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会合
日時: 2010/09/23 20:37
名前: giratina



「あーあー、只今マイクのテスト中..只今..」

暗い洞窟に、低い声が響き渡る。真っ暗で何も見えない..




「きこえるか?きこえるよな。よし..
これより第22回イルミア島四天王議会を開く。」

暗闇の中に、突然まばゆい光が輝くと、その場に
10匹のポケモンが浮かび上がった。








ゼクロム「..にしても毎回そんなかたっ苦しい始め方しなくてもいいんじゃないか?」

ルギア「仕方あるまい..名目上会議なのだから..」

カイオーガ「そうそう、名目上はね♪」

ゼクロム「まあ良い..か..どうでもいいし。」

ギラティナ「ならきくなって..」

どうも会議とは思えない雰囲気の中、ひと際大きな4匹のポケモンが口を開き出した。

彼らこそ四天王。
4つの島から構成されるイルミア島の、実質支配者である。

そして他の6名はイルミア議会の幹部である。




ルギア「...それで今回の議題は..」

カイオーガ「ルギアの恋のお悩み相談室〜♪」

ルギア「実は最近ホウオウが振り向いてくれな..って何言わすんだこのシャチがあ!!」

カイオーガ「シャチで〜す♪」

ギラティナ「んで、議題は?(ルギアが恋ってひくわ〜)」

ルギア「わ、悪い.....本題に入るが、最近島が食糧不足なのは知ってるな?」

ゼクロム「ああ..海産物が30%、陸上の植物は35%減っている..ちょっとやばいな。」

ギラティナ「生息数が増えたか?」

カイオーガ「う〜ん計算によれば変わってないけど...」

ルギア「理由は分かっている。カイオーガのせいだ。」

カイオーガ「ぼくっ!?」

ルギア「お前しかいないだろう。」

カイオーガ「なんで?」

ルギア「お前がこの前通りかかった戦艦、沈めたんだろう?」

ギラティナ&ゼクロム「マジで!?」


カイオーガ「あーあれぇ。それがどうかしたの?」

ルギア「どうかしたのじゃないわこのたわけ!
なぜなら
沈没原因の調査団が来る
    ↓
今まであまり気にとめられなかったこの島が見つかる
    ↓
島、海の豊富な食糧がごっそり持ってかれる
    ↓
    現状

なのだ!」

カイオーガ「なるほどね〜♪」

ゼクロム「おい....」

ギラティナ「ま..いつかは見つかるとは思うけどな。」

カイオーガ「大体草食ポケモンが多すぎるんだよぉ〜。この島の70%はそうだし...」

ルギア「責任転嫁するなっ!...とにかくこれからどうするかが大事だ、会議もそのためにあるのだ。」
「そうそう♪」

カイオーガは口の端から舌をにゅるりと出すと、幹部の中の一人、ルカリオに巻きつけた。

ルカリオ「うぐぅ!?むぐうう!...」

ルカリオは訳がわからず、ただ必死にもがいている。だが目の前には...

ルカリオ「..むむう!?ふぐうううう!!!!!」

歴戦の勇者の瞳に映ったのは、暗い落とし穴だった。
穴の中にルカリオは収められると...


ゴクリ..

あっという間に肉に埋もれ、呑み込まれた...





ルギア「カイオーガ...つまみ食いはよせといつも言っているはずだが?」

カイオーガ「おなか減ってんだもん、いいじゃん♪」

カイオーガはまだ足りないとでも言うように、残りの幹部を見つめた。

ゴーリキー「や、やめろ..」

だがゴーリキーを捕らえたのは、カイオーガではなく..



ゴーリキー「ああっ..助けて..くれ...」

ゼクロム「たしかに俺も...腹へったな。」

ゴーリキーのたくましい体をつまみあげると、
ゼクロムは空中に放り投げる。


ゼクロム「あ〜〜〜〜〜。」
ゴーリキー「や、やめろおおおおおおお!!!」









バクッ..ごくり...

上を向いているためか、胃袋へ堕ちていく様子がよくわかる。
抵抗のは無意味さが、他の幹部たちに嫌というほど伝わったようだ。





ルギア「はああ..まあいい..解決策は明日練ることにしよう...解散。」

幹部たちは我先にと洞窟を出て行き、帰ってしまった...


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


二作目です。(消えた理性長かったあああ)

いつまでたってもストーリーが...

↓キャラ&イルミア島などについて
キャラ説明:「捕食」サイトなので、捕食に関係ある部位の説明あります。(そんなのあるのここだけでしょうね)


イルミア島
消えた理性でもそうでしたが、4つの島から構成される島...(日本語おかしいぞ)

1の島から4の島まであり、それぞれに首領として四天王がいます。

この島の位置は、ジョウト、シンオウ、イッシュ、ホウエンの海が交わる場所です。
(四天王の出身地がバラバラなのもそのせい)


キャラ
ルギア(名前は今度..)
四天王。管轄は1の島。

性格:きまじめ 乗せられやすい 四天王のリーダー的存在(意外とボケ、ツッコミ両方)

舌:ふつう(カイオーガのようにいじめたりしない)

胃袋:最大収容13人


エターナル カイオーガ
四天王。2の島管轄。

説明不要ですね。

胃袋:最大人数30人(やば)

ゼクロム
四天王。3の島管轄。

性格:元気。カイオーガほどではないが明るく、食べるのが好き。ギラティナとは仲良し。

舌:長くはないが恐ろしく厚い

胃袋:最大15人


ギラティナ
四天王。4の島管轄。

性格:おとなしいが、怒ると鬼になる。
昔は肉嫌いだったが、カイオーガに味を教えられ、大好物となってしまった。(4の島住民には恐ろしい限り)

舌:30m 舌袋あり

胃袋:最大7人



です。


コメントお待ちしております。

Page: 1 |

Re: 会合 ( No.1 )
日時: 2010/09/23 20:59
名前: 名無しのゴンベエ

<(^o^)>シャチで〜す♪
みたいなポーズをとったカイオーガ君を想像して萌えた
カイオーガ君かわいいよ!


ついに新作・・・!期待してます!
カイオーガ君は、私の好きなキャラに性格が酷似してるので、とってもお気に入りです!ポケモンでもカイオーガ使おうかと考えてるくらい・・・w
カイオーガ君はもちろん、他のキャラの活躍も楽しみです!
Re: 会合 ( No.2 )
日時: 2010/09/23 22:27
名前: スタクルス

名前入れ忘れサーセンっす。上のぼくです・・
Re: 会合 ( No.3 )
日時: 2010/09/24 00:28
名前: 闇銀

おっ、ルギア登場!
しかもいきなり 幹部さんたち 食われちゃってるし・・・!!
カイオーガ君って 四天王の一人だったんですね・・・(ある意味すごい
Re: 会合 ( No.4 )
日時: 2010/09/24 01:45
名前: リオレイア

ギラティナさんの舌袋…
入ってみたい…
カイオーガって凄かったんだな(汗)でも、僕に取って可愛さはレイアが上ww
Re: 会合 ( No.5 )
日時: 2010/09/24 17:14
名前: giratina

>スタクルス様
て、手持ちに影響してしまうとは…

多分…モデルはシャチだと…

>闇銀様
幹部志望はたくさんいるので、諸事情により減ったら追加されます。(まずいだろそれ
そもそも幹部の仕事なんて……無いんです。(挙手権なし

>リオレイア様

流石にレイアには…勝てないでしょうね。
一回舐められてみたいものだ…(レイア最高!

カイオーガ「へぇ…♪」

……ヒヤリ
Re: 会合 ( No.6 )
日時: 2010/09/24 18:19
名前: giratina

四天王専用会議室にて…







ルギア「では、人間を追い出すというのでどうだ?」

ギラティナ「どうせまたくるさ…蟻みたいに。」

ゼクロム「蟻はねえだろ……説得は?」

カイオーガ「ムリだねぇ〜♪人間だし。すぐにてっぽうとかボールとか投げてくるよ。」


四天王限定会議開始から3時間後…



ルギア「では、決定内容を発表する。
人間がいる3の島をギラティナが担当。
追い出せ。」

ギラティナ「結局そうなるのか…」

ルギア「…次、船舶担当、カイオーガ。」

カイオーガ「えー。」

ルギア「うるさい。次、海中の調査船、これは私が担当する。」

カイオーガ「楽なのとったぁー!」

ルギア「楽な訳あるかぁ!海中だぞ!?……まぁいい、最後はゼクロム。お前は……まあ適当に。」

ゼクロム「なんだよそれ!差別か!?」

ルギア「区別だ。」

ゼクロム「ひ…ひっでぇ……」

ルギア「質問はあるか?」

カイオーガ「はーい♪」

ルギア「珍しいな…何だ?」

カイオーガ「実力行使はOK?」





………………




ルギア「…ま、まぁどうしてもという時ならな。だができるだけ抑えろ。」

カイオーガ「チェッ…」






ルギア「もうないか?…ないな?
よし、作戦開始時刻は朝8:00。連絡は以上だ。」


ふ〜っ……

会議室の空気が軽くなったようだ。
流石に三時間はきつい…











カイオーガ「そういえばゼクロム〜。
この前イッシュ行ってきたんでしょ?お土産ちょ〜だい♪」

ゼクロム「あ?ああ…忘れてた…」

ゼクロムは近くに落ちている特大サイズの紙袋をつまみ上げると、中をゴソゴソとまさぐった。




ゼクロム「えーっと…あ、これがギラティナだな。」

ギラティナ「あ、ありがとう…」

ギラティナに手渡されたのは、大きなほしのかけらだった。美しい虹色に輝いている。

ギラティナ「す…すごい…」

ギラティナは少し顔を赤くしながら、かけらに見とれている…


ゼクロム「気にいったか?…あと…これがカイオーガのだ。」

カイオーガ「やった〜♪」

カイオーガがもらったのは神秘のしずく。
ほしのかけらに負けず劣らず光っている。
まるで海の結晶のようだ…

カイオーガ「わぁ〜ありがとね〜♪」

ゼクロム「いいって。んで…これがルギア。」

ルギア「わ、悪いな…」

手を広げると…




「フエンせんべい」特価105円


ルギア「なんじゃこりゃああああああああーーー!!!!(しかもちっこ!)」

ゼクロム「なにがだよ。」

ルギア「何がじゃないわ!宝石、宝石ときてなんでここでせんべいなのだ!?」

ゼクロム「お土産もらって文句いうなよ、大人気ないぜ?」

ルギア「はるばるイッシュのお土産がせんべいっておかしいだろう!?」

ゼクロム「日頃の行いだな♪」

ルギア「しかもこんなのどこで……まさか!」

ルギアは目を細め、せんべいのパッケージを見る。



〜賞味期限2008.03.15〜


ゼクロム「いやーお前の分忘れててさぁ〜。とある街のとあるゴミ箱からちょいちょいと…」

ルギア「…この…!!」




四天王とは思えない喧嘩が始まるが、仲がいいのも確か。そして……


















明日、おいしい作戦が行われるのも…確か…


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


書くの疲れた…
現在ルギアくんにもらったせんべいくってます。(味:微妙 安全性:なし
感想お待ちしています。
(ルギアver カイオーガver ゼクロムver
ギラティナver、どれからがいいかについても教えていただければ…)

Re: 会合 ( No.7 )
日時: 2010/09/24 23:34
名前: 闇銀

うわぁ♪ giratinaさんの 会話表現の上手さは ホント尊敬します・・・!! 羨ましい!

僕は やっぱり カイオーガ君verが見たいなぁ・・・♪
Re: 会合 ( No.8 )
日時: 2010/09/25 06:23
名前: リオレイア

ぎゃはははは!ゼクロム最高!ルギアさんは後で腹痛かな?
僕はギラティナさんからみたいです。
内の仔ならいつでも出張しますよ。

アカル
「レイアは優しいんだよ。」

あ、こら。ん?なんか急に暗く……
Re: 会合 ( No.9 )
日時: 2010/09/25 08:10
名前: giratina

ギラティナ「まずい…非常にまずい…」

作戦開始から15分、ギラティナは森に入った瞬間囲まれた。

ギラティナ「でもここまでしなくても、大体…」
人間「撃てぇー!」

ドガガガガガガガガガガガガ!!!!!










ギラティナ「こうも話を聞かない奴らだったとは…世も末だな。」

ギラティナは手始めに、1人の人間の前に立つ。

「な、なんだ…」

ギラティナ「悪いが…お前には理由になってもらうからな。」

人間には意味が分からない。理由?何のだよ。

と、疑問を感じた人間に向かって、ギラティナは大きく口を開けた…

人間「なっ…」

破壊光線でも撃ってくるかと思ったのか、
人間は即座にその場を離れようとする。
しかし…


ギラティナ「逃げるなよ?」
人間「えっ…ああっ!…」

ギラティナは素早く体を傾け、人間の頭をくわえこむと、そのまま持ち上げてしまった。

人間「あ、あああ〜!!ぐっ…ひぎいい!!」

下半身は逃げようと必死にばたつかせているが、空を切るだけ…

人間「な、何をー!!…ふぐわっ!?」

視界全てが赤い人間に、喉の奥から何か色の違う物が這い出してきた。

人間「え…おい…止めろ…」

ソレはぴたりと顔に触れたかと思うと、大量の唾液を分泌しながら、上半身に巻きつく。

「んがあああ!!!?むぐう〜っ!!!」




「お、おい…いったい何が…」
「知らねえよ…」

外からは他の人間が暴れる足を見つめ、息を呑んでいた。

「ふふ…人間を喰うのは久しぶりだが…」

…ゴポッ…
「あ、あああああ!!!」

ギラティナは首を上に傾け、虚しい抵抗をしている下半身も口の中にいれる。

ギラティナ「さて…そろそろ…」
人間「や、やべぼぉ〜!!」


ガポ……ゴクリ…

「い、いやだぁ〜!!助け…」

嚥下後の悲鳴は、そこで途切れた。
ギラティナは堕ちていく様子を、しっかり人間達に見せつける。
もがく塊が、胃に送られる様を…




ギラティナ「さあ…次は誰だ?」
「「「ぎゃあああああああああああ!!!!」」」


人間達は武器を投げ捨て、一心不乱に逃げ出した。

流石にギラテイナももったいないのか、適当に3人程捕らえ、口に放り込む。




人間達が逃げ帰った後……



ゴクン…
ギラティナ「げふっ…ちょっとやりすぎたか…?」

もごもごと蠢くお腹を撫でながら、ギラティナは少し後悔する。しかし…



ギラティナ「ふっ…まあこれでもカイオーガの……」






10分の1かな…フフ。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ぎゃあああ!!!腰打ったああああ!!
いででで…次回の主役カイオーガです。
(もうわかると思いますが。

>闇銀様
ごめんなさい、カイオーガ編は次で…

会話表現…ですか。単に笑い要素入れたかっただけですけどね。(失敗

>リオレイア様

ルギア〜あのせんべい食べた?

ルギア「誰が食べるかぁ!そもそもお土産騒ぎというのはお前が考案したのか?」

…そうですけど…

ルギア「なるほど…?死にたいらしいな…」

いえ、喰われたいです。(ホント
Re: 会合 ( No.10 )
日時: 2010/09/25 21:22
名前: giratina

ちなみに説明。

人間分布図(オイ

森:10−4(死者)=6名が逃げ惑い中
船舶:7名が待機
水中船:11名が潜水中

みたいな。(色々不足すみません
Re: 会合 ( No.11 )
日時: 2010/09/25 22:10
名前: 闇銀

おお! ギラティナさんも すごくいいです!!
早くも 四人も食べられてしまうとは・・・
っていうか、腰 大丈夫ですか!?
Re: 会合 ( No.12 )
日時: 2010/09/26 08:15
名前: リオレイア

ギラティナさんも鬼畜ww
しかし、何やってんだ人間。出会ったとたん自動小銃乱射って…
でもギラティナさんの担当する区域にお土産持って入りたい…勿論、ギラティナさんにお土産はあげて、自分を食べてくれる様に頼むのですが(笑)

腰、大丈夫ですか?
僕も昨日、150kgを抱えたので腰が痛いです…
お互い、頑張りましょうね(SSも腰も)
Re: 会合 ( No.13 )
日時: 2010/09/26 08:55
名前: giratina

「エヘヘ、きれいだなあ〜♪」

カイオーガの首あたりにはさっきの神秘のしずく・・
どうやら加工してペンダントにしたようだ。




・・・おいカイオーガ、聞こえるかっ!?・・

突然ルギアからのテレパシーが飛んでくる。
なにやら声がイライラしているような気がするが・・・

カイオーガ「あ、ルギア。」

聞こえるな、よし、ギラティナが任務完了したようだ。
死亡者4名。

カイオーガ「はいはい。(先越されちゃったな・・)」

お前も遊んでないで早く行動しろ!さもないと・・

カイオーガ「さもないと?」


・・・・あー、とにかく早くしろ!・・・あとあまり被害者は出さないように!

カイオーガ「でも朝ご飯食べなきゃ♪だからやだ。」

やだって..おい!やめろ、切るな、おい!・・・

もちろんカイオーガが聞くはずはない。そこで会話が途絶えた。

カイオーガ「ぼくの楽しみだしねえ・・・♪」

踵を返し、ものすごい速さで駐留船に向かっていった。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

>闇銀様
腰、なんとか大丈夫です。(ありがとうございます

四天王はみんな食欲旺盛ですからね〜。

ギラティナ「よくわかってるじゃないか。」
ゼクロム「実は今もなんだ。」
カイオーガ「いただきまあ〜す♪」
ルギア「4人だからな・・回し食いだ。」

あ・・・jdbcjべbvkjbねjbxvねbxばえbjへあ!!!!
(4本の舌による唾液フェスティバル


Re: 会合 ( No.14 )
日時: 2010/09/26 16:34
名前: giratina

船舶の人間7人中主要キャラ解説

オルク・・男性

ルナ・・女性

アスベル・・男性


ナスカ・・男性









船舶上・・・






ナスカ「暇だ・・・島に上がった奴らなにしてる?」

ルナ「連絡がつかないの。さっきから繰り返し呼んでるのに・・・」

ルナは無線機を見せる。ザーザー音がしているだけで何の返答もないようだ。


ナスカ「しゃあねえ、釣りでもするか!」

ルナ「また?・・程々にしなさいよ仕事中なんだし・・」

ナスカ「いいじゃねえかやることねえし。」

ナスカは側に置いてあったケースからセットを取り出すと、
準備をし始める。

ルナ「そういえばアスベルは?」

ナスカ「しらねえって...二階じゃねえのか?」

ルナ「まだ寝てるのね...」

この船は二階仕様で、結構良い設備が揃っている。



ナスカ「さてやるか!」

ナスカは大きく振りかぶり、海に向かって竿を投げ入れた。

...チャポン..



ナスカ「今日は立ってやるか、久しぶりに。」


ナスカはむくりと立ち上がり、竿を構えた。

ナスカ「へへ、この辺りはすぐにかかるからな..」







・・・・・・・















・・・・ドゴンッ!

ルナ「きゃ!・・」
ナスカ「うおっ...!」

釣りを始めてから10分後、突然船が大きく揺れた。
体が傾き、二人は甲板のふちに掴まる。


ナスカ「な、なんだ....?」

ルナ「さあ...?」

ゴンッ!!

二人「「うわっ...!」」

続く二回目の揺れに、二人は甲板に倒れ込む。



ナスカ「ちっ...いったい..」

ルナ「アスベルを呼んでくるわ、一応...」

ナスカ「ああ..」

ルナは走り去っていった...



ナスカ「ふう...ちくしょう...」

ナスカは船のふちにもたれ、舌打ちをする。
もう少しでかかりそうだったのに・・・

ドゴオン!!
ナスカ「うわああっ!!」

三度目の振動が船を襲う。しかもナスカはふちにもたれかかっていたため、海に真っ逆さまに落ちてしまった。

バッシャアアン!!
ナスカ「うぶっ...げほっ!ごぶ!...ぶぐう...!」

さすがにちょっとパニック状態に陥る。船に掴まろうとするも、ぬるぬるの苔で滑る。


ナスカ「ちっ...ごふっ..確か船の裏に..」

はしごがあった。思い出すより先に体が動き、泳ぎ始める。
海に落ちたくらいでルナ達に、「助けて」なんていえるか...



案の定、船の裏にははしごがかかっていた。ほっと一息つき、はしごに手をかける。




ググッ...!
ナスカ「え...?」

登ろうとした瞬間体が、海中から強い力で引っ張られる。

ナスカ「あ..く..あぐ..」

引っ張られているのは確かだが、それに加えて下半身が何やら水温より温かい...
まるでなにかに包み込まれているようだ。


ナスカ「くっ...くそおっ..いったい..ぐあっ!」

はしごを掴んではいるものの、力には逆らえず、片手が引きはがされる。






ルナ「あれ?ナスカ?」

甲板の上から声が聞こえる。ルナが戻ってきたようだ。

このさいプライドだの男の意地だの言ってられない。
上を向き、助けを呼ぼうとした。


ナスカ「ル...ルナ..ふぐむううう!!!?」

絞り出した助けを求める声は、突如水中から出現した
蛇によって、塞がれる。

ナスカ「ふぐう!!むむ..もごむぐう!!」


くぐもった叫び声をあげている間に、不気味な温かさと、大蛇がナスカを包む。






ナスカ「ふぐむ...ぐむむむむむうううう!!!!・・・」

ゴポッ...ブクブクブク...


ルナ「ナスカ?」

ルナは甲板から下を見下ろす。小さな泡が少したっているだけだ・・・

ルナ「もーどこいったのよ..」

アスベル「どうした?」

ルナ「ナスカがいないのよ..かくれんぼでもしてるつもりかしら、子供みたい。」

アスベル「あ〜あいつイタズラ好きな所があるからな。
多分そんなところだろう。」

ルナ「フフ...そうね♪」






かくれんぼだとしたら・・・
もう誰も見つけてはくれないだろう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




Re: 会合 ( No.15 )
日時: 2010/09/26 19:19
名前: giratina

直接的な捕食要素なくてごめんなさい・・・
現在のナスカ君は..



ナスカ「や、やめろ....助けて..」
じゅううう!!ぎゅむうぎゅうううう!!
ナスカ「あ・・・・・」


はい、胃肉に埋もれて溶けちゃったようです。




ゼクロム、暇なら僕を....あむう♪(歓喜

Re: 会合 ( No.16 )
日時: 2010/09/26 20:39
名前: リオレイア

船底に梯子ですか…
潜水艇母船なら不思議じゃないですね。
しかし、何やってんの(笑)
暇ならソナーぐらい身とけよ。潜水艇が事故を起こしたらどうするんだ。
Re: 会合 ( No.17 )
日時: 2010/09/26 21:26
名前: 闇銀

またまた いきなりw
羨ましい・・・♪
カイオーガ君のことだから このまま全員・・・
Re: 会合 ( No.18 )
日時: 2010/09/26 21:39
名前: 名無しのゴンベエ

>リオレイア様
いえ、ぶつかったのはカイオーガです。
恐らく落ちるのを狙ってたんじゃないかと…(お前が考えたんだろ!

>闇銀様
船舶での生存者…あと6名ですが、
そいつらに不意打ちは使わないそうですよ。
じっくりと覚悟させて……ごくん♪
Re: 会合 ( No.19 )
日時: 2010/09/26 21:45
名前: 名無しのゴンベエ

>リオレイア様
いえ、梯子があるのは船の底じゃなくて船尾です。(全然表現できてませんね。ごめんなさい。
あと、ぶつかったのはカイオーガという設定です。(恐らく落ちるのを狙ってたんじゃないかと…

>闇銀様
船舶での生存者…あと6人ですが、
もうカイオーガも不意に襲う事は無いと…(じっくり「唾液&恐怖」というジャムを塗ってから……ごくり♪
Re: 会合 ( No.20 )
日時: 2010/09/26 21:47
名前: giratina

ごめんなさい、上2つ僕です。(なんで2つ?
Re: 会合 ( No.21 )
日時: 2010/09/28 17:11
名前: giratina

カイオーガ「とりあえず…」

船に入る作戦を練る。巨大化して襲いかかってもいいのだが、カイオーガにとってはマイナーな様だ。

カイオーガ「う〜ん……お?」

ふとある物が目に留まる………吸水口だ。
カイオーガはそばにより、じっくり観察し始める。


カイオーガ「へぇ…これならいけるかな?」

カイオーガは体の大きさを縮め始める。
大体穴が7cmぐらいなので……


カイオーガ「うわぁ…ここまで小さくなるの初めてだなぁ〜。」

今ならトサキントにさえ一呑みにされそうだ…
流石にちょっと危険なので、すぐにカイオーガは吸水口に入り込む。

カイオーガ「うわぁぁぁぁぁぁ……♪」





























ドチャッ!…
カイオーガ「うわぁ!!……いてて…
やっぱりやめといたほうが良かったかな〜?」

時すでに遅し。だがちゃんと入り込めた。
さっそく進み始める…
途中3人の人間に出くわしたが、なんとか隠れきる。







5分後…

カイオーガ「ふ〜ん…うわ眩しいっ!!」

目に突然光が差し込む。探検に夢中になってしまったせいか、甲板に出てしまった…


カイオーガ「あれれ…?ここどこ?」

天から降り注ぐ日光が、胸の神秘のしずくを更に輝かせる。だが……


カイオーガ「あ……」

目の前にいたのは…
Re: 会合 ( No.22 )
日時: 2010/09/28 20:46
名前: リオレイア

数cmのカイオーガ…
金魚鉢に入れてみたいです(笑)
Re: 会合 ( No.23 )
日時: 2010/09/28 21:03
名前: giratina

カイオーガ「ぅゎー♪」

流石にカイオーガも目を隠す。
あの2人ってそういう関係なんだ…

ルナとアスベルが「ほにゃらら」していたのはともかく、ちょっと襲う気力が…

ルナ「ねぇ…いつにするの?」

アスベル「何が?」

ルナ「んもう…式♪」

カイオーガ「(プププ…そういう事かぁ〜♪)」

なるほど婚約中か…理解はするもののなぜか笑いが止まらない…


アスベル「ルナ、そろそろ中に入らないか?ここは暑い…」

ルナ「あらもうダウン?…まぁ私が言える事じゃないんだけど…」

2人がこっちに向かって歩いてくる…
…と、いうのに笑いが止まっていないカイオーガ。これでは…





グニャッ…
アスベル「うわ!?」
カイオーガ「ギャア!」

6cmカイオーガを踏んでしまうのも無理は無い。アスベルは足をどけて初めて、カイオーガの存在に気づいた。

カイオーガ「イテテ…もう怒ったよ?足元ぐらい…」

ムグッ…
アスベル「はい?」

カイオーガ「見て歩けぇー!」

突然足のバランスが崩れたかと思うと、踏んづけたカイオーガが巨大化し、体にのしかかった。


アスベル「ぎゃあああ…うぐぇ…」

ルナ「ちょ、ちょっと何よ!?」

カイオーガ「近づいちゃだめだよ?もし来たら…」


ミシ…ミシミシ…
アスベル「ぐあああああ!!!」


ルナ「わ、わかったわよ…」

カイオーガ「いい子いい子♪ならすぐに中に入った方がいいよ?」

ルナ「なんでなのよ…それより彼を離して!」

カイオーガ「なんでって…婚約相手が死んじゃうのみたい?」

2人「「なっ…!」」



いきなり死刑宣告。アスベルの顔が青ざめるのも無理は無い。

アスベル「な、なあ…踏んじまったのは謝…」
カイオーガ「ああ、あれなら別に良いよ。
遅かれ早かれ…結果同じ♪」

アスベル「えっ…な…」

カイオーガはアスベルを強制的に立たせると、逃げないようヒレで固定した。

アスベル「くっ…離せ…」
ルナ「…ちょっと…何する気!?」

カイオーガ「大丈夫だよ♪痛くはしないから……痛くはね。」

最後に付け加えると、早速カイオーガは巨大な舌で、アスベルを舐め回す。


アスベル「あっ…うぐぅ…むわぁ…ちょ、やめろ…むむぐ…」

ルナ「な、何してるのよ!」
カイオーガ「決まってるじゃないかぁ〜。
…味見だよ♪」

アスベル「ぐむ…むぐわぁ…ぁぅ…」

瞬く間に唾液まみれになったアスベルは、
未だに現実を掴めない。

アスベル「ルナ…逃げろ…早く…」

ルナ「……うぅ!」

流石に自分の力ではどうしようもない。
それを理解したのか、ルナは走り去る。



カイオーガ「悲しい?…安心してよ。どうせあの子も…」

アスベル「え…?」

残酷な思案に、カイオーガはにやける。

カイオーガ「いや、後で分かるよね…」

舌は舐めるのを止め、シュルシュルとアスベルの体を隙間なく覆う。

アスベル「ちょ…まて…はやまるな…」

カイオーガ「……」

喋ってくれないカイオーガに、舌の中から懇願する。

グチュウ…むにゅむにゅ♪
アスベル「た、たのむ…ルナだけは…助け…」

あぐ…もぐぅ…

完全に無視されながら、アスベルは舌に揉まれながら口の中に収まる…

アスベル「くぅ…たのむ…どうか…」

…ゴクリ♪

アスベル「あっ……」


Re: 会合 ( No.24 )
日時: 2010/09/28 21:57
名前: 闇銀

ちょっと鬼畜なところがあるカイオーガ君も またいい・・・♪
羨ましいなぁ・・・
Re: 会合 ( No.25 )
日時: 2010/09/29 01:52
名前: W.WOLF

お久です。
相変わらずのカイオーガ様ですねw
この後ルナという人と体内で再会かな?(笑)
Re: 会合 ( No.26 )
日時: 2010/09/29 02:07
名前: リオレイア

踏みつけられちゃいましたか(笑)
しかし、抵抗しなければ最高の檻になるのになぁ…
Re: 会合 ( No.27 )
日時: 2010/09/29 16:51
名前: giratina

乗組員「ル、ルナ!どうした!?」

ルナ「隠れて!早く…」

乗組員「いったいどうしたんだ…?」

ルナは船室に逃げこむと、懸命に他の乗組員を逃がす。

ルナ …なんでなのよ…どうして私達がこんな…

理不尽な思いを抱えながら、呼びかけを続けるが…



乗組員「な、なんだよ…あれ!?」
ルナ「…!」

入ってきた船室の扉から、大きな蒼い瞳が覗いている。という事はアスベルは…


ルナ「くっ…みんな隠れて!!」

乗組員「「「あ、ああ…」」」

ルナの叫びで、乗組員は散り散りに逃げ出す。瞳はそれを追い…

カイオーガ「あ〜逃げちゃった…」

ルナ「ここには入れないんだから…とっとと消えなさいよ!!」

確かに大きさ的に無理がある。小さくなって入れはするものの、それでは食べられないだろう。

カイオーガ「酷いなぁ〜せっかく…」






カイオーガ「喰ってあげるのに♪」

…ニュルン♪…シュルシュル…

ルナ「な…」

大蛇が口から這い出し、くねりながらこっちへ向かってくる。
通った跡が濡れているのは、恐らく唾液だろう…

ルナ「いやぁっ……!!」

ルナは踵を返し、一目散に逃げ出した。



カイオーガ「あれ、逃げちゃう?おいでよぉ♪」


5つの餌を求め、舌は逃げた者の捜索を始めた。














乗組員「いったい…なんなんだ…」

シュルン…ギュムウ♪

「あああああああ!!!?!?」

叫びをもみ消されながら、乗組…いや餌は引きずられていく。その終着点は…


あ〜〜〜ん♪

餌「い、いやだ…助けてくれえええええええ!!!!!」

あむっ♪……もぐもぐ…




厨房の棚に隠れた者、
無理してごみ箱に隠れていた者、
隅に追い詰められ逃げ場を失った者、

3人共舌に見つかり、優しく舐められながら、出られない監獄へ…





ごくり♪…モゴモゴ…
カイオーガ「う〜んおいしい!やっぱり人間じゃないとね〜。」

まだ2人残っているので、再び舌は活動を開始する。1人も残さないようだ。















ルナ「はぁ…はぁ…」

1つの部屋で、ルナの汗が滴り落ちる。


…さっきの音といい…もう、捕まったのかしら…?

だがその心配は、自分の背後に向けるべきだった…
Re: 会合 ( No.28 )
日時: 2010/09/29 23:32
名前: 闇銀

隠れても ムダってことか・・・女性にも容赦ないなぁ・・・

背後からの・・・は かなり好み♪
Re: 会合 ( No.29 )
日時: 2010/09/30 07:56
名前: リオレイア

乗組員の名前がww
さあて、ルナの運命や如何に?

関係無いけど、ルナって入れようとしたらルノーが出た。ルノーFT17戦車か?
Re: 会合 ( No.30 )
日時: 2010/09/30 22:04
名前: giratina

>闇銀様
女性だろうが男性だろうがそのほかだろうが、結果は同じですからね...

>リオレイア様

脇役なんで(酷

ルナは意外な展開も良いかも...いやでも...(迷)
Re: 会合 ( No.31 )
日時: 2010/10/01 00:11
名前: giratina

「…やあ♪」

ルナ「ひっ……!」

背後から囁かれる声が、ルナを震えさせる。見つかった…恐らく壁を吹き飛ばして来たのだろう。もう逃げ場が…


ルナ「…おねがい…助けて…」

カイオーガ「どうしよっかなぁ〜……
…レロン♪」

ルナ「あひっ…」

首に舌が触れる。全身が鳥肌が立つが、有無をいわせず愛撫が始まった…

ヌチャア…ネチュオ…♪

ルナ「お…お願い…やめて…」

カイオーガ「ん〜〜〜…じゃあさ、代わりに何かくれたら……見逃してあける。」

ルナ「えっ……?」

変わり…生け贄だろうか?だとしたらあとこの船にいるのは…



ルナ「オ、オルクを…?」

カイオーガ「オルクっていうんだぁ〜。
そ、君の代わりにね。」

ルナ「そ、そんな…」

カイオーガ「嫌なら別にいいんだよぉ?」
ニュルニュル…カプ♪

ルナ「わかっ…たわよ…」
ついにルナは脅迫に負け、オルクの部屋へと道案内させられる。腰にはしっかりと舌が巻きついているので、逃げられない。







ルナ「ど、どうしてこんな事を…」

カイオーガ「ほえ?…僕何かしたっけ?」

ルナ「なっ…」

どうやら罪悪感など塵一つないようだ。
それもそのはず、カイオーガにとっては単なる、朝ごはんなのだから…





パタ…
ルナの足が止まる。部屋の前にきてしまつた…オルクはまだ寝ているようだ。

カイオーガ「あ〜け〜て♪」

ルナ「え、ええ…」

できるだけ時間を稼ぎたかったが、失敗のようだ。カイオ、ガはドアを超えズンズン部屋に入ってくる。



部屋の中にはオルクが、気持ちよさそうに眠っている…今までの事など知らないだろう。


カイオーガ「ありがと♪行っていいよ。」

ルナ「わかっ…たわ…」

カイオーガ「あ、そうそう。鍵は閉めておいてね♪」

ルナ「うっ…」

またしても気づかれた。鍵さえ開けておけば、なんとかオルクも出られたかもしれない…



ルナは扉をバタリと閉めると、鍵を掛けた。これでオルクは…



ルナ「ううっ…」

突然目に涙が溜まり、ルナは駆け出した。

1つの命と引き換えに…
Re: 会合 ( No.32 )
日時: 2010/10/01 00:17
名前: 闇銀

やっぱりカイオーガ君、女性に甘いかも・・・?(僕の勝手な思い込み
次の場面は オルクさんかな・・・?
Re: 会合 ( No.33 )
日時: 2010/10/01 07:37
名前: リオレイア

読めた!読めたぞぉ!
カイオーガ!お前はオルクを食らった後にルナまで食べる気だろう!
ルナにバラされたくなければ俺を舌袋で愛撫するんだ!
Re: 会合 ( No.34 )
日時: 2010/10/01 16:24
名前: giratina

>闇銀様
その辺考えてなかったです、ごめんなさい。

単なるお遊びだと思いますけど…


>リオレイア様


カイオーガ「う〜ん…バレちゃったか……証拠隠滅♪」

グパァ…



…ってこら!また何を失礼な…
カイオーガ「君も入る?」

あ、もちろん。
Re: 会合 ( No.35 )
日時: 2010/10/01 16:36
名前: リオレイア

わーい。舌袋〜(笑)
まあ、それはさておき…
早く食べてあげてね♪オルクとルナの再会はお腹の中が良いなぁ…
それか舌袋で喘ぐオルク&ルナとか…
Re: 会合 ( No.36 )
日時: 2010/10/01 19:15
名前: giratina

オルク「スー…スー…」

カイオーガ「……」

目の前に悪魔がいるというのに、呑気にもオルクは寝息をたてている。起きる気配は…無い。

カイオーガ「…どうしよ…起こそっか…」

もちろんこのまま食べても構わないのだが、最後の1人がそうなるのはシチュエーションが悪い…
やはりカイオーガにとって本当の美味さとは、獲物の心情らしい。

カイオーガ「じゃ…とりあえず。」

垂らしっぱなしの舌を持ち上げ、一番くすぐったそうな場所を探す。

カイオーガ「えーっと……ここかな♪」

行儀の悪い事に開きまくっている脇に舌を置き…



にゅるん♪


優しく舐めあげた。



オルク「……っ…」
カイオーガ「あ…手応えありぃ〜♪」

調子に乗って脇を集中的に舐め始める。

オルク「あひっ…あっ…あはひひは…」


20秒後…





オルク「ひへひへふほひひひふへへふひへぇ!!!!!やめっ…ぎゃふえいおううひふはへひふひほほほほ!!!」


カイオーガ「(満点大笑いだね……)」


もう目もバッチリ覚めたらしいので、ここで舌を離す。


オルク「はひっ……ぜぇ…ぜえ…はぁ…
…な、なんだ?」

目の前には巨大なポケモンとその舌らしき物。状況がいまいち…


オルク「ポ、ポケモン…?…あ、なるほどな…」

カイオーガ「……?」

絶対理解してない。

オルク「ルナだな〜?あいついっつも…」

カイオーガ「ちがうちがう。状況説明してあげよっか?」

オルク「おう!頼む。」



5分後…

話が進むごとにオルクの顔から血が消え失せていき、今では真っ白になっている。

カイオーガ「……なんだよ。分かった?」

オルク「あ…え…あ…」

言葉が出てこない…刺激的すぎたかな?


カイオーガ「さぁて…それじゃあ…」

オルク「ひいいっ…」

カイオーガはギロリと睨みつけると、ベットの上にのし上がる。キシキシと変な音が鳴っているが、そんなのカンケーねー(古

オルク「ま、待て…!!やめろ…」

カイオーガはボタボタと涎を垂らしながら、オルクの顔の前で吐息をかぶせる。

オルク「い、いやだ…待って…くれ…」

そういうものの、目に映るのは暗い喉と、牙から滴る唾液のみ…


カイオーガ「あ〜〜〜〜…」

オルク「あ、ああああ!!!分かった、これやるから!!た、助けてくれえええ!!」

オルクの震える手は枕元へと伸び、銀色のアタッシュケースを掴みとる。


カイオーガ「……なに?これ…」

ケースはまるで某ドラマの、「約束の金」用のようだ。

カイオーガ「ぼくお金はいらな…」

オルク「か、金じゃあない…これだ…」


オルクは厳重そうな鍵を開けると、蓋を開けた。

Re: 会合 ( No.37 )
日時: 2010/10/01 22:53
名前: 闇銀

な、中身は なんでしょう・・・?
自分の命と引き換えにできるほど 大事な物・・・?

あと、カイオーガ君の起こしかた・・・とても羨ましいです・・・
僕もルギア君に頼もうかなぁ・・・
Re: 会合 ( No.38 )
日時: 2010/10/02 01:10
名前: giratina

ガイアメモリだった。それも26本、新型だ。

カイオーガ「へえ……」

オルク「う、うちの社のし、試作品なんだが…助けてくれるなら…」

※ここで新型メモリの解説↓〜〜〜〜〜〜

英語のA〜Zまでの、26個がある。

外見は……

Googleの画像検索で、「T2ガイアメモリ」と検索してください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


カイオーガ「クスクス……」

オルク「え…」

突然不気味に笑い出すカイオーガ。

カイオーガ「残念だったねぇ〜?僕はもうメモリになんて…」
…カパァ♪



「興味ないんだよ。」

閉じていた口が開かれ、オルクにかぶさる。


オルク「あっ…うわああああああっっ!!!!!」














ピトッ…
オルク「え…?」


牙は額に触れたところで静止し、舌も直前で止まった。
牙からの唾液が、タラタラとオルクの顔を滴り落ちる…



カイオーガ「と、いいたいとこだけど…♪」

オルク「…は?」



カイオーガは悪戯っぽい笑みを見せながら、牙を離す。

オルク「あ……あぁ…」

カイオーガ「新型っていうのなら別だよねぇ……♪」

カイオーガは目を瞑ると、放り出されたアタッシュの中から一本のメモリを取り出した。


カイオーガ「試してみよーっと。」

運任せで取り出したメモリは真っ黒で、「M」の文字が描かれている。

カチッ…「MONSTER!!」

オルク「えっ…そ、それは…」

Re: 会合 ( No.39 )
日時: 2010/10/02 09:36
名前: giratina

カイオーガはモンスターメモリを、ゆっくり舌に差し込んだ。

…ムギュウ…ムグ…

メモリは舌にすんなり入り、一瞬の静寂が訪れる。





…ドクッ…グプゥ…

オルク「え…うそ…」

カイオーガ「わぁ〜♪」

一瞬震えた舌は変化し始める。
先には穴があき、何やら口のような…


オルク「あっ…え…」

カイオーガ「すごいやぁ…これもーらい♪」


舌がどうやら本当に蛇のようになってしまった…「舌蛇」とでも呼ぼう。



オルク「……え?」

オルクが驚くのも無理はない。舌蛇が自分を向いているのだ。透明な液体をこぼしながら…


オルク「あの…えっ…助けてくれるん…」

カイオーガ「……さあね♪」

残酷にも約束…いや約束すらしてないようだ。確かにカイオーガは、「メモリに興味がある」と言っただけ…


カイオーガ「さてと…美味しい事を祈るね♪」

オルク「そ…いやだあああああ!!!!」

オルクは逃げ出し、ドアノブをひねる。



ガチャガチャ…

オルク「くそ…なんで…なんで開かねえんだよ!!」

ヌリュッ…シュルシュル♪

オルク「あっ…だめだ…やめろ…」

敵に背を向けた事が間違いだった。背中を何かが這い、体に絡みついてくる…


オルク「ちょっ…むぐぅ…」

巻きついた舌に口を塞がれた…息が出来ない…

カイオーガ「上を見てごらん♪」

オルク「ふぐぅ…むぐぅ…?」






大きな口を開けた舌蛇が、自分にかぶさってくる。
その奥には長い管が…



あむっ♪

オルク「ぶぐうううう!!!んぐんんんんんんううう!!」

蛇の口が、オルクの頭から首をくわえる。
窒息は免れたものの、柔らかい肉が顔に押しあたる。柔らかいので気持ち良いかどうかは……本人次第。


くゎあぷ…もぐぅむ…

オルク「いやだ…出して…くれよ…」

舌の圧倒的な力に、どんどん体は呑み込まれていき…



あぐぅ…

オルク「ひぐぅ…!」

全身が舌蛇の口に収まる。肉に咀嚼され、揉まれ、埋もれ、体は奥へ…




カイオーガ「バイバーイ、ありがとねぇ♪」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


舌蛇解説↓

カイオーガの舌が、モンスターメモリによって怪物化した姿…というか物。
(単に口と食道ができただけ

獲物は舌の中を通っていくので、舌袋直通。普通の舌袋より出られる確率は低い
(獲物を呑み込んだあと、口をなくせば、脱出率0%

モンスターメモリは、舌に取り込まれたため、カイオーガの意思によって作動する。

舌蛇に喉は無い。

要するにピンクのアナコンダですね。

Re: 会合 ( No.40 )
日時: 2010/10/02 17:43
名前: リオレイア

うーん・・・
喉が無いのがやや残念・・・
でも舌袋直通は最高ww
Re: 会合 ( No.41 )
日時: 2010/10/02 18:56
名前: giratina

>リオレイア様

う〜ん...よく考えればそれもそうですね...
よし!設定変更(オイ

カイオーガ「あ、み〜っけ♪」

え、僕?...お、早速喉ありの蛇の中に抱きつきますか!


カイオーガ「だーめ。」

なんで。

カイオーガ「まだ中に居るんだよ..オルク君♪」

あ,,,そう。

Re: 会合 ( No.42 )
日時: 2010/10/02 23:46
名前: giratina

設定変更の説明。↓


舌蛇

全長70mの舌でできた蛇。口、喉、食道と、捕食に使用する部位は全てある。(胃は除く。

だが喉の力が弱いため、大きな獲物を呑む場合、数回嚥下しなければならない。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Re: 会合 ( No.43 )
日時: 2010/10/03 12:54
名前: giratina

ルナ「どうして…どうして私たちが…」

緊急用ボートで脱出したルナは、悲しみに溺れていた。ただ船で来ていただけでこんな…



※ここからは、本島に辿りついたルナの3日後の話です。↓


ルナ「もう…大丈夫…よね?」

あの悲劇から3日…未だに恐怖心が取れないルナ。部屋は3重ロック、音声つき防犯カメラ4台、
侵入者用レーザーと、凄まじい警戒心を抱きながらくらしていた。

ルナ「カイオーガ、だっけ…また…襲ってきたりなんかは…」

本島とはいえ、あの島からは10km程しか離れていない。もしあいつが執念深く、私を探しだそうとしているのなら、十分近い。



ルナ「でも…明日からはもう大丈夫よね。」

ルナの震える手には、飛行機の搭乗チケットが握られていた。明日、はるか遠くのオブリビア地方に旅つようだ。

ルナ「そうよ…大丈夫…」

ルナは鞄をとり厳重な鍵を外すと、仮の仕事に出かけていった…




〜8時間後〜夜9:00〜

ガチャガチャ…ガチャリ…バタン…

ルナが帰ってきた。仮の仕事とはいえ、ふらふらとソファーに倒れ込む。


ルナ「はぁ…疲れた…」

緩く肩を揉むが、疲れは取れそうにない…


ルナ「あ、そうだ…」

ルナはゆっくりとした動きで、目の前にあるパソコンを起動する。ここには自分しかいないので、防犯カメラを確認する必要があるのだ。


ブン…ウィィン…
灰色の画像が、画面に移し出される。
玄関、階段、ベッド、リビングの4つ。



-------

対して何もない…動画ではなくまるで画像のように、何も動かない…


映像内の時間は、PM8:50:17…


ルナ「ふぅ…良かった…」

安心し、消そうとしたその時…



防犯カメラ{ガチャガチャ…}


映像内で、鍵がひとりでに開こうとしている。なんの前触れもなく…


ルナ「な…え…?」

3つの鍵は瞬く間に解除され、ドアが開く。


ルナ「う……うそでしょ…」


カメラに映っていたのは、エターナル_カイオーガだった。キョロキョロと頭を動かし、中に入ってくる…


ルナ「ど、どうしてここが…」

しかもレーザーは反応しない。カイオーガは、今自分がいる部屋に悠々と入り、辺りを見回す。

ルナ「ちがう…さがしている?」

カイオーガはクローゼットを開けた。体も小さくなっているので、余裕で入れる。

ルナ「いったい…何を…」

カイオーガはクローゼットの中に入ったまま、動かない。もう5分も…



映像が、今日の出来事だと思うと、再び恐怖が盛り上がってくる…すぐにでも旅立つ必要が…



映像{ガチャガチャ…ガチャリ…バタン…}

ルナ「え…?」

映像内で鍵が再び外れる音がし、ドアが開いた。そこから現れたのは…













映像{はぁ…疲れた…}

ルナ「………ぁ…」



ソファーに倒れこむ、自分だった。

PM9:00:05…



























〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




どういう意味か分かりますか?
























Re: 会合 ( No.44 )
日時: 2010/10/03 17:38
名前: 闇銀

今 ルナのいる部屋に カイオーガ君がいるってことですよね・・・?
これは ルナにとってはとても怖い・・・
Re: 会合 ( No.45 )
日時: 2010/10/03 18:41
名前: giratina

映像{…良かった…}

ルナ「ぁ…ぁぁ…」

体が動かない…ただ固まっているだけだ…

微かに背後から視線を感じる。そして…


…ポタ…ポタ…ジュル…

液体が滴る音、何かが蠢き、這ってくる音。
全てがルナの体を硬直させてしまった…



ルナ「ぃゃ…ぃゃょ…」

余りの恐怖ゆえ、声もまともに出せない。
そうして口をパクパクさせている間にも…

じゅるん♪

ルナ「ひぃぃ…ゃぁ…」

着ている服が、一瞬柔らかいものに触れたかと思うと、服は濡れていた。

背中にぷにゅっと蛇がぶつかり、そのまま首、後頭部、額を通り…





かぱあ…♪


目の前で、口を開く。



ルナ「…ァ…」

あむっ…
ルナの顔が、一口でくわえられてしまった。もちろんそんな行為をされ、暴れない訳がない。

ルナ「んんんむううう!!むぐううううっ!!」

恐怖を恐怖が吹き飛ばし、激しく体をくねらせるルナ。だが…


ぐにゅっ…ドタン!

ルナ「うぐぅぅうう!…んぐう…」

舌蛇は体を傾け、暴れる獲物を組み伏せた。

だが倒されても暴れるのをやめようとしない獲物を、舌は更にくわえ込む。


あぐぅ…もぐ…

ルナ「んんん…ぃ…ぃゃ…」

首、胸、腰が、舌蛇に包まれる。まだ残っている下半身が呑み込まれるのも、時間の問題だろう…




ズル…ズルズルズル…


ルナ「……ぁぅ…?」

突然舌蛇が動きだし、ルナの体を引きずり始める。主人の居るクローゼットに、ルナの体は…



ジュルル…ムギュウ…バタン!

入った。


〜クローゼット内〜

ルナ「んんん…ぁむう…」

暗闇の中、蛇の咀嚼は止まらない。牙の無い口が、重厚な肉を押し付けてくる…



ルナ「ふふ………もう…いいわよ…」

愛撫する舌に投げたのは、降伏の言葉。

抵抗を止めた餌を、舌はさっきより緩く、優しく、温かく揉みだす。


冷静に落ち着いてみると、なかなか心地よい。仕事と抵抗で疲れた体を、マッサージするかのような動きは、ルナを虜にしてしまう…


…ゴクン

ルナ「んぁ…」

一回の嚥下で、頭が喉肉に埋もれてしまった。
ぶよぶよとしており、ちょっと頭を揺さぶれば、ぎゅうぎゅうと押し込められてしまう。


ごくり…


2回目の燕下は大きかった。今度は腰までが、もっと柔らかい肉の中へ…



すぐに三度目、最後の音がするだろう。


肉の快楽に包まれながら、ルナは覚悟を決し、呟く。




「うそつき…」
ごっくん♪



塊は、蛇の中を堕ちていった。
広い海へ…




Re: 会合 ( No.46 )
日時: 2010/10/03 20:31
名前: アンモナイト

やばい…捕食表現神すぐる…

(初コメごめんなさい、捕食好きです。)

前から見てたんですけど、カイオーガたんがかわいすぎて…(性格とかの解説ほしいんですけど、もう一度書いてくれませんか?

これからよろしくです。
Re: 会合 ( No.47 )
日時: 2010/10/03 21:08
名前: giratina

お褒めの言葉ありがとうございます!
(神じゃなくてごみの間違いでは?

消えた理性の方に書いておいたんですが…
まあ一応↓



エターナル=カイオーガ

種族 カイオーガ(当たり前
技 ハイドロポンプ/冷凍ビーム/まもる/サイコキネシス(ゲームでは覚えません

性別 変化可能
性格 無邪気&残酷
個性 食べるのが大好き
舌 全長70m 厚さ1mの円筒形
(モンスターメモリによって怪物化も可能

胃袋 30人までOK♪
舌袋 現在4…いや2人と2匹監禁中w

身長 1cm〜17mまで。
IQ 280
チャームポイント 舌

所属 イルミア島四天王

戦闘力↓

カイオーガ 170
ルギア 165
ゼクロム 140
ギラティナ 139(微妙
いつかのバンギラス 5
いつかのレックウザ 150
いつかのコラッタ 0.2
いつかのジュカイン 10
いつかのヤマト戦艦 120


趣味 捕食/虐殺/友達づくり

大切な物 神秘のしずく

ですね…

カイオーガ「や、やめてよ…個人的な事…」

…わー赤くなってる。そうかそうか恥ずかしいのか…それなら仕方ないから消し…
カイオーガ「怒ってるんだよ♪」

えっ……ア-----ッ!!!!(爆喜




Re: 会合 ( No.48 )
日時: 2010/10/05 00:03
名前: giratina

オルク「ん…んぅ?…ここは…」

ピンク色の舌袋で、オルクが目を覚ます。
全身粘液に濡れ、ジメジメとした姿ではあるが…


オルク「…くそ…何とか出られ…ん?」

1m程先に目を向けると、誰かが倒れている。見覚えのあるあの髪は…

オルク「ルナ!…おい、大丈夫か!?」

すぐさまそばに駆け寄り、ふやけた手で抱きかかえる。何とか息は…


ルナ「んっ…」

オルク「あっ…ルナ、大丈夫か?」

ルナは静かに目を開けた。意識も元通り、ちゃんとあるようだ。

ルナ「オル…ク…ごめんな…さい…閉じ込めたり…して…」

ルナ「どっちにしろ結果こうなってるさ、それより、ここから脱出しよう。なんとか生きて…」

ルナ「しっ!…黙って…何か聞こえる…」

オルク「え……」




ぁっ…ぁぁぁぁぁぁ…


微かに聞こえる、悲鳴のような…

ルナ「あっちからだわ!」

ルナは舌の海を沈まないように歩き、肉壁の前で立ち止まる。


ルナ「っ…仕方ないわよね…」

気が進まないが声を知るため、壁に耳を押し付けた。気持ち悪い…



…あっ…ああっ…やめ…助けてくれ…


ルナ「アスベル…アスベルなの!?」


胃袋に送られたアスベルが、まだ生きていた。だがそれも時間の問題だ…

…ルナ…ルナなのか!?頼む助けて…ひぐうえっ!?

ルナ「アスベルどうしたの!?まって…」

ぐうううううう!!!!!むぐっ…!あがあああっ!!…………………ぁ…



そこで、声は消えた。恐らく…




ルナ「くっ…ぅぅ…」

オルク「アスヘルが…助けを求めるなんてな…」

いつも頼りがいがあって、力強さを感じたアスベルが、こんな最後…






シュル…

「「うっ……」」

悲しみにふけっている2人にとうとう舌が、引きずり込もうと動き出す。

ルナ「えっ…ちょっと…」

ジュルジュルと、足元に液体が溜まりだした。唾液だろうが、こんなにあったら溺れてしまう…



オルク「うむうっ!!」
ルナ「キャア!!」

オルクを巨大な舌が襲い、テラテラと輝く肉を巻きつけ……


オルク「ふぐうっ…むう…むわあっ!…」

ぐっちょぐっちょと、強い圧力で圧迫する。

もうオルクの姿はみえず、巨大な舌のボールが出来上がっていた。中にはオルクが…




ルナ「わ、私も…?きゃあっ!」

ルナを捕らえ、再び肉団子を作りだす舌。
抵抗は許されず、ただ弄ばれるだけ…

ルナ「いや、いやよ…!殺すならさっさと…殺しなさいよぉ…」

舌の魅力的な愛撫に、段々声が小さくなっていく…
死ぬ覚悟なら…さっきしたのに…



ルナ「い…むにゃ…やっ…んんっ…」

逆らえない柔らかさに、喘ぐ事しか出来ない…恥ずかしいのに…苦しいのに…………


ジュムム…グムゥ…ベチョオ…ヌルリ♪

ルナ「…ぁうあ…出し…なさい…よぉ…むうん…いひゃあ…」

心からの言葉では無いが、弾力ある舌の抱擁に、体が震えるほど歓喜を覚える…

オルクも今、同じ状況なのだろうか?舌に揉まれながら、抵抗力を削が…れて…







3時間後…


ジュムジュム…ジュポォ…
グチョッ!

ルナ「……」
オルク「げほっ…くっ…やって、くれるな…」

漸く舌団子から排出された2人は、地面に…いや、舌肉に倒れこむ。


オルク「まぁ…なんとか生きてるが…早く出ないと…ってえ?」

目の前にルナが立ち上がり、自分を見つめている…
滑らかだった髪はバサバサに荒れ、何だか怖い…



ルナ「………」
オルク「ルナ?…いったいどうし…」
ドンッ…!バシャ…

オルク「え…」


幽鬼のようなルナが、突然オルクを押し倒し、舌海に仰向けにさせた。更にその上にのしかかる。





オルク「なっ…いっ…何を…」
ルナ「…」

一瞬の沈黙…そして…






がしっ!

オルク「むうううっ!!!!??」
ルナ「……」

ルナが無言でオルクを抱きしめ、胸に埋もれさせて口を塞ぐ。




ルナ「……ねえ…」

オルク「むぐうっ…んぐん…」











ルナ「一緒に……死のう?」

オルク「んんん!!!!???」

ルナがそう呟いた瞬間、舌海が2人の重さに耐えかね、沈み始めた。




オルク「むぐうっ!!んんん!ぐうう!!」
Re: 会合 ( No.49 )
日時: 2010/10/05 21:44
名前: giratina

舌の魅力に取り憑かれたルナは、オルクを抱きながら沈んでいく…


オルク「いやだ…ルナ!目を覚ませ!」

渾身の力でルナを振りほどくと、ぐにぐにとした地を踏み、離れる。


オルク「…くそ…どうしたんだ…」

ルナの目に理性はなく、ただ暗い笑みでオルクを誘う。

ルナ「気持ちいいじゃない…いきましょ?」

オルク「やだね…いくらルナの頼みでも…」


だがその背後には…








ムギュウウウッ!!
オルク「ひ…しまっ…」


忍び寄ってきた舌に襲われ、倒れるオルク。ジタバタ暴れているようだが、舌は空きをみつけて巻き付いてくる…

オルク「んがああ…ぎぃ…ぐぅええ…」


















ジュプ…♪

オルク「え…や、やべぇ…」

完全にオルクを拘束すると、優しく海の中に引き込みだす舌。ゆっくり…確実に…


ジュプ…ズププ…ムグゥ…

オルク「ル、ルナ…タス…」

ゴポォ…♪

オルク「あっ…ぁぁ…」

頭が呑み込まれ、もう何もできなくなってしまった…そんな彼にも舌は圧力をかけ、ぎゅうぎゅうと揉み込む。


オルク「ンアア…ウ…グゥ…」













グム…ゴポォ…

オルク「ぁぅ…」

遂に最後が来てしまったようだ…
オルクの拘束は和らげられ、体中に張りつく舌肉が、永遠の監獄へといざなう。



オルク「ルナ……お前と…沈めば…………良かっ…………」


モグゥム…♪



オルクの姿は、見えなくなった。












そんなオルクなど眼中になく、ルナは大きな舌の前に立つ…すると…


ガシ…ムニュ♪

ルナ「柔らかい…ぅぅん…」

太い舌に抱きつき、よだれを垂らすルナ。錯乱してしまったのだろうか…

抱きつかれた舌は、まるで意思があるかのようにルナを包む。

むにゅっとした舌に、自分から巻かれにいくルナ。柔和な快感が、再び訪れる。


ギュムギュム…ジュルリ、ムニムニ…

ルナ「あひゃあ…んん…にゃあ…もっと…」

ルナの上半身をしっかり包んだ舌は、巧みにその体を圧迫してくれる…


ルナ「あぐ…ぐぐう…」

ルナを包むのは舌だけではない。ぎゅっと抱きしめればドバドバ溢れだす唾液も、ルタを虜にしていた。





「ぁぅ…ふゅえ…んん…♪」

肉厚な舌に顔が沈み込むのも構わず、ルナは更に力強く舌を抱く。ピンクに埋もれ、介抱されるのは何とも絶品だ…


「もう……大好き♪」

いつの間にか脚まで揉まれているのも気にとめず、舌に体を預けるルナ…
…もう、どうされてもいい…いやしてほしい…


舌はルナを海に沈めようとはせず、ただ
揉む、揉む、揉む。抵抗しなければ、カイオーガの舌は優しいようだ…




これからずっと、オルクのように溺れる事も無く、ずっと愛撫され続けるルナ。
その顔は笑い、微笑み、歓喜、興奮、快楽といったものが、全て映し出されていた…




ジュプジュプ…ヌリュ…ギュルル…ペロリ
「ひゃん…んん…むう…エヘ…」






〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


カイオーガ編長い…(いつものこった
えーっと…次はルギアくんだね?

ルギア「ああ…そうだ…」

元気ないねーどしたの?

ルギア「腹が減った。」

へぇ……(キラーン

ルギア「お前…このルナとかいう女を喘ぎさせたかっただけではないのか?」




感想お待ちしております。


ルギア「無視…か…」
Re: 会合 ( No.50 )
日時: 2010/10/05 22:08
名前: 闇銀

やはり 神様のような文章力・・・まさに神業・・・
次はついにルギア君編ですね! 楽しみです!
Re: 会合 ( No.51 )
日時: 2010/10/06 19:52
名前: giratina

「ま、待て…話せばわかる…」

ルギア「まだ何もしていないんだが…」

自分達の巨大な潜水艦に逃げ道を封じられ、追い詰められている1人の潜水士。
名前はバルス。

で、なぜこんな状況なのかというと…

〜10分前〜


潜水士「だめだ!凄い力で海面に向かってる!」

バルス「畜生いったい……ん?」


体が妙に浮いている…まさか!

バルス「皆衝撃に備えろぉ!!」

潜水士「「えっ…」」







ドガジャアアアアアアァァァァ………!!!!!

潜水士「うわあああっ!!!」

潜水士「ぎゃ…ぐへええええ……」


ちっ…落ちたか…

どうやらバルスが感じた浮遊感は、そのまま海を飛び出し、砂浜に落ちる時のものだったようだ。
衝撃に耐えられなかった他の潜水士は、みんな目を回している…



バルス「いや……ありえないな…」

驚くのも無理はない。潜水艦が何の前触れもなく海上に吹き飛ぶ事など、絶対あるはずがない…いったいどうして…



???「出ろ。」

バルス「え……?」

外から突然声が聞こえる。脅すようなその口調は、バルスを震え上がらせてしまった…


???「おい…」
バルス「あ、ああ…」

声に操られるまま、バルスは堅い鉄の扉を開け、砂浜に降り立つ。



バルス「………?」

出ては見るものの、さっきの声の主が見当たらない…近くのはず…

???「どこを見ている?」
オルク「どこって……あ…」


居た。自分の後ろ、潜水艦の上に立ち、静かにバルスを見つめているのは…





バルス「なっ……ルギ…ア?」

ルギア「博識だな、人間。よっと…!」

ルギアは飛び上がり、バルスの前に着地した。

バシャアアアアアア!!!

凄まじい砂埃が舞う。

バルス「げほっ…げほっ…え、ええ!?」

目を疑ったのはルギアの大きさだ。通常でさえかなりの物なのに、この個体は…2倍だ。



ルギア「何だ?…顔に何かついてるのか?」

バルス「………………え!?い、いや…何も…」

緊張と恐怖と感動と興奮が、竜巻のようにバルスの心を荒らす。



ルギア「時に…お前。」

バルス「な、ななななんだ…?」

ルギア「お前は…この船の乗員…だよな?」

バルス「あ…ああ…そうだ…」

ルギア「そうか…なら話は早い。」

バルス「………ゴク…」


どんな返答が来るのかと、ガクガクと震えだすバルス…





ルギア「出てけ。」

バルス「な…なぜだ…?」

ルギア「なぜも風もない。ここは我らの生息している島だ。お前らが侵すのはおかしいだろう?」

バルス「そ…そりゃそうかも…しれないが…」

ルギア「…しれないが?」

バルス「いっ…ひぃ…」

ギロリと鋭い瞳で睨まれ、怯えるが、勇気を振り絞って会話を続ける。

バルス「でも…俺は上からの指示でここに…」

ルギア「上…?ああ、人間にも地位があるのか………だがそんなの知った事ではないのだが?」

バルス「うっ……」

そりゃそうだ。でもこのビジネスには大金が…

バルス「お…俺はなんと言われようともやる!………やる…けど…」

ルギアの目線が厳しくなったせいか、迫力が消えていく…


ルギア「…あのな、私は無駄な殺生はしない。だが…」


ルギアはじりじりとバルスに詰め寄り、悪魔のような目で脅す。




ガン…
バルス「うっ…」

バルスの肩が、冷たい金属の壁に当たる。
逃げ道を失ってしまった…



ルギア「自分から帰ってほしいのだが……仕方ない。」


ルギアは自分のぷっくりしたお腹を、鉄の壁に押しつけた。もちろん…間にバルスを挟んで。


バルス「ふぐうっ!?んぐ…ううっ!」

急な出来事に、暴れるバルス。だがルギアはくすぐったそうに笑うだけで、効果がない。


ルギア「フフ…」

ルギアは圧倒的優位に立ち、バルスの背中に手を回す。




むぎゅっ♪

バルス「むぅ…んんぐぅ…」

ルギア「どうだ…なかなか心地よいだろう?」

挑発するかのような言葉に、バルスはあっさり乗ってしまう。

バルス「う…うるらい…やめろォ…」

ルギア「フフフ……」

ルギアの抱擁は、まだ続く…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜










Re: 会合 ( No.52 )
日時: 2010/10/07 11:45
名前: リオレイア

カイオーガもルギアも最高!
神ですな。特にカイオーガ。
Re: 会合 ( No.53 )
日時: 2010/10/07 19:21
名前: girar

ルギアの温もりが、直に伝わってくる。
まるで子を抱きしめるかのように…


バルス「ん…ぅぅ…」

ルギア「さあ…出ていってくれるよな?」


ポワン…♪
バルス「うむぅ…ら、らめ…ろぉ…」


とは言うものの、温かさゆえ瞼が下がってくる。今までにない最高の寝床だ…

ルギア「おい寝るな。」
バルス「…う!?あ…」

睡魔が急にどこかへ吹き飛ぶ。ルギアが離れたのだ。



バルス「分かった…で、出ていけばいいんだろ?」

ルギア「ああ…やっと分かったのか?」

バルス「……(っていうか強制だろ)」

ルギア「ふっ…まあ素直な奴は嫌いじゃない。」

バルス「そ…そうか…」


バルスは後ろを向き、金属の扉に手を掛けた………





ドギュウウウウンン……!!!!!!!

ルギア「……?」
バルス「え…?」

突然鳴り響く銃声、辺りが一瞬静かになった…



「その船に触れるなぁ!!!」


バルス「…お、おまえらは…」
ルギア「……??」

銃を構え、こちらを威嚇していたのは3人の人間、それもギラティナから逃げてきた者達だった。


ルギア「なんだ…お前ら。」

研究員「こ、ここにも伝説の……いや、それよりバルス!その船を渡せ!」

銃を再びバルスに向け、脅迫する。

バルス「だ、だが、この船は3人乗りで…中にも仲間が…」

研究員「うるっせえ!!3人乗りなら俺達が乗る…降りやがれ!」

バルス「お、お前達ブイトール借りて来たんじゃないのか!?」

研究員「調査に出てる間に馬鹿でけえハブネークだらけになってたよ!パイロットは……いなくなってた。」


バルス「で、でもそれじゃ俺の仲間が…」

バルス「そんなの知るかあ!俺達は生きてえんだよ!とっととどけえ!」

……ドギュウン!

銃口から火花が散る。


バルス「うわああっ!」


ガシ…グチャグチャ…


ルギアがもの凄い速さで弾を掴み、鉄粉に握りつぶした…






研究員「なっ…お、お前は引っ込んでろ!これは俺達の…」

ルギア「俺達の問題…か?3対1でよく言えたものだな…」

研究員「だ、黙れ!…今もあの化け物がこっちに向かってきてるかもしれねえんだ…邪魔するんじゃねえ!」

ルギア「…なら大人しく襲われたらどうだ?良い餌になるだろうな。」

研究員「な、なんだと…!!」


ルギア「こいつ…バルスとかいったな…こいつは最終的に私の要望を聞き入れ、攻撃もせず帰ろうとしてくれた。こうも素直になる人間は久しぶりだ。
大抵は私を捕まえようとして遅いかかってきたり、お前のように……怯える子犬もいる。」

研究員「子…!?」

ルギア「怖いんだろう?私が。だから襲ってこない。まるで…」







ルギア「赤ん坊だな♪」













ブチッ…!





何かが切れた。


Re: 会合 ( No.54 )
日時: 2010/10/07 19:34
名前: giratina

↑名前なんでまた間違えとんじゃボケ!!

カイオーガ「お仕置きだね♪」

ゼクロム「迷惑野郎。重罪だな。」

ルギア「禁固刑1時間。罰金ラムの実700個。」

ギラティナ「ぼくの舌袋で…いいかな?」


えっ…ギラ…まじですか!?(毎回名前間違えよっかな〜。
Re: 会合 ( No.55 )
日時: 2010/10/07 20:55
名前: リオレイア

ギラティナさん、混ぜて〜
研究員たちはルギアとギラティナのどっちに食べられるのかなぁ・・・
ちなみに、「ブイトール」は「VTOL」の方が良いかと・・・
偏向翼機かな?(プロペラ付きの翼の角度を変えてヘリと固定翼機の両方の飛行特性を持たせた飛行機です)だったら研究員がなんとか操縦→撃たれてルギア激怒→機体ごと・・・・
ギラティナさんの活躍を期待してますww
Re: 会合 ( No.56 )
日時: 2010/10/07 21:48
名前: giratina

そ、そうだったー!!(VTOLを思いだせなかったバカ

ギラティナも出すつもりです。
頼んだよー?

ギラティナ「え…僕またでるの?」

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