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アカイツキ
日時: 2009/08/07 17:17
名前:

小説第二弾です。ハイ。

※流血表現、微グロ注意

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Re: アカイツキ ( No.1 )
日時: 2009/08/07 17:26
名前:

昔ある所に村があった。大して大きい村でも無く、
ただの普通の村だった。

「おい、今日こそは行くんだろうな?」
「行くさ、こんな所行った事無いもの」

村の少年達がとある洞窟の前で話をしている。

「お前が先頭だぞ、清志」
「分かってるって・・・でもいざ行くとなると怖いなあ・・・」
「言いだしっぺのお前が何言ってるんだ!早く行けよ!」
「分かったよ!もう・・・」

少年達は洞窟の中へ向かって歩き出した。

「やけに明るい洞窟だなぁ・・・」

先頭を歩いている清志という少年が言った。






Re: アカイツキ ( No.2 )
日時: 2009/08/07 17:46
名前:

洞窟を歩いている内に開けた場所に出た。

「ここは何のために作られた場所なんだろう・・・?」
「どっかの誰かが悪戯かなんかで作ったんじゃねえのか?」
「う〜ん・・・」

その時洞窟の奥から声がした。

「・・・誰か居るの?」

少年たちは慌てて振り向くと、

「だっ、誰だ!」
「人の住んでいる所に勝手に入ってきて誰だとは
無いよねえ・・・?」

洞窟の奥から非常に大きな龍が現れた。

「うっ・・・うわああああ!」

少年達は一目散に逃げ出した。一人を除いて。

「あわわわわわわ・・・」

清志だけが取り残されていた。恐らく腰が抜けて動けなかったのだろう。

「・・・そんなに怖がらなくてもいいじゃないか」

その龍は清志を抱え上げ、自分の顔の前へ持っていった。

「なっ、何をするんだ!」

清志は逃げようとするが、しっかりと捕らえられていて動けなかった。

「別に・・・君はこの近くの村の子だね?」

龍は優しくなだめるように清志に聞いた。

「そっ、そうだけどそれがどうかしたのかよっ!」
「やっぱりなぁ・・・」
「・・・どうかしたのか?」
「あそこの村の子は毎年ここにくるんだよ、探検目的でね。君もそうなんでしょ?」
「そうだ。文句あるか?」
「別にい・・・そういえば君の名前はなんていうの?僕は妖月。よろしくねっ♪」
「・・・僕は清志。よろしく」
「・・・今日はもう遅いから帰りなよ、僕はいつでもここにいるから」

清志を地面に降ろすとその龍、妖月は洞窟の奥へと戻っていった。その姿を清志はじっと見つめていた。

続く。






Re: アカイツキ ( No.3 )
日時: 2009/08/08 20:46
名前: ケイル

お、始まったと思ったら終わってしまったw
まぁでもちょっとずつ公開しつつ書き足せるというのも、SS掲示板の長所でしょうか。

気になった点なんですが、「龍」といっても色々いると思うので
見た目の特徴なんかを書いてもらえると助かります。
手で捕まえたりってことは、ヘビタイプじゃなくて、2本足で立ってるタイプかな?

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