Re: SPEC ( No.1 ) |
- 日時: 2010/12/09 23:22
- 名前: ロンギヌス
- 個人的にはあらすじは短めがいいですね。長いと読者は面倒くさくなってくるかもしれません…
ド素人(一応文系)のアドバイスになりますが、表現は自由でいいと思いますよ。文章の書き方、構成、表現もそれぞれ個性があります。
1:会話文多めな書き方 2:説明文多めな書き方 3:「ぬちゃ」「ベトベト」などの表現を多く使う書き方 などなど…
自分が一番書きやすい方法でやるのが最適です。無理に合わないやり方にすると、支離滅裂になる事もありますので、僕は気分で使い分けてます。
やりたいように書く…それが一番ですよ。
以上長文失礼致しました
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Re: SPEC ( No.2 ) |
- 日時: 2010/12/09 23:44
- 名前: m.t spec
- レス返し〜
ロンギヌスさん>貴重なアドバイス有難う御座いますm(_ _)mじぶんにとっては短く書いたつもりが他の人がみたら長いのって大いなるのでしょうか? 多分僕もそうなると思います(°-°;)元が長いので、、、
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Re: SPEC ( No.3 ) |
- 日時: 2010/12/09 23:46
- 名前: m.t spec
- ↑訂正
大いなる× 多いo です。すいません。
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Re: SPEC ( No.4 ) |
- 日時: 2010/12/10 07:28
- 名前: リオレイア
- まあ、あまり緊張なさらずに…
長ければ長いなりに捕食シーンに期待が集まりますから… 本編、楽しみにしています。
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Re: SPEC ( No.5 ) |
- 日時: 2010/12/10 20:17
- 名前: S
- どうゆう捕食へと繋がるのか楽しみにしておりますw
まぁ自分はシナリオの繋ぎ方下手なんですけどね
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Re: SPEC ( No.6 ) |
- 日時: 2010/12/10 20:51
- 名前: m.t spec
- 駄文ですが本文スタートします。
瀬文たけるは被告人として、警視庁の聴聞委員会の証言台に立っていた。 スッと背筋を伸ばし、少しも動じる様子はない。 36歳の若さでSITの隊長になっただけあって、風格さえ感じさせる堂々とした落ち着きぶりだ。 聴「これが最後のチャンスだ。正直に答えなさい。」
瀬「はい。」
この事件で人生のすべてが変わるとは思ってもいなかった。
瀬文率いるSIT いわゆる特殊捜査班は、とある犯罪グループを倉庫に追い詰めていた。 、、、瀬文は傍でガタガタ震えていることに気がついた。 志村優作だ。無理もない。まだ24歳の志村にとっては、はじめての銃撃戦だ。
瀬「よし、終わったら何が食いたい?おごってやる」
志「、、、、銀だこのさっぱりおろし天つゆねぎだこが、、、、食いたいっす。」
瀬「遠慮すんな。なんでもいいぞ。」
志「銀だこが、いいっす。」
志村は真っ青な顔をしながらなんとか笑った。 他の者達も笑った。
そして作戦開始したら目の前に飛び出してきた。
瀬「志村?」
志「うおおお!」
こちらに向かって短機関銃を乱射しはじめた。 そのとき、時間がとまった、、、、 MP5は命中精度がずば抜けて高い。それなのに血しぶきを上げて倒れたのはーーー、
志村だった。
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Re: SPEC ( No.7 ) |
- 日時: 2010/12/11 22:54
- 名前: m.t spec
- レス返し〜
リオレイアさん>小説でお世話になってます。出来る限り自然にやります。(_ _) sさん> つなぎ方は、僕の方が下手だと思います。('_';)
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Re: SPEC ( No.8 ) |
- 日時: 2010/12/11 23:08
- 名前: m.t spec
- 瀬「志村!」
血だまりの中、瀬文は愕然として志村の体を抱え上げたーーー。
聴「いい加減にしろ!」 証言の途中で、聴聞委員の一人が怒鳴った。 聴「バカバカしい。君が志村を撃った後、銃をすリ替えたんだろう。なぜ事実を認めようとしない。君の立場が悪くなるだけだぞ」
瀬「....自分は、事実だけを述べております。
、、、、
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Re: SPEC ( No.9 ) |
- 日時: 2010/12/12 00:09
- 名前: リオレイア
- あれ?SITにMP5装備してました?
それにしても…裁判からどう繋がるのやら…期待してます
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Re: SPEC ( No.10 ) |
- 日時: 2010/12/12 09:01
- 名前: m.t spec
- レス返し〜
リオレイアさん>装備はよくわかませんが、 裁判ではなく、警視庁の聴聞委員の事情聴取です。
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Re: SPEC ( No.11 ) |
- 日時: 2010/12/12 09:12
- 名前: m.t spec
- その頃、警視庁近くにある小汚い店に一人の若い女がいた。店の看板にはうっすらと中部日本餃子のCBC
と書かれてある。妙に陰気な猫背な女で痩せすぎな体のどこまでが胃袋なのか、10人前の餃子が次々と口の中へ吸い込まれていく。
?「くくく、、、、、シュレーディンガーの猫、、、、、、ウケる、、、」
すいません。ハギレが悪いですが、、、
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Re: SPEC ( No.12 ) |
- 日時: 2010/12/12 23:07
- 名前: 一十一
- 女は怪我をしているらしい左手を三角巾で吊るし、割箸を持った右手で量子論の本をめくりつつ、心底愉快そうに笑っている。
店親「、、、、何がおかしいんだ」 中部日本餃子CBCの親父が、薄気味悪そうに尋ねた。
?「てか、観測される前の1個の電子は場所AとBとCとって感じで本当に同時に複数の場所に存在しているわけですよ。それをこんな難クセつけちゃって、、、」 親父はどうも女の存在が気に入らない様子で、客足が途切れて暇なのか、店の隅のテーブルでジグソーパズルを始めた。完成すれば巨大餃子が出来上がるはずだが、これが、ほとんど白一色の難物である。 女は、ゴチャゴチャのピースの山をグイと一瞥し、チッチッチッと舌打ちした。
?「1ピース、足りない」
店親「はぁ?」 親父が振り向くと、女はもう量子論の本に見入っていた。
?「くくく、、、んでレフ.ランダウは何ってっっこんでんだ」
、、、、、、、
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Re: SPEC ( No.13 ) |
- 日時: 2010/12/13 23:40
- 名前: 一十一
- その頃瀬文は公安の強めて要請で「未詳」に飛ばされていた。
「未詳」とは、公安部公安第五課未詳事件特別対策係。略「未詳」と称。 リフターで未詳のフロアに上がってきた瀬文の目に、始終誰が来るのか待ちかまえているのだろう、白髪頭のいかつい顔が飛ぴ込んできた。
?「ど、どちら様で」 その肩越しにすばやく室内に目を走らせると、どこかガランとした印象だ。デスクは11もあるが2つしか使われておらず、棚はどれもスカスカで、ロクな資料もない。テレビはいまだにアナログだ。 この、部屋全体に漂うヌルさ。瀬文は大きな違和感を覚えつつ、野々村に款礼した。
瀬「本日付で捜査一課より転属を命じられました、瀬文焚流警部補であります」
野「お、おう君が、、、、。公安部公安第五課未詳事件特別対策係長.野々村光太郎です。ところで、柿ピ一食べます?」 70歳とぃうが少々ボケているのかもしれない。
瀬「結構です」
野「あ、そ」 そう言い、柿ピーの袋をひっこめた。瀬文は、PCを立ち上げて仕事の準備を始めた。
野「まあ、ご存じかとは思うけれど、我々の部署は、不可思議な事件を取り扱う部署でね、、、例えば、超能力で人を殺した、なんて言うような、科学では解明できないような、」
瀬「要するに、頭がおかしいとしか思えない相談とかがたらい回しにされてしる部署だからそれをのらりくらりかわすだけで何もする事はない、という噂の通りということですか」
野「夕八八。まあ、見方によっては、そういうことかな」 認るのか。笑うところなのか。いいのか、それで。 瀬「でここは係長だけですか。」 イラッとしながら尋ねる。 野「あとは、当麻君という、24歳のギャルがいてね。これがなかなか、、、」 プルルルル、、電話が鳴った。
野「はい、未詳、、、、ええ!当麻君が、つかまった?どうして?食い逃げ?」 、、、、、、、
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Re: SPEC ( No.14 ) |
- 日時: 2010/12/15 00:01
- 名前: m.t SPEC
- 首根っこをつかまれ未詳に突き出されきたこの女が係長の言った当麻紗綾らしい。化粧っ気のない顔に、地味なグレイのスーツと白いソックス。24歳のギャルとは、これほどダサい生き物だったろうか。
当「チッチッチッ」 当麻が舌打ちでちょっと待ったをかけた。 当「ヒドイな。食い逃げなんて。てか、逃げてねーし」
店親「どう見ても怪しいから」 親父の言い分ももっともだ。 当「お財布忘れただけでしょ。ちなみに、食い逃げは刑法にはならないから」
野「え!?そうなの」 すっとんきょうな声をあげる。やはりボケているのかもしれない。 瀬文はため息をつきつつ、親父に尋ねた。
瀬「で、おいくらですか」
店親「1万飛んで600円です」
瀬「1万飛んで600円?」 信じがたい。
野「よく食べるんだよこの子」 野々村は親父に金を渡している。 野「どうも、ご迷惑おかけしました」
瀬「お前が謝れ」 当麻はブツブツ言いながら頭を下げた。
当「すいません、、、」と小声で野々村につぶやいた。 、、、、、、 一十一というコメは僕のです。
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Re: SPEC ( No.15 ) |
- 日時: 2010/12/15 17:51
- 名前: m.t SPEC
- 人物紹介 〜甲の回 魔弾の射手〜
当麻紗綾(24) 餃子10人前をぺ口リと平らげる大食漢。 IQ201の脅威の記憶力をもつが興味のないことには無関心で覚えられない。そして異常なほどKY。
瀬文焚流(36) 元、警視庁特殊部隊SITの司令塔。 現場叩き上げの刑事。
野々村光太郎(70) ケイゾクではー課弐係係長から係長待遇に降格。 柿ピ一なしにはいられない。 糖尿病を患っている。
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Re: SPEC ( No.16 ) |
- 日時: 2010/12/16 22:51
- 名前: m.t SPEC
- 一時アンケートをとります。
これから色々な能力(spec)をもった人々が登場します。 1.あなたが欲しい能力(spec)はなんですか?
2.その能力(spec)でやりたいことはなんですか?
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Re: SPEC ( No.17 ) |
- 日時: 2010/12/17 02:53
- 名前: サル
- 人を丸呑みにできる女、、とか?
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Re: SPEC ( No.18 ) |
- 日時: 2010/12/17 06:13
- 名前: リオレイア
- 1は…竜に変化できる能力で、
2は、自在に蒼空を飛び回ってみたいです。 なにしろ、竜がもの凄い好きなんで… 彼らさえいたら何も要らない…
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Re: SPEC ( No.19 ) |
- 日時: 2010/12/17 17:19
- 名前: m.t SPEC
- 宣伝ですが↓
今夜10:00〜11:00はSPEC! 最終回
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Re: SPEC ( No.20 ) |
- 日時: 2010/12/17 22:02
- 名前: m.t SPEC
- 放送開始!
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Re: SPEC ( No.21 ) |
- 日時: 2010/12/18 06:53
- 名前: m.t SPEC
- レス返し〜
サルさん>人が人を捕食ですか?
リオレイアさん>竜はあこがれです。 変身して空飛んでる途中にパクッとw
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Re: SPEC ( No.22 ) |
- 日時: 2010/12/18 16:43
- 名前: ロンギヌス
- 1:大蛇やシャチ、ドラゴンに変身できる力
2:徹底的に自然体験w
どれも大好きなんで…(将来の夢は水族館飼育員、日々勉強に励m…
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Re: SPEC ( No.23 ) |
- 日時: 2010/12/18 17:06
- 名前: m.t SPEC
- レス返し〜
ロンギヌスさん>変身系いいですよね。自然体験は片っ端に捕食wでも獲物がいなかったら\(^o^)/です。
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Re: SPEC ( No.24 ) |
- 日時: 2010/12/19 09:24
- 名前: m.t SPEC
- 野「病院寄ったんじゃなかったの?」
当「寄りました。多分、玄関で盗まれたんですよ」
瀬「それは?」 三角巾から何かが飛び出ている。
当「え? あ!、、、、、何んでこんなところに、財布が、、、、J
当「あ、お金返えします」
野「慌てないでいいから。それで、こちらが瀬文君。こちらが当麻君」
瀬「よろしく」 当麻はたちまち興味津々の目つきになった。 当「あ!!この人が不思議な事件の、、、、感動です」
当「意外に普通の人間だな」 瀬「、、、、、、、」
野「こう見えて、京大理学部卒でね」
瀬「だから何です?」
野「や、、、やりにくいな、、、、、」
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Re: SPEC ( No.25 ) |
- 日時: 2010/12/21 23:09
- 名前: m.t SPEC
- 気づけば当麻はコソコソとDVDプレーヤーにディスクをセットし、再生ボタンを押した。
野「今日は何?」
当「気だけで人を倒す気功の達人の映像を入手してきました。捜査の資料になればと、、、」 嘘くさい。
瀬「バカバカしい、、、」 本音がもれる。
当「人間の脳は通常10%しか使われていません。残り90%がなぜ存在し、どんな能力(spec)が秘められているのか、わかってないんです。[サヴァン症候群]も実際にある人間の能力です。」
瀬「、、、、」
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Re: SPEC ( No.26 ) |
- 日時: 2010/12/22 00:23
- 名前: ロンギヌス
- 10%の現実と、90%の可能性....
僕たちにもあるかもしれないですね。(変身能力を渇望w
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Re: SPEC ( No.27 ) |
- 日時: 2010/12/22 21:57
- 名前: m.t SPEC
- レス返し〜
ロンギヌスさん>変身はいいですよね。 でもいつになったらその能力が身に付くのかww
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Re: SPEC ( No.28 ) |
- 日時: 2010/12/22 22:31
- 名前: m.t SPEC
- 2学期の終業式迎えました〜
2日に1度ぐらいのスペースで更新する予定です。 、、、、 当「人類の進化に合わせて残りの脳の領域が目覚めていくことは間違いありません。残念ながらこのDVDの気功はマユツバくさいですが」 当麻は瀬文に向かって断言した。
当「常識では計り知れない特殊なSPECを持った人間がこの世界には既にいると私は思います」 特殊なSPEC?ーーーー特殊能力を持つ人間がいるというのか?
瀬「超能力者とか霊能力者とかってことか?バカバカしい」
当「あたしは会ったことがあります。身に持ってその恐ろしさを知りました」
瀬「、、、、、、」
当「だから、聴聞会で証言を曲げず、ここにいる」 真正面から指差され、カッとなる。
瀬「わかったような口きくな」 そこへ、 ?「入ります」 ハタチそこそこで当麻より色っぽい
野「ゲ。み、雅ちゃん、何しに来たの」 なぜか動揺している。反対に、雅は含み笑いをたたえて言った。
雅「未詳にお客様が。張り切ってどうぞ」
野「お。仕事か。よかつた」 仕事でなければ何なのか。瀬文が訝っていると、二人の男が入ってきた。一人はテレビでよく見かける男で、絵に描いたような仏頂面である。
当「初めてのお客だ。いらっしゃいませ」
瀬「、、、、、、」 瀬文は、改めて不安を覚えた。 、、、、、、
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Re: SPEC ( No.29 ) |
- 日時: 2010/12/24 12:11
- 名前: m.t SPEC
- 前にも言いましたが、これから色々なspecを持った人が現れます。
その人達をこの小説を読んでいる人に変えたいと思います。 つまり共演てす。 募集は全部で6人+αです。 注:中には犯人になる人がいます。ご理解をお願いします。
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Re: SPEC ( No.30 ) |
- 日時: 2010/12/24 23:07
- 名前: m.t SPEC
- 客は、五木谷春樹。36歳のタレント代議士である。
野「五木谷先生のお姿は、いつもTVで拝見しております。」 野々村が言うと五木谷は応接コーナーのソファにふんぞり返り、フンと鼻を鳴らした。不機嫌を隠そうともしない。
脇「私、秘書の脇と申します」 誠実な男だが、年代がさっぱり分からない。まさかと思うが、やはり分からない。そんな脇が名刺を差し出した。 [正義党代議士五木谷春樹事務所 第一秘書 脇智宏]と書いてあってもちろん年は書いていない。
脇「こう見えて40前半なんですよ」 自慢かい。
野「それで、有名な代議士先生が、私どもにどういったご相談でしょう?」
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Re: SPEC ( No.31 ) |
- 日時: 2010/12/25 10:01
- 名前: m.t SPEC
- 五「たらい回しにされる度に、いちいち説明しなきゃならないの」
脇「先生、私から、、、」
脇「実は、先生が懇意にしている冷泉俊明という占いの先生が嫌な予言をしまして」
野「嫌な、、、、」
当「予言、、、!」クククと笑い、するすると五木谷たちの正面に座った。
脇「実は明日、五本谷グループ創立15周年を記念してパーティーを開くことになっているんですが、冷泉先生によりますとそのときに、、、、」
五「私が殺されると言うんですよ」
野「え!」
五「殺されたくなければ、2億円払えと言ってるんだ」
当「2億円!何で占い師が?」
脇「そうすれば、未来を変える方法を教える、とか」
野「それはまた、随分とインチキな占い師ですな」と苦笑
五「いや。それが困ったことに、、、、冷泉先生は、本物なんだよ」
|
Re: SPEC ( No.32 ) |
- 日時: 2010/12/25 10:50
- 名前: ロンギヌス
- まさかの殺人予告w
金に糸目をつけるか否か・・・
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Re: SPEC ( No.33 ) |
- 日時: 2010/12/25 11:24
- 名前: akod
- 2億円!?
お金持ちにとってはそれぐらい簡単かもしれないですけど… 借金しても無理ですね。
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Re: SPEC ( No.34 ) |
- 日時: 2010/12/25 13:49
- 名前: m.t SPEC
- レス返し〜
ロンギヌスさん>冷泉が狙っているのは、、、、なんでしょうね。(←オイ akodさん>ビル.ゲイツさん(世界一の金持ち)だったら簡単でしょうね。僕だったらOUTです;
共演まだまだ募集しています。 空き、6人。 募集終了日、1/5。 です。
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Re: SPEC ( No.35 ) |
- 日時: 2010/12/25 14:07
- 名前: m.t SPEC
- 五「これまで何度、あいつの言う通りにして、助かったか」
当「だったら2億位出せばいいんじゃ。資産400億近くもお持ちのようですし」
脇「いや。しかしいくら何でも、常識的に考えて、占いで2億払うというのは、、、」
野「御尤も(ごもつとも)」
瀬「ならパーティー延期したらどうですか?」 すると脇が困惑顔で
脇「政財界の実力者や各界の著名人を大勢お招きしてしまった手前、占い師に言われたからと言って、今更取りやめるわけにも」
瀬「なんだそれ」 五木谷がムッとしているのを見てとった野々村は、慌てて 野「わかります」とフォローを入れた。
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Re: SPEC ( No.36 ) |
- 日時: 2010/12/26 07:31
- 名前: m.t SPEC
- 五「だいたいね、そんな不吉な予言で、私から金を搾り取ろうとする冷泉がけしらんのですよ。長年の友人だと思ってたのに。これじゃまるで恐喝だ」
確かに、と当麻と野々村がうなずく。
脇「そこで、金曜日のパーティーで、先生にSPをつけて頂きたいんです」
野「しかし、占い師がそう言ったからSPをつけろと言うのはいささか大袈裟と言いますか、、、、」
五「私が毎年いくら税金を納めてると思ってるんだ。4億だよ、4億」
当「4億も。お気の毒。ククク」
五「何だと!!」
野「当麻君」 野々村は冷や汗のかき通しである。
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Re: SPEC ( No.37 ) |
- 日時: 2010/12/26 17:33
- 名前: m.t SPEC
- 脇「五木谷先生は一応国会議員ですし、テロの可能性もあります。なのに警備部へ行ったら、予言とか占いが絡む事件は未詳で扱うと言われて来たんです。もし、先生にもしものことがあったら日本の損失ですよ!いっそ、警視総監に直接お願いした方がいいですかね」
野「いやいや大丈夫。わかりました、わかりました。男.野々村、身と賭して善処します」 大げさな。瀬文が呆れていると、気の毒そうな声が聞こえてきた。
店親「大変だね。公務員は」 椅子に座り、のんびり煙草をふかしている。
当「まだいたの」 、、、、、、、
?「バカだなぁ。そっちの情報は筒抜けなんだよ。ククク、、、、」と警視庁から10km近く離れている刑務所の牢屋の中で一人不気味に、笑っていた。
|
Re: SPEC ( No.38 ) |
- 日時: 2010/12/27 22:42
- 名前: m.t SPEC
- 、、、、、
警「脅迫状も来てないのにいちいちSPがつけられるわけないでしょう。常識で」 とあっさり門前払いされ、ずこずこ未詳に戻ってきた。瀬文はこのことは明白だったが敢えて口は出さない。
野「やはり、明日は我々だけで警護にあたるしかないようだ」 「やはり」、ということは薄々気付いていたようだ。
野「、、、SIT出身の瀬文君、何とぞよろしく頼むよ」
瀬「命令であれば万全を期します」
当「チッチッチッ」と舌打ちの待ったをした。 当「てか、その前に事情聴取しといた方がよくないですか」
野「ん?誰に?」
当「冷泉俊明ですよ。本当に未来が見えるのなら、どうやって殺されるか聞いとけば楽じゃないすか」
野「アンチョコだね!!チョベリグ〜ッドアイデアだよ。当麻君」
瀬「その色紙は?」 当麻がキャリーバックに色紙を入れようとしているのを、見とがめた。
当「ついでにサインもらっちゃおうかなって思って」 無言で色紙を破ると、きちんと可燃用のゴミ箱に捨てた。
当「あ」 、、、、、
|
Re: SPEC ( No.39 ) |
- 日時: 2010/12/27 22:48
- 名前: akod
- あ?
10kmでも聞こえるなんて地獄耳にもほどがある… この後が気になる!
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Re: SPEC ( No.40 ) |
- 日時: 2010/12/28 09:15
- 名前: m.t SPEC
- レス返し〜
akodさん>?「地獄耳?私は千里眼を手に入れたのです」あ〜あ、言っちゃった。
質問〜 あの、小説の題名って変えられるのでしょうか。
|
Re: SPEC〜公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件薄1 ( No.41 ) |
- 日時: 2010/12/29 08:40
- 名前: m.t SPEC
- 当麻達は「冷泉洞」というところにいた。
瀬「待たせますねぇ」 瀬文はイライラしながら腕時計を見た
当「予約1年先までビッチリらしいですから仕方ないですよ」
野「予言じゃなくて、悪い冗談だと言ってくれたらいいんだがね」 と、言ったとき、中年の男性がロビーを抜けて出て行った。しょっちゅう経済誌の表紙を飾る大物企業家である。
野「いまのは××電気の社長だね?」
当「なんか、やっぱ、本物の匂いがしてきましたねぇ。日本の大物を陰で操る男、、、、ククク、、、、」 キモい女。瀬文は冷やかに当麻を見た。
|
Re: SPEC ( No.42 ) |
- 日時: 2011/01/01 00:34
- 名前: m.t SPEC
- 明けましておめでとうございます。
今年皆様が幸せな年でありますように。
最近更新が遅れぎみです。どうぞ気長にお待ち下さい。
|
Re: SPEC ( No.43 ) |
- 日時: 2011/01/01 16:35
- 名前: ロンギヌス
- あけましておめでとうございます。
更新は仕方ないと思いますよ。みんな多忙でしょうし・・
|
Re: SPEC ( No.44 ) |
- 日時: 2011/01/01 23:22
- 名前: m.t SPEC
- そこへ、
秘「お待たせしました」
3人が案内されたのは、築山がまん中に鎮座している大きな和室である。 部屋の奥に座っている温和そうな男が、冷泉らしい。
冷「次の鑑定まで、5分程しかないんですが」
野「お手間は取らせません。五木谷さんに、あなたがなさったという予言の件で。五木谷さんが殺されるという、、、」 と、さっそく切り出した。そしたら、冷泉は神妙な顔つきになった。
冷「、、、残念です。五木谷さんに聞き入れて頂けなくて、、、」
瀬「冗談なら今のうちに撤回した方が、見の為ですよ」と、ズバリ言った。
|
Re: SPEC ( No.45 ) |
- 日時: 2011/01/01 23:26
- 名前: m.t SPEC
- レス返し〜
ロンギヌスさん>今日お正月なのにお正月じゃないようにダルいです。情報によると、お正月は大晦日の多忙な準備の後なので気が抜けやすく、調子が崩れやすいそうです。
|
Re: SPEC ( No.46 ) |
- 日時: 2011/01/03 14:59
- 名前: 名無しのゴンベエ
- ロンギヌスさんに言ったことが自分の身に起きてしまいました。
つまり「風邪ひきました」ってことです。 しばらく小説は更新は出来なそうです。 ご心配をかけてすいません。
|
Re: SPEC ( No.47 ) |
- 日時: 2011/01/03 19:50
- 名前: m.t SPEC
- すいません上の僕です。
|
Re: SPEC ( No.48 ) |
- 日時: 2011/01/04 16:13
- 名前: m.t SPEC
- 、、、、、、
一方、路地裏では、野良猫に餌をあげている少年がいた。一十一(ニノマエジュウイチ)だ。
一「やべ、もうこんな時間だ。母さんに叱られる!」 と言って[パチン]と指を鳴らすと一十一が一瞬にして、、、、
“消えた“
|
Re: SPEC ( No.49 ) |
- 日時: 2011/01/05 20:23
- 名前: m.t SPEC
- 、、、、、、
冷「冗談!?冗談なんかでそんなことは言いません。私には未来が見える。未来は絶対なのです」 呆れて物も言えない瀬文の横で
当「チッチッチッ」
冷泉の言葉が引っかかったらしい。
冷「何か?」
当「未来が絶対なんだったら、2億出しても変わらないんじゃないですか」
冷「未来を知れば今の自分を変えられる。今の自分が変われば未来が変わる。これ必定」
当「そか。それもそか」
冷「ご納得頂けましたか」
瀬「いくら何でも、2億はボリすぎじゃないですかね」
|
Re: SPEC ( No.50 ) |
- 日時: 2011/01/09 18:46
- 名前: m.t SPEC
- 冷「私は、神の声を聞き、それをお伝えしているだけです。五木谷さんに信じる心があるかないか、私を通して、神が試されているのです」
秘「お時間です。そろそろお引き取りを」
野「はい」 立ち上がったのは野々村だけで、当麻は座ったまま、愛想よく言った。
当「すいません、一つ、ヤボ用なんすけど」
冷「何でしょう?」
当「夜9時の私たちには何が起きているか、予言してもらえません?」
秘「先生、次のお客様がお待ちです」 だが冷泉は予言を始めた。 しばらく首を捻っていた。神の声を聞いているらしい。その後レモンを取り出し、丸ごとガツガツ食らいついた。
冷「ラミパスラミパスルルルルル」 変な呪文を唱え、用意したメモに予言を書きつけると、今度は瀬文を見て、
冷「ラミパスラミパスルルルルル」 また予言を書き、二つの封筒にそれぞれメモを入れ、当麻と瀬文に差し出した。
冷「夜の9時、開けてみて下さい」
当「当たってたら、あなたの事、信じますよ」
野「当麻君、行くよ」 促すと、今度は瀬文が、
瀬「確か、未来が見えるとか。じゃあこの後、俺が何をするか、わかってるな」
冷「ええ」
瀬「話が早くてよかった。逮捕する」
やっと冷泉逮捕できたよ。 まったくvoreに入れない;。(というか、ノリ的に入れない(;-;)
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Re: SPEC ( No.51 ) |
- 日時: 2011/01/20 21:08
- 名前: 名無しのゴンベエ
- 埃だらけですが、
当麻紗綾をなりちゃに登録しました。 ストーリーが進むにつれて、詳細が増えていきます。
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