Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.1 ) |
- 日時: 2010/06/16 20:46
- 名前: セイル
- 「・・みんな・・元気かな・・?」
僕はもう見慣れた森を歩いている。 あの頃はいつ襲われるか分からず、ビクビクしながら歩いていたけど、今は何も恐くない。 今でもここによく薬草を取りに来ることはある。でもアレには最近逢っていない。 怒っているかな・・・?眠っているかな・・? 今日は・・って、ここ最近は鈴を付けてはいない。 それでは丸呑みにされてしまうが、そんな必要はない。 だって・・・僕は・・ 「お兄ちゃんっ!」 「あははっ、元気だった?」 樹海を抜け、広い空間に出た瞬間、小さな、僕と同じぐらいの黒狼が僕を押し倒した。 僕は笑いながらその黒狼に答えた。 別に殺される訳でも、喰われる訳でもない。 「これこれ、先に行くでない、主。」 「お母さんっ!お兄ちゃんが帰ってきたよっ!」 小さな黒狼に遅れること数秒、今度は巨大な黒狼が姿を現した。 「そなた、帰っておったのか。何やら懐かしい匂いがすると思うたら・・全く・・」 「えへへ・・ごめんね・・忙しくて・・」 「ふぅ〜・・全く儂の所へ来ぬから死んだのかと思うたぞ?儂を心配させた罰じゃ。」 ベロリ・・グジュジュッ・・ 黒狼が僕の頬をじっくりと舐め上げた。 肉厚の柔らかな重舌がザラザラと頬を舐め、ねっとりとした唾液を存分に塗り付けた。 「ん〜〜・・美味いのぅ・・そなたよ、次はいつ喰わしてくれるんじゃ?」 「しばらくはダメだよ。僕だって喰われるのはまだ、慣れなくて嫌なんだから・・」 「何じゃ・・興ざめじゃのぅ・・・」 顔をしかめて本当に残念そうに言う黒狼。 細められた双眸から覗く血の紅眼。 獲物を見据えるその眼にまだ、恐怖心を拭いきれない。 「ほれ、毛繕いをせぬかっ」 黒狼はその場に伏せ、仔黒狼はその隣で伏せる。 定期的に逢いに来なかった時はいつもこうだ。 頬をじっくりと舐め上げ、僕に毛繕いをさせるのだ。 僕は黒毛を丁寧に掻き分け、毛に付いた埃など手で取っていった。 「・・早いものじゃな・・そなたがあんな事を言ってからもう二年じゃ・・・」 「そうだね・・人間じゃ無くなった時からね・・・二年・・・か・・」 「え・・お兄ちゃん、ヒトじゃないの?」 その話に好奇心を擽られた仔黒狼はその蒼空の如き蒼い眼が僕を見上げる。 黒狼は首をこちらに向けその紅眼で僕を懐かしそうに見ていた。
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.2 ) |
- 日時: 2010/06/17 00:24
- 名前: リオレイア
- おや……?
人では無い? でも、丸呑みにされても大丈夫そうなのが羨ましい。
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.3 ) |
- 日時: 2010/06/17 22:46
- 名前: ケイル
- なんと驚愕の展開・・・!
子供がいたり、人間をやめちゃってたり、いったい何があったんだろうw
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.4 ) |
- 日時: 2010/06/20 19:56
- 名前: セイル
- 「儂ら黒狼一族と交わるには人間では耐えられぬ。交わる前に血の契りを行わなければならぬ。」
「だから僕は母さんの血を飲まされたんだ。」 「黒狼一族の血は人間を狼に組み換えるんじゃよ・・人狼となった人間なら儂らと交わることができるのじゃ。そして・・・儂は主を産んだのじゃよ。」 「じ、ジンロウ・・って?」 目を瞬かせ、仔黒狼は首を傾げる。 「人間でありながら狼になった人間の事じゃ。儂の血を飲んだこ奴は儂らを護ってくれるよい奴じゃ。」 「お兄ちゃんっ、かっこいい!」 「ううん。そんな事ないよ。僕はあまり狼に変身はしたくないんだ・・やっぱり平和がいいよ。」 “ハッ、何、間抜けな事を言っておる。”と黒狼は小さく首を降ろし腕を枕代わりに目を閉じる。 「儂は嬉しかったぞ。儂の血がそなたを人外にしてしまうのは気が滅入ったが、それでも、“いい”と言ったじゃろ?」 「うん。あなたと一緒にいられるなら、それでも良かったから。そういったんだから。」 「クフフ・・舐めた口を・・」 毛繕いをする僕を黒狼の尾が襲う。 だけど、痛くない。むしろ、自然と笑いがこみ上げる。 僕が笑うと、黒狼が笑う。みんなが笑う。 ーカサッー 「?・・・」 森が揺れる音。音源は近い。 人狼となった僕はかなり遠い微かな音でも聞き取れる程に聴力が鋭くなっていた。 毛繕いする手が止まり、笑いも止まる。 「・・どうしたのじゃ?」 「嗅ぎ慣れない匂いの奴が来てる・・それに・・結構近いよ・・」 「・・この匂い・・」 どうやら黒狼には嗅ぎ慣れた匂いらしく、記憶の断片をひたすら探し回っているようだ。 「どうやら、その様子じゃと、儂のことは忘れているようじゃのぅ?・・のう、黒狼や。」 「・・何をしに来たんじゃ?主とはとうに縁を切ったはずじゃぞ。」 森の木々から姿を現したのは純白の毛に包まれた九つの尾を持った狐・・九尾だった。 乾いた血のようなドス黒い紅眼が僕らを舐めるように見据えた。 「お兄ちゃんっ・・恐い・・」 「大丈夫。僕が護るから。」 仔黒狼が震え、僕の後ろに回る。 僕は安心させるために一声かけ、一歩前に出る。 「ほぉ・・仔を成したのかの?その人間はお主のなぶりものじゃろ?」 「そういう主は未だに婿探しじゃろ。」 「フン。おい、そこの人間。」 不意に九尾が僕を見据えた。僕は身構え、秘めた狼を解放しようと・・・ 「悪いことは言わぬぞ?そこの黒狼はお主をただの人形だと思うておる。交わり、仔を成し、仔が成長した時、お主を容赦なく喰らうじゃろうて。」 「なーにを言うておる。儂が黒狼一族と交わらず、その人間と交わったのは儂が初めてじゃ。そんな訳がなかろ・・・・」 「お兄ちゃんをバカにするなーッ!!」 仔黒狼が吼え、九尾に突撃していた。 「主っ!?止せっ!!」 バッ・・シュルルッ、グイッ! 「!?ぅうっ・・」 飛びかかった仔黒狼はいとも簡単に九尾の尾に絡め取られ締め上げられてしまった。 「フフッ、もとからこのつもりじゃったから、手間が省けてよかったのぅ・・どうするんじゃ?黒狼や?」 「き、貴様っ・・・」 「その仔を・・離せ・・離せっ!!」 怒りの感情は狼を解放させるのに十分だった。 体に秘められた黒狼一族の血が、体を狼に細胞レベルで組み換え始める。体の毛が黒く長く。筋肉が強く、大きく。 爪が鉤爪へと変化する。 「人狼とな?・・厄介じゃのぅ・・・」 「九尾や、その仔を離さねばどのような目に合うか分こうておるな?」 僕は構えを取り、牙を剥く。黒狼も身を起こし牙を剥いた 「分かった、分かった。この黒狼は離そうて、じゃが、そこの人間と交換じゃ。」 狼狽えていた九尾がニタリと笑う。 「・・分かった・・だから、その仔を離せ。」 「!?そ、そなたっ・・」 今度は黒狼が狼狽える。だから僕は耳にそっと呟く。 (僕は人狼だよ?あなたの血が流れてる。大丈夫・・何とかするから・・) 「じ、じゃがっ・・」 (大丈夫・・また、長い間会えないけど・・) 黒狼が渋々、頷いた。 「今回はそなたに感謝する・・」
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.5 ) |
- 日時: 2010/06/21 23:59
- 名前: ケイル
- なぬう、主人公世帯持ち・・・!
そしてなにやら怪しげな九尾さん登場ですが、 2匹から愛されるハーレムな図が見えますw
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.6 ) |
- 日時: 2010/06/23 19:12
- 名前: 名無しのゴンベエ
- >ケイル様
コメントありがとうございます。 2人が結婚してしまいましたw こう言うのってなんか微笑ましいですね。
この小説を読んで下さる皆様、ちょっとした感想でも構わないのでコメントお願いいたします〜
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.7 ) |
- 日時: 2010/06/23 19:15
- 名前: セイル
- 上のコメントの名前間違えましたっ
>ケイル様 ケイル様は人狼ってどう思いますか?
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.8 ) |
- 日時: 2010/06/23 23:15
- 名前: ケイル
- 人狼について・・・どう思うか・・・
難しいですね。あんま考えたことなかったですw 私はあまり変身願望はないので興味もボチボチとなってしまいますが、 TF好きの人からすると、かなり魅力的に感じたりはするかも知れませんね〜
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.9 ) |
- 日時: 2010/06/24 21:28
- 名前: セイル
- >ケイル様
僕は人狼は大好きですね〜 よく人狼が主人公の小説を書いてますっ
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.10 ) |
- 日時: 2010/06/24 21:37
- 名前: セイル
- 僕は黒狼の頬に手を添えた後、九尾に歩み寄る。
「・・賢明な判断じゃな。儂ならお主を丁重に扱おうて。」 「・・その仔を離せ。」 「・・・全く、うるさい奴じゃのう・・」 「早く離せ。その喉笛を掻っ切るよ?」 「分かった、分かった。喉笛を切られてはたまらんからのぅ。」 仔黒狼が尾の戒めから解かれ涙を浮かべ、僕に寄りかかって来た。 「お兄ちゃんっ!ぼ、僕っ・・僕っ・・」 「よしよし・・怪我はない?」 「うん・・でも・・でも・・・お兄ちゃんがっ・・」 「いいんだよ・・ほら、お母さんの・・・」 シュルルルッ・・ググッ・・ 「っぐっ・・・」 「いつまで喋っておる。お主は儂のものじゃ。」 九尾の尾が僕を巻き取り、仔黒狼から引き離し締め上げる 「お、お兄ちゃんっ!!」 「フフフッ!こ奴は貰ってゆくからのぅ。」 嫌らしい笑みを浮かべた九尾に僕は連れ去られてしまったのだった。
* * *
意識がぼうっとする。九尾に捕まってからどれだけの時間がたったのだろうか? 「主よ?どうした?元気がないぞ?」 「う・・るさ・・いっ・・」 体が重く、喋ることが億劫に感じられた。 「もうそろそろ良いかの・・主の生気も十分味わったしのぅ・・・」 まだ、黒狼の庭でもある森の中、広い空間の地面に荒々しく投げ放られた。 そして、僕は目を疑った。人狼状態が解けていたのだ。 「人狼でないお主など、儂の敵ではないのじゃ。」 ベロッ・・・ 九尾の口から現れたピンク色の舌が首筋をじっくりと舐め上げる。抵抗しようにも体が重く自由がきかない上、前脚に押さえられ身動き一つ出来ない。 「・・何という美味じゃ。黒狼め・・このような人間と交わっているとはのぅ・・・」 「だ、黙・・れっ・・」 「そうじゃ・・主、儂のものになれ。そうすれば命だけは助けてやるが・・どうじゃ?」 「い、嫌・・だと・・言ったら・・?」 「それまでじゃ。責め苦を味わわせて呑み込むまでじゃ。」 「・・・い・・」 ベロッ・・グチュグチュッ・・ヌチュッ グプッ・・・ニチャッ・ 「うぅ・・あ・・ああっ・・」 言葉が終わる前に九尾の舌が踊り出す。 僕の体を余すこと無く舐め回す。 唾液が体に塗り込まれ、服も唾液を吸いぐっしょりと重くなった。 獣の生臭さを放つ生暖かい唾液が僕を苦しめた。 「どうじゃ・・儂の責めは黒狼とは違うじゃろ?どうじゃ・・虜になるじゃろぅ・・・?」 白い頬を赤らめ、僕の首に舌を巻き付け笑みを浮かべる。
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.11 ) |
- 日時: 2010/06/25 00:37
- 名前: ケイル
- やはり三角関係にw
攻める九尾さん素敵ですw
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.12 ) |
- 日時: 2010/06/27 19:44
- 名前: セイル
- 口端から唾液を止めどなく滴らせ、滴る唾液は顔にかかる
「っうぅ・・は・・は・・な・せぇ・・」 九尾の体温が舌を通して伝わる・・生暖かい。 唾液は黒狼程ではないが、かなりの粘質、ネバネバで気持ち悪く、僕の体が大きく震えた。 「どれ、今度は主の唇を奪うとしよう。」 舌が口に帰ったと思った次にはその口が僕の口をこじ開け中に侵入を始めた。 舌が舌を押し退け、喉・・食道に九尾の舌が入り込む。 そこから唾液が流しこまれ、有無を言わせず唾液を飲ませれる。 「んえっ・・んっ・・・ぉぅ・・」 激しい吐き気に襲われ、喉が蠕動を起こし舌を吐き出そうとするも、九尾の舌はそれをも押し退け、さらに侵入した 頭を動かそうとしても両前脚で頭を押さえられ、それは叶わない。 ・・もう・・ダメ・・吐く。 腹から大きなうねりが押し寄せ、そのうねりが舌を追い返す。 舌とともに僕はうねりを吐いた。 「・・何じゃ・・主・・吐いたのか。情けない奴じゃのぅ・・・」 その巨大な体に似合わない舌が口元を舐めずりながら帰っていった。 僕は力の籠もらない目で九尾を睨んだ。 「・・ダメじゃのう。強者の言うことは聞くもんじゃぞ?お主?」 シュルルルッ・・グイッ・・ 九尾の尾が僕の両手足を縛り上げ宙に持ち上げる。 「儂は尾が九つもあるからの。こんな事もできるんじゃぞ。」 九尾の巨口がグパァと粘っこく開き、僕の体を肩口からがっぷりと咥え込んだ。 右肩から腰辺りまでが口に収められ、じんわりと生暖かさが体に染み込んでいく。 クチュッ・・グチュ・・ニチャァ・・ その間にも舌が身体を弄び、唾液の洗礼を受けた。 「飽きぬ美味しさじゃな。主、儂を喜ばせたことを誇って良いぞ。」 アグッ・・ムグッ・・グリュグリュっ・・ 「あぁっ!?っぅ・・は・・ぁ・・・」 その状態から九尾は体を甘噛む。 黒狼とは違う牙の食い込み、その痛気持ちよさに喘いだ。
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.13 ) |
- 日時: 2010/06/27 21:16
- 名前: ケイル
- 尻尾と口の2段攻め・・・!
これは逃げられないw 口を塞がれるっていうのは、捕食とは違うけど 支配感があっていいですねw
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.14 ) |
- 日時: 2010/06/27 21:50
- 名前: セイル
- >ケイル様
コメント何度もありがとうございます。 もうそろそろ、捕食入れそうです あと、他の人中々コメントを頂けないのですがどうしたらよいでしょうか?
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.15 ) |
- 日時: 2010/06/28 12:53
- 名前: リオレイア
- 九尾の狐ですか…
現実じゃなかなか捕食者たりえない狐だけに面白そうです。 しかし、まあ… 強制キス?もなかなか…
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.16 ) |
- 日時: 2010/06/28 17:16
- 名前: セイル
- >リオレイア様
久しぶりのコメントをありがとうございます! 九尾にはもっといじめてもらいますよ〜
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.17 ) |
- 日時: 2010/06/28 20:59
- 名前: S
- お初です
絶望感を煽り立てるような年より風な口調が軽く(?)ホラーw 捕食を表してるような音もとってもうまいですw 皆捕食場面がうまく作れて羨ましかったり・・・w
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.18 ) |
- 日時: 2010/07/01 21:27
- 名前: 名無しのゴンベエ
- >ケイル様
コメント毎回ありがとうございます。
リオレイア様、S様。 コメントありがとうございます。
「随分と気持ちよさそうじゃな?黒狼にそこまで仕込まれているのかの? ん?」 体を咥えたまま器用に喋り、口元に笑みを浮かべている。 これは僕のプライドを奪う為だ。屈する訳にはいかない。 屈すれば、僕の全てが九尾に呑み込まれてしまう。 「どうじゃ?言えば楽になれるのじゃぞ?」 「っ・・う・・だ、黙・・・れっ!」 「・・・その強情さ・・後で後悔するぞ?」 九尾は甘噛みを止め、首筋をベロリと舐め上げ、五本目の尾を首に巻き付けた。 「主の体は儂が握っていることを忘れておるな?」 グギュッ!ミシッ・・ミシッ・・ 「かっ!?・・は・・ぁっ・・・っ!」 万力の如き勢いで尾が各部位を締め上げた。 骨が悲鳴を上げ、激痛が全身を駆け巡るも首を絞められ、激痛に叫ぶことも、呼吸さえ出来ない。 「どうじゃぁ?苦しいか?苦しいじゃろうなぁ・・?」 しかめる顔の頬に前脚を添え、苦痛に歪む表情を見て幸福に浸ったとろけた眼で愛おしそうに反対の頬を何度も舐め上げた。九尾の口からこぼれる唾液が服を、純白の毛並みを生臭く汚していく。 「あぁ・・主を早く喰らいたい。じゃが、責め苦を味わわせてもやらねばならぬが・・飽きたの。」 尾の絞首刑から解放された体は糸の切れた人形のようにペタリと地面に落ちた。 「さて・・どこから喰ろうて欲しいのじゃ?」 声を出そうとしても声が出なかった。もう死んでるんじゃないか?と思えるぐらい体の反応が無くなっていた。 空気を貪りながら、九尾を・・・睨んだ。 「・・・お主は儂を怒らせるのが好きじゃと見た。良かろう・・・足から呑み込んで最後の最後までなぶってやろう!」 グ・・グパァッ!シュルルルッ! 無数の唾液の飛沫を飛散させ九尾の滑った口内が露わになると同時に二本の尾が体を巻き取り口前に持ち上げた。 大きさの異なる牙が不規則に並び、何本かは赤黒い乾いた血がこびり付いている。 吐かれる吐息は直に僕を襲う。 生臭い・・血の臭い・・生暖かい・・纏わり付く。 バクッ!ムグムグッ・・・・ 足から僕は咥え込まれ、下半身に舌が巻き付く。 口から唾液の糸を引き、尾が引き抜かれた。 尾先は唾液でぐっしょりと濡れ、唾液が滴っている。 アグッ・アグッ・・ムグムグ・・ グチュグチュ・・モグモグっ・・ 「ぇうあっ・・あはっ・・ぇふっ・・・・」 舌は下半身を余す事無くまさぐり、さらに何度も、何度も下半身を甘噛みされ、噛み解されてしまっていた。 グジュッ・・・ニジュッ・・ 自然に喘いでしまう中、体が九尾の口内に引き込まれ。 「儂の口内で地獄を味わうが良い!」 ジュルッ・・バクン! 遂には体全身が引き込まれ・・暗くなった。
これからもコメントお願いいたします。
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.19 ) |
- 日時: 2010/07/02 17:18
- 名前: リオレイア
- う〜ん…
地獄は地獄でも快楽地獄になりそうだ… 黒狼さん早く助けてあげて…いや、早く助け出して丸呑みしてあげて!
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.20 ) |
- 日時: 2010/07/02 23:21
- 名前: ケイル
- 可愛がってもらえるかと思ってましたが、なかなかそうもいかないみたいですねw
気持ちいいけど地獄w
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.21 ) |
- 日時: 2010/07/03 13:48
- 名前: セイル
- ドプッ・・・ゴポォッ・・
九尾の口内には絶えず唾液、粘液が分泌されていた。 下顎まですでに唾液が溜まっていた。 そんな血生臭く、生暖かい口内で舌の上に俯せになっている。 グチャッ・・ニチャアッ・・グギュゥゥゥッ・・ 唾液の下顎に振り落とされた。 一瞬で体が唾液に浸り、何とか腕を上げれば、太い唾液の糸がドロォッと瞬く間に出来上がった。 そして、息付く暇もなく舌が全身を絡み取って更なる味を絞り取っていく。 グギュッ!・・ボジャッ・・ 「ぅげっ・・」 キツく舌が体を絞め付けると、唐突に緩んで唾液の中に落とした。 落ちた先の唾液がさらに服に染み込みその暖かさを伝えてくる。生暖かい・・いや、少しぐらい熱い? ニチャァッ・・グリグリリッ・・ 今度は舌が掬い上げ上顎の肉に僕を押しつけた。 粘液に包まれた肉と唾液まみれの僕と同じく舌。 摩擦が発生せず、滑る、滑る。 「フフ・・どうじゃ?儂の唾液は極上風呂のようじゃろ?」 極上風呂?冗談じゃない!こんなんなら、まだ黒狼のほうがましだ! 「粘っこい唾液じゃ。気持ちよいじゃろぅ?」 舌の責め苦が終わり、舌が元に戻った。 僕はその舌の上に寝そべったまま動けないでいた。 ゴプッ・・ジュルゥ・・ 粘っこい音を立て、高粘性の唾液の泡が弾けた。知らない間に唾液の分泌が活発になっているようだった。 「・・っう・・げ・・ほぉ・・う・・ぇ・・」 九尾の吐息を吸っては噎せ、その際、唾液を飲み込んで吐きそうになる。 涙目になって・・恐くなった。 この口内は黒狼ではない。九尾だ。 捕らえた獲物を自分の糧にするべく、僕を弄んでいるのだ もうここまで来てしまうと人狼の力でどうにかできなくなっていた。 行き着く先は・・・死。 「どうしたのじゃ?随分とお疲れのようじゃの?」 「・・・・・・・・・・・」 「・・仕上げじゃ。覚悟せい。」 口内が完全に闇に包まれた。光一つ漏れてこない、牙がガッチリと噛み合って光を遮断している。 と、その時、舌と触れ合っているはずの背中に液体が触れた。いや・・腕も・・? そうして、僕は気付いた。 ・・・・唾液の水位がどんどん上がっているのだと。 牙が隙間無く噛み合っているために唾液は外に滴らず、口内に溜まって行く。 ニジュッ・・・ゴポォッ・・・ 「・・!〜〜〜っ!」 あっと言う間に口内は唾液に埋まり、僕の体は粘る唾液の水中で宙に浮いた。 唾液が髪を汚し、耳に侵入、耳を塞ぐ。 鼻は生臭さで一杯。口は閉じたまま呼吸を止める。 こんな所で呼吸なんかしたら溺死できる! そのまま、舌が唾液を勢い良く掻き混ぜだした。 強い遠心力が体にかかり、肺に残された酸素が使い物にならなくなった。 「っ・・ごほっ!〜〜〜!!」 たまらず、本能が酸素を求め、口を開けた。 吐き出された酸素が粘っこい気泡となり、僕の口内に九尾の唾液が勢い良く入り込む。 酸素の残りはなく、もがいている間に多量の唾液を飲んでしまう。 グバァッ!ドチャドチャッ・・・ 突然、視界に光が溢れた。空気も冷たい。 「っ!?う・・げぇ!・・ぇ・・っ・・」 僕は九尾に吐き出されたのだ。大量の唾液・・口内にあった全ての唾液と共に。地面や草達を一瞬で汚す程の量。 唾液が粘り、無数の糸を引く。 そんな事を実感するよりも先に再び吐いた。 九尾の唾液を多量に飲んだために、体が気持ち悪さに支配され、激しい吐き気に襲われる。 涙目で九尾を見上げれば、上顎、下顎、牙の間、口内の肉壁、口に至るあらゆる所からボタボタとその汚らしい唾液を糸を引いて滴らせ、その毛並みを汚していた。 「ヌフフッ・・なんと、惨めで情けない姿じゃのぅ?儂の唾液に包まれ、身動き一つできぬとはのぅ?それでも主は男かえ?」 九尾が声を上げて僕をあざ笑った。 でも、僕は何も出来ない。服が、体がとにかく重い。 九尾の粘る唾液が接着剤のように僕の自由を奪う。 何も出来ない。あとはこの九尾に喰われるだけ・・ 「・・どうしたのじゃ?そのような表情をして?・・そうか、そうか・・儂に喰われるのが恐いのじゃな?」 その口元と僅かに緩ませ、九尾は耳元で囁く。 あぁ・・情けをかけられるなんて・・ ベロリ・・ベロリ・・ 「儂は優しいからの。そんなに恐いならもう一度、主に問おうかの?」 舌が僕に染み込んだ唾液を舐め取る。 「主。儂のものになるのじゃ。儂は黒狼ほど辛くはあたらん。どうじゃ・・?」 僕を労るような、優しく、甘い声。 頷いてはいけない。頷く訳にはいかない。 黒狼との破れない約束があるんだ。
ー儂だけを愛せ。ー ー儂と生涯を共にせよ。ー ー儂を裏切るような事はせぬように。ー
だけど、死ぬのは恐い。頷かなければ九尾は僕を丸呑みにし、容赦なく消化し、喰い殺すだろう。 かと言って、約束を破られた黒狼が僕を殺さない保証もない。 「どうしたのじゃ?答えは簡単じゃろ?」 人狼になっても胃袋に収まってしまったのでは歯が立たない。どのみち、他に道はない・・ 「・・・はい・・」 僕はゆっくり頷いた。その一言が非常に重くのしかかった ごめんなさい・・黒狼さん・・・・ 「そうか。なら、儂とも交わってくれるな?」 「・・・はい・・」 もうどうしようもない。悔しくて情けなくて、泣いた。 人狼になっても何一つ変わってなんかいない。 シュルルルッ・・ 「ぇっ・・・」 “フフ・・”と満足そうに笑う九尾。逆さになる視界。 尾によって、逆さ吊りにされたと気付くのに数秒かかった 「そんなに驚くでない。命までは奪わぬよ・・何せ儂の伴侶じゃろう?」 これまでとは一転し、そのドス黒い紅眼で僕を愛おしそうに見つめてきた。すぐ目前で。 僕からは九尾の唾液が体を伝って地面に滴り落ちていった 「じゃが、折角ここまで主をなぶったんじゃ。儂の腹に収まって貰うからの。」 何も答えない。吊り下げられたまま
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.22 ) |
- 日時: 2010/07/03 20:45
- 名前: S
- 口内で地獄を味わす九尾w
黒狼の仕返しに期待w
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.23 ) |
- 日時: 2010/07/04 00:19
- 名前: SQN
- これが地獄だって?
まるで天国じゃないか((
責めがあまりにも素敵すぎて俺が爆発しそうです^q^
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.24 ) |
- 日時: 2010/07/04 21:57
- 名前: ケイル
- ベトベトの状態で吐き出したうえに、さらに言葉攻めとは、
これはいいドMホイホイw
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.25 ) |
- 日時: 2010/07/04 23:06
- 名前: S
- やっぱ食べられたいなんて事を思わない自分は極稀なのかな・・・
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.26 ) |
- 日時: 2010/07/05 00:26
- 名前: 醒龍
- いやあ、変わらず素敵な文章を書かれていらっしゃる。
更新が待ち遠しいですのー。
唾液責めという新ジャンルきたなー
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.27 ) |
- 日時: 2010/07/05 14:58
- 名前: リオレイア
- う〜ん…
黒狼さんは助けに来ないのかな?狐よりも狼の方が野性的で攻めも激しそうで、気持ち良さそうなのに… それにしてもドSな狐さんww
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.28 ) |
- 日時: 2010/07/07 20:21
- 名前: セイル
- 「美味たる主を喰わぬのは惜しいからの・・喰わしてもらうぞ。」
再び開かれる九尾の口。口内の奥に続く暗闇・・喉。 粘液で溢れていた肉壁は嫌らしくてかっていた。 口端からは未だに唾液が滴り、毛を濡らしていた。 唾液の量は凄まじかったようで、首辺りの毛は全て唾液でベタリと体に張り付いていた。 「主は儂の喉を楽しませてくれるかの?」 尾が緩み、体が重力に従い落下が始まる。 そのまま、九尾の中に頭から滑り落ちて・・ バクッ・・・ゴクリッ! 体が全て滑り込むと口が閉じて暗闇の中、止まることなく僕は丸呑みにされた。 「ん〜〜・・美味じゃのぅ・・癖になりそうじゃ。」
* * *
グジュッ・・ニジュッ・・グチュグチュッ・・ 生々しい水音を奏で、僕は喉から食道を飲み下されていった。 ギュッっと時折、発生する蠕動。黒狼よりはキツくない。 むしろ、僕を労っているように感じられた。 喉、食道も比較的余裕があるように感じられる。 「・・は・・っ・・ふっ・・っ・・」 十分な程に唾液を浴びたのに、上からはまだ唾液が流れ、 僕を汚す。 ニプッ・・グジュルッ・・ジュルゥ・・ グギュッ・・ニュプッ・・ ヌチャァッ・・・・ドチュッ・・・ 恐らく、十分程たった頃だろうか食道を下りきって噴門をこじ開け、胃袋に落ち込んだ。 胃袋は窮屈ではなかった。身動きは楽に出来る。 黒狼ほど、狭く無かったのだ。 ところが、体が胃壁に沈むのだ。 九尾の胃壁は伸縮性に富んでおり、手で触れただけで肘まで胃壁に飲み込まれた。 「っ・・は・・・あっ・・く・・ぅ・・」 そろそろ呼吸がキツくなっていた。酸欠だ。 胃袋の中に身を投げ、力を抜いた。 「相当お疲れのようじゃ。少し眠るが良いぞ。」 くぐもった九尾の声。しかし、体内にいる僕にはよく響く 「・・・うん・・」 僕は疲れた幼い声を上げて目を閉じた。 グニュッ・・キュッ・・ 胃壁が僕の体を優しく包み込んだ。 生暖かくはない。ちょうどいいぐらいの温度だ。 高級布団のように気持ちいい。 黒狼さんより・・・いいかもしれない・・
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.29 ) |
- 日時: 2010/07/07 22:59
- 名前: SQN
- うはぁ…これは堪らん…w
ぜひこの九尾を嫁にしたい((
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.30 ) |
- 日時: 2010/07/07 23:09
- 名前: リオレイア
- うわぁ………
なんと素敵な宿(?) 黒狼さんから鞍替えしたくなるなぁ…
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.31 ) |
- 日時: 2010/07/07 23:24
- 名前: ケイル
- 逆寝取られww
主人公がんばれw
触れただけで体が沈むような、ぐにぐに胃袋とは、 なかなかいいものをお持ちだ・・・!
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.32 ) |
- 日時: 2010/07/11 16:27
- 名前: セイル
- 生きた人間が儂の喉を生々しく燕下されていく。
その膨らみがゆっくりと胃袋へ落ち込んでゆく。 儂は体を横にし、燕下を遅らせる。 生々しい音が体内に響き、人間が儂に呑まれていく。 自然に手で膨らみを触らずにはいられなかった。 「んぐぅ・・喉越しも十分じゃ・・・」 手で触れた膨らみからは確かな温もりが感じられる。 気分が良くなり、頬が紅潮した。 まるで、酒に酔ったような気分じゃ。 十分ほどすると人間が胃袋に落ち込んだ。 丸呑みにした生物が胃袋に落ち込む・・・ これ以上に気持ちの良い事はない。 快感に体が大きく震えた。 細い体が人間の分だけ膨らむ。 前脚で膨らみを妖しくまさぐり、舌舐めずった。 「相当お疲れのようじゃ。少し眠るが良いぞ。」 儂の前脚が先程より人間を重く感じ、儂は疲弊したと悟った。甘く囁き、人間を胃壁で取り込んでやった。 儂の伴侶じゃ。優しくせねばな。 人間が眠りに就いたのを胃袋で感じ、体を起こした。 「この人間は儂のもの。あ奴がどのような顔をするか・・・・楽しみじゃのぅ〜。」 唾液で汚れた純白の体が小さく揺れていた・・・
* * *
「・・お母さん・・・」 「だ、大丈夫じゃよ・・奴の事じゃ・・」 不安そうな表情を浮かべ続ける仔黒狼の背を黒狼が優しく撫でる。 人間が連れ去られてかれこれ、数時間。 流石に不安を覚える。 「・・この・・匂いは・・・っ」 その時微かな匂いを黒狼の鼻が捉えた。 生臭い臭い・・多分、唾液だ。そして、あの九尾の匂い。 「主、儂の後ろに来い。」 「う、うん・・・」 怒りを隠しきれない黒狼の声に仔黒狼が大人しく従い、黒狼の後ろへ下がった。 「黒狼や・・怒っておるかの?そうじゃろうなぁ?愛しい人間を奪われたのじゃからなぁ?」 「貴様っ!今更、何用じゃ!!」 黒狼が純紅の瞳をギラつかせ唸る。 「あ奴をどこにやったのじゃ!!言えっ!!」 「フフ・・儂の腹の中じゃ。喰ろうてやった。今、安らかに眠っておるわ。」 「きさ・・・ 「良いことを教えてやろうかの・・この人間は儂のものになったんじゃ。主の伴侶は儂のもの・・ ビシッ!・・・グギュッ! 「ぬぁっ!?」 その言葉が黒狼の怒りの封を斬り裂いたらしかった。 妖力に操られた蔓が九尾を襲い、その身を大木に縛り付ける。 「今、主は何と言うた?もう一度、言うてみぃ?」 口元から牙を覗かせ、目を細めている。 「分かったっ・・喰ろうた事は謝るっ・・じ、じゃからな?・・な?」 それだけで完全に恐れ戦いた九尾は黒狼に懇願した。 「黙れぇ・・誰が主の伴侶じゃと?九尾や、言うてみぃ。」 「お、お主の人間じゃっ・・儂が問うたら“はい”と答えたんじゃから・・」 「それは本当か?本当なんじゃな?」 「う、うむっ・・・本当じゃ。」 ギュウッ・・グググッ・・ 「っぐ!?お・・主っ・・い、いかん・・吐い・・てしま・・う・・じゃ・・ろ・・?」 蔓が肉に食い込む程強く九尾を締め上げる。 それは腹の膨らみにも食い込んでいた。 「当たり前じゃ。あの人間は儂のじゃ、吐き出して貰わんとの。」 グジュッ・・・ニジャッ・・クプッ・・・ 生々しい音を立て、膨らみが食道、喉を上ってゆく。 「・・んぉぅ・・んぐっ!・・ぬ・・主よっ・・んぐっ・・・き、キツい・・ん・じゃ・・がっ・・」 「うるさい。黙っておれ。」 「ごぉっ・・」 ゴパァッ・・ドチャッ・・ 開かれた九尾の口から大量の体液が吐き出され、少し遅れて人間が吐き出された。 意識は失っており、ピクリとも動かない。 だが、胸が微か上下しているため、生きていると分かった 「主っ、何をしておる。早う起きぬか!」 黒狼が人間の頬を叩く。 特に目立った外傷はなかった。ただ、九尾の体液で嫌らしく濡れているだけ。服が多少溶けており、胃袋で可愛がられたらしい。手足首に何かに締め付けられたような痕があったが気にするほどでもなかった。 この人間は生きているのだから・・・
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.33 ) |
- 日時: 2010/07/11 20:44
- 名前: リオレイア
- おお!
ついに黒狼さんキレた!! がんばれ!狐から彼の心も取り戻せ! そして、彼を呑みこんで!(オイ)
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.34 ) |
- 日時: 2010/07/11 22:35
- 名前: ケイル
- 修羅場だなぁw
主人公助かったかも知れないけど、黒狼さんにめっちゃ怒られそうw
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.35 ) |
- 日時: 2010/07/14 20:34
- 名前: セイル
- 空気が冷たい。地面だって冷たい。
僕は今いる場所が九尾の胃袋では無いことを悟った。 九尾の体液で濡れた体に風が吹いて体温が奪われる。 「主。いつまで寝ておる。」 「?・・その声っ・・・っ!?」 聞き慣れた声に目を開ければ、目前に黒狼。 名を呼ぶ前に前脚が腹をキツく押しつけられた。 「・・約束を破ってくろうたのか?」 ・・・そうなるよね・・やっぱり。 怒りに染まった目。しかし、その奥には真実を認めたくないと、“嘘だと言ってくれ”とでも言いたそうな目をしていた・・ 言い訳はしないほうが良さそうだ。 「・・・ごめん・・なさい・・・」 僕は目を黒狼から逸らし、声を絞り出した。 「・・主は儂より、九尾を選んだのじゃな・・・」 「それは違うよ。でも・・約束を破ったのは事実なんだ・・・許してとは言わないよ・・」 僕が黒狼を見上げると、黒狼は目線を逸らし、黒狼もまた声を絞り出した。 「・・所詮、人と狼じゃ・・交わり、仔を成したとしても最後まで叶わぬ愛・・・なんじゃな・・」 「・・それはちが・・」 「黙れっ!わ、儂はそなたの事を信じておったんじゃ!儂の仔もそなたの事を好いておったのにっ・・・それなのに・・それなのにっ・・そなたはっ!!」 グリィッ!ミキッ・・ 「う・・がっ!?」 前脚に篭もる力が強くなり、より腹部を圧迫した。 肋骨が黒狼の付加に耐えれず悲鳴を上げる。 「儂はもう我慢ならん!!主を喰ろうてくれるわ!」 前脚の圧迫が無くなったと思った次には、足に鋭痛が走った。 ガブリと牙が皮膚を喰い破り口元から深紅の血が垂れた。 「痛っ・・・」 「痛いじゃろ!?儂の心の痛みじゃ!」 痛い。確かに痛いけど・・ 僕は何も言わない。こうなる事は分かっていた。 九尾に喰われるか、黒狼に喰われるか。 どっちにしたって喰われるだけ。 「何か言ったらどうじゃ!ただ、黙って喰われるだけかっ!?どうなんじゃ!!」 黒狼の怒声はどんどん大きくなっていった。 「・・僕は黒狼さんの事・・好きだから・・」 「ええいっ!そのような事を言うても無駄じゃ!!この裏切り者めがっ!!」 足を口が捉え、空中に投げ出される。 「儂の腹の中で悔いるが良いわ!」 ヒュッ・・バクンッ! 落下する僕を口内にしっかりと収め、口が閉じられた。 真っ暗の口内、舌に服が張り付きながらも黒狼の喉に向かって落下してしまい・・ ゴクン・・・ 僕は黒狼にも丸呑みにされてしまった。
* * *
儂の伴侶が儂に呑まれてゆく・・・ 喉の膨らみが生々しく下る。 「・・・グフゥ・・」 一緒に呑み込んだ空気と共に、儂は不満をも吐き出した。 このような状態でこの人間を味わえる訳がない。 胃袋に人間が落ち込み体が大きく震えるも素直に喜べない 何度でも味わいたい程なのにこの一回は無意味だ。 美味しいはずなのに美味しくないのはこ奴のせいか。 儂は巨木に縛り付けた九尾を睨む。 「に、人間ならもう・・は、吐いたじゃろっ、ま、まだ何かあるのかっ!?」 グパァ・・ポタッ・・ポタッ・・ 黒狼の口が開かれ、紅い涎が滴る。 「ひぃ・・わ、儂を喰ろうてか!?ぬ、主っ、待てっ・・・い、命までは取らんじゃろ!?」 ガブッ・・・ブチン。 蔓に牙を引っかけ噛み切った。 「ひぃっ・・・え、あ・・・」 「去れ・・・儂の気が変わらぬ内にな・・・」 儂がぼそりと呟くと九尾が血相を変えて儂の前から去っていった。 「お母さん・・・いいの・・?お兄ちゃんを苦しめてたんだよ?」 「・・・・・・・」 「お母さん?お兄ちゃんは?」 幸い儂が人間を喰らう所は見られてはいなかった。 「すまぬ・・少し・・一人にしてくれるかの・・」
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.36 ) |
- 日時: 2010/07/15 00:03
- 名前: ケイル
- うーむ、困りましたねw
九尾に対して抗うすべがなかったとは言え・・・ 丸く収まってほしいですね><
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.37 ) |
- 日時: 2010/07/15 20:27
- 名前: セイル
- あぁ・・・何だろうか・・この胸に空いた穴が感じは。
儂と彼が交わる事は互いに望んだことであったはずじゃ。 なのに・・なのに・・何だ・・この気持ちは。 彼は儂の為に人間を捨ててまで儂に応えてくれた。 では・・何故、彼から裏切られた? いや、彼は儂の仔を庇ってくれたではないか。 ・・・・止めよう。考えるのはもうやめじゃ。 もう一度・・最後・・最後に彼を存分に味わってから儂は消えよう・・儂の仔に後を託そう。 ベロリ・・グチュ・・ 数時間前に吐き出した彼の頬を舐め、唾液を塗りたくる。 まずは舌で彼を味わおう。 グチュグチュッ・・・ニチャッ・・ ニチュニチュッ・・グチャァ・・ 唾液。唾液。唾液。唾液。 かつてない量の黒狼の唾液が彼を埋める。 黒毛をべっとりと濡らし、長く粘る唾液の糸を地面と体と口に引く。 スライムのような高粘性の唾液に生々しく泡が立つ。 瞬く間に黒狼の唾液に彼が犯されていく。 指、股、脇、服の間、余すことなく黒狼の舌がじっくりとしつこく舐め続けた。それこそ少し動くだけで糸を引く程に。 「主はなんと罪作りな奴じゃっ・・こんなに美味な体をしおって。」 前脚で足を押さえ付け頭を動かしながら強く、ゆっくり。 まだ、黒狼は彼を舐め続けた。 もう、髪さえぬるねば状態。 グチュ・・・グチュ・・ニチュ・・ニチュッ・・ 唾液と舌。無数の糸を引きながら生々しい水音を上げた。 思わず耳を塞ぎたくなるほど。 「ハッ・・・ハッ・・・・ハッ・・・ハッ!」 グプッ・・グチャッ・・ニチャニチャ・・ グチュ・・・ニプッ・・・グチャッ・・グチャッ・・ 彼の皮膚は摩擦で赤くなっている。だが黒狼は舐める。 舐める。舐める。舐める。舐め続ける。 美味しいから。本能だから。 ジュルルッ・・ゴクリ。 口元を大きく舌なめずり、啜りかき集めた唾液を飲み下す。次は唾液ではなく彼だ。 舐め続けること一時間。黒狼は舐めるのを止めた。 彼の右腕をまるごと咥え、甘噛む。 グニィ・・アグアグッ・・ 唾液の中に埋もれた確かな味が牙によって舌にもたらされる。 左腕。 グニュッ・・・ムグッ・・ 右足。 グリュリュ・・アグアグッ・・・ 左足。 ムグムグッ・・グニィッ・・ 四肢を順に咥え、何度も甘噛んで、噛みほぐす。 唾液を存分に含んだ重い服に穴が空く。 バクリ・・モグモグ・・グリュッ・・・・アグゥ・・ 今度は首から下、体を全て咥えて噛みほぐす。 柔らかい肉に牙が深く食い込んで気持ちいい。 美味しいから思わず噛み砕きそうになるのを必死でこらえる。 アグゥッ・・・ギュムッ・・・グリュッ・・ムグムグッ クチャッ・・・ニチュッ・・グチャグチャッ・・ 唾液の分泌が活発になり、甘噛みに唾液が伴い、生々しい水音を奏でる。 口元から唾液がこぼれ、糸を引く。 モゴモゴと口を動かす度に牙と牙、彼と牙、彼と舌、口内に無数の太い唾液の糸を引いた。 それから三十分近く、黒狼は彼を噛み続けた。それから三十分近く、黒狼は彼を噛み続けた。 「儂が主といられる時間もあと少しじゃな・・」 バクン。 クイッと小さく上を向いて、彼を完全に口内に落とし込んで口を優しく閉じた。 グチュッ・・・ニチャ・・ヌチュヌチュ・・ 口内でも黒狼は彼を舌で転がし、弄び、余すところなく舐め回す。 グリグリッ・・・グギュゥゥゥ・・・ 上顎の肉壁に舌で押さえつけ、味わう。 舌を巻き付かせ締め付け、さらに味わう。 ドプッ・・・ドプッ・・・ 舌顎に溜まった唾液風呂に何度も浸しては持ち上げ、また浸す。 モゴモゴと動く黒狼の口。口内から溢れ出る唾液が黒毛を伝いボタボタと地面に滴る。 グパァッ、ドチャドチャッ・・・ 彼を舌でしっかり巻き取って、下を向いて口を開いた。 唾液の糸を無数に引いて口が開かれ、大量のねばねばの高粘性の唾液が地面を無惨に汚した。 人間もすでに酷い状態だった。黒狼の唾液にまみれ、もはや黒狼の唾液の一部と言っても過言ではなかった。 幸い、気絶していたのがよかった。おそらく意識があったのでは耐えられる責めでは無かった。 「・・・さぁ・・呑ませてもらうぞ。」 バクッ・・クイッ・・ もう一度、黒狼が彼を口内に閉じこめ、上を向いた。 ズリュ・・ズリュ・・と唾液を摩擦を打ち消し、生々しいを音を上げ、舌をゆっくり喉・・胃袋に向け、落下を始める。 ・・ングッ・・・ングッ・・・ゴクッ・・・ 喉が先に唾液を飲み込み、蠕動を始める。 そこに彼の足が引き込まれ、一気に喉に呑み込まれ・・ ゴパッ・・と口内に吐き出される。 (一回では呑まぬ。まだ呑むには早い。) ングッ・・ゴクン・・・ゴプッ・・・ ングゥ・・・ゴクリ・・・・ゴポッ・・ 喉の蠕動が彼を捉え、呑み込む。 黒狼が彼を口内に吐き出し、呑み込む。 呑んでは吐いて。また呑んでは吐く。 ングッ・・ゴクン・・・ゴプッ・・・
ングゥ・・・ゴクリ・・・・ゴポッ・・
ングッ・・ゴクン・・・ゴプッ・・・
ングゥ・・・ゴクリ・・・・ゴポッ・・
それを繰り返すこと数十回。 黒狼も限界に近かった。 吐き出す体液に胃液が混じり始めていた。 (・・主を・・呑み込む時が来たようじゃ・・) 勢いよく上を向いて、人間を喉に滑り込ませ・・ ゴクンッ! 小気味の良い音を立て、呑み込まれ、喉が生々しく膨らむ 黒狼はすぐさまその場に伏せた。 その喉越しを長く味わわんが為に。 ズリュッ・・・ニジュッ・・グプゥ・・ 体内で嫌らしい水音を奏で食道を燕下されていった。 波打つような蠕動が胃袋へ、胃袋へと彼を流し込んで行く 喉を非常に遅く下る膨らみに手を当てる黒狼。 その紅眼が愛おしそうに見つめている。 「胃袋まで・・付き合ってくれ・・」 グチャリッ・・ドチュゥ・・ニジャ・・ ジュルルッ・・・グチュチュ・・ まだ、食道を下り切らない。黒狼が膨らみを押さえ、呑み込みを遅延させている。 「ぬ、主が胃袋に落ちたら・・儂は・・儂はっ・・」 裏切られたとは言え、一度は愛を誓い、交わった身。 離れたくないのが当たり前。 だが、そうはいかなくなった。この幸福は生涯続く見込みはないようだ。 グチュッ・・・ニジュゥ・・グプッ・・ ニジュルゥ・・・ドチャァ・・ 彼の体が噴門をこじ開け、胃袋に落ち込んだ。 粘液と胃液を跳ね上げる音が体内で嫌に響いた。 喉の膨らみ分、お腹を膨らませた。 黒狼の体がビクッと大きく震え、頬に涙が伝う。 「・・・ゲフゥ・・ご馳走じゃ・・・」 唾液のように生臭いゲップを吐き、一呼吸。 「これで・・主とはお別れじゃ。」 持ち上げていた頭も地に伏せる黒狼。 「吐き出すのはちぃとばかし待っとれ・・・もう少し、胃袋に収まっておってくれ・・」 黒狼は目を閉じて、体の力を抜く。 「お主の全てを儂の体全てで感じていたいのじゃ・・・最後じゃろ?・・いいじゃろ。」 閉じられた双眸、流れる大粒の涙。
* * *
「んおぅ・・っぐ・・・か・ぇ・・・ぅ・・」 前脚で胃袋の人間を押し上げ、食道に戻してやる。 蠕動に乗った人間の体が喉に揉み解されながら喉を吐き出されてゆく。 喉をこみあがる人間と体液、吐き気。 情けない声を上げながら、巨口を目一杯に開き吐き出す準備を整える。 粘液の飛沫が飛び、グリュグリュと喉の膨らみが口に向かって吐き出されて来る。 吐き出したくない。ずっとこの人間を呑んでいたい。 まだ、丸呑み足りない。まだ、儂の喰欲は満たされてはおらぬ!! 「んげ・・ぇ・・・ごぁ・・」 ゴプゥ・・グチャッ・・・ ネチャッ・・ゴ・ゴポァッ!ドチャドチャッ・・・ 大量の粘体液と共に黒狼の体液に包まれた人間が遂に吐き出された。 「ハァ・・・ハァ・・最後じゃ・・・」 クプッ・・・ジュルルル・・・ 人間との間に無数の唾液糸を引いたまま、妖しくテカる口が再び開かれ、泡立った唾液を未だに纏う舌が口に侵入、その小さな舌を絡め取って、唇を奪った。 「んっ・・・儂のために人狼になって貰ったと言うのにすまぬ・・怨むなら怨むが良かろうて・・」 舌が黒狼に戻り、身を翻す。 口から黒狼の口に伸びる唾液の糸。 去っていく黒狼との間に伸びて・・伸びて・・ 1m程伸びて・・最後の繋がりが・・斬れた。
* * *
僕の前から突然いなくなった黒狼さん。 今、大きくなったあの仔狼と共に探索の旅に出ている。 様々な島、町を巡って情報を集めた。 僕を呑み込んだ九尾にも情報を求めた。 手がかりはあまりなかった。 でも、二年もしたある日。 巨大な黒狼を見たと言う情報を手に入れた。 僕はその森に入って以来、人狼でいた。 そっちのほうが何かと都合が良い。 動物達とも会話できるし、鼻が利く。 微かな黒狼さんの匂いを鼻が捉えているものの黒狼さんを見つける事が出来ない。 その時、背後の木々が蠢いた。 唸る仔狼。僕も構えを取って・・止めた。 忘れるはずがなかった。その老獪な優しい声を。 すっかり痩せた黒狼が目に涙を浮かべ立っていたから。 駆け寄る仔狼。僕は溜息を一つ。 ー何故、追ってきた?ー ・・答えなんて決まってる。好きだから。 ー・・・儂にまだ喰われたいのかの?ー それはちょっとね。でも、いつかはそうなるかな? ーフフ・・他の餌と共に胃袋に放り込んでドロドロに溶かしてくれる。ー 唾液の糸を引く巨大な口。僕を求めて舌が忙しく蠢いている。 獣臭い吐息。生臭い唾液。重圧な柔舌。 逃げたって無駄。ここは大人しく食べられよう。
* * *
バクン。
グチュッ・・ヌチュ、ニチャ。
グリュッ・・ムグムグッ・・ベチャァ・・・
ニュチャッ・・チャッ・・・チャッ・・
グチュグチュァッ・・ニチュニチュっ・・
ドプッ・・ニチュッ・・・ヌチャッ・・グジュッ
グチャリ・・ニチュリッ・・グチャグチャ・・
ヌチュッ、グチュッ、グチャッ、グチュリ・・・
ゴクリ・・グジュグジュ・・ドプン・・
黒狼の体内へ。黒狼の胃袋へ。
そこで・・・・・
僕は黒狼の全てを。
黒狼は僕の全てを。
溶かし尽くして味わい、感じ合う。
fin
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.38 ) |
- 日時: 2010/07/15 20:32
- 名前: セイル
- 読んで下った皆様、ありがとうございました。
更新の度にコメントを下さった皆様、ありがとうございました。 これにて闇夜の黒狼は一応、完結と言うことになります。 ご希望があればまた続編は考えるつもりです。 ではでは、ありがとうございました。
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.39 ) |
- 日時: 2010/07/15 20:39
- 名前: セイル
- っと・・黒狼さんからメッセージです。
ーこんな話を読むとは物好きな奴じゃのう。 どうじゃ、楽しんでもらえたかの? さて、次は主を喰おうとするかの。 こんな話を書いた奴は先に胃袋で待っておる。 遠慮はいらぬ。大人しくするが良いぞー
だそうです。 僕はやっとさっき吐き出されましたw まだ、服がべたべたです。 この題名、適当に決まったものですw では、また黒狼に食べられるのは嫌なので。 こんな話を読んで下さり本当にありがとうございました。 感想お待ちしております。
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.40 ) |
- 日時: 2010/07/15 23:09
- 名前: ケイル
- 完結しましたね〜 おつかれさまでしたっ
黒狼さんの、悲しみの愛情表現ぶりはすさまじかったですね〜 主人公寝てるなんてもったいないw そして物語のラストも、紆余曲折を経て結局2人は結ばれるということで、 素敵なハッピーエンドでしたね〜 終わってみると、主人公が常に唾液まみれだった気がしますがw 非常に楽しませてもらいました〜
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.41 ) |
- 日時: 2010/07/16 15:13
- 名前: スタクルス
- うわわ・・・切ないけどハッピーエンドでよかった!
黒狼さんに食べられたいです><かっこよくもふつくしい、そんな狼だといいな!
それにしてもすごく創作意欲が湧いてきましたw よろしければ、黒狼さんと九尾さんと人間さんの絵を描きたいのですが・・ よければこの3人(一人と二匹?)の詳しい外見を教えてください!(特徴、大きさ等)
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Re: 闇夜の黒狼 新月の章 ( No.42 ) |
- 日時: 2010/07/16 20:49
- 名前: セイル
- 黒狼さん
とにかく黒い。 目は紅く、唾液は高粘性。 メスなので綺麗です。
九尾さん 名の通り、尾は九つ。 目は血のような黒い紅。 キュウコンを大きくしたような感じです。 九尾さんもメスです。 黒狼よりやや小さめ。
人間さん 12歳ぐらい やや小柄。大人しい性格。 まだ幼さを残している
以上です。 楽しみにお待ちしています。
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