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原始の宴
日時: 2010/06/27 23:53
名前: S

今回は外国のアタリ社が1994年代くらいに開発した恐竜格闘ゲーム
〜「PrimalRage・プライマルレイジ」〜を元に書いてみる

会話も入ってっから前作と比べれば色々とうまくなっている事を願って・・・

・前奏みたいな物がかなり長いと思いますがこのゲームの内容の解説
知ってる方は知っていると思いますが元が今となっては10年以上も昔のゲームな為(しかも海外製品
どちらかというと知らない方が多いと思うのでとりあえず
アーケードは三国とか戦国などでお馴染みの天下統一みたいに自身が統一する地帯を含め
海上を除く7つに分けられた大陸に君臨している恐竜を全て制覇すればクリアとなりますので
主観は捕食に定評のある「ヴァーティゴ・Vertigo」でやります
今回の捕食者のヴァーティゴってどんなのかな?かな?☆と思ってるあなた?
ケイル氏のネタフリ日記を見るとすぐに分かっちゃうんだよ?(後でどの道説明してしまいますが
分けられた大陸毎に各恐竜が君臨しておられますのでもう一度確かめるために
一度アーケードにチャレンジするも返り討ちに合いましたが確認はできました

注意
・原作が大量出血有りのグロテスクだからってこんな事していいか分かりませんが
 禁句が多数出てきます
・戦闘面はグロLvは最小限に抑えて(原作では捕食は極一部でグロの方が極端に定評があったりする
 捕食面は極力ハァハァするようにしたつもりです
・まだやってる方なんて殆ど居ないと思いますが各キャラの性格は予想して決めているので
 イメージ壊したくない方は見ない方がいいと思います
・原作は会話もない冷酷なまでにバトルだけの進行なので会話や戦闘は自分が考えた展開になります
・前作を保管庫に入れてもらった時は文が僅かに中途半端になっていたので
 もっと区切っていると思う・・・本当に几帳面だな自分
・エンディングの方は多分各神様に合わせたベストエンディングになっているかとは思いますが
 そこ等辺は自分が作った作品ではおかまいなしになっています
・前作では「Wyvern-D氏」から描写が丁寧と言われてこんな自分の作品に
 期待してくれているのですから次回作を書く際に期待を裏切らないようにと
 念入りに書いたつもりですがこんなんで納得いただけるかどうかは
 ・・・覇気は増してた方だけど 汗
・自分はこのゲームが好きな割にはそんなに詳しくもないくせに
 余計な説明が沢山入ってます
・その他色々

前作もそうでしたが
・なんか長いし今作も次第に捕食と外れて行くと思います
・前作と自分は傍観者系ですがこの作品はおそらく捕食者向けだと思います
・一部のストーリーは捕食はない上にこの話も登場者は化け物なのに少し?くらい現実染みています
・一生懸命考えて書きましたがまぁ原作が原作だから重度のグロに値して
 「削除おおおおおおおお!」されても仕方ありませんが
・別の意味でガッカりしないでくださいね?
 前作は長そうな文だから早めに終わらせてみようとしてたら
 たった4日で完結してあんまり早く終わって暇だったので
 週刊とか月刊誌とかで続きが読むのが楽しみって事も分かりますが
 更新はちょっと遅めにしておきます
・今作も何度も微修正してメモ帳から移して投稿したのでミスってる所もあるかもしれない

恐らく多くの方にガッカりさせてしまった所
・残念ながら体内での気分が伝わるような今回も非食者的な感じはありません
・捕食場面を詳しく書くとか捕食している所を思わすような音も作れないので想像に任せます
 自分が書いたヤツよりそうした方がいいかもしれないし・・・

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Re: 原始の宴 ( No.1 )
日時: 2010/06/27 23:53
名前: S

プロローグ
・本日は捕食はありません

聞こえるか?

「・・・」

まもなく地球は神々の手によって生まれ変る

「・・・」

だがお前を混ぜる訳にはいかん

「・・・!」

その闇の中で新たな地球へと生まれ変るのを見ているがい

「・・・ふざけるな・・・私も入れろ・・・私を混ぜろ・・・私を戦わせろ・・・私にも暴れさせろ!」

「・・・ッ!」

〜色々あって省略〜

「は・・・」

緑の匂いを感じ気が付けば外の世界だった

草原の中にトンネルのように石が組まれたいくつもの遺跡を思わすような場所に私は倒れていた

その組まれた石の奥には沼らしき物が見え

蛇のような姿が形取られている石の周りにはツタが絡み付いている所から相当前にここは作られたのかもしれない

夜の空には月が白く美しく光り輝き草原を緩やかな風が吹き抜けている

月へと封印されていた自分がその封印を解き光で包まれた様に

視界が白一色で染められたのは月が輝きを取り戻し月から自分が放たれた為だろう

それにここでは私の姿を思わすような物もあるからして私を月へと封印をした場所なのかもしれない

「・・・ふふふ,私も・・・落ちた物じゃないみたいね」

ろくに説明を受けていないのになぜか頭に今の地球の状況が思い浮かぶ

噴火で大地は砕かれ,津波で地表は洗い流され,草木が芽生えてこんな大昔のような星になって

あれから長い歳月を掛け今の大陸は火を吹く恐竜の頭部の形をしているんだとか

昔は蘇った神々に礼拝していたらしいが

人類の方が変ったらしく神々と戦っているが一向に勝つ兆しはない(まぁ当然だろう

これ程の力を持つ神々が蘇りそして地球を支配せんとし激突する

「ひどいなぁ,そんな争いに私を混ぜてくれないなんて」

本当なら今すぐにでも地球上を渡り歩いて自分の物にしたいが

長年月に封印されていたせいかさすがに体がすっかりナマってしまい上手く体を動かせない

立つのが精一杯な為両手両足を地面について体勢を楽にし外の空気を味わって深呼吸をする

久々に表に出れたし明日から暴れ回れる

もう自分を縛る物もない

私は自分がさっきまでいた月に向かって両手を広げて咆哮をする

ただでさえ言う事が聞かない体で無理をしたためそのまま後ろへと倒れてしまう

開放感と今後の地球を支配する楽しみを明日に控えてぐっすりと眠りにつくのだった


後書き
地の底からゾンビみたく這い上がって蘇った他の恐竜達とは違い
彼女(あえて)のみ複雑な事情があったのでこの点も主人公にしやすかったからでもあります
ヴァーティゴの設定はケイル氏のネタフリ日記に書かれているように作中唯一の紅一点(♀
異次元から出現した「愛」と「狂気」を司る暗黒の女神様で(愛の方は余計だったりする
宇宙の守護者によって月に封印されましたがこんな風にすごい根性で封印を解き放ち銀河から
隕石として飛来して地球へと舞い降りたそうです
それから保管庫に前作を投入した際に後書きまで追加してくれていてありがとうございました

どうでもいいけど
プライマルレイジはアメリカでスマッシュヒットし
日本ではSS,PS版に移植されましたが
それ等のゲーム機の生産終了が間近な為高い知名度は得られなかったそうで
自分は種族問わずのかなりの動物好きだから
こういう不気味なくらいにぬるぬる動く恐竜の一部の攻撃や動作なども何気に
可愛く感じるからこのゲームは無理ゲー級ながらも特に気にいってます
↑こう感じる自分は異常らしいです(友達にも言われたしw
眠れなかったから徹夜でゲームしてたら5時まで8時間寝てしまった
しかも今週テストという忙しそうな時に新作投稿してますけど
「そんなに待てるか!続きを早く読ませろぉ!」
なんて方のために気が変ったら早く更新するようになるかもしれない・・・
つかタイトルに辞書とか引いてみたら違和感感じた人も居ると思う
Re: 原始の宴 ( No.2 )
日時: 2010/06/29 22:30
名前: ケイル

意外なところから題材を持ってきましたね。そして詳しいw
展開が全く予想できませんが、とりあえず期待っ
Re: 原始の宴 ( No.3 )
日時: 2010/06/30 21:27
名前: S

ケイル氏
返信ありがとうございます
前作みたく一応一通りは作っておりますが
原作はただ戦うだけだし各キャラのエンディングまで英語なので
自分も英語なんて☆意☆味☆不☆明☆ですから画像で読み取るしかないですし
展開が予想出来ないのも無理はありませんよ´`ィw
それにこんなんで上手く作れたのかが少々不安だったりする
Re: 原始の宴 ( No.4 )
日時: 2010/06/30 22:30
名前: Wyvern-D

w期待しちゃってますよwww
頑張ってくださいね☆ww
Re: 原始の宴 ( No.5 )
日時: 2010/07/01 21:29
名前: S

一日目
・一瞬にして前話とは大分違った性格になっているでしょうがご了承願いします
・捕食は文の最期ぐらいしかないと思います(しかも少しだけ・・・
・最初の当り軽くホラー注意(苦笑


朝がやって来て目を覚ます

後ろに倒れてそのまま眠ったはずなのだが丸まって寝ていた

ぐっすりと眠れたようなのか体の疲れはどこかへとふっ飛んでいったように軽くなっている

もう長い間大地の感触を忘れており

降りて来てもすぐに眠ってしまったし、起きたばかりもあって

昨日の様に上手く立てない赤子のように両手両足で地の感触を馴染める

自然の姿に生まれ変り大昔へと戻った地球の空気は清んでいて

自分が降り立った草原を清清しいばかりの風が吹き抜けとても気持ちがいいものだった

ようやく安定して来たので背伸びをしてここが外の世界だと改めて実感する

「さ〜て,地球を支配しちゃえばこんな事ぐらい好きなだけ出来るんだから

 さっさと皆殺しにしてやんないと☆」

私が降り立ったこの当りは大陸で例えると下あごの真ん中当りらしい

上あご,下あご,は三つに分けられているらしく火の形をした島は分けられずにそれ一つのみだった

まずは下あごの部分から制覇しようと思い浮き足立って(上記は多分軽くネタバレ

歩き始めようとした時背後の石に形作られている蛇の顔がぐらぐらと動き始めた音に気づく

後ろを振り向いてもしばらく音を立てていたが蛇の顔らしき部分の周りに亀裂が走り

石版を砕いて出て来る

「わ・・・わた・・・し?」

奴は顔から胸元まで抜け出しそして上半身、まだ石に埋まっている手足を引っ張るようにして

私をここから逃がさないように睨みつけながら石版から抜け出そうとしている

だが確実に分かる事は色が違う事

自分の手を見て蒼に染まった体、それを見比べれば

あいつは私の蒼とは違い石と同色の灰色だった体を瞬時に緑へと染めてゆく

奴が抜け終わると同時に石版は奴で止められていたかのようにガラガラと崩れ落ちる

「な!?、何しt・・・」

呆然と立ち尽くしていた時を狙い石版から抜け出し終わると同時にいきなり牙を向け噛み付こうとして来るが

素早く身を避してその隙を逃さず背後から尻尾の一撃を叩き込む

転げて転倒するが何事もなかったかのように私の方を振り向き両手を突いて起き上った

「紋章まで体表と同じ色・・・気持ち悪・・・」

それ所か起き上がり方まで私と同じのようだった

牙を向けよだれを散らし細い舌をちらつかせながら禍禍しい眼球で私を睨んでいる

「ちっ,私の姿で・・・私の真似をするな!」

私が奴に向かって走り出すとそいつも同じく走り出す

そして掴み合いになりそこで噛み付いたり,引掻いたりといかにも野性的というか肉弾戦が始まる

最初の内はつばぜり合いが続いていたが奴の方が調子が崩れ初め

自分の事を自分で言うのもなんだが私は華奢そうな体を強引に押し倒し

留めを刺そうと牙を出して首に噛み付こうとするが奴は酸のツバを吐き

私は引いてしまい,怯んだ私に私がやったように尻尾での一撃を叩き込まれ体勢を崩して後ろへ倒れてしまう

「あぁ・・・ややこしい・・・

 これは私が戦いに参加出来る資格があるか確かめるとかなの・・・」

泣き言を言っている間に起き上がって奴の体勢を直されてしまう上に

「え・・・ちょ、ちょっと・・」

体制を崩した私に馬乗りになって大きく口を開け先が分かれた舌がちらつき牙の方は見えない

すっかり怯んでしまったが両手を顔の前に持って来て少しでも抵抗しようとするが

「い・・・いや・・・やめ・・・」

全く無駄でまとめて頭から口に入れられてしまう

視界は口の中いっぱいに広がり同時に私を食べると言う事に待ち構えていたかのように

満たされた唾液が顔中を濡らす

さっきの戦闘でかいていた汗や流した血を私と一緒にお腹の中へと洗い流そうとしている


後書き(今作は駄文がかなり多めですので読まなくてもいいです
この文での変更点(技的な意味で
・噛み付き攻撃に関してはヴァーティゴは見た目的に毒牙を持っているような感じがしますが
 本当はあるのかもしれませんが原作では全くの無毒です
・飛び道具の酸は原作のように矢の如く真っ直ぐに飛ばすのは現実的には無理がありますので
 散らすように書いてみた
・舞台の地球は自分が勝手に膨らましたイメージで実際にこんな風に感じるかなんて分かりません
・つかヴァーティゴもそれなりに筋肉あると思う(姿化け物だし
・アーケードではプレイヤーが使用しているキャラが出れば色違いとして出て
 こんな風に意味ありげには出て来はしませんがヴァーティゴの場合は全身緑で出てきます
(ステージの色と合わせたのかは不明、まぁ分身だから仕方がない
・最後の当りは本当は書かないつもりだったし、今作の本来はヴァーティゴが捕食する側なのだが
 予定だと捕食場所が全く無かったのでちょっと?変更して分身に食べられてみる
 でも台詞の方がちょっと・・・w

これ自体もどうでもいいけど
まだテスト期間中だから昼過ぎから学校で迎えを待つ為の5時間待ちはきつかったな
まぁいつものゲーム機の代りにPC持ってってたからよかったけど(しかもゲームパッド付き
5時間も学校でPCへの盗電はさすがにヤヴァいと思い、初めて学校の友人宅にて暇を潰しました
ちなみにここのサイトとかこの作品もプライベートで見てってから
関連する物をこの作品も含めて、このPCは子機なのでネットは学校に持っていけば繋がらないのだが
リンクもかたっぱしから全部フラッシュメモリに移しておいたからよかったものの
学校で友人に見られ全体にこの情報がバラ撒かれるとそれは死を意味するのであった
とはいってもこんな事を投稿して学校の友人が見てしまえばすぐに分かるかもしれないのにな〜w
それから明日で最終日だから適当に頑張んないとNA

Wyvern-D氏
返信ありがとうございます
今作の元が10年以上も前の格闘ゲームなので残酷描写といい
本当に戦うだけで負けたら終わりッ!だったりするしw
(こんてにゅーは格ゲーだからちゃんとそれなりに出来ますけど
正直な所どんな結末を予想しているか分かりませんが
今度こそ期待を裏切らないように書いたつもりです
Re: 原始の宴 ( No.6 )
日時: 2010/07/02 17:58
名前: リオレイア

恐竜×恐竜は珍しいですね。
恐竜は結構好きです。それにしても…分身に食べられるのはなかなかに…
思えば、自分の体内ってどんなのだろう…
Re: 原始の宴 ( No.7 )
日時: 2010/07/02 23:30
名前: ケイル

お、ヴァーティゴさんが食べられる側だったとはw
そして同キャラ対戦でしたか

同キャラ対戦ということもあって、ちょっと文章に読みづらさを感じました。
敵の呼び方を決めて("奴"とか"相手"とか)、主語を明確にするといいんじゃないかと思いましたw
Re: 原始の宴 ( No.8 )
日時: 2010/07/03 09:38
名前: S

以下の方々返信ありがとうございます

リオレイア氏
捕食があまりなかったので
自分はされた事はありませんが分身にもフェイタリティはあると思いますし
負けて捕食神罰をされたら普通に食べられるしこの後は別キャラ戦で
自身が捕食もされませんので一回は食べられてみようって事でこうなってしまいました
ちなみ全キャラの7匹中の5匹が恐竜だしその内4匹がおそらく肉食ですから
落ち着いて考えればこのゲームのグロも仕方が無いと思わされましたw

ケイル氏
ちょっとややこしい展開(読みづらく)になってしまった事には
なんというかただ性能も能力も同じ自分と戦えばこんな感じになるのかなって
感じで書いたらいつのまにか読みづらくなっていたみたいですね そいつは失礼しました
台詞の一文でヴァーティゴも同感しているみたいだし・・・w
Re: 原始の宴 ( No.9 )
日時: 2010/07/04 23:08
名前: S

1日目/2


どれくらい経っただろうか

とうとう尻尾の付け根の辺りまで呑み込まれたようだ

唾液にまみれていないのは下半身だけで

全身はまだお腹には納まってはいないがそこに納められるのは時間の問題のようで

唾液がしたたった柔らかいばかりの肉厚で包み込むかのように押さえ付けられて

私の抵抗も受け付けずに流されるかのよう

酸は混じっていないがお腹の中へと下る感触とやらと

呑み込もうと口に入っていない尻尾を掴んでは押して

どんどんお腹の中へと押し込まれているのも分かる

このままでは呑み込まれるとは分かってはいるのだが抗がってもなかなか抜け出せずにいた

「どうしよう・・・ここまで収まればもう逃げる事も出来ない・・・」

首から上は妙に広い空間と感じる

どうやら胃袋にまで達したのかもしれない

諦めの悪さで足もそうだがもう悪あがきと化しているとは思うが

長い尻尾をびちびちと長く未だにくねらせてのたうち回らせている

呑み込まれていてもその際中に何か体に触れた事は感じる

偶然首に絡まって咽てしまったらしく吐き出されてなんとか呑み込まれるのは免れた

「んもう、最低・・・

 自分が自分に食べられそうになるなんて」

唾液と思っていたのは酸と感じない程かなりの薄い酸だったみたく

顔に付いた唾液を手の甲で拭うがそれは塗り込むのと同じでなかなか痛く

濡れているだけならともかく風が体を貫くかのように深く染み込むのが分かる

私も奴も咳き込み一息付くと

今度は一気に溶かし尽くすつもりのようで溜めているような所が分かる

「何で私だけ・・・こんな目に・・・」

怒りに身を委ねて必死の形相で睨みながらもう一度突進する

吐き出した酸が滝の様に私に降り注ぐ

なぜか痛くない,体が酸で溶けもしないし,妙な所に当っている?

「・・・あれ?どこ行った?」

酸に耐えようと閉じた目を開ければなぜか奴は異常に小さくなっていた

だから微々たる酸なんぞでそんなに痛く感じず

ただでさえ溶けてはいる表皮もさらに薄っすらと溶けてはいるが周りの空気に当っても

さっきと同じように貫き通すというか痛みとも例えられないぐらいにしか溶けてもいないのだった

知られていなかったのかあの力だけは抜き取られていなかった

という事はそれ以外の大半の力を抜き取り本来の私の力を宿らせているのだ

もしくはいつかは復活されると思われていたのか色々とややこしいことも思わされたし

私を始末する為の物には割と?良作だったのかもしれない

最初にされたように舌なめずりをした後に大口を開け呑み込む

小さい食べ応えが喉を下るのを感じる

「う・・・」

余りにも多大な情報とかつて暴れ回っていた過去の自分の記憶が蘇り始め

その自分の姿が頭の中でスライドショーでもやっているかのように次々と思い浮かぶ

呑み込まれているようにあの感じがまた実際にされているように伝わって来たといい

もう一人の自分に取り込まれた何かをまみれた記憶を洗い流しているようだった

頭を抱えてしばらく耐えていた私はようやく本来の私を取り戻したようだ

試しにカッと見開いてみた眼球にはさっき奴を睨んだ時のような感触があり

胸の中が焼けるように熱く感じ唾液に酸も宿っているようだった

「私もされたけど自分で自分を食べるというのは少々抵抗が有る物ね

 今のこの世の中そんな事言ってらん無いけどさ

 自分の体内だからなのかそれとも分身なのか

 体内は無臭でややクリアというかそんな感じだったけど何でだろ・・・

 食べられかけたあの時は感触もしっかりと刻まれたから夢でもなさそうだし」


後書き
この文での作者が見てもらった人達から見た疑問点
・ちょっと今回も前回も終わり方が無理矢理だったかも知れない
・実際にはあんな細長い体で歩くのはともかく走れるのかも出来なさそう(汗
・腹の中から脱出した方がよかったかな?・・・w

「ヴァーティゴ・Vertigo」の性能
異常な攻撃範囲で中距離戦闘ができ、飛び道具も装備したそこそこな万能キャラ
書体は蛇といいますかちょっと長め?な感じ
各キャラ毎に体力が減って低確率で発動するいわゆる卍解のような物があり
ヴァーティゴの場合は「RABID」という能力が発動し体力が自然回復し能力も若干上がる
ケイル氏には見えなかったらしいので自分だけかもしれないが
原作でも一部の動作に女性っぽさを感じさせられる所がまたすごいと思う
こんな設定になった元ネタは見た感じでも多分蛇
蒼い恐竜の体にコブラのような頭部を持って
その首の裏には白い骸骨?のような紋章が印象的な異型の神様
といってもプライマルレイジのキャラクターは全てがなんらかを司る神様だったりする
作者も原作ではこればっか使ってますがだから主人公なんて訳ではないのであしからず
ちなみに『Vertigo』とは英語(だったと思う)で目眩を意味する言葉でもあるみたいです
今更ですが今作を作る際に
ニコニコMUGENWikiを参考にさせてもらってます

前回にてちょっと?読みづらさというのを私的に改善したつもりです
だから読みづらくなかった事を願います
Re: 原始の宴 ( No.10 )
日時: 2010/07/05 01:54
名前: リオレイア

もしかしてMUGENで、相手を倒した時に飲み込む奴かな?
しかし、逆飲み込みですかぁ…
Re: 原始の宴 ( No.11 )
日時: 2010/07/05 20:04
名前: S

リオレイア氏
返信ありがとうございます

関係ない話とおそらく今後のネタバレにもなってしまいますので
ヴァーティゴ意外の他キャラの名前は省きます(それからこれ自体がこちらの勘違いであればスミマセン
自分は見た事がありませんがスプライトも動作も入っているので搭載はされているようで
ただ発動しないだけかも知れません
MUGENの捕食神罰ではヴァーティゴと同作者が製作なされた
プライマルレイジキャラではないと発動する事が出来ないらしく
その神罰自体もあるキャラと戦う際の特殊イントロ的扱いなので
必ず動作すると言う訳でもないので結構難しいみたいです
自分はそこまで深く改編出来ないので合ってるか分かりませんが
CNSにてP2Nameに食べられる対称とヴァーティゴの名前と
捕食動作に対応出来るように対称にやられ的動作を追加すれば
人でも原作意外のキャラでも捕食神罰出来たりすると思います
Re: 原始の宴 ( No.12 )
日時: 2010/07/05 23:29
名前: ケイル

このまま食べられて終わりかと思いましたが、
逆に食べ返しちゃいましたねw
そしてこれが1日目ということは、まだまだ対戦が続きそうですね〜
Re: 原始の宴 ( No.13 )
日時: 2010/07/06 22:09
名前: S

ケイル氏
返信ありがとうございます

予定では全キャラと戦わせる予定です(現に自分とも戦わせたし 汗
初戦はスレッド二つでしたが次回も二つにするか一つにするか正直迷ってる所
それから最初の文では分身に食べられて
今作では台詞もないちょっと鬼畜的なので蒼から緑へと主役を変更的
な考えだったんですかね?w
Re: 原始の宴 ( No.14 )
日時: 2010/07/08 00:08
名前: S

一日目/3
・やや暴力シーンあり(キャラの精神的な意味でも
・戦闘面は極力グロ低下させているつもりです
・会話は自分が予想した性格で喋らせていますが正直喋れるかどうかも分かりません
・今回はヴァーティゴがちょっとカオスになったりするかもしれない


前回のもう一人の私との乱闘で体はともかくとして

ある意味精神的に損傷もあった為草原に座り込んでしばらく体を休めていた

考えれば私はここの大陸がどうなっているかなどあまり知らない

下あごの大陸に居るのは分かっているがここを含め三つに分けられているのは分かっていても

方向が分からなければ無駄に体力を消耗させるだけ

とりあえず当りを見回してみると

出ては来なさそうだが

あと一つの石版は左を向いて作られていてさっきの戦闘にて崩れた蛇の顔がある石版はその反対を向いていた

疲れが眠気を誘ってくるがもう一仕事やり遂げようと立ち上がる

「もう眠ってしまいたいけどな

 ふぁ〜あ あぁ眠い・・・」

何度も目を擦ったりあくびをしながら歩き出す

夕方辺りなのか薄暗くなって来て太陽も一段と光り輝き

草原の表面、道中の川面が光を反射して眩く輝く

光を残さず反射する濁りも見られない澄み切った水面には瓦礫が沈んでいる

今となっては僅かばかりにしか面影を感じられないが

ここもきっと都会だったんだろう

「外れだったのかしら・・・

 でもここは私がいた場所と何というか同じ雰囲気を感じる」

たどり着いたそこはさっきまで私が居た場所とは

どんどん違って来ていたので当っていたかなんてイマイチ分からない

砂浜でもない海の向こうにパルテノン神殿が見えていた

きっと昔の大津波でこうなったのだろうが完全には水没してはいなく床らしき当りまで沈んでいる

沈みかけた太陽が水面を照らし出しては反射し神殿に水面が映り美しいばかりに神々しくも見える

眺めていた私に強力な衝撃波の弾が向かって来るのを感じ

軌道もあらかた予測出来ていたのでほんの僅かに体をそらして衝撃波を避ける

過ぎ去った衝撃波はパルテノン神殿を貫きその一撃で神殿は崩れ落ちる

がらがらと崩れる瓦礫が海に落ち水面をいくつもの波を立てて足元まで伝う

ずしんと大きな足音を立てて周りの山陰から姿を表したのは

黄色い体に青いラインが入ったティラノサウルスらしき体格の神だった

「あなたがここの神様ね?」

「・・・」

「不意打ちなんて汚い事をやってくれるじゃないの」

無言だったので少し頭に来て宣戦布告と見なし最初にされたように奴に酸を飛ばすが

巨体に似合わないジャンプ力で酸を避わして

そのまま骨をも砕く程の重量感で宙からのしかかり私を押し倒す

「もろいな、俺が飢餓の神だと知っての狼藉かそれあ?」

「飢、飢餓・・・じゃああなたはサウロン・・・」

「答える暇があれば抜け出してみたらどうだ?」

体に片足を乗せて可能な限り身動きを封じられており

牙がびっしりと並ぶ口を開いて首でもねじ切る気だった

まだ自由が利く尻尾で叩き付けてサウロンを引き離そうとするが

さっきは身軽と思わせる姿だったがびくともしないし

サウロンの重い尻尾で押さえ付けられて私の尻尾の動きも封じられてしまう

「それなら・・・」

私に乗っけている脚に僅かばかりに動く首をもたげて噛み付く

噛まれた脚を引いて後に退くがまだ噛付かれるぐらいの間合いがある

「つ・・・おとなしくあのまま息絶えていればよかった物を」

「悪いけど私は昔から諦めが悪くってね・・・」

傷口から血を流すサウロンはそんな痛みに怯みもしない

私も立ち上がろうとするが首をくわえられ投げ飛ばされる

噛み付かれた時はそれなりに痛かったがさっきのとどめを刺されるよりは痛そうではなかったと思いたい所

「こ・・・来ないで!」

反動を抑えられるように両手を付いて尻尾をムチの如く振り回す

投げられてからサウロンも動いてもいないのに近づけないようにして立ち上がる

「最初に俺が得た称号が狂気の女神とは・・・

 まぁこんなんでも無いよりはマシか」

私に向かって咆哮するその姿を囲むように衝撃波が取り巻く

その衝撃波が起こす物は放つべきとは違い

地を這うように地面を砕きながら向かって来る

さらにもう一発私が開幕の宣戦布告と見なした衝撃波を吐く

宙に飛んで避けようとするがサウロンも私に飛んで来つつ

また首に噛み付かれて

地を伝ってくる物と空中を飛ぶ衝撃波の軌道上に放り込まれてしまいそれ等をまともに喰らってしまう

生きていたのが奇跡だったのかもしれない

「なんだ?死んでしまったのか?」

力強そうな脚で蹴ったくられたのか爪で引掻かれたか分からなかったが

さらに強烈な尻尾でのなぎ払いで跳ね飛ばされる

自分が流した血溜まりの中に倒れるかのように飛ばされたがその割には水しぶきが飛ばない

出血はしていなさそうだがそれでも私は生きていた

衝撃波は体の中に入っていくような感じで外観は傷付けて無さそうなのだが

打撲や投げられた時の痛みも残っているので半端じゃなかった

「見た目通りだったか

 少々お前を神としては買いかぶり過ぎてしまっていたようだな」

「・・・くすくすくす・・・はははは・・・あははははははははは!」

ずしんずしんと大きな音を立ててとどめを刺しに歩いてくるのを感じたが

最後の足音が臆したように感じる

いきなり私が笑い出したのでサウロンはちょっと引いたみたいだった

「異次元から遣わされた私をあんまりナメてかかって来てくれる物だから

 わざと手加減してあげてただけなのにね?

 あなたは何かに飢えているのなら私に満たして欲しい?

 くすくすくす・・・」

宙に浮いているかのように音もなく起き上がりサウロンを睨みつける

こんな事も何だが反応がどうも化け物を見ているような感じなので

自分でも気付けない所まで私は逝っちゃってるのかも知れない

「黙れ!」

サウロンもそんな脅しに屈せずにもう一度宙を大きく飛び掛る

私も空中に飛び攻撃を避けるが追撃しようと私に続く

「逃がすか!」

「ククク・・・可愛い物ね・・・そぉれ♪」

向かって来たサウロンの首を尻尾で絡み取り地面へと叩きつける

その衝撃で叩きつけられた周りの土埃や割れた土が舞う

「ぐぅ・・・ごほっ・・・」

「さぁ、私を見て☆」

少し強すぎたのか咳き込んでいるがおかまいなしに

まだ首に絡まったままの尻尾で近くへと引きずり

仰向けになっていたサウロンの顔を抱いて見上げるように目を合わせ

サウロンの体はどんどん小さくなっていく

「あらあら・・・どうしたの?さっきの勢いは?

 あなたは何が欲しいの?何を望むの?」

サウロンの瞳をじっと見つめて問うが何も答えない

だが答えたくとも答えられないのが正解なのかもしれない

私の体の半分くらいになっているサウロンを抱く

「あははははははは♪

 でももう大丈夫だからね

 飢える物はもう何もない。もう戦わなくたって良いんだから

 私がその飢えを満たしてあげるからね?

 くすくすくす・・・私にあなたを呑み込めるかしら?」

舌で牙を僅かに拭いて呑み込むのに調子を整えて頭からむしゃぶり付く

サウロンも抵抗しているようだが私には心地よい快感にしか感じない

その抵抗次第でお腹に納めるには時間がかかる

昨日は降りて早々自分に食べられかけたし自分をも食べてしまったから

色々と複雑な気持ちだったが他者となれば話は別

鼻先がもう胸元まで感じるが足をバタバタとしてもがく抵抗を

そのままにして時間をかけて食べる事にした

最後に鈍器のようだった尻尾の先まで見えなくなってから呑み込む

ごくり・・・

サウロンの全身が長い首を伝って喉を下ってゆくのを感じる

お腹に納まるまでの呑み込む際の息苦しさが途切れた後に一息付いて大きく膨らんだお腹を撫でる

「命や意識がある物もともかく、丸呑みにするなんて本当に久しぶり

 仲良くやりましょうね

 これからは私とずっと一緒だから・・・」


後書き
やっぱりこれは卍解とか覚醒というより発狂という呼び方が正解だった
ちなみに冷静に考えれば捕食があんまり早く終わってしまってたし
今回ヴァーティゴが発狂したように各キャラ専用の最後の力的な物があるのだから
予定では色々少なさそうだったので大幅に変更してこんな展開になった
それからやっぱりもう一度修正しようと思ったのでいきなり消してしまったのでスミマセン

今回と原作の技は
・サウロンの周りを取り巻く衝撃波は本来サウロンの周りしか攻撃しないから
 見た目の割には迫力がイマイチだった為地面を砕きながら範囲攻撃系にしてみる
・原作では2,3発以上のコンボはある意味難しいし
 必殺技は連発不可(今回では飛び掛り→昇竜拳?みたいに
・実際にヴァーティゴには空中投げ技はおろか地上投げ技もない

今回出て来た「サウロン・Saulon」の原作での設定
元ネタは恐竜と言われれば殆どの人が真っ先に思いつくであろう
好き物の子供も大好きなティラノサウルス
前回記入し忘れてたので攻撃範囲と尻尾での攻撃は
ヴァーティゴが原作中No.1だがサウロンは見た目通り?噛み付き攻撃がNO.1
噛み付き攻撃に加えその姿に似つかわしい強力な尻尾でのなぎ払いといった
野性的かつ荒々しい攻撃方と近距離向けの技が多い突撃キャラ
書体は・・・どう説明したらいいか分かんね
キャラ的には空中でも使える首をくわえての投げや
スト拳の定番?の昇竜拳みたく上昇,追撃技なども搭載されているのだが
真っ直ぐに飛ぶ波動拳みたいな衝撃波しか飛び道具がないのがちょっと残念
こんな特攻向けな性能はちょっと暴力的というか単純な奴が
多いのかもしれないと思って最後の方は多分まともだと思うが性格の方はこうなった
卍解の方は分からないから発動せず
神罰の方は飢餓を司るだけに○○に噛み付いて大流血させたり
倒れた相手を踏み潰したりといかにも血に飢えた感じが見られる
自分だけかもしれないがサウロンて名前が可愛く感じるのは気のせいでしょうか?

これ自体もどうでもいいけど
夏休みのガス溶接試験と補習が重なってしまった・・・
補習が一つだけだったのは不幸中の幸い?
Re: 原始の宴 ( No.15 )
日時: 2010/07/08 08:10
名前: リオレイア

今回はまたも呑まれるか!?と、期待しちゃいました(笑)
ところで、ガス溶接とは工業高校ですかな?僕は電気科なんですが…
Re: 原始の宴 ( No.16 )
日時: 2010/07/08 20:16
名前: S

リオレイア氏
返信ありがとうございます

自分は工業高校だから卒業後は殆どが就職で
来年は留年しないようとにか色々とっても不安だったりする
資格は出来るだけ取っておいたそうが良いそうなので(汗
試験と言っても自分は電子科だし今回は技能講習だから
確実に取れるとは限らないけど
寝てても取れる資格なら取っておこう的な?w
ちなみに補習課題がその専門教科だったという事には笑っていいです

それから今作は主に捕食者向けとしてますし
前回は捕食神罰を持つ自分と戦ったのであんな事させただけですw
呑まれる側は♀な方がお好みですかね?w
Re: 原始の宴 ( No.17 )
日時: 2010/07/08 23:24
名前: ケイル

捕食ジャンルの性質上、怪物同士の戦いっていうのはあまり見かけませんが、
こういう、力が近しい者同士での食うか食われるかの戦いっていうのはけっこう好きです。
そして敵を小さくできる能力はかなり強いですねw
Re: 原始の宴 ( No.18 )
日時: 2010/07/08 23:40
名前: リオレイア

呑まれる方の性別はどちらもOKです。
ただ、♂が呑まれる方が想像しやすいのでややそちらが良いかなぁ?ぐらいですねぇ…
自分はいま、第二種電気工事士の技能試験に向けて頑張ってます。機械系は資格は無いですね、部活こそ機械系ですが…
旋盤やフライス盤ぐらいなら素人よりは扱えます(笑)
Re: 原始の宴 ( No.19 )
日時: 2010/07/09 20:07
名前: S

ケイル氏
元は食うか食われるかぢゃなくてやるかやられるかですがね・・・
まぁ弱肉強食だから仕方ない・・・w
でも終盤でフルボッコまで逆転させるのは行き過ぎたか?w
ちなみに
ヴァーティゴが発狂したように
最後の力的な物は大分体力が減っている時に稀に発動する物でして
原作では敵を小さく出来る能力は神罰にしか付加されてませんが
通常技でのこの技は相手の動きをしばらく止めるなんて効果になってたりしたり
それにその技を喰らった時の各キャラ行動不能の動作も・・・あぁ〜もうたまんないw

リオレイア氏
呑まれる側は自分もおかまいなしですw
始めに書いている通り今作はヴァーティゴが作中紅一点

していたらですが残りの神様は全部♂という事になりますが期待はしない方が・・・
それから・・・ヤヴぁい
最後のフライス盤とかが「何それおいしいの?」みたいに自分には理解不能な状態だ・・・
それから自分は部活までパソコンいじってるし
しかもP験も近いし本格的になって来てっから
家でも長い間PCとゲームばっかしてる自分の眼がもたない気もw


以上の方々返信ありがとうございました
Re: 原始の宴 ( No.20 )
日時: 2010/07/11 23:15
名前: S

三日目
・今回捕食はなし
・捕食神罰すら使いませんが別の神罰を・・・


呑み込んだサウロンのせいか身動きがしにくく蛇みたく体を伸ばして這って移動し

この体調ではうまく戦えないので他の神々に襲われないように完全に消化しきるまで

一昨日まで居た自分の大陸へと戻っていた

食べられる側の抵抗も長年感じていなかった物だから

サウロンの抵抗も心地よいぐらいに感じ、そのままにして呑み込んだのだが

大分経っているはずなのにお腹に納まっても抵抗はまだ続いている

胃袋からでは身動きはおろか衝撃波を発するにも口を開きづらいのだから

自力で出るしかないようだった

「おかげで寂しくなかったな

 なんて言ってももうずっと一緒か・・・」

その抵抗も次の日には感じなくなった

今日まで全く睡眠も取ってないし傷を癒すのにも丸一日を費やしてしまったが

自由に過ごすと言うのもそれでよかった

これで下あごの大陸の方は残るは右の当りだけという事になった

昨日と同じくらいの距離を歩いてまたそれらしき場所に着く

そこは壊滅した首都のようだった

同じく津波でやられたようだがパルテノン神殿と比べれば水没しているというより酷い有り様だった

沢山のぐらついたビルにはツタが絡み付いている

水が引いたのかそのままなのかは分からなかったが

大きな船が有るが陸地に上げられていた

この雰囲気で何かが出そうな所だがいくら待っても何も出てこないし昨日のサウロンからされたように

不意打ちと言える物も飛んでも来なかった

「これだけ待ってても何も出ないなんて時間の無駄ね

 当てが外れたか昨日のサウロンにやられたかのどっちか」

こういう事になれば下あごの方は私が降りた大陸,サウロン,そしてここが当っていれば

下あごの大陸は制覇した事になるのだが

「どうやって海を渡ればいいのかしら・・・」

首都の向こうには海が見えてその奥に大陸が見えていたのでおそらく上あごの大陸だろう

近いような気がするが泳いでいくなどすると普通に不可能だし

そもそも泳げるのかも問題だが

向うの大陸とも僅かに繋がっていてもそこまで行くのは面倒だ

なのでここで立ち尽くしていても仕方なくあまり自信がなかったテレポートとやらを使う事にする

「正直どこに飛んでいくか分からないからこんな事したくないんだけど

 まぁこの際しょうがない

 ・・・冷た」

体を丸めてどこかへと飛ぶように体で感じた後に雪の様に細かい氷を肌で感じる

あまりにも寒い所に出たようだ

ゴリラのような顔が浮かび出ている薄気味悪い氷山があり

おまけに降り立ったこの雪国もかなり寒い・・・

下あごの方にはこんな地帯はなかったのでとりあえずは成功したのだと実感する

何かの気配が宙を舞い大きく両手を振りあげた姿が私の影に重なってそれに気づく

その拳が当った所には激しく積もった雪を舞い散らせ避けた私に届く程に

現れたのは雪男のような感じだった

奇妙な氷山はどうやらこいつを礼拝していた原始人の手による物だろう

「こんな氷山まで来るとは物好きな奴だな」

「こんなとこなんか誰が好きで来る物ですか・・・」

「邪悪な気配が感じると思えばお前がそうか・・・

 舞い降りたのだから月の方は一層光り輝いている」

「邪悪な気配・・・ね

 何のことやら・・・」

「それに気付けないほどおろかではお前の行き先に未来など無かろうて」

性格の方は落ち着いていそうで月に封印されていたという過去も当てられた

私に向かってこの雪の中をものともせずに走り出す

足場が雪が大量に積もっている物だから移動もままならない

まともに喰らうくらいならと受けるつもりで身構えるも不意を付いたのか脚払いを繰り出す

「もう、移動しづらいな・・・」

転ばされるがしなやかに唸る尻尾を振り回すのだから

倒れている私に奴も追い討ちなんて簡単にはかませない

起き上がって一度集中してまぶたを閉じ邪眼を開いて睨むが

「それは封印された事への同情でも誘ってるのか?

 それから狂気の女神なら名を教えるまでも無かろうが」

「ちっ・・・そこまで言われちゃ私も容赦しないから!

 ブリザードって名前通りに雪見たく細かくしてや・・・ッ!?」

距離が遠すぎるのか,それとも力が眼球に宿っていないのだろうか

全く効果が無さそうだったし目が痛んで両手で目を抑えてしまう

そんな大きな隙を見せたのが最期

タックルを繰り出されて跳ね飛ばされる

衝撃で舞った雪が体に掛かり冷たかったけど和らいでくれた

だが逃がさないようにして立ち上がった所に吐息を吐く

「はん,そんな物なんかじゃ倒せな・・・あらら?」

喋っていて気づいた

その吐息は当った私も気づかずに体をカチンコチンに固めてしまい全く身動きが取れない

さらに凍らせるようでブリザードが手を天にかざすと

「こいつはどうだ?」

「足元から・・・」

「・・・」

「な・・・何を・・・」

氷柱が建ち上がり十字架に掛けられたかのように宙に固めて飾られる

身動き出来ないのもいい事に何度も殴りつけられた

「ぐふっ・・・げほっ・・・ごほっ・・・」

「・・・邪な心で地球を支配しようとするお前とは違うのだ」

呼吸もままならない吐血とも言える血が入り混じった咳をする

誰もが死を目前にした時には集中力が一段と増す

悔しさに満たされた眼でブリザードに睨みつけ

怯んだブリザードに血の色が混じった僅かに赤い酸を吐きかける

「つ・・・野郎!」

渾身の一撃で氷柱ごと砕かれ力でさらに殴り飛ばされた

実在するのかと疑うくらいに綺麗に透き通った破片が眼に映る

純粋な水で生成された氷は宝石にも劣らぬ美しさがあった

なんて事を今考えてる場合ではない

飛び上がり空から両手を上げて最初の不意打ちを今度は当てるようだった

「消し飛べ!」

「こうなったらもうヤケクソ・・・」

切れ味などない尻尾でブリザードを突いた

なんて思っていたがちゃんと刺さっている

力を抜いて不安定になって地に落ち尻尾も同時に抜けた

見てみれば尻尾の先だけ刃になっていた

ヤケクソ気味でも目の前の事には集中していたのだろうか?

「形勢・・・逆転ね

 肺を裂かれたら喋るのもままならないでしょ?」

顔を何度も殴られていたので喋りづらかったが

切り傷なんて負ってたら吹きかけた酸も体に入りブリザードも手のうちようも無いだろう

勝利を確信した

「本当ならサウロンが寂しくないように食べて上げたい所だけど

 ゴリラなんて私の趣味じゃないのよね・・・」

好き勝手抜かしても何も言い返せ無さそうに

何やら風が吹き抜けているような感じで息をするのをやっとだと思える

「・・・じゃああなたもここから離れるのは嫌でしょうし

 私も自分の言った事には責任をもって・・・」

歩み寄ってブリザードを見下ろす

何か悪い気でも感じたのか最後の力を振り絞って私に殴りかかろうとしたが

目の前でその拳が止まる

「あらら・・・私いつの間に・・・」

尻尾で貫かれたブリザードも全く動かなかったので見てみれば石になっていた

その大猿の石像から尻尾を引き抜くとそれはバラバラに崩れ落ちた

「あいたたたたたた・・傷が痛み出したみたいね・・・

 でもこんな傷なんかで・・休め・・・ない・・・」

その後に負っていた傷が痛み始めても次なる戦場へとふらふらと歩きだす

だが体を大きく横に倒して近くの少し急な流れの流氷の中に落ちてしまった


後書き
・壊滅した首都には神様が居ますが○○な戦い方なので載せる訳には行きませんでした
 どの道ゴリラ系統だから入れたくないけど
・ゴリラ系統なんて使いたくないからブリザードの技はあまり知らないため
 氷柱固め以外にもいくつか大技は有ると思います
・今回も若干発狂してたかも知れない

今回出て来た原作での「ブリザード・Blizzard」の設定
元ネタは考えるまでも無く見たまんま雪男
卍解,何を司っている神様なのかは分からないし後にボコらせる
台詞もあまり書きたくなかったし原作でも毎回作者がボコられてるので喋らなくさせてもみる
書体は氷が溶けたような感じ
殴る,蹴るといった格ゲー的な技な為グロは低めだが出血は他キャラと同じ
だが氷結は考えてみればちょっと・・・
神罰は怪力でなんども頭上にパンチして埋め込んだりと
鶏みたいに首を掴んで何度も殴る技など
性能の方は出て来たように脚払いや体当たりなど人が使うような技があり
名前と同じように凍結させる飛び道具も搭載
今回は人っぽい心構えを持たせてみた
自己評価では原作中最も鬼畜キャラの一角に立つべきかと思われる

あぁ〜
今週から進路の事とか学校での事とか色んな事を報告する三者面談
P検もある金曜日に自分の通知表が暴かれる・・・
それに午前で終わるのに自分だけ6時に帰宅なんて(汗
Re: 原始の宴 ( No.21 )
日時: 2010/07/13 00:24
名前: ケイル

ヴァーティゴさんの食べ歩きツアーかと思ったら
趣味じゃないということで、捨てられてしまったw
Re: 原始の宴 ( No.22 )
日時: 2010/07/13 22:33
名前: S

ケイル氏
返信ありがとうございます

今回は抵抗がありますが原作では対称が何であろうとお構いなしですが
ヴァーティゴは暗黒の女神なんて設定だからちょっと
心の汚さ?を表してみたっていいますか、まぁそんな所です
自分もブリザードは大猿系だからあんま好きじゃないけど
戦い方とか氷を使ったエフェクトはふつくしいのですがね・・・w
それから言われてみれば食べ歩きツアーなんてのにまとめるなんて
マジで評価されるべきw
Re: 原始の宴 ( No.23 )
日時: 2010/07/14 21:14
名前: S

三日目/2
・今作全部だが今回出す奴はアレなので過度のグロ,会話的にも注意

(この匂い・・・)

冷気の独特の匂いや流氷よりも冷たくない

そんな感じとは違った草木の匂いと流れて来るような水の音を

朦朧としている意識の中で感じ取る

その後に木の葉が頭に落ちて来て目を覚ます

辺りを見回してみると後ろには今居る泉を形作ったらしき水が流れて来ており

その向うにはさっきまで居たと思われる氷山が見える

あんなに遠くに見えるという事は大分流されたようだった

先ほどの木の葉はそこから運ばれて来たのだろう

泉のすぐ近くには高い木が何本も立っている森があった

あの時は殴るなどされただけだったので切り傷を負ってなかったのが不幸中の幸いでもあるが

この周りの自然が影響したのかは分からないが傷の痛みはあまり感じなかった

「生きてる・・・・・・あぁほっぺた痛い・・・

 あれだけ殴られたからなぁ・・・よいしょっと」

手の平で頬を擦った後に僅かに赤く色づいた池から陸地に上がる

何やら大きな亡骸と銀のたてがみの小型恐竜の姿が有る

おそらくここの神様と見た

「食事中の所をお邪魔しちゃった?」

「・・・」

食事?に夢中のようだが奴は私にも気付いた

無視されたようだったので食事を続けるかと思ったのだが少し手順を変えたみたいで

胸を裂いて心臓を引き千切りその血が垂れている血管がいくつもついた心臓を私に見せる

「・・・それは脅しているつもり?

 あんまり馬鹿にしてくれると代わりにあなたの心臓をえぐり取るわよ?」

私の反応があまり面白くなかったと思うが脅したつもりが逆に脅されるとは

あの反応から見る限り思ってはいなかったのかもしれない

「残酷な事がお好きなのね

 あなたもたまにはそんなのを味わった方がいいんじゃなくって?」

「手加減は必要なし・・・か

 それも女邪神たる者に相応しい器なのかもしれんの」

手に持っていた心臓を一噛みにする

水風船が割れたように半端じゃない血を辺りに散らせた後に森林に入る

私も奴を追って入るが物音がする方向に振り向けば奴は居る

だがそこに振り向けば奴は消え

また物音がする方向に振り向けば今度は居ない

木から木へと俊敏に飛び移りながら錯乱させる

「出くわしたが最期・・・

 このまま何も分からぬままに切り刻まれて死ぬのと

 戦って死ぬのはどちらがよかろうか?」

奴の姿は見えなくなってまるで風が伝えているようにも感じる

この展開の早さに突いて行けず死角から襲われて押し倒され

首を片手で掴み爪を突き立てて

まだ血がぼたぼたと垂れている口を近づける

酸を吐いて退かせるにしても尻尾でなぎ払うにしても

この距離では力を溜めた所がすぐに分かるし爪も首に突き付けられているのだから

私の反撃よりも早く息の根を止めるからこの状況では反撃出来なかった

「この程度とは他愛もない・・・

 先ほどのカオスの方がまだ手応えがあったのかもしれんの?」

「・・・」

「その瞳・・・

 戦う事にはもう揺るがない志が見える

 お前は何を欲しておる?」

奴に少しビビってしまっていたのか何も言い返せなかった

だが何故か首から手を解いて退き私も立ち上がる

「そんな事・・・

 私はただ―――」

「我の力はただ戦えればいいだけの物だと思っていたが

 そんな考え方もあるのだな

 我のこの爪とお前の毒牙・・・

 そのような神々と戦える事に体中の血が沸き立ってくるようだ

 短冊切りにしてやるか微塵切りにしてやるかとな?」

「爪・・・爪ね

 それなら鳥になり損ねてもしたの?

 タロンなんて鉤爪を意味する単語なのにね」

「・・・言ってくれるの」

鋭くも大きく曲がった脚の爪でタイミングを測っているかのよう

今度はもう森に入らずまとも?に戦うらしく私に向かって来る

その矢の如く真っ直ぐな軌道から逃れる為に横に避ける

ブレーキがなかなか利かないのか地面を長くすべりながら止まる

私は反撃に尻尾の先を刃にして突くが素早いバックステップで避わされてしまう

「さっきはやり損ねたからの

 今度は容赦せぬ」

隙を突いたつもりが逆に突かれてしがみ付かれて何度も掻き毟られた挙句に尻尾で打ち付けられる

タロンは宙返りをして着地するが私は倒されてしまう

そこで倒れた私の首を掴んで爪を突き立てる

このまま喉を裂くようなつもりはなさそうだが

私の首を掴んでいるタロンの手を振り解こうとするが

「今までの無礼は己の体で償ってもらわんとな」

「え・・・」

「他の神々ならまだいつでも戦えるがお前のような女神なんて珍しいのは口にした事がないの」

「あぐっ!」

「どうせ食ってしまうのだから倒した後ではなくこのまま貪るのもよいかもしれんな」

爪ばかりか鋭い歯が並んだ牙で肩当りに噛付かれて表皮を噛み千切られる

そんな激痛と引き換えに大半の表皮を掻き毟られ

空気にさらされて立ってもいられない程痛くて顔と胸を抑えて膝をついてしまう

「このまま全身の皮を剥ぎつつ剥製にするのもよかったが痛いのも辛かろう?

 そろそろ楽にしてやるからの・・・」

空中に天高く舞い全身を使って流星の如く降下しながら蹴りを叩き込むつもりだった

舞い上がった姿が逆光でよく見えないがあらかたの軌道が読めた

歯を食いしばって痛みに耐えて私は身をごろりと転がして蹴りを間一髪で避わして土埃が舞う

「なぬ!?・・・」

タロンは激痛で動けない私にあの技で決着を付けるつもりだったのだろう

少し落ち着きを失っているようにも見える

落下しながらでは軌道が操りにくかったらしくタロンはすぐそこに居た

「この感じ・・・」

まだ顔を押さえていたがいつのまにか私の目は邪眼に変っていたのに気づき

体ごと起き上がるのは無理だったが素早く首をもたげて眼を合わせる

だがタロンも瞬時に素早くバックステップで避わす

それを喰らった神々と比べれば速かった方かもしれないが眼を合わせた時には既に遅く

タロンは二周りほど小さくなっていた

「ッ・・・味な真似を・・・

 こんな事になるくらいならあのままねじ切っておけばよかったかもしれん

 だがそれが最後の力だったのなら話は別」

ただ私は息を切らしていかにも死ぬ寸前の最期の悪あがきのような感じのただ演出に過ぎない

そんな演出をしつつ尻尾をタロンの方に伸ばす

「うぬ?これは・・・」

気づかなかったらしく脚を掴まれたのを感じて慌てたらしく転んでしまい

ただでさえ小柄なタロンがさらに縮められると尻尾がうまい具合に絡みつき体中を縛り上げられる

その間に立ち上がって自由がまだ利く片手とよく吼える犬をしつけるように口を抑えて

僅かばかりの自由を奪う

抗っているが今の体での抵抗は子犬に甘噛みでもされたくらいの可愛らしい程度だったが

大半の表皮を空気に晒しだしているので僅かな衝撃でも痛みが倍増するがそんなに痛く感じない

だから頬擦りをして軽く可愛がったつもりだった

「今度は私があなたを口にする番なのよね?

 私を一度見逃してくれたけど

 どうしようかしら?

 ・・・じゃあこうしましょうか

 一度殺られて食べられるのと

 このまま食べられて私のお腹の中でゆっくりと溶けて食べられるのはどっちがお好み?」

「くす・・・可愛い・・・

 そんなに震えなくたって大丈夫よ」

うつろに目を開いたまま微かに震えて出しているので

タロンの両手を封じていた片手で頭の方に持って行って撫でてやる

同時に離した両手で反撃されないようにと抱き抱えるようにして自由を封じて

「口を抑えられてれば喋れないわよね

 私を食べるつもりが私に食べられてしまうとは思わなかったんじゃなくって?」

「・・・見逃してくれたようにすぐには死なせないからね?

 年の方は結構逝ってそうだけどあの時のブリザードよりはマシだし

 可愛い子は私も好きだからゆっくりと溶かしてあげなきゃ♪」

軽く脅かしたつもりだったのだが震えが増しているのが頬擦りで分かった

同じく私の体もガタが来て倒れてしまいそうだった

早いうちにタロンを食べてしまわないと私の方が先に倒れて逃げられてしまう

だが私はあんな動きをしていたタロンが今やこうなっていると思えば

「あぁ可愛い・・・まぁ食べちゃうけど♪」

瞳には血まみれの顔で舌がちらつく大きな口を開けた私が映っていた

その時のタロンの抵抗がさっきより強まりせめて口だけでも解かれようと必死のよう

そこで暴れだしても口に入ればあの大きさなので抵抗も最小限まで抑えられる

タロンも両足で蹴飛ばして出ようと爪をたてて体に食い込んでいるが

引掻かれはされてなかったのも含めて何故か痛くない

意識を保ったままでサウロンの時のように発狂しているのかも知れない

そんな事を考えている間に下半身も呑み込み始める

抗いつづけるタロンも関節が曲がりにくくなればそんな抵抗もやりづらくなって

ついには脚をただバタバタと暴れさせるだけになる

そんな抵抗もやがて尻尾まで呑み込めばする事も出来なくなる

口から僅かに覗くつま先とびちびちと這いうねるタロンの尻尾を掴んで口に押し込み

「もう誰にも傷つけさせない・・・あなたは私だけの物・・・」

呑み込んだ音がした


後書き
前回が捕食なしだったのでちょっと早め?に更新してみる
誰だってあの顔であんな事されちゃあ怯えるかな
作中ではタロンが一番お気に入りだから発狂させずに一層愛をそそいで食べさせた気がする
サウロンの時も書いてて思ったが
捕食者って皆ヤンデルのかヤンデレなのか今作だけ逝ってたのかは不明・・・

一部出て来たカオスの件について
タロンに殺られてたカオスは名前通りのカオスかつ○○な技を使うので
自分が書くとただでさえ○○い文になっているのでこんな物までつけると
○○い上に○○が付くのでもっとひどい内容になると思いますから付けませんでした
というより自分の子猫を大猿になんか殴らせたくないし(笑
本当はブリザードに完敗して流されてその間にブリザードは殺られていたって感じにしようとしてたんだが
そのブリザードの代わりにカオスって事になりました(哀れカオスw
カオスの説明も省いている為どれだけ○○かは原作の動画でどうぞ(自分も書きたくないし 汗
↑この技で寄せられる姿(特にタロン)が
自分も引きずってやりたくなるくらいにもうたまんない(ゴリラ系は抜かす
「はぅ〜☆二人ともかぁいい☆かぁいい☆ねぇ!お持ち帰りしたい〜ぃ♪」

今回出て来た「タロン・Talon」の原作の設定
元ネタはラプトル的な小型恐竜
鋭く尖った脚の大きな爪や銀(白?)のたてがみが印象的
体格も他の神々中最も小柄な神様だが原始人と比べればでかい方
書体は爪のようにツンツン尖った感じ
切り裂き攻撃が多い為グロがかなり高め
性能は殆どの技が出は早いのだがあの体格だからリーチが短かったり
必殺技は小さい見た目とは違い投げ技を多く持っていたりする投げ重視?のスピードキャラ
踊るように回転して相手を裂く動作や相手にしがみついて噛み付いたりなどしたり
人によっては見るに耐えない技も持ち(初見の自分はあれが何とも思わなかったなんて少し怖い・・・
出て来たようにその名に相応しく爪で引掻いたり噛んだりする攻撃はもちろん
恐竜なのに回し蹴りやスライディングといった特に足技が多彩
殴る,蹴るなどを前提にし起き上がりなどの動作や尻尾があるキャラなのに
唯一使わない所を考えれば原作では一番まともなキャラなのかも知れない
それに足技が多彩だからなのか足が少し長い気が・・・気のせいか・・・
移動などの性能は確かに早いですが今回みたいに木から木へと飛び移ったりする程早くはないです
卍解の方は「BERSERK」で技の出が早くなって攻撃力も若干上がり名前通り狂戦士みたいになる
この子の卍解は知っているのに発動させかったのは
グロもそうですがヴァーティゴの「愛」に負けたなんて事にしておきます
参考にしたサイトでは年寄りみたいな口調と思われるので私的に頑張ってみた物の・・・
神罰の方は・・・グロいので原作の動画でどうぞ
それから彼のステージがのどかそうなステージといい、こんな戦い方といい
あんなんで本当に生存を司る神様なのか?(実話
ちなみにタロンを縛り付けた尻尾の技は本来は足に絡みついて自分の方に引き寄せるという
引き寄せる速さは違うがメルブラのシオンも使ってる技

タロンにすっかり愛着が付いてしまった為ヴァーティゴに自分の気持ちを答えてもらいましたし
小さいから可愛くて気に入ってるけど自分が書いた文では
この際仕方なく?食べられちゃったからしょうがない
でも一番気に入ってる(可愛い)キャラだけど原作では全く使えなかったりする
それから自分がこいつは「かぁいいよぉ〜☆」なんて言ってるけど
この説明で大体の予想は付いたと思いますが
原作中でNo.1と言ってもいいかなりのグロさを持つキャラだったりするので
タロンが何やっても(やられ動作含む)可愛いと感じる自分の心境がちょっと不安だったりする
「あんなのが『かぁいい〜♪』なんて言ってるんだから。変ってるよなぁ。これ書いてる奴も」

それから最近雨が酷いから今日は休校になったっけな(汗
Re: 原始の宴 ( No.24 )
日時: 2010/07/15 00:10
名前: ケイル

2周り小さくってことは、極小サイズにはならなかったのかな?
抵抗できない程度に大きさにして、丸呑みにしちゃうっていうのも
なかなかいいですねw
Re: 原始の宴 ( No.25 )
日時: 2010/07/15 17:14
名前: S

ケイル氏
返信ありがとうございます

タロンはいわゆるスピード系キャラなので
反射神経的な物が優れて神罰は瞬時に避けたけど小さくされたって感じにしてみました
実際に原作中の体格ではタロンが最小ですが二周り小さくなっただけでも
尻尾で縛られる程の大きさなのかは不明だったり(汗
それからヴァーティゴの捕食は相手を小さくする速さもかなり小さくするんで
あんまり食べ応えが無さそうと言いますか
まぁそんな感じです
Re: 原始の宴 ( No.26 )
日時: 2010/07/16 23:35
名前: S

四日目
・今回も出血表現あり
 前回程グロくない事を願います
・捕食まで長い上に短いです


飢えも満たしてまだ抗い続けるタロンを落ち着かせる為にも膨らんだお腹をしばらく撫でていた

傷を癒すためにももう眠ってしまいたい所だが爪で斬り裂かれた傷が多かった

化膿したりすると体の自由も利きにくくなるのでそれだけは避けたい所

しばらく森林で身動きもままならない体で彷徨っていた

少しでも傷口が風にさらされないようにしようと適当に木の葉を一箇所に集めて布団のように敷いて

余分な木の葉を体にかけて木の葉の布団で寝る事にして丸一日は完全に治るまでこの大陸で体を休めていた

さすがにあれだけ切り裂かれれば一日で治すのは無理があったし血も多く流れてしまっている

傷口の方はともかく血液の方はタロンを消化してしまえばなんとかなりそうだった

氷山とこの森林,上あごの大陸は2つを制覇したという事になり

そして氷山は目のような当りに合ったので

そこから流されれば目の下当りの大陸に行き着くと考えれば次は鼻先の大陸辺りだろう

だがあと一日ぐらいは安静にしておく事にした

木の葉を敷いたり体にかけたりして身を休めたのは正解だったようだ

負った傷も治って来たしタロンもとろけてしまったようで身動きも楽になったので次の目的地へと行く

テレポートで一気に移動したいところだが

もしも失敗すれば移動どころか一周して下あごの方に行ったりして面倒な事になりそうなので

普通に歩いていく事にする

たどり着いた所は氷山やさっきの自然溢れる場所とは違い

針の様に高く尖った山がいくつも並ぶ山間地帯で緑なんて全く見当たらない

地面の方はさほど尖った所はなさそうだが若干チクチクする足場なので身動きの方は問題ないと願いたい所

何やら凄まじい音を立ててこちらに近づいてくる気配を感じ

その方を見れば針のような物がついた大きな塊が転がって来る

だが当てるつもりにしてはその転がる軌道が全く違うので別の方に当って止まる

その岩のような姿を解いて表したのは剣竜のような姿をした神だった

「串刺し魔のお出ましね」

「お前が月に封印されていたとされる暗黒の女邪神か

 お初にお目にかかる」

「この間は爪で斬られて今度は剣で刺される運命になるのね

 どうも神様は私を葬りたいのが分かる気がする」

「・・・それはお前の空想では?

 勝つのであれば否定しそれが違う事となるだろうな」

針がびっしりと装備された鎧をつけているように私に近づいてくる

あの言動では私が思っている事が違うように感じる

私は今までそんな風以外に思った事がない

救済でも意味しているのだろうか

だが戦闘が始まれば話は別

距離がある内に瞬時に尻尾を刃に換えて奴に突き刺すが

「刺さらない?・・・」

「・・・」

「痛・・・」

角のある頭で張った尻尾を斬り付けて払い退け

剣が生えている尻尾で今度は足を払う

「わ――」

「これで終わるとは思えんが」

地面にぶつかった時も転ばされた時も半端じゃない痛みだった

全身を倒して針天井のように倒れて来る

こんなのを喰らったら全身の血を搾り出されて間違いなく即死だろう

でも今の私の状況では避わせない

少々危険なテレポートとやらを使い

結構集中していたようで奴の背後に現れたようだった

今度は酸を刃に付けてすこしでも切れ味を増させるが

突いた時に堅い鎧で弾かれた痛みが残っていて突けそうではないので

次まで取っておき尻尾で私も奴の足を払う

だが剣同様の頭で抵抗し近づけそうではないので酸を吐き付ける

「・・面白い事をしてくれる」

「あなたにとっては面白いかもしれないけど

 私にとっては昨日は斬られて、今日は突かれて

 もうとっても悲惨な出来事ですの」

「・・・生かすのは無理か

 我が剣で救えるか?」

「アルマドンなんかじゃ私の飢えは満たせないよ?

 それから一字抜けてる気がす(ry」

救いの言葉をかけられるとは思ってもなかった

だがもう私は後には退けない

そんなのは何の意味も持たない

もう一度尻尾の先を刃に変えて突き刺そうと切っ先を向ける

「遅い!」

アルマドンは体を丸めてド派手なスパイク付きのタイヤの如く転がってくる

跳ね飛ばされないように体をそらしたが

「っ・・・痛」

僅かに肉体を擦り取られたがまともには喰らわなかった

だがその斬られた所に当てた自分の手を見てみれば血が滲み出ていた

吐き付けた時に剣のような角も僅かに溶けて鋭さが落ちたようだったが威力は落ちていなかった

尻尾の先についた剣を鈍器のようにして振り回したり

鼻先の角も剣のように振るうので隙が見当たらないので一矢報いる事も出来ない

地面を転がったのか切れ味が若干増しているようで避け続ける事しかなかった

「くっ・・・」

「そのままでは勝敗という選択肢が一つになってしまうぞ?」

「・・・あんたの体力も無駄に使わせてやってんのよ」

・・・!。今だ

アルマドンは気づいていないようだったので僅かに生まれた隙を突く

今の内に目に邪眼を宿す

尻尾を這わせて足に絡み付いて転ばそうとするが

アルマドンは私の足が絡まったままで巨体とは思えない程の跳躍力で空中を飛び上がり

そして私を地面へと叩きつける

針のような山の方に飛ばされなかったのは幸いだった

「またこの技!・・・」

今度はテレポートを使えば失敗するかもしれないと思って決死の覚悟で身を転がして避わす

「外しただと!?・・・」

私は深くは入らなかったが体をまたすこし斬られた

針天井はバキバキと地面を砕きそして引っくり返された亀のようになっているが

素早く体制を立て直そうとするが私はその一瞬の隙を逃さず

あお向けになっている今しかない

今度こそ奴の足に尻尾を絡みつかせるが

しっかりと刺さっているので私の方から近寄って目を合わす

アルマドンの体が小さくなるのにつれ尻尾も足から体までどんどん絡み付いていく

奴の剣はもう痒いくらいにしか感じなかった

「大分可愛らしくなったんじゃない?」

「それだけ小さくなってしまえば私のお腹の中で暴れたって

 全く無力と化すわね

 救いの言葉は私は受け取れなかったけどあなたは受け取ってくれるのかな?」

「・・・戦線離脱というこの神々の戦いからのリタイアをね?☆」

舌なめずりをして酸が混じった唾液が地に落ち地面を少し溶かしながら

大口を開けアルマドンを一口で呑み込む

体中を刺激しながら剣竜のアーマドンは私の喉を下っていく

ごくりと呑み込んだ音を立てた後にペロりともう一度舌なめずりをし

「皆と仲良くね・・・もう寂しくさせないから・・・」

煙がもくもくと立ち上がっている火山が見える僅かに赤く染まった島を見る

残す所は私とおそらくあの島に居る最期の七大神のみ

ようやく幕を下ろすようだった

「今すぐ会いに行くからね・・・皆と一緒に・・・」


後書き
・毎回ですが原作ではヴァーティゴが使ったテレポートは
 ちゃんと出る場所が決まっています
・アルマドンは鎧を予想させるような名前なので
 原作の紙装甲とは違い堅くしてみる
・今回のヴァーティゴは毎回こんなんじゃ可哀想だしあまり深手を負わずに倒すようにしてみた
・自分自身を針天井のようにし串刺しにする技は当れば凄まじい程のダメージを与える事ができますが
 失敗すると地面の方に刺さって隙だらけになります
 ↑を予想すれば当った時は大体の予想が付くので当てませんでした
 前回もかなり○○かったし 汗

原作での「アルマドン・Armadon」の設定
元ネタはケントロなどの剣竜とトリケラなどの角竜が合わさった物だと思われる
書体は普通?の書体に迷彩が施されてる感じ
名前の方の元ネタは一字抜けてるアルマゲドンかと(汗
体から尻尾の先まで至る所に剣がびっしりと生えた神様
攻撃方は丸まって突進したり角などを使って戦う
神罰の方は多分タロンと同じぐらい○○いので原作の動画でどうぞ
卍解の方は不明
サウロンよりも突撃性能も攻撃力も若干高く
体を丸めての突撃,尻尾を使った微妙に範囲が広い足払い攻撃
までしてくるのでCPU時の自己評価では最狂クラス
が,飛び道具もサウロンと似たような物しかないから欠点もサウロンと同じなので
距離を置いてヴァーティゴのスコーピオンスティングを連発して運がよければ簡単に倒せてしまうのでした
だからあまり傷を負わせないようにして倒させたってのもあります
とは言ってもヴァーティゴの尻尾にもちゃんと当り判定がありますので喰らう時は喰らいます
Re: 原始の宴 ( No.27 )
日時: 2010/07/17 00:31
名前: ケイル

あいかわらず強いなぁw
そろそろ雰囲気的にラスボスが出てきそうですね・・・!
Re: 原始の宴 ( No.28 )
日時: 2010/07/17 23:03
名前: S

六日目
・本日で最終日となります
・ちなみに捕食はなく○○い所とつまんない所しかありません


昨日は何だか気持ちが高ぶって抑えきれなかったが大分落ち着いて来ている

サウロン,ブリザード,カオス,タロン,アーマドン・・・

七大神も私を含めて残る所は後2匹でそれらしき所はあの島しかないのだが

最期の島に渡るには徒歩で行くのはとても不可能だった

少し興奮気味だったのかテレポートを使うのに抵抗が無く普通に使った

その島には着いたみたいだが出た所が溶岩が流れ出ている火山のすぐ近くだったので

一歩間違えば大変な事になりそうだからあまり集中していなかったのだろう

この火山島は向うの陸地で見た通りで噴火まではしてなくとも

焦げるまでは行かないがじわじわと溶岩が地表からまでにじみ出て地面を赤く染めている

気温もかなり熱かったが溶岩がにじみ出ている地表は何故かとても暖かい物だった

私を待っていたかのようにして地面を砕きその辺りの溶岩を吹き上げながら

最期の七大神が姿を表し赤き大地に足を踏み入れる

真っ赤に染まったサウロンのように立派な体格だった

眼球だけ黄金のように黄色く輝く瞳で私を見つめる

「やっと来たか

 この時を待ちわびたぞ」

「そう思うなら自分から殺りにいけばいいよかったじゃない

 まぁ見るからに熱そうなあなたなら海も越えられなさそうだけど」

「軽口を叩けるのなら今までの戦いで腕が上がったと言う事だな

 どこまで楽しませてくれるやら」

何やら雰囲気が違う

奴が待っていたという事を私が間違えていたのなら私を待っていたかのようにして現れ

さらに「やっと来た」という言葉といい奴は私を倒す為だけに待っていたのか?

「それから今までお前は戦ってきたのだから

 戦いの女神に敬意を払い先手は譲ろう」

「・・・そうやって油断したのがあなたの運の尽きだと思い知らせてあげるんだから!

 悪魔をも討ってやる!」

瞬時に尻尾の先を刃に変えて構えてディアブロに突き刺すがどうも手ごたえがない妙な違和感

刺さると同時に炎に包まれる

気が付くのが遅く気配は私の後ろにあった

渾身の力で繰り出されたタックルの衝撃で私は跳ね飛ばされ

緩やかな風が吹き荒れる風のように強くなるように

暖かかった地表を引きずられて摩擦熱で体に軽い?火傷を負う

追い討ちをかけるようにしてディアブロは煙が立ち込める赤い空に飛びそして落下してくるが

落下物に体勢を構えてもう一度刃を突き刺す

血が流れ出ているが全く気にしていないようで当ったが急所を外したみたいだ

「体だけじゃなくてサウロン並のしぶとさもあるのね

 久しぶりに本気が出せそうで何よりかも」

「飢餓の神はおろか全ての神々を手中に収めたお前には全力でお相手するべきか」

「くすくすくす・・・何だか不思議な気分

 この戦いが楽しく感じるからあなたを殺りたくない」

「この戦いでもう思い残す事がないようにせねばな」

倒れていた所に向かって吐き出された炎が地面を焦がす

短く息を吸い込んだ所が見えていた私は退く

サウロンの青いラインの代りにディアブロの黒いラインが焦がすように燃え上がっているように感じる

「その炎が熱いのか?」

「熱いから避けてるんだからね?

 Mなのか分からないけど火なんて喜んで当る奴なんて居ないよ?」

「悪魔の炎にまで落ちたのなら・・・」

それで話を区切りもう一度突進してくる

酸が滴っていた舌で刃に塗り突き刺す

ディアブロは僅かに軌道をずらしてかすり傷など物ともせず今度は突き上げられる

落下の軌道上の近くに居たディアブロに尻尾での一撃をかます

結構痛かったようて当った首を少し気にしている

「・・・これは全力を出さねばならんか」

空気を大きく吸い込み大地を揺るがす程の雄叫びを上げる

その振動で一部の火山が噴火する程強烈だった

炎で姿を消して私の死角から尻尾での強力ななぎ払いを繰り出される

さっきまでとは違う程の怪力で体がこんがらがる程横からの強い衝撃でまた地面を引きずられる

追い討ちをかけるべく私の近くに現れたディアブロに酸を吐くが炎という鼻息で酸を打ち消される

怯まず尻尾で足を払おうとしてもあの巨体だからビクともしない

また飛び掛るかと思って尻尾の先を刃に変えて構えるが

巨体を生かして流星の如く降下して地面を再び揺るがす

また大地を踏みつけられて溶岩が押し出されたのか一部の火山が噴火する

その振動は地表全体に伝わりトランポリンのように私は宙に跳ね上げられた

噛み付いて反撃しようと試みるが

それ自体をディアブロも狙っていたみたいで反撃を避けられた挙句に

足に噛付かれ私の体重と遠心力を生かして勢いよく振るう

また投げられて三度目の地面を引きずられる

反撃しようと試みるがもうこの時点で決着はついていたのかもしれない

「つ、痛い・・・」

動かなかった

何度も跳ね飛ばされては引きずられてこんがらがる内に尻尾は付け根の辺りから妙な方向に折れていた

動かそうとする意志を伝えるたびに激痛が走るだけで動きそうにもない

立とうとしてもさっき投げられたと同時に両足を食い千切られていて立てない

酸を吐くにしても呼吸もままならないので酸を吐くにも吐けそうにない

とどめを刺すかのようにして近づいてくる

主な私の武器である尻尾が使えないのであれば敗北も同じでもう抗う術が無かった

この距離なら致命傷所か決着だって付けられると油断しているのかディアブロはすぐ近くで止まっている

神経も途切れているみたく尻尾の先の刃もまだそのままだった

「ううぅ・・・痛い・・・痛いよぉ・・・ひっく」

根元から尻尾を折られて下半身の足を食い千切られて哀れな姿の私は

もう痛みで泣くしかなかった

だがディアブロは何もせずに私の近くで目を閉じて戯言を聞いていた

隙だらけだが反撃する術がないのでどの道ディアブロにはしたくてもなにもできなかったが

もう不意をついて反撃しようとも考えてなかった

目の前に迫り来る死に絶望した好きな一言を私自身が言った事も含めて不思議な感情だった

戦っている時の私はすでに死んでいて降り立った時に喰らった私が今の私として喋っているのかもしれない

ただ一つの事だけを思っていて私でも信じられないくらいの言葉も次々と出て来る

「死にたくない・・・死にたくない・・・

 やっと月から解き放たれたのに・・・久しぶりに地球に降りれたのに・・・

 苦しい思いをした分だけ楽しい思いができると信じていたのに・・・」

「・・・その思いは今まで誰に味あわせてきたか分かるか?」

「・・・・・・あぁ

 皆私が殺したんだ・・・私自身も自分の手で・・・

 ごめんね・・・皆・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」

「・・・」

「もういいよ・・・お願い、私を殺して・・・助けて」

「・・・お前がそう思うのならきっと神もお許しになられる

 だから次の生を歩む時までにはもうこんな時代を終わらせてやる

 今まで戦い抜いて疲れただろう?

 久しぶりに地球に降り立ってみれば地球を支配する為に戦わされた挙句にこの最期・・・

 だがこんな結果を招いた人類も神々に支配されたりと自業自得だ

 お前がここまで来る間に殺しあったように全ての命ある物に戦いを

 お前の望みは好きな事が好きなだけできるといっても一人だけ生きていてもつまらんだろう?」

「・・・そんな事・・・私は考えた事なかった・・・

 でも次の生?・・・

 私は何に生まれ変るの?・・・

 今までの私の罪が自分に跳ね返ってきて誰かに飼われるの?

 それとも人に生まれ変ってあなたの手で?」

「次に生まれ変る時は私もお前も同じ人同士で出会う事にしたいがな

 こんな地球なんか綺麗に洗い流してしまって神々という肩書きもなくして・・・」

「その時には・・・暗黒の女神って肩書きも消えてるんだよね?

 ・・・くす、ありがとう」

「・・・今までよく頑張ったな」

「なんだかとても・・・眠・・・」

もう一人の私とディアブロの今までの私への慈悲の涙が落ちると同時にディアブロの業火で私は焼き尽くされた

全く熱くなく聖なる炎のよう包み込んでくれた

あの大陸の地表も初めから私にそう伝えようとしてたのだから暖かったのかもしれない

もしかしたらディアブロの心を宿した大陸だったのかもしれない

ディアブロに関わらずに皆の大陸も

「負けちゃったなでもこれでようやく休めるんだ・・・

 疲れた・・・とても疲れた・・・・・・何だろう・・・複雑な気持ち・・・」


後書き
捕食所か捕食している姿を表す事も出てきませんでした所を謝罪いたします
捕食者も追い詰められたらこんな風になるのかな
あとヴァーティゴも一応♀なんだからちょっと泣かせてみようって事でなった結果がこれです
・・・ちょっと所か泣かせ過ぎたかな?
ディアブロの炎の鼻息は攻撃ではありませんが動作はします(かぁいい
設定では神様の仮の姿だが恐竜って泣けるのか?っていうのもありますけど・・・
それから原作はドット絵だからよく分かんないけどディアブロの目の色は多分金です。いや金だと思います

原作での「ディアブロ・Diablo」の設定
元ネタはサウロンと同じく立派な体のティラノサウルスであると思われる
書体はいかにも燃えてる感じ
見た目も通常技も同じだが色はもちろん必殺技も構えも微妙に違う
サウロンは彼が吐く衝撃波の色みたいな感じだが
ディアブロは焦がすくらいの炎を思わせるような黒いラインが入った真っ赤な色
必殺技は炎を思わせる名前通り炎を使った多彩な技で遠近を揃えた万能キャラ
とはいっても色んなゲームでもそうですが使い方が分からなければ虫けらの如く倒されてしまいます
原作も原作でかなり難易度高めですし 苦笑
神罰の方は燃え盛る地割れの中に落したり今回みたいに地獄の業火で焼き尽くしたりと比較的に○○さは低め
卍解は「SFEAMED」
自身の攻撃力を大幅に上げ体力も自然回復,防御力だって↑と
色んな意味で使いこなせば反則級なのでラスボスとして出してみた
今回は悪魔に成り下がったって設定ですが
司っている物もなく本当は悪魔の原型となった神様だそうで性格の方は
自分なりに神様らしい雰囲気を漂わせてみたつもりです
彼のエンディングは今回出て来たように人と人が○し合う所を見ながら過ごしたらしいですが
ちなみに『ディアブロ』とは悪魔とか悪魔的とか言う意味もあるらしいです
『ディアブロスト』とか『ディアボロス』とか?
こんな何気にカッコ良さ気?な名前はともかく足払い転びやガードが意外と可愛かったりする


ケイル氏
返信ありがとうございます

設定から見ると
ディノクライシスとかでもお馴染みなので
ラスボスはやっぱりティラノサウルスって事に
まさかこんな展開になるなんて・・・ってのも分かっているつもりです(汗
それからプライマルレイジ中の設定も意外と現実染みてるし
こんな邪悪な女神様が現代になんか現れたら・・・
Re: 原始の宴 ( No.29 )
日時: 2010/07/17 23:07
名前: S

エピローグ
・憂鬱な気分の時には見ないでください


あれからもう何千年たったのだろうか

前世の記憶はどうも深く残り続けている

古代・・・戦国・・・戦争・・・現代・・・

痛い思いしかしなかったし謝罪だって重ねて来たのに

自害したってその時の強烈な痛みも深く覚えたまま

私の魂は苦痛から報われないまま今を生き続けなければならなかった

なんで人類はこう戦争ばっかりするのだろう

こんな事ばっかりやってるといつかは滅んじゃうから手を取り合って生きていけばいいのに

そういえば大昔に人類が死滅して私が2回目の初めて女性の人間として地球に作られたんだっけ

初めての男性の人間は誰だったんだろう

人類を死滅させる原因になった神々の戦争で私を救い出してくれたような感じがした

戦い続ける人類・・・目の前に広がる風景を見れば嘘のようだ

畑がとても長く続いて鏡の如く煌びやかな水面を作っている川面,風に踊らされる雑草

皆こんなのどかで安心できる場所が欲しいから戦うのだろうか?

私の魂は今の運命の道を歩まなければならなかったのけれども

こんな場所に生まれたのを感謝すべきだろうか?

あぁ雨が降って来た・・・でもなんか赤黒い・・・血のように・・・

最近私が生まれてから雨がこんなになったんだって他のこの村の人達は言っている

 どうして神様は私なんか作ったのかな?

 神様が一生懸命に作った世界で

 おまけみたいにして作った私に苦痛や絶望しか与えずに

 苦しみ悶えつつも謝って生きる姿を見て暇でも潰しているのだろうか?

 私の思いを本当に聞いているとしても助けてくれない神様なんて

 名前だけでそんな奴のおもちゃでいたくないよ

 次の生なんて要らない

 私を私で居たくない

 痛い思いも誰かに謝り続けるのも嫌

 世界が私を嫌うのならそんな嫌な感情を誰にも植え付ける事がないように

 私の魂なんて綺麗に消してしまって無の世界へと送り返して欲しい

 何千年も前の罪がここまでして未だに許されないのなら

 どうしたら私を・・・

次第に強くなっていく雨の色と同じ色に染め始める川をうつろに見つめたままで

赤黒い雨の中で濡れるにも関わらずに

いつもみたいに私をこの世界から連れ去ったようにしてくれとただ呟いていた

神を殺めた代償は決して断たれるべき物ではないのだろう

考えればこっちに来なければこんな事にならなかったのかもしれない

今となってはあれ程憎んでいた月が恋しくて戻りたいくらいだった

雨が地面を打ち付ける音と一緒に私の元へと近づいてくる足音が聞こえる

私が生まれてきてからずっと守ってくれていたようにこの村の人々に抗議していた一人の少年が

水面を赤黒く染め始めている川原に膝を抱えて座っていた私を慰めてくれるかのようにして頭を撫でた

気配も感じさせずに後ろからただ黙って

その手からには私もその子もずぶ濡れになっていながらも例えようもない暖かい物を感じる

私がこの時代の私として生まれてくるずっとずっと昔にもこんな風にされた気がする

初めてあんな思いを抱いた。生きる事が楽しく感じた

死ねない魂を大事に扱ってくれている人も居たんだと

暖かくて・・・大きくて・・・そして優しくて・・・とても懐かしかった

いつのまにかうつむいていて静かに涙を流して泣いていた

こんな時間に月が見える上に普段とは違い一段と輝いているようだった

あの子が来たと同時に次第に雨はさらに黒ずみ滝のように強くなって行き

黒い雨がカーテンのように飾られ昼なのに夜が来たように暗く感じる

頬を伝って落ちた涙は雨をはじいて地面に染み込まない

何もかもが私と関わらないようにしているのだろうか

だがあの子は弾丸のように雨が強くなっても私の頭に置いている手を離しそうではなかった

まだ世界にいて・・・ごめんなさい・・・


後書き
捕食もなかったので二話まとめて更新
というわけで色んな意味で理解しがたいこのエピローグで
負けた神様はどうなるんだろうって事でこのシリーズは完結となります
人類が死滅とかそこ等辺の人がもしかしたら神様なんて妄想にも程があったりす(ry
ディアブロ(おそらく)とヴァーティゴはこんな複雑な関係でもなければ
人の情が働き過ぎてるこんなエンディングだってありません
ヴァーティゴって設定的にもなんか可愛そうだけど
何度も生まれ変っても報われずに謝り続けるだけで最後には色々な意味で可愛そうな結末になっちゃったし
こんな結末はやっぱり残酷すぎたかな・・・
自分のお気に入りキャラなのになんで自分がこんな事を(汗

            〜読んでくださってありがとうございました〜
Re: 原始の宴 ( No.30 )
日時: 2010/07/18 23:07
名前: ケイル

バトルものかと思いきや、最後は教訓的な話になってしまいましたねw
戦いの女神が、生まれ変わって戦争で苦しむっていうのは、なんだか皮肉が利いてて面白いですね〜

で、お話自体は面白かったですが・・・!
バトルが、文字で読むと毎回同じような敵と戦ってる感じがして、やや単調に感じられました。
文章だと容姿が想像し辛いので、口調を変えてみるとかがあると、
簡単にキャラの区別が付けれていいかなぁと思いますw
Re: 原始の宴 ( No.31 )
日時: 2010/07/19 00:34
名前: S





ーーーーーーーーなんだ?死んでしまったのか?ーーーーーーーーーーーーーー






ーーーーーーーーーーーーーーーーーあなたは何が欲しいの?何を望むの?ーー






ーーーーーーー邪な心で支配しようとするお前とは違うのだーーーーーー






ーーーーーーーーーーお前は何を欲しておる?ーーーーーーーーーーーーーーー






ーーーー我が剣で救えるか?ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






ーーーーーーーーーーーーーーーー何故避ける?そいつが熱いのか?ーーーーー




原始の宴・おまけ?編
今回では喋れるという設定なので一部の神様で喋らせてみる

注意点
・本編とかなり性格が一変
・本編とは別にネタ満載の為設定完全崩壊
・なかなか長い

今回の出席
S=出席・サウロン
T=出席・タロン
V=出席・ヴァーティゴ
B=欠席・ブリザード
C=欠席・カオス
A=出席・アルマドン
D=出席・ディアブロ



「この度は
 原始の宴を読んで下さいまして誠にありがとうございました
 今回は前回も湿っぽい所を残して終わってしまった為
 少しくらいは笑ってもらおうと行なった企画です
 なのでもうしばらくよろしくお願い致します」

「最近暑いよね〜?俺のせいかな?」

「それから台詞もあるしキャラもなかなか個性が出ていないし
 本作は10年以上も前なのにこんな展開になってしまいましたが
 皆さん方からはどう感じたのかは不明です」

「グロの方は抑えてたつもりなんですが出血が多かったし
 主役も気を失うのが多かったのが今後の改善点かと思ってます」←お前が言えるのか?

「発狂するのも良かったかもなんて思っていたり」

「次回からはプライマルレイジみたく大出血とかライフバーが臓器とか
 色々な意味でグロは控えるつもりです」

「ちなみに今回は二名が欠席ですが
 一名はともかくとして
 本編でも今回の最初の台詞で少しだけあるからまだマシかと思われ(ry」

「暗黒の女神にはこんな感情を持つのかも
 そもそもこんな女神様が居るのかも疑問ですね´`ィ」

「と思ってるあなた?」

「あれだけ殴ったから見せ場もなかなか有ったし
 まぁ猿なら原型留めたまま現実でも居るし
 爬虫類ならトカゲとか蛇に生まれ変ってるないし(汗」

「ぶっちゃけこんな所にまで出して喋らせないでいいやって方があるとか?」←こっちが正解

「ちなみに最初の台詞は特にそれと言った意味は無く
 出席一覧も原作のキャラセレと同じ順だったりしてます」

「一部にさり気なく微修正が施されていたり
 そこにまで台詞も付いてないなんて哀れすぎる(笑」

「熱くなれよおおおおお!」

「うわ!熱いっ」

「原作でもなんか熱そうだし
 まじめに喋ってるのかも若干言い難いし
 本編の性格もあの人に似さs(ry」

「ちゃんと!言えよ!買ソm(`・ω・´)」



「まず一つは性格つったら皆崩壊してる所でしょ?」

「あつくなってきたね?」

「本編でも上手く再現出来ず
 おまけまでもかここまで壊されてる所もだが」

「ヴァーティゴがテラカオティックになったのはサウロンの捕食だけだったっけ」

「何であそこだけ?ってツッコみたい所もあるのも分かります」

「捕食も少なかったからその当りには手を加えてたつもりだったけど
 あんまり上手く行かなかった上に短い所もあったっけ」

「特に血まみれなのに頬擦りまでされて食べられる時はビビったな(汗」

「それを言うのなら私をヤンに仕立て上げた作者に抗議する事ね
 お気に入りだからって一層愛をそそがれたような気もするし」

「輝いてるよね〜?」

「これ書いてる奴だけかも知れないが捕食者は皆ヤンデルと思うんだが」

「だからってツンにして欲しくもないけど
 そもそもツンな捕食者も居るのかも疑問だし(汗」

「食べられる時も今回くらいなら少なくとも落ちt(ry
 え・・・ちょ、まt・・・((((((((((((゚Д゚ ;)」←引き

「もっと堂々としろよ」

「わ・・・私と戦うつもりか?☆」

「今回は痛くしないから暴れないでね?♪」

「いや、普通に断(ry・・・
 あらら足元に違和感」

「いくZO!」

「えいっ☆」

「ぎゃあ!」

「俺のターン!」

「きゃうん!」

「追加攻撃!」

「俺のバーストストリーム!」

「ちょ・・・おま・・・」

「熱くなれよおお!」

「涼しくなりたいの?」

「しゅうううううううううううううううう!」

「アッ!ちいいいいいいいいい!」

「まだまだぁ!」

「俺のハンドクラッシャー!」

「どぅはぁッ!」

「バロスバロスw」

「そろそろ次に行きますからね」



「最終話での勝敗の分岐は
 進行がぐだぐだになって来たからああなりました」

「あ!?」

「予定でも話の展開が今ひとつだったから
 大幅に修正してここまで変更と短縮したとか」

「つか知らない人が見ても赤と青的な関係にしか見えないじゃん(意味不)」

「エンディングでは鬼畜的と悲的を分けるつもりが
 あんまり分けられてないような気もして打ち切りにしたとかあったっけ」

「だからこそ!」

「ちなみに本編の結末が↑の悲的な方に行ってますが
 鬼畜的な方はここもだけ私が完全崩壊するし
 どちらかというと捕食有りとか鬼畜的なんかよりホラーの方が高かったので
 オーセノ・トーリニーを召喚してその当りだけ削除しておきました」

「前作もそれ書いてたから余程の中毒者だな
 『人間革命』とか『もっと熱くなれよ』とか『ランランルー☆』なんてのもやってるし」

「人間熱くなった時が本当の自分に出会えるんだッ!」

「異型の者との友情物もいいけど捕食がないと別のジャンルに逝ってしまいそうだし
 作者も修正辺りでは結構本気になってました」

「そんな所に手を加えるくらいなら
 捕食している所をもっと詳しく書けるようになればいいのに」

「ケイル氏には今作の捕食がいい感じに感じれば嬉しゅうございます
 作者もあれでいいのかなと思っておりましたので」

「一度だけ捕食以外の神罰が出て来たけど
 全般的にやってる側もやられる側も人じゃないけど
 だからって少々笑って見れる物でもないですが(汗」

「このおまけ編も本編と同じくらいに長かったからここまで短縮されたし」

「諦めんなお前!」

「作者いわく名残惜しそうな気もあったけど
 予定では主旨と関係ない話が多くて前作の三倍以上の容量にまで行く程の為
 1レス完結にまで追いこみました」

「今回は笑い取る方がメインだから
 本編と比べれば皆変ってる事を願います」

「そもそも笑う所を作るのも勉強した方がいいのかも」

「最近有った笑い話になりそうな所まで書いたりとか
 関係ない所はまだいっぱい入ってるじゃん
 こんな事までしていくら笑ってもらおうとしなくたって(汗」

「一つの所に命をかける!」



「こんな展開になってるから
 反省会みたくケイル氏から頂いた返信」

「んー。お話はおもしろかったというのは嬉しいんだが」

「キャラの作り方は前作でも登場者が少なかったし
 それと比べてみれば今回はちょっとばっかし出る奴が多すぎる・・・」

「な〜んであんな子にしたんだろ」

「やっぱり、いきなり前作の二匹からその三倍にするのは無理あったかな」

「おまけに今回も全員あんまり性格が離れてないし(汗」

「何にも見えない・・・」

「まぁ確かに文章だと容姿も想像しづらいし
 色々と技繰り出した後に食べられるなんて事になってたからな」

「作者なりに一生懸命に考えた戦闘とか会話の展開の結果がこれだから
 同じような敵と戦ってる感じがするってのも上記のAと組み合わせれば無理有りませんね」

「次回から性格をあんまし作らないでいいように登場者を減らしたりとか
 容姿や説明も余計な所まで書かないようにして行こうと思いました」

「ちゃんと!読めよ!」

「口調も別けやすいようにする事もでした(汗」



「本作では『Wyvern-D氏』に対してどう感じられたのかな?
 気に入らなかったのか忙しくて返信出来る暇が無かったのかは分からないけど」

「不安になって来るでしょ?」

「本作の捕食は作中唯一ヴァーティゴのみがソフトに出来て皆ハードだったし
 捕食も上手く表せたのかも不明で想像に任せるなんて事にしましたが
 どんな感じを想像していたかなんてのも不明ですが
 読んで下さった方々もハァハァしてくれたら嬉しい限りです」

「それから今作は前作が完結して一週間くらいで完結して
 その間に三作目まで作られていました(実話
 ちなみに次回作は――」

「俺に伝えてどうすんだよ!そんな事!」

「(゚Д゚;)ノノ」

「本作はぐだぐだになって来たにも関わらず
 ケイル氏の毎回の返信や荒しの削除とかのサイトの管理に
 それから傷付けないように最後に御指摘してくれた時とかたまに涙した」

「ちなみに作者は職場体験的な物で誤解でキレさしたっけ
 キレた時はこっちも今一つ訳が分からなかったとか」

「えぇ〜?マぁジぃ〜?wキモーイww」

「それ程社会は甘くないって事だな
 来年は就職だからってこんな所にまで書かなくたっていいのに」

「私をあまり怒らせない方がいいぞ!当分二人っきりでここに住むのだからな!」

「これは作者に対するいやがらせ的な天罰なのか
 家が田舎だからって風呂場に蟹が現れたり
 エアコン付けるとゴキブリが落下して来たりと
 最近悲惨な目にあう確立が高いな」

「夢の中にまでも黒い害虫を見つけたから除去しようと
 殺虫剤かけた瞬間に羽虫というか蛾らしき物に変るなんて人にとっては悪夢みたいに感じるとか
 忘れ物届けに来た爺ちゃんが出て来た時なんか正夢と感じて眠気も一瞬で覚めたっけ」

「だ、大丈夫かなぁ?」

「普通なら考えすぎかなんて事で終わるけど
 この場合じゃその正夢かと思ってた正体は
 そろそろ自転車取りに来いなんて事だったから安心したけど」

「どうしてそこでやめるんだそこで!」

「その悪い予感は当っていたのにも関わらず
 学校ではゲーム機(しかもMicroSD入ってたDSiLL)が持ち物検査で没収されて
 高1の終わりに帰って来たな」

「それから今作にしてくれた返信は
 作者は学校から帰って来るまで取って置くほど楽しみにして見ていました
 本当に返信してくれた方々はありがとうございます」

「ありがとう!」

「更新速度を遅めたのもよかったなんて思ってますが
 ぐだぐだになって来始めたら急加速する事にしたりと学んだもあったり」

「アルマドン戦から急加速してたから
 捕食も少なかったからと読みづらくなって来た所もだけどさ」

「と、そろそろ話すネタも尽きて来たのでここ等辺でおいとまします」

「毎回℃Mの作品はグロがある為消されない程度なのか不明ですが読んで下さった方には感謝
 作者に関してはネタの所ではSじゃなくてMにしておきます」


〜という事でサウロンとアルマドンがログアウトしました〜



「まだ俺のバトルフェイズは終了してないぜ!」

「盛wりw上wがwっwてw来wたw」

「どうしてそんなに元気なの?」

「作者が生存の神様にまだ愛をそそぎ足りないらしくて」

「ェ?(゚Д゚)」

「みwなwぎwっwてw来wたw」

「あ!?」

「ヤラナイカ?」

「きっといい気持ちだぜ?☆」

「何鼻の下伸ばしてんだよ!?」

「自然に体が」

「犯っちゃうんDEATH☆」

「アッ――――――!!」

「いや、何の意味も無いよねぇ〜?」

「これ以上の続行に難があるし掘られたので以上で今作を終了致します
 ここまで見てくれた方には感謝
 サウロンやアルマドンはかろうじて?逝ってないと思いますが
 私も発症させていただいて
 一言多いディアブロとか(ぶっちゃけネタ的)いじられ過ぎなタロンとかどうだったでしょうか?
 作者がこんなんだったなんて受話器持ってイ"ェ"ェ"ェ"ェ"ェ"ェ"て
 もうダブルオドロキですよね?」

「おい!昔を思いラッセーラ!」

「みたいに前作にでも目を通してくれても嬉しいです
 誰が一番壊れてたとか順位付けしたり
 この会話がどんな感じに話してたとか適当に思い描いたりして
 それなりにいい雰囲気で終われたら
 もう嬉しくって感動で―――」

「あ、隕石・・・」

「おま(ry
 駄目駄目駄目―――」

「パーン!!」

          〜本当にここまで読んで下さってありがとうございました〜


V「それから赤点マンな作者が単調過ぎるのは仕方n(ry」
D「話しかけんじゃねぇよ!」
Re: 原始の宴 ( No.32 )
日時: 2010/07/19 22:22
名前: ケイル

うーん、ネタ系は評価しづらいですw
Re: 原始の宴 ( No.33 )
日時: 2010/07/21 20:35
名前: S

ケイル氏
返信ありがとうございます

自分は今回出したネタの大半は日常でも使ってるから
変なヤツに見えても仕方ないですね´`ィ
まぁこれで少しぐらいは湿っぽそうな雰囲気が消えたのなら・・・w
・・・それからツッコみ所も入れたつもりなんですが評価しづらいのあれば残念ですね(汗

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