を見通す力を持つ・・・いつもは閉じているけどな」

「俺の世界では沢山の嘘を見抜き裁いて来た。それも同じ種族や別の種族も問わず・・・な
 お前は嘘をついた事があるか?」
「そういや、さっきついたっけ・・・」
「それは俺を招きいれようとしたからだから、お前のせいではない
 誰かを守ろうとして・・・そんな嘘だってある
 時には自分の為・・・欲の為・・・自分がやった事を誰かになすり付けようと・・・・色んな事でやってしまう事がある
 自分や他人にとっては、良い方と悪い方の二つの種類があるだろう」

「で・・・それが一体・・・」
「俺はこの能力を持っていた事だけでこの仕事を押し付けられた
 たったそれだけでこの肉体を白竜とまで換えるくらいにな
 誰彼かまわずに偽りを見抜くのは俺だって別にかまわない
 だが裁く者としての座についたとなれば、その裁かれた者と関わりがある残された方を考えるのは耐え難い」
「・・・・・・・・・」
「俺がそれから逃げ出す事は出来ない
 法を糧に今を生き、罪を犯した者への制裁に必要不可欠の存在となっていたのだから」

「じゃあ・・・そんな俺は・・・」
「今一度、試しに見てやろう・・・」

俺の顔を見つめ、焦点を合わすようにカッと大きく眼が開く・・・ゆっくりと額の眼が開いてく
顔と額の三つの眼でじっと見つめられ

「なっ・・・お・・・お前・・・何を考えて・・・」
「え・・・俺そんな悪い人間のように見えるのか?・・・」

焦っているように答えを言う・・・しかし本当は

「俺をこのまま飼ってしまいたいだと!?本当に飼い犬同様の扱いをする気かお前わ!?」
「は・・・はい?・・・まぁ・・・そりゃ白い所がまt(ry」
「ぐぬぬ・・・だが体罰を与える事は俺の主義に反する・・・だからさっきの続きで勝負しろい!
 そんな事滅相も無いと思うぐらいに反省させてやる!」

もう終わったと思った勝負が再び幕を開ける・・・
本当は湿っぽい事にしてしまった事を謝るかのような感じもしていた
ここまではしゃぎたいのはいつもがああだったからというのは、学校帰りの時とかよく分かる気がする



本当に今年はえらく楽しい聖夜になりそうだ・・・
メンテ
Re: 白い祝福 ( No.4 )
日時: 2010/12/25 21:15
名前: S

自分へのクリスマスプレゼントっぽいのは上京していた兄貴の帰宅でした
MHで協力プレイばっかし・・・とかだったりする。あと部屋を散らかされ・・・

でもそんなの何か嫌ああああああああぁぁぁぁぁ・・・


リオレイア氏
返信ありがとうございます

今回は自分がこうなって欲しいなんて事を模してみた結果がこれだよ
って、まぁそんな感じですw

それから自分で決めればいい事を聞いて申し訳ないのですが
話の結末は毎度お馴染みの悲的っぽい物と、それとも今回は作成方針変えている(つもり)ので違ったエンドはどちらがお好みです?
・・・てか更新する時はクリスマス終わってますが(汗
メンテ
Re: 白い祝福 ( No.5 )
日時: 2010/12/25 22:59
名前: リオレイア

う〜…
もしドラゴンさんがきてくれたら最高のクリスマスプレゼントですよ!
なにはともあれ、メリークリスマス!
メンテ
Re: 白い祝福 ( No.6 )
日時: 2010/12/28 00:15
名前: S

「ってか、お前って意外にも小食だったんだな。ちょっと驚いた」
「そりゃドカ食いだってしていいのならしたいけど、一軒屋だったんだっけ?
 ほらただでさえ迷惑してそうだったしさ」

「こら、そこの君。飼い犬にちゃんとリード付けなさい」
「あ、´`ィすんません」
「え・・・俺?・・・」

イヴの夜は終わった
雪が降り積もった街中を昨日の白い竜と歩いている
本当にこれで違和感無いようになっているのか不安だったが
こんな程度にしか感じられてなさそうなら何とも無いのだろう(首輪の方はスカーフでも巻いておいた

「う〜冷た・・・凍りそうなくらいだ」
「ねぇ、俺もここから入るの?」

さっきの廃工場に戻ってきてしまった
低温の雪で冷やされ、キンキンに冷えたビールのよう冷たく錆び付いた鉄製の扉を開けようと力を入れる

「ちょっ・・・やめっ・・・結構痛い・・・」
「ほら、入った」
「無理さすな・・・」

強引に押し込めば入れる事が出来た
扉の回りには幾つもの亀裂が走っているが壊してないから、とりあえず大丈夫だろう

「・・・で、昨日はどうだった?」
「あんな思いをしたのは久々だ・・・普段を忘れて、うつつを抜かすのも何百年ぶりやら・・・
 人間が作った面白い物を見せてもらったり、楽しませてもらったり・・・」
「何百年ね・・・そんな長生きする物なのか」

両手で口元を抑えて、息を吐く
吐いた吐息も白く見えるくらい気温が低く、防寒着は上半身にしか着ていないし
手の方は外気にさらされ、その上冷えた扉を触ったんだから、凄く冷たかった



「そんな寒いのなら、何か羽織る物が欲しいか?」
「えっと・・・まぁそれもあるけど」

暑いのと寒いのはどっちかって言うと寒い方が我慢できるが、やっぱり寒い物は寒い
適当に返事をしたつもりである

「じゃあ、足からと頭からはどっちがいい?」
「え・・・お前何言って・・・翼で包むとかそんなんじゃないのか?」
「あの時に翼の方は凄く貧弱だって言ったろ?。・・・だから、これしか無いだろうに」

舌なめずり・・・
でも、それが今までの礼って事なら・・・

「・・・喰わない程度でお願いしようか」
「人間だけは喰らった事無いからそんなに心配しなくていい
 頭からいくと呼吸がし辛さそうだから、足からでいいな?」

現実でそんな事をされ、それが礼代わりのように感じて
同意せざるを得ないような心境になるとはよく自分が分からなくなってくる
これからどんな事されるか分かってもいるんだから、心配せざるを得ないでしょうに

とりあえず身に付けていた携帯とかの電気製品は外し、泥が付いた靴も何だか嫌との事なので脱いでおく
服の方は・・・まぁ何とかなるだろう



つま先の方からとても温かく柔らかい感触が包み込む
冷気で冷えきった手足が急激に暖められたのか熱くも感じる

「やっぱりやめておくか?喰われる事には耐えられるのか?」
「いや、お前がやるんだから喰わないって信じる」

自分の体が足からゆっくりと呑まれて行く・・・
喰われる事には心配だったが、呑み込みまではしないのだろう
・・・それならどうやって抜け出すかはまだ分からないが

柔らかく温かい感触が下の方から伝わり、腰の辺りまで呑み込まれれば、もう寒気はあまり感じない
自分の体が舌で巻き取られて丁寧に引き込んでいく
自分が喰われているというのに、何だかそんな恐怖心が込み上げてこない

「これじゃちょっと話し辛いな・・・」
「これ以上逝くと呑んでしまうから」

後に喉から胸元から上だけを出した形になって、寝袋でも身に付けているような感じになる
さっきは恐ろしくも感じていたが、こうしていればとても暖かい物だった

足から喰われる時だけ見える上顎と下顎の間からの絶景が
着ぐるみを着ていて、その中からの視界というかそんな感じでもある
冬場の布団から出たくないという気持ちが改めてよく分かる

・・・だが、そんな気分に浸っていると、薄々感付いていたような展開に

ガタガタッ・・・

「んぐ!?・・・」
「お・・・オイ」

扉が風で揺れて、誰かが入ってくると思って慌てたのだろうか
勢いよく口が閉じて、視界が真っ暗になり


ごく・・・

・・・呑み込まれた?
口から這い出ようとするが、胸元から下半身がすっぽりと呑み込まれているし
唾液でずぶ濡れになってしまって、掴み所も凄く滑る
そんな抵抗も空しく、腹の中へと引きずり込まれていく・・・


「げふっ・・・すまん・・・こんなつもりは無かったんだが・・・」
「いや・・・いいよ、どうせこんな事とかなるんじゃないかって思ってたし」

外からは謝罪も含んだ声が聞こえてくる
落下が止まったようで胃袋へと収まったのだろう
声を届きやすくする為なのかは分からないが、腹を撫でまわしているかのような感じが伝わってくる
というかどうせ慌ててても
開けたその先には大きく腹を膨らました竜みたいなのが居たともなるんだから、結果は同じだろうに

胃壁とは実際に触ってみれば、癖になるくらいに柔らかく
こいつの白い体のわりにはひんやりとしてもいないし
冬真っ盛りのはずなのに、腹中となれば春のような暖かさだ
もうこの際この中でやってしまいたい事はやってみようと思い

「うつ伏せとか、腹を押しつぶすかのような体勢になってくれるか?」
「何言ってるんだ?そんな呑気な事を・・・まぁ・・・お前なりに考えがあるのなら・・・」

本当にしてくれたようで、全身がこの世の物とは思えない羽毛布団のような壁が締め付けてくる
押しつぶされそうな感じだったが、呼吸出来ないくらいではない
むしろ気持ちよく、ふっかふk(ry

「・・・何考えているか知らないが、そろそろ吐き出すぞ?
 人食いに走る事は勘弁して欲しいし、最も人間を殺めた(喰う)となると向うで一層面倒な事になる」
「え・・・あぁ・・・ハイハイ・・・」

向うにも向うの都合があるのだろう
満足・・・とまでは行かなかったが、これぐらいで充分だ
・・・人間界に居座るのなら、これくらいいつでもしてくれるんだから

次第に体が登っていくような感じに囚われる
自分という腹の膨らみを戻そうと、上へと上がっていっているのだろう

「ぐふっ・・・ごほっ・・・」

生まれたての子供に物心が付いていると、こんな心境なんだな(汗
多量の体液と共に吐き出され、直ぐには立てなかったので床に伏せる

「げほっ・・・これがお前から俺へのクリスマスプレゼントか」
「そんな物がプレゼントになってしまうとはすまないな」

「いや、最高過ぎるよ、時にはこんなのもいい物だったし
 誰にも見られてないから、こんな事知られても無いし。・・・むしろもっとやって欲しいし」
「あの時から感じていたが、本当に変わっているなお前・・・」

手の甲で流れ出ていた唾液をふき取っている
正直な所嘘でもなかった
だが、冬場に喰われ、体液まみれになって、ずぶ濡れになったとなれば

「う〜、寒い・・・まるで風呂上りみたいだ」
「じゃあ、こっちに来い」

また喰う気だろうか?
そんな事されてるとキリが無いが、またしてもらえるのかと思っていたが

「わっ・・・ちょっ・・・」
「どうした?腹の中は良くとも、上の方は嫌か?」

摘み上げられたかと思えば、抱き締めるかのように腕の中に収められる
衝撃を抑えられなかったようで、後ろへと倒れ込んでしまっていた
抱かれていない部分は翼で包んで、早く乾かそうとしていたのだろうか

「ん・・・やっぱり嫌か?」
「いや・・・凄い暖かいから・・・」

寝返って、腹の方に抱き付くかのようにうつ伏せになる
その上からは腕と翼という布団・・・
それから動物好きな自分はこいつも対象なので、理性を保てそうなのか・・・

「・・・人間の世界はどうだった?」
「凄く面白い物だったよ・・・本当にこのまま帰らないで、人間界に溶け込もうかと・・・
 そう迷うくらいにな」
「・・・そうしてくれれば、また喰われてもらえるし」

本当に・・・という事は、やっぱりそれは出来ないという事なのか・・・
残るのならこんな事が何時だってしてくれるんならと、そんな事も思っていた

「悪いな・・・やっぱり俺は人間の世界に残れない
 普段の事をすっぽかした俺には近い内・・・この雪が降り止む頃ぐらいに迎えが来るだろう」
「迎え・・・まさか今日が命日なんてオチとか言うなよ?」
「あぁ・・・人間はそう捉える事もあるのか。お前は余程俺に○んで欲しいのか?(笑」
「あ・・・いや・・・そんなつもりじゃ・・・」

「俺の場合はこんな事でもして素性を隠していた。・・・体の方は隠し切れていないけどな
 俺が人間界に残ってしまえば、同じように姿も人間・・・いや
 もしかしたら人間にしか感じない程度にまで化けている仲間がお前の所に来る」
「やっぱ・・・帰ってしまうのか・・・」
「世話になったお前にはこれ以上の迷惑・・・俺の世界の事にまで巻き込みたくないから
 それにこっちに来て、嘘を裁く側である俺自身がそれを犯してしまったしな
 けじめは向うできっちりとつけて来るさ。・・・法って難しいだろ?」
「じゃあ何時だって来い。あれをあそこまでテクったヤツだってそんな居ないし
 お前が対戦相手になってくれるのが一番面白いし・・・」

「・・・いや、お前とはもうこれっきりだ。帰れば監視の目が付くだろう
 もう俺の世界から簡単には抜け出せなくなるに近いだろう」
「そうか・・・そりゃ残念だ・・・」

仰向けに倒れ、抱かれたままの体勢で、あの時はこいつが入って
大きな穴が空いたトタン屋根を見上げたまま話している
このままただで別れたくなかったので

「じゃあ、まだ時間は有るんだろ?」
「は?あ・・・あぁ、今日の夜を迎えるくらいまでが丁度良い頃合だと思うがな。それがどうした?」
「って事は今日は日の落ちが5時半ぐらいだったから・・・あと・・・あ、ゴメン携帯取ってくれる?
 ・・・何だ、まだ3時間以上も残ってるじゃないか・・・それまで、もう少し街を歩いて来ないか?」
「そんな事したら別れるのが惜しくなると思うけどな・・・それでもいいなら、付き合ってやろう」
メンテ
Re: 白い祝福 ( No.7 )
日時: 2010/12/28 00:15
名前: S

「・・・にしても今回はお前を変な目で見るヤツが居なかったな」
「俺も思い残す事が無いようにと、変化には少し力を入れてみただけだったり」

予定より十分前・・・この時間まで色んな所を行って回ってきた
最後には夕食がてら、ファーストフード店に寄って廃工場へと戻って来た
これでこいつの腹を満たせるのか不安だったが
相変わらずの小食だったみたいなので、まぁ何とも大丈夫なんだろう

「もうお別れか・・・昨日がイヴで、今日がクリスマスってんだから、せめて今日くらい・・・
 いや正月までは居て欲しかったな」
「ねぇ、こっちももらっていい?」
「あ?・・・あぁ(汗」

それから人の話を聞かないヤツだ
何処となく間の抜けた・・・というより、まったりとした展開にしたいようだった
だから、俺の話を聞いていないのも、そんな湿っぽくしたくないのだろう

「そだ、これやるよ」
「(.゚Д゚)え?」

そんなに気に入ったのか、食ってる最中だったが
こればっかりはそうは行かない。何しろ最後なんだから

「中学の修学旅行先で買ってみた魔除けの御守り
 こんな物持ち歩いてたって、特にそれといった禍禍しいというやら
 そんな物取り付きなんてしないから、やるよ」
「・・・それを持ってたから、今があるんじゃないのか?
 場合によればお前はもうここに居ないのかも知れないんだぞ?」
「うるせー馬鹿、いいから持ってけって。向うでその体壊してくれたら、次ぎ会う時が台無しになる」
「お・・・おいおい・・・」

ヤツの手を取って、無理矢理受け取ってもらう
会えないと分かっていても、会えそうな状況にしておく・・・なんて俺は汚いヤツなんだろうとか思った
それからこいつの手・・・見かけよりずっと軽い・・・
もしかしたら、体は常人より若干上か同じぐらいなんじゃないのだろうか・・・

「そうか・・・俺は叶えられそうに無い約束はしない方だったんだけどな・・・
 お前がその気なら・・・こいつはありがたく受け取っておこう」
「そーそー、素直が一番w」

「そ・・・それから・・・」
「ほぇ?」
「そ・・・その・・・ほら・・・何だ・・・昨日の・・・事で・・・」
「昨日がどうした?」

何をそんな言いにくい事なのかは分かっている
だから知らない感じを装おうとしていた
だってこいつの反応が面白いから(笑

「え・・・えっと・・・ほ・・・本当に・・・」
「あ、メール来てt(ry」
「め・・・迷惑ばかりかけてしまったが・・・本当に世話になった・・・
 人間と居る事がとても楽しく感じたのは初めてだった・・・だから・・・その・・・
 付き合い方がよく分からなかったから・・・こんなんだったけど・・・」
「うんうん・・・まー、顔真っ赤にしやがって・・・♀かお前わw」
「こ・・・こんな・・・こんな一時をありがとう・・・」

頭・・・それも一番気にしていた額の裂け目の辺りを撫でてやった
今回はその手を振り払わず、大人しくしていた
本当にこれが最初で最後になるんだな・・・

「もしも・・・今度会える時は・・・背中に乗せて、空を飛んでやる
 それから明日に外に出てみろ。面白い物・・・と感じてくれれば嬉しいが、そんなのを見せてやる」

今度はあいつから頭を撫でて来た
いつ果たされるかも分からない約束・・・さっき言っていた事と矛盾しているような気もするが
それはそれでいていいか

「雪は3日程続くってんだし・・・お前が明日には何処かに隠れてるとか・・・そんな事――」

暗くなり始めている空が見えるトタン屋根の穴を見ていて振り返ると

   ・・・誰も居なかった・・・

廃工場には自分だけが取り残されていた

「別れるのが残念だったな・・・せめて年末年始・・・
 本当に正月ぐらいは一緒に迎えたかったのに・・・また退屈な日に戻ってしまうな・・・
 ・・・次ぎ会う時には本当の名前を教えてくれ・・・」

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



翌日あいつから聞いていた事を思い出して、外に出てみる
時間は昼を過ぎたばっかりだった

街は一面真っ白の世界に染められていた
屋根や窓の下・・・雪に隠れていない場所はそこ等辺ぐらいしか無かった
白い空・・・白い街・・・何もかもが雪で真っ白に染め上げられた白い世界・・・

大半の交通機関が機能していなかったのはこのせいだったのだろう
そういえば降り続く雪は今日が最後の日・・・何かひっかかるな・・・

帰らなければ、近いうちに迎えが来るとか行っていたが
もしかすればあいつはわざと昨日までと言っていたのかもしれない
この雪の最後の一日を俺に見せる為に・・・

「気に入ってくれたか?・・・お前の行く先・・・汝に幸あれ・・・」

幻聴・・・だったのだろうか?
昨日まで聞いていた声が聞こえて、その声が聞こえた方向に振り返ると何も見えない
そこにも降り積もった雪だけだった

たしか、嘘を裁く側が嘘付いたから、けじめが何とかとも言っていたっけな
それは自分の白い体を削ったりでもして、この雪を降らせていたのだろうか?

「どっちが本当か分からないけど・・・昨日の件とこれが俺へのクリスマスプレゼントか・・・
 お前も自分の世界で頑張ってるんだな・・・やっぱこれっきりになるのかな・・・」

洋画で出てくるような、白い世界で長い間立ち尽くしていた
今の鬱な気分とは不釣合いのように、明日で終わるとは信じられない真っ白な空を見上げたまま・・・
ずっと雪が降り続けていた・・・


その夜のクリスマス
違和感が僅かにでも感じられるヤツを知らず知らずに探していた
メンテ
Re: 白い祝福 ( No.8 )
日時: 2010/12/28 00:15
名前: S

っということで、この話はこれで終わり
なんて話だったが、自分の所は雪なんて降ってませんし、これ終った頃にはクリスマス終わってるし・・・
今作自体が短い上に全部ぐだぐだでした


リオレイア氏
とりあえず今年の〆に死者を出すのもどうかと思うので、出来る限り違った作品になるよう頑張ってみました
○んだっぽい展開になってそうだが、というかこんなんでいいのかな・・・

昨日も今日も散々兄貴にMH付き合わされて、時間が無かったので、更新が送れて申し訳無いです
昨日の分と、今日の分でダブルとなってます
メンテ
Re: 白い祝福 ( No.9 )
日時: 2010/12/28 01:16
名前: ロンギヌス

むちゃくちゃ羨ましいです!!(白竜たん可愛いすぎw

やっぱり腹に入れられたら…押しつぶしてなんて頼んじゃいますよね…w(少ししかいられないなら尚更
メンテ
Re: 白い祝福 ( No.10 )
日時: 2010/12/28 06:57
名前: リオレイア

白竜たん……
お腹を寝床にしたいよ…例え、消化されても良い…
一緒に居よう…
メンテ
Re: 白い祝福 ( No.11 )
日時: 2010/12/28 14:23
名前: S

ロンギヌス氏
そりゃもう、あんまり弾力あり過ぎて、理性失って、そのまま眠りについて気付かぬ内に一体になっていた
なんて展開だったら、もう・・・キャーw

リオレイア氏
もしかしたら、自分等が同じくして人間とか犬猫程度にしか感じてない子が
祝いの宴会とかにさり気無く混じってるかも知れません事よw


以上の方々
最後に返信ありがとうございました
メンテ

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