 Re: ポケダン 〜重なる不幸〜 ( No.1 ) |
- 日時： 2010/08/22 10:06
- 名前： 闇銀
- 「あ・・・ああ・・・・・・も、もう駄目だ・・・・・・」
そこに立っているのは 一匹のリオル・・・
そして そのリオルに じりじりと近づいてくるのは ハブネークと呼ばれるポケモンだ・・・
リオル「うう・・・・・・こうなったのもみんな あいつらのせいだ・・・・・・」
リオルは そうつぶやくと あることを思い返した・・・
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「おい、リオル、今日は お前に命令がある。」
そう言うのは イジメ仲間の ジュペッタだ
リオルは 好きでイジメをやってるんじゃない・・・命令されているのだ
今日もまた 何かの命令があるみたいだ・・・
リオル「め、命令・・・？」
ジュペッタ「そうだ・・・・・・今日は アンコクの森へ行ってもらう。」
リオル「ア・・・アンコクの森・・・・・・」
アンコクの森・・・そこには 怪物が出るといううわさがあった・・・
だが 一方で、その怪物に 毎日会いに行っている ププリンとかいうヤツがいるという噂もあった・・・
そのこともあり、そこは あまり危険ではないと リオルは 思い始めていた・・・
リオル「で・・・何をしてくりゃいいんだ？」
ジュペッタ「ふふふ・・・よくぞ聞いた・・・・・・なぁに、簡単なことさ・・・・・・
森を 少し進んだところに 『タウリン』がある。それを飲んで 戻ってくるだけだ。」
タウリン・・・それは ポケモンの攻撃力を上げる ドリンクだ・・・
どうしてジュペッタが そんな事を頼んだのか 不審には思ったが・・・・・・
あいつに 反抗すれば どうなるか なんてことは 目に見えるほどわかっていた・・・
リオル「・・・うう・・・そ、それだけだな？」
リオルは そう言うと 早足で アンコクの森へ向かった・・・
そして リオルが見えなくなると ジュペッタがつぶやいた
ジュペッタ「へへへ・・・タウリンのビンに入っているのは 痺れ薬だとも 知らずに・・・
アイツ、今日は 森で野宿かもな〜・・・へへへ・・・・・・」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
そして 今は このざまだ・・・しびれ薬と このハブネークの『蛇にらみ』で 体は ピクリとも動かない・・・
リオル「・・・・・・アイ・・・ツ・・・・・・だまし・・・・・・やがっ・・・・・・」
そうしているうちにも ハブネークは リオルの顔まで あと数センチというほどまで 迫ってきた・・・・・・
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| Re: ポケダン 〜重なる不幸〜 ( No.2 ) |
- 日時： 2010/08/22 10:20
- 名前： giratina
- うおおお！！
ハブネーク&リオルきたーー！
頑張ってくださいね！(^_^)d
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| Re: ポケダン 〜重なる不幸〜 ( No.3 ) |
- 日時： 2010/08/22 11:23
- 名前： S
- ＧＢＡ版ではハブネークばっか使ってたな･･･ｗ
スネーク系爬虫類も好きだしｗ（色んな意味ありで
･･･しびれ薬と蛇睨みのコラボレーションはダメージ高そうだｗ（別の意味で
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| Re: ポケダン 〜重なる不幸〜 ( No.4 ) |
- 日時： 2010/08/22 14:32
- 名前： 闇銀
- その時、何者かの声が聞こえた・・・・・・だんだん近づいているようだ・・・
リオル《あ・・・あの声は・・・・・・》
ジュペッタ「あ〜あ、結局 心配になって 来ちまったぜ・・・・・・アイツはどこに行っ・・・・・・!!」
リオル《ジュ・・・ジュペッタ・・・!!》
ジュペッタ「・・・あ・・・ああ・・・・・・!!」
ハブネークは ジュペッタの声に気付くと ギロリ と睨みつけ、ジュペッタのほうへ向かいだした・・・
『蛇にらみ』ではないのに ジュペッタは 足がすくんで 動けない・・・
やっと 気を取り戻し 走り出そうとしたが、ハブネークにとっては 遅すぎる行動だった・・・・・・
ジュペッタ「ひ・・・ひいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・!!・・・・・・あぐっ・・・!!」
ハブネークは 自分のしっぽで ジュペッタの足を引っ掛けると いとも簡単に ジュペッタをぐるぐる巻きにしてしまった・・・
それほど力は 入れていないみたいだ・・・しかし 小さなジュペッタの動きを封じるには 十分すぎる力だった・・・
リオル「・・・ジュ・・・・・・ペッ・・・・・・・・・」
リオルも痺れのせいで 動けないばかりか 声すら ほとんど出ない・・・
そうこうしているうちに ジュペッタの頭は ハブネークの口の中へ すっぽりと入ってしまった・・・
ジュペッタは 手と足を拘束されていて 何もできない・・・・・・
クチャァァ・・・ジュプ・・・・・・ベチョォォ・・・
するとリオルに 何か 嫌な音が耳に入った・・・・・・
おそらく ジュペッタが 口の中で 舐めまわされているのだろう・・・・・・
あんなふうになるのは 絶対に嫌だ!!
リオルは 何かないかと 必死で目を凝らし、周りを見渡した・・・
だが 何もない・・・
リオルはその光景を ただ 呆然と見ているしかなかった・・・
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| Re: ポケダン 〜重なる不幸〜 ( No.5 ) |
- 日時： 2010/08/22 15:15
- 名前： giratina
- こういう巻き付かれて食べられるの良いですねぇ〜。
カイオーガ君には出来ない技だ。
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| Re: ポケダン 〜重なる不幸〜 ( No.6 ) |
- 日時： 2010/08/22 17:26
- 名前： S
- giratina氏と同感
ぐるぐる巻きにされて捕食されるのは蛇特有の捕食だから好きだな〜ｗ
アナコンダも鬼畜･･･ｗ
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| Re: ポケダン 〜重なる不幸〜 ( No.7 ) |
- 日時： 2010/08/23 09:23
- 名前： giratina
- Sさんへ
アナコンダは喰い方がグロイ…
全員丸呑みにしてくれるなら嬉しいんだけど(DVDで捕食シーンを何度もリプレイ
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| Re: ポケダン 〜重なる不幸〜 ( No.8 ) |
- 日時： 2010/08/23 12:35
- 名前： 闇銀
- とうとう ハブネークの口からは ジュペッタの足しか 見えなくなった・・・
まだ じたばたと もがいてはいるようだが ハブネークは それを楽しむかのように ニヤニヤと笑っている・・・
リオル《・・・なにか・・・・・・なにか手はないのか・・・・・・》
リオルは もう一度 周りを見渡してみた・・・月明かりに照らされ、周りは 見にくいということはないが やはり何もない・・・
気付くと ハブネークは リオルの目の前まで 来ていた
口には 涎まみれになったジュペッタの足が だらーん と垂れ下っている・・・
リオル「・・・!! ひぃ・・・・・・あ・・・ああ・・・・・・」
声にならない恐怖が 胸から込み上げてくる
と そのとき、ハブネークの口から ボトリ と 何かが落ちた・・・
リオル《・・・こ・・・これは・・・『癒しのタネ』だ・・・。そうか・・・ジュペッタのヤツ オレのために これを・・・・・・》
しかし その癒しのタネは ハブネークの涎に タップリと濡れ、生臭い臭気を放っていた・・・
こんなものを 口の中に入れるのは まっぴらごめんだが・・・・・・他に 助かる道はない・・・
リオルは 思い切って それを拾い、すかさず口の中に入れた
涎の生臭さと ねっとり感が 口いっぱいに広がる・・・こんなまずいものは 今まで食べたことがない・・・
リオルは なんとか ゴクリと 飲み込んだ
体の痺れが 取れていく・・・・・・やった! 動ける!!
と思ったが・・・
リオル「・・・？ あ・・・あれ・・・？ 足が 動かない・・・・・・!?」
なぜか足が 動かない・・・・・・
よく見ると ハブネークのしっぽが リオルの足に 巻きついているではないか・・・
ハブネークには すべてがバレていた・・・・・・
リオル「・・・そ・・・そんな・・・・・・ウ、ウソだろ・・・・・・!!」
リオルは すべての希望を 失った・・・・・・
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| Re: ポケダン 〜重なる不幸〜 ( No.9 ) |
- 日時： 2010/08/25 13:41
- 名前： 闇銀
- リオルは ハブネークのもとに どんどん引きずられていく・・・
リオル「・・・ひぃぃ・・・いやだぁ・・・・・・やめてくれぇ・・・・・・」
そして 目の前まで 引きずってきたリオルに わざと見せつけるかのように
リオルの目の前で ジュペッタを ゴクリ と 呑み込んだ・・・
リオル「・・・ひいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
ハブネークの 膨らみは 喉から腹へと どんどん 下がっていく・・・
リオルは ただそれを 見ているしかない・・・
自分も やがて あの中に入り、アイツの 夜食に・・・それだけは ぜったいに嫌だ・・・!!
だが もう どうすることもできない・・・ただ 十中八九来ないであろう 助けを 待つしかないのだ・・・
そうこうしているうちに ハブネークは ゆっくりと口を開き、リオルの顔へと迫ってきた
ハブネークの口の中は あの 生臭い涎で 溢れかえっている・・・
リオル「・・・やめてぇ・・・たすけてぇ・・・・・・」
リオルは 必死に訴えてみるも ハブネークは 一向にやめる気配はない・・・
そして ついにリオルも あの時のジュペッタのように、頭がすっぽりと ハブネークの口の中に 入ってしまった・・・
ハブネークの口の中は まさに地獄だった・・・
首から口は ハブネークの涎に浸かり、もちろん助けを呼ぼうと 口を開ければ 生涎が 口いっぱいに 入り込んでくるだろう・・・
鼻から上は これでもかというほど舐めまわされ、少しでも息をすれば ハブネークの口臭とげっぷが 鼻に入り込む・・・
リオル《ジュペッタも こんなことを 何十分も 続けられて・・・・・・》
ジュルゥゥ・・・ベチャッ・・・グチュゥゥゥ・・・ネチョッ・・・・・・
暗い森に 不快な音が 長々と響き渡った・・・・・・
ゴクッ・・・
to be continued
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| Re: ポケダン 〜重なる不幸〜 ( No.10 ) |
- 日時： 2010/08/25 13:43
- 名前： 闇銀
- うう・・・自分でも思う・・・
今回のも クソだった・・・・・・
前回と同じく、コメントくださった皆さん、どうもありがとうございました〜・・・
（そして、こんなのに 付き合わせちゃって すみませんでした〜・・・）
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| Re: ポケダン 〜重なる不幸〜 ( No.11 ) |
- 日時： 2010/08/25 14:20
- 名前： giatina
- クソどころか最高です。
ハブネーク良いよぉ...
体小さくして森に入りたい今日この頃（今
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| Re: ポケダン 〜重なる不幸〜 ( No.12 ) |
- 日時： 2010/08/25 14:36
- 名前： S
- ハブネークおそろし･･･ｗ
私的には､アナコンダといい勝負で良作だと思いますｗ
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| Re: ポケダン 〜重なる不幸〜 ( No.13 ) |
- 日時： 2010/10/25 21:13
- 名前： ケイル
- 森のバケモノと子供たち、っていうのはいいシチュですよねーｗ
ハブネークがしゃべらないあたり逆に怖さを感じました。
お友達を飲み込むところを見せ付けてくるハブネーク・・・いいなぁｗ
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ポケダン 〜重なる不幸〜