Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.1 ) |
- 日時: 2010/08/21 20:46
- 名前: giratina
- どうやら03は早く終わりそうです。
forthは…どうしよう。
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Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.2 ) |
- 日時: 2010/08/21 21:26
- 名前: スタクルス
- おぉ・・・また切ない話になりそう・・・
forthは・・・人間と仲良くなる話というのはどうでしょう? もちろん自分d(ハイドロポンプ
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Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.3 ) |
- 日時: 2010/08/21 21:44
- 名前: リオレイア
- 悲しい過去ですね…
許せん!ヘルガー、ニドキング! よし、ポラリス戦略核ミサイルを持って来い!
ところで、4thはスタクルス様と同じく人間との関係を…… セルモスならいつでも貸し出しますよ〜。
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Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.4 ) |
- 日時: 2010/08/21 22:10
- 名前: 闇銀
- さすがgiratinaさん、お仕事がお早い!!
ホントに 尊敬します!! ヘルガーとニドキングへの 仕返しみたいなのもあったりして?
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Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.5 ) |
- 日時: 2010/08/21 22:20
- 名前: giratina
- >スタクルス様&リオレイア様
分かりました。そういうの初めてだなぁ〜
>闇銀様 それはどうでしょう(多分ある
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Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.6 ) |
- 日時: 2010/08/22 08:08
- 名前: m.t
- 闇銀さん確かに仕返しがあるかもね
無邪気なカイオーガ様もいいなー カイオーガ様の捕食歴もここからかな? \(^o^)/
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Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.7 ) |
- 日時: 2010/08/22 09:19
- 名前: m.t
- じゃあ、2つ書いてから
完全新作つくってー どーしても鬼畜カイオーガ様が見たいー (•〜•;)
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Re: 消えた理性03 セカンドプレデター ( No.8 ) |
- 日時: 2010/08/22 10:08
- 名前: giratina
- あれから10年、カイオーガの体は成長していた。しかし普通の成長ではない。
なんと標準体型の2倍あるのだ。 何故なら…
ドドガガガアアアアアアアンン!! 静寂の後、凄い音が響き渡る。 森の木が20本吹き飛ぶ威力を持った 「ハイドロポンプ」が飛んできたのだ。
その使い手こそ、10年間ひたすらに体を鍛えて鍛えて鍛えまくったカイオーガだった。その強さは異常なのは、先ほどの事で言うまでもない。
「よし!今日はここまでにしよう。」 笑いながら、カイオーガは友の元へと向かった。
今のカイオーガの体は、昔とは大きく違う。蒼く滑らかな、そして美しい体からは、妖艶な雰囲気さえ感じられる。 優しすぎる性格も少し直っていた。
そして美しい身と心、強き力に見惚れて、 たくさんのポケモンが友達となった。 恋人さえいる。
今やこの森のほとんどのポケモンが、 カイオーガに魅了され、友となっている。 ただ、二人を除いて…
そしてその成長の原動力となったのは、 果てしなく黒いものだった。 「復讐」という名の…
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Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.9 ) |
- 日時: 2010/08/22 11:18
- 名前: S
- 初カキコです
ヘルガー、ニドキングへの仕返しで捕食歴が開幕・・・かw ・・・それからハイドロポンプの威力カオスすぎるw
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Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.10 ) |
- 日時: 2010/08/22 13:01
- 名前: m.t
- ちょっwwwwwww
ハイドロポンプ一発で 森の5/1破壊出来るんじゃあないですかwwww
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Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.11 ) |
- 日時: 2010/08/22 13:03
- 名前: 闇銀
- おお!!あれから10年経ちましたか〜・・・
続き とても楽しみです!!
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Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.12 ) |
- 日時: 2010/08/22 14:10
- 名前: m.t
- No.10
訂正です。 正しくは、1/5です
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Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.13 ) |
- 日時: 2010/08/22 21:33
- 名前: W.WOLF
- ニドキングとヘルガー・・・
やはりカイオーガ様は鬼畜にいくのかな(笑
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Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.14 ) |
- 日時: 2010/08/22 22:52
- 名前: giratina
- カイオーガとその友達4人は、森中央部の湖で遊んでいた。いつもの微笑ましい光景である。しかし…
「ハハハ…あれ?カイオーガ、もう帰るのか?」 今一番の親友、ジュカインが、湖から離れていくカイオーガに向かって聞く。
「うん。用事を思い出しちゃて…ごめんね?」 カイオーガは上目遣いに謝る。 「(か、かわいい…)よし!後の事は任せろ!」
「わーい、ありがとう。じゃあね!」
カイオーガはそう言い去っていった。
…はぁ…可愛いよなぁ… 「おいどうしたんだよ。顔赤いぜ?」 友達に言われ、たじろぐジュカイン。
「う、うるせぇ!この!」 「あー!ごめんごめん!ギブアップ!」
他愛もないはしゃぎ声が、ジュカインの心を引き戻した。
「ふう……」
カイオーガは湖からかなり離れた事、自分を誰も見ていない事を確認すると、独りつぶやいた。
「…みーつけたぁ♪…」
カイオーガは口内に水を溜め、地面に向かって軽めのハイドロポンプを繰り出した。
ドーーーン!
軽めとはいえ、水は軽々地面をえぐりとる。大きな穴があいたその中には…
「あ、あひゃあ…」 「おい…話しが違うじゃねえか…」
あのニドキングとヘルガーだった。 体型は2人ともあの頃より大きくなっているが、今のカイオーガと比べれば蛇とねずみだった。
「なんでここにいるのかな?」 …ひいっ! 2人は恐怖ですくみあがる。 ここに居た理由は簡単、 湖に水を飲みに行こうとしていたが、 カイオーガを見つけた途端、逃げ出したからだ。慌てていたあまり、地面タイプのニドキングはヘルガーをひっつかみ、地面に跡を残したまま地中にもぐったのだ。
「さてと?僕が10年間耐えてきた憎しみ、たっぷり味わわせてあげるね。」 …ジュルリ…
舌舐めずりをしながら少しずつ、木の幹に追い詰めていくカイオーガ。しかし内心、 困っていた。
…う〜ん どうしよう…1人食べてるともう1人が逃げちゃうよねぇ…でも二人一緒に 食べる事は出来ないし…
その様子を、150m上空から見ている者がいた。その者はとてつもない咆哮を上げると、一直線に下に飛んで行った。
…うーん。どうしよ… 「お困りのようね?」
天空から、一匹の竜が舞い降りた。
「手伝ってあげるわよ。」 「な、なんなんだよ!こいつはぁ!」 「レックウザ…」
カイオーガにするすると巻き付き、体を舐めているのこそカイオーガの恋人、レックウザだった。
「久しぶりね。なんで来てくれなかったの?」 「僕がオゾン層まで飛んで行けると思うかい?」
怯えている2人をよそに、カイオーガとレックウザは笑いながら話し合っている。 しかし…
「冗談よ。で?どうしたの?」
「実は、かくかくシカジカ四角いムーブなんだよ。手伝ってくれる?」
「もちろんよ。そうと決まれば…!」
シュルシュルシュル!
「え、あ、うわああああ!!」 レックウザの体が素早くヘルガーに巻き付いた。
「この子は私が頂いていいかしら?」 「うん♪」
「ぐえええええ!!」 カイオーガもニドキングを押しつぶすと、 ニコリと可愛い笑顔で承諾した。
「さあ、いきましょうか。」 「あ、ああああああ!!!?」
レックウザはヘルガーを持ち上げると、 空に飛んでいった。
「たのんだよぉ〜♪」 カイオーガは笑顔で見送る。
「それじゃ…」…ギロリ …ひぃ!
「僕達も…」 舌が這い出してきた。
「あ…ああ…あ…」
…プチャ…ヌチュウ…ペチャア…
「えへへぇ…」 「ああああああっ!!!!」
-上空500m-
「う、うわぁ…」 「あら…怖いのかしら?」 …ペロリ。
「きゃん!」
「ふふふ…可愛いわね♪」 ミシミシ…パキ…ポキリ…
「うぎゃああああああん!!」 巻き付いてくる体が、更に強くなる。
「あ…うぐぅ…ほ、骨が……折れ…る…」 ボキ…バキ、バキイイィ!!
「ひぎゃああ…!…あ、あ、」
もう悲鳴を上げる事すら許してくれない。
「折れるんじゃないわ。折ってるのよ。」
凄まじい圧力に逆らえず、ヘルガーの体は 細くなる程締め上げられる。
「…た、助け…てぇ......許し......あ...だめ...」 …ゴキン♪
背骨が砕かれる音が、明るく響く。
「ひ…あああ…!」 「あら、体中の骨が折れちゃったわねえ?」
「助けて....くだ、さい...もう二度と....しませんから..」
グチュウ...グチャリ....
「あ.....つ、潰れ....!」
骨どころか、肉さえ潰れてきた。
「謝るならカイオーガに謝ってくれないかしら。……フフ…まぁ降ろしてはあげないけどね?」
「…そ…そんな…ぁ…」
レックウザの優しい笑みが、悪魔に見えた。
グチャアア...ブチュウ...
「ah....ぁ..ぁ...」
「痛いでしょう?もっとしてあげるわね♪」
その後20分間、ヘルガーは全身の骨が粉々になるまで、 緑竜にいたぶられた。
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Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.15 ) |
- 日時: 2010/08/22 23:55
- 名前: m.t
- 鬼畜レックウザ様登場!!
大変なこっちゃwwwwww どうしようもないヘルガー、ニドキング \(^o^)/
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Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.16 ) |
- 日時: 2010/08/23 02:14
- 名前: リオレイア
- ヘルガー羨ましいな♪
蛇みたいに龍に巻き付かれるのも割と好き。 さあて、どんな気持ち良さそうな食いっぷりを見せてくれるのかな?
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Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.17 ) |
- 日時: 2010/08/23 06:34
- 名前: giratina
- 「ギャアアアアアアアアス!!!!」
…ビクッ!
突然レックウザが、ヘルガーに向かって咆哮を上げた。
「どう?驚いたかしら。」 「アガ…ガァ…アグ…」
竜の咆哮を至近距離で受けたヘルガーは、全身が麻痺していた。もうピクリとも動けない。
「ふふふ…あーん♪」 「う…ああ…!」
レックウザは大きく口を開き、ピンク色の口内を見せつける。もうレックウザにはする事が無くなった。あとはじっくりいたぶってから頂くだけ…
「…し…にた…く…ない…」 「だから?」 ギュウウウウウウ!!
「…アア…アアアァ!」 懸命に絞り出した命乞いも、聞いてはもらえず、どんどん口の中に入っていく。
「そろそろ…始めるわよ?」 「…だ…めぇ…」
頭から腹までがくわえられると、レックウザはゆっくりと、ヘルガーを舐め始める。 舌を巻き付け、たっぷり濃厚な唾液を塗りつけて…
…ぴちゃ…くちゅう…レロ〜リ…ネトォ…
「あ…あ…」 「どうかしら。私の舌の感触は。気持ち良い?」
降りかかる甘い言葉に答えそうになるが、 理性をフル稼働させた。
「そんな…ことが…ある訳…むひゃああああ!!」 …ヌチャア…クチュ♪ 「そう?結構気持ちよさそうだけど…」 「だ、黙れぇ…」
しかしそれを聞いた瞬間、レックウザの加虐心に火がついた。
「分かったわ、もう何も喋らない。」 「え…うむわああ!!!」
舌が首に巻き付き、喉へとヘルガーを引きずり込んだ。唯一見えていた後ろ足も、完全に見えなくなってしまった。
「むぐううう…や、やめて…ください…」 「………」
年上の彼女に懇願するが、何も喋ってはくれない。ただ不気味に笑っているだけだ。
「だ…黙らない…で…たすけてよぉ…」 「…………フフ」
少し笑みを漏らすと、レックウザは鎌首をもたげ上を見上げた。美しい大空が広がっている。
…が、ヘルガーはそうはいかない。 漆黒の喉に落ちてはいくまいと、必死に舌にしがみついていた。
「や…やめてくれ…よぉ…落ちちまう…」
無言である。レックウザは何も喋らず、ただひたすらに舌をくねらせる。
「あ…あああ…だめ…」 ズル…ズルズル…ズプリ! 「あああ!」
足首が舌より柔らかい喉肉に埋もれ、更に奥へといざなっていく…
「うわ!うわわああああ!!!」 ここに来てパニックになるヘルガー。死を恐れ、精一杯の抵抗をする獲物を、舌は温かく包み込む。
「あ…」 「………」 一瞬訪れた快楽に、気を緩めた瞬間。
…ズズ…ズププ…ブニュリ… 「え、あ!ああああ!!」 喉肉が激しく動き、一気に脚、腹、胸を呑み込む。
「あ…あああ…だめぇ…」
ズプニュ!ブニュ… 「あああ…」
柔らかい喉は獲物を求め、大きな口を開く。そして…
「ああ、ああああああ……や、やめ…」 ムニュン…ゴクリ…
最後の叫びを言わせず、レックウザの首は ぷくりと膨らむ。そしてまだ、ズルズルと落ちていった。
「ふう…」 ようやく口を開き、感想を述べる。
「結構美味しかったわよ。…フフ、さようなら…」
レックウザは地上へと降りて行った…
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Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.18 ) |
- 日時: 2010/08/23 07:22
- 名前: giratina
- ニドキングも同じような状況だった。
喉に落ちまいと、必死に舌にしがみついている。
…どうしよう…このまま呑み込んでもつまらないしなぁ〜…
またしてもカイオーガは悩んでいた。 今度はこの後のニドキングの処遇についてだ。 5分間考えた後、結果が出る。
「ねぇ…」 「な、なんだよ!今それどころじゃ…」 「友達を殺した罪は…重いよ?」 カイオーガはゆっくりと述べる。
「だ、だから悪かったって言ってるだろう!?許してくれよ!」
どうやらこのニドキングは、謝れば何でも許されると思っているようだ。
「やっぱり君には…」 「あひぃ!?」
「きびし〜いお仕置きがいるねぇ?」 突然巻き付いていた舌が離れ、下に埋もれていった。…ニドキングも一緒に…
「な、なにを…?」 しかし、舌を見つめるニドキングは疑問を覚える。
…50mもある舌が、どうやって口内に存在しているのか…
だがそんな事考えている間に、ニドキングは舌と共に喉では無く、下に開いた穴に引きずり込まれた。
「うむう…くそっ…むわああ…」 かつていじめていた者の口内にいるのは、変な気分だ。そして声が飛んでくる。
「かわいそうだけど…」 「あ?」
「君は胃袋には入れてあげないよ?」
「え?の、望むところ…」 「そっか。ならいいや。」
あっさりと会話が終わる。そこでニドキングはさっきの疑問を聞いてみた。
「クスクス…」 「あ?てめぇ…」
「いや〜?呑気なもんだなぁ〜と思ってね。」 「う、うるせ…」 「その答えは…」
「下をみてごらん。」
ニドキングは絶句する。
そこには、無数の舌が(1本だがそう見える)蛇のように蠢き、ジュプジュルと嫌な音を立てている空間、いや部屋があったのだから…
「な、何なんだよ!ここはぁ!」 「さあね♪舌袋とでもいっておこうか。」
しかし自分は、ズルズルと舌袋につづくチューブのような管の中を落ちている。 まさか…
「お、おい…」 「なにかなぁ?」
カイオーガが嬉々として答える。
「まさか…ここに落とすつもりじゃあ…」
「よくわかったね?正解だよ♪」 カイオーガは無邪気な笑顔で答える。
ニドキングの心より先に体が動いた。 こんな所に落ちたら…
しかしヌルヌルとした壁にツメを立てても 効果は無く、重い体はどんどん落ちていく。
「あああ…助けてくれぇ!」 「その言葉…リオルも言ったよ…」
慌てるニドキングに、重力は冷たい。
「お、おれをあのイヌと一緒にするなぁ!」
沈黙…
「なんだっ...て…?」 ドスのきいた怒りの声は、ニドキングを固まらせる。
「あ…いや…その…」 「イヌ?」 ズプ…ズププ…
「いぎゃあああ!ち、ちがう!口が滑っ…」 「うるさい。」
突然変わった声色に、怯むニドキング。すると…
ズルゥ!
「あっ…」
ニドキングは足を滑らせる。
「あああああぁぁぁぁぁ……!!!」
ギュムウウウウ!!!
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Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.19 ) |
- 日時: 2010/08/23 08:09
- 名前: giratina
- 落ちた。
「いやだあああああ!!!」
舌の海のど真ん中に落ちたニドキングは、 すぐに起き上がり、舌の上を必死に走り抜けて穴に戻ろうとした。しかし…
穴は、今にも閉じようとしている。
「あああ!嘘だろ、おい!」 そういってる間にも穴は小さくなり、 直径10cm程になっていた。
「待って!待ってくれえええええ!!」
ムニュウウン…
穴は見えなくなった。 密室となった舌袋で、舌と2人きり…
「へへへぇ…僕の舌も歓迎してるみたいだよ?」 グニグニとうねりながら、舌の先が近づいてくる。
「あああ…やめろおおおおお!!来るなあああああああああ!!!!」
「久しぶりの…獲物が来た事をさ。」
グニュウン、グニイイン!
一瞬で巻き付かれた。 舌はまるで生き物のようにしゅるしゅると巻き付いており、舌の海に引きずり込む。
じゅぷぷ…ズプウッ… 「や、やめてくれ!助けて…」
そして、ニドキングを恐怖に突き落とす 言葉が投げかけられる。
「じゃあ、僕はこれで♪」 「え、おい!待ってくれよ!」 「体内に話しかけるの疲れるんだよ。」
「そ、そんな…まって!置いてかないでくれぇ!頼む!」 しかし…
「それじゃあ後は任せたよぉ〜…」
舌は理解しているようだ。獲物をくれたご主人様に感謝しているようにも見える。
カイオーガの声が聞こえなくった。
「やだ!ちょっ、助けてくれぇ!」 …ジュプ…ジュムリ…ズププ…
気がつくと下半身は全て舌の海に埋もれていた。このままじゃ…
「くそ!」 必死に体を動かして抵抗するが、柔らかい舌の前では無力だった。
腹、胸から舌が蛇のように這い上がってくる。 早く引き込みたいようだ。
…ペロリ…舌が意思があるかのように 顔を舐める。 恐怖が頂点に達した。
実際意思は無いが、この舌は生きている。 カイオーガが寝た時、又はカイオーガが舌の操作を一時的に止めた時、 この舌は自由に動ける。 そして今、目の前(目ないが)には一匹の怯えた餌、やる事は決まっている。
…ムニュウ…クチャア…
「むああ…やめ…ろぉ…」 舌の激しい舐め回しに、ニドキングは喘ぐしかない。「助けて」と…
「だ、誰かぁ…俺を…」 舌はニドキングの胸まで引きずり込み、 呼吸を苦しめる。
「あがぁ…」 とうとうニドキングの体は、顔以外の全てが呑み込まれた。もう逃げられない。
…ジュムム…ブニュウ…ギュムムム… 「あ…ぁぁぁぁぁ……ぁ」 小さな悲鳴をあげながら、ニドキングの体は見えなくなった。
しかしこれは虐待ではない。 いじめ返しでもない。罰である。 カイオーガが流した涙だけの罰なのだ。 そしてその罰の名前は…
「永久幽閉」
これからニドキングは、ずっと舌に包まれて生きていく。身も心もずっと、柔らかく、温かい舌に埋もれて…
舌の海が、嬉しそうにグニグニと蠢いていた。
|
Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.20 ) |
- 日時: 2010/08/23 08:23
- 名前: giratina
- カイオーガ専用技「永久幽閉」…解説
カイオーガですら本当に怒りを覚えた相手にしか使わない、カイオーガ最強の技…というか手段。今回が初使用。
概要…獲物を舌の海に埋もれさせ、2度と外に出さない。獲物は消化されず、永遠に拘束される。(要するに無期懲役です)
餌はカイオーガが上機嫌なら貰えるが、不機嫌なら凄い力で圧迫される。
舌を50m伸ばす事があれば出れない事もないが、ほぼあり得ない。
体験談:ニドキングより 「ちょっと…気持ち良いかも…」 …グニグニ♪
舌袋(仮称)について
50mの舌が収納されている袋。胃袋と同じような構造だが、胃袋よりは小さい。 常時舌が蠢いている。足で立つと、ズブズブと沈んでいく。
出入り口もあるが自由に通れるのは舌だけ。開閉も自由。 一度入ると出られない。
以上。コメントお待ちしています。 鬼畜ごめんなさいorz
|
Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.21 ) |
- 日時: 2010/08/23 10:17
- 名前: giratina
- キャラ解説
カイオーガ(昔) 15歳 性別…自由に変更できる。 友達が森で一番多い。
レックウザ(昔) 17歳、カイオーガの彼女。性別♀ 技…不明
ニドキング&ヘルガー カイオーガが五歳の頃のいじめっこ。 2人とも残虐非道で、当時はみんなから恐れられた。 が、10年後、カイオーガ(レックウザ)に襲われる。
ヘルガー…レックウザに捕食された。 ニドキング…監禁中 である。
また、この世界での伝説ポケモンは体の大きさを自由に変更できる。(限度はあるが)
|
Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.22 ) |
- 日時: 2010/08/23 12:34
- 名前: 闇銀
- おおお!!!! ニドキング、羨ましすぎる!!!!
永久幽閉と舌袋かぁ〜・・・giratinaさんの発想力はすごいなぁ〜・・・ メスのレックウザも かなりイイ・・・!!
|
Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.23 ) |
- 日時: 2010/08/23 17:25
- 名前: giratina
- >闇銀様
いえいえそんな…僕の発想力はカスです。 (いやホントに)
舌の海に溺れる夢を見たのでネタに使いました(殴
ご評価、もったいないぐらいありがたいです!
|
Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.24 ) |
- 日時: 2010/08/23 20:58
- 名前: リオレイア
- う、羨ましすぎる!ニドキング!交代してくれ!
てか、カイオーガ!舌袋に入れてくれ! あ、その前に、レックウザさん、呑み込んで♪
|
Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.25 ) |
- 日時: 2010/08/23 23:21
- 名前: giratina
- >リオレイア様
あ〜〜ん♪ レックウザ「さあ、リオレイアくん。入ってきていいのよ?たっぷり舐め回してから、優しく呑み込んであげる♪」
…こ、こらこの無礼者!…
レックウザ「あなたって本当にリオレイア君の風上にも置けないわねぇー。 後でじっくりお仕置きしてあげるわ♪」
…よっしゃー、厳しくお願いします。
※レックウザは体長自由自在なので、 何でも締め上げられます。
|
Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.26 ) |
- 日時: 2010/08/24 09:47
- 名前: giratina
- これからテスト期間中なので、もしかしたら書けないかもです。
(書いてほしい人なんて居ないとは思いますが) ではでは…
|
Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.27 ) |
- 日時: 2010/08/24 11:40
- 名前: W.WOLF
- 羨ましいなんてもんじゃないですな・・・
お、俺なら歓喜に満ち溢れるww カイオーガ様に是非会いたい。
|
Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.28 ) |
- 日時: 2010/08/24 12:57
- 名前: giratina
- 舌の海を想像する時は、胃袋っぽい所に無数の大蛇がいると考えてます。(僕の場合
カイオーガ「そんなに埋もれたい?」 …うん
「まぁ君には色々恨みもあるし…いいかな?」
…おっしゃラッ…ムウゥッ!
「行ってらっしゃーい♪」
ゴクゴク…ゴポリ…
…ああ…(快 という訳でテスト期間中ずっとはいってまーす。
やあ、ニドキング……って目が死んでる…
「テスト終わっても出さないかもねぇ〜」
…それもいいよ……ギュムウ♪…
|
Re: 悠久の時 ( No.29 ) |
- 日時: 2010/08/24 16:45
- 名前: リオレイア
- あうう……
良いよぉ…(歓喜)
|
Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.30 ) |
- 日時: 2010/08/24 19:47
- 名前: giratina
- 「ただいま♪」
「おかえりぃ〜」
制裁を終えて帰ってきたレックウザと、 きつく抱き合うカイオーガ。
「どうだった?」
カイオーガが問う。 レックウザはニヤリと微笑むと、少し膨らんだお腹を見せつける。
「アハハ、まだ抵抗してるみたいだよぉ〜?」
「その内消えるわよ。あなたはどうだったの?お腹は膨れてないみたいだけど…」
「えへへ…お仕置き中。」
カイオーガは笑って答える。
「あらら…かわいそうに…」
全然そうとは思えない口調で、レックウザは言う。
「さて、どうしましょうか。」 「うーん。一緒に遊んでくれない?」
「デートっていうのよ? 全く子供なんだから…」
「えへへぇ…ボク子供だもん♪」
「まぁいいわ。いきましょ?」
「うん!」
2人は森の中へ消えていった。
※サード完結です。
|
Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.31 ) |
- 日時: 2010/08/24 21:40
- 名前: S
- 森の中でデートw
レックウザの純粋さに惚れた・・・w
・・・テストって事は登校日なのかな?かな? 自分もあと二日くらいしたら、休みも終わって体育祭の練習だな・・・ 最近暑いから、炎の化身に焼き殺されないようにしないと・・・w 熱くなったらカイオーガに冷ましてもらいに来よw その時はよろしくです〜w
それから 自分のスレに書いてたヤツはやっぱり修正しました 傷付けてしまったのであれば、すみません
|
Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.32 ) |
- 日時: 2010/08/25 12:31
- 名前: 闇銀
- うう・・・オレもテスト期間に もうすぐ入る・・・
giratinaさんの 小説が見れないなんてぇ〜・・・しくしく・・・・・・
|
Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.33 ) |
- 日時: 2010/10/25 20:59
- 名前: ケイル
- 舌袋ときましたかっ
なんだかもう妖怪みたいなカイオーガですねw そして幼き日の悲しい思い出が、間違いなくカイオーガのあの性格を形成してますねw
あとまぁ加虐表現がけっこうキツイので、注意文を付けてもらえると助かります。 すごく今更ではありますがw
|
Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.34 ) |
- 日時: 2010/12/18 23:01
- 名前: akod
- 最初から見させていただきました。
舌袋とは斬新なアイディアっっ!
04も見ますね〜
|
Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.35 ) |
- 日時: 2010/12/18 23:48
- 名前: ロンギヌス
- じ、自分でも懐かしの・・・コメントありがとうです!
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Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.36 ) |
- 日時: 2010/12/19 11:27
- 名前: 闇銀
- このころのカイオーガ君 かわいかった・・・
・・うん! 今でも十分かわいいよ! カイオーガ君! この小説も 名作だったね
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Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.37 ) |
- 日時: 2010/12/19 11:39
- 名前: ロンギヌス
- 自分ではあまり名作とは感じないんですが…
カイオーガも成長したんですよ♪(言い訳w
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Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.38 ) |
- 日時: 2010/12/20 19:27
- 名前: akod
- この作品を見る前は
「主人公の子供の頃を小説に入れよう」 とか思ってたんですが先を越されちゃった(テヘッ この作品は自分の中でBest3に入る作品です(もしかしたら一位かもしれません) 泣いちゃいましたよ。(実話) ロンギヌスさんの作品は毎回楽しみです〜
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Re: 消えた理性03 〜幼き過去よ、眠れ〜 ( No.39 ) |
- 日時: 2010/12/20 20:47
- 名前: ロンギヌス
- そ、それは申し訳ない・・orz
Best3は光栄ですが、まさか泣いていただけるとは・・・ 本当に嬉しいです!
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