Re: 不思議な体験 ( No.1 ) |
- 日時: 2010/05/17 20:04
- 名前: Wyvern-D
- この続き頑張ってくださいっ
打つの大変ですねw
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Re: 不思議な体験 ( No.2 ) |
- 日時: 2010/05/17 20:57
- 名前: IK
- がんばってください
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Re: 不思議な体験 ( No.3 ) |
- 日時: 2010/05/17 22:25
- 名前: リオレイア
- Wyvern-Dさん、コメント有難うございます!!これからも宜しくお願いします!
「間もなく、二番線を列車が「ハークショイ!!」けんですのでお下がり下さい。」
やっば!もう電車来るじゃん!エレベーターじゃ間に合わねえな。走ろ!
………思えばこの行動が原因だったんだな。
走ったのは階段。それも窓から゛何か゛の写真を撮ろうとしている連中の三脚が乱立している階段だ。 躓かない方が難しい。 見事にころんだ。そのまま階段を転がり落ちる。 ホームまで落ちても勢いは止まらなかった。線路に向かって傾斜しているホームを転がり…
落ちた
ピィーー!
その時だった。先ほどのアナウンスが告げていた電車、いや列車が目に入ったのは。 それは普段ならば停車の為に速度を落としていた普通列車だった。しかし今日は違った。急増する鉄道貨物に複々線の外側だけでは足りず、その日から内側線でも運転を始めた貨物列車だった。誇らしげに掲げられたナンバープレートに書かれたEF65 1032の文字、無駄とは知りつつも必死にブレーキをかける機関士の顔、急ブレーキに悲鳴を上げる車輪、ホームから上がる悲鳴、人をひく事を拒否するかのような警笛、全てが鮮明に見え、聞こえた。 最後に見たのは迫り来る機関車だった。
ドンッ!
うーん、ようやくとっかかりに… 次あたり捕食者をだせるかな。
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Re: 不思議な体験 ( No.4 ) |
- 日時: 2010/05/17 22:30
- 名前: リオレイア
- なんか…改行がうまく行かないですね…
「落ちた」 の部分は前後一行開くはずなのに…
あと、これは僕が書いている小説です。捕食無しの架空戦記ですが宜しければどうぞ! nk.syosetu.com/n3404i/
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Re: 不思議な体験 ( No.5 ) |
- 日時: 2010/05/18 20:50
- 名前: ケイル
- いきなり死んでしまったっぽい主人公
ここから物語が始まるとなると、確かに不思議な体験になりそうですw
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Re: 不思議な体験 ( No.6 ) |
- 日時: 2010/05/19 00:47
- 名前: リオレイア
- 感想、有難うございます。
そうですよ、これから彼には不思議体験をしてもらいます( ̄∀ ̄)ニヤリ 因みに文中に出てきたEF65 1032という機関車は実在します。単に下校中に通りかかった機関車のナンバーを流用しただけで深い意味はありません。別にEF210だろうがEH500だろうがC62だろうが何でも良かったんです(汗) しかも、ちょっと知っている人なら主人公の使っている路線がどこの会社の何線かが判るという… 複々線自体とうか…ゲフンゲフン…
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Re: 不思議な体験 ( No.7 ) |
- 日時: 2010/05/25 22:41
- 名前: リオレイア
- 「う……うーん………あ、あれ?」
跳ねられてからどれぐらいたったろうか… 不思議な事に数十トンいや、列車全体なら数百トンもの列車に八十キロ程でぶつかられたにも関わらず僕は生きていた。 いや、生きていた事自体奇跡なのに大怪我どころか擦り傷一つ無い… これは一体どういう事だろうか? さらに、周りを見渡してみれば、そこは線路の上でも、病院の手術室や集中治療室でもない。むしろ何も無い。床も、壁も、屋根も無い。第一、地面が無い。
「うわああぁぁぁぁ!」
その意味に気付いた瞬間「落ちる!」と思い、悲鳴と共に今度こそ死を覚悟した。
「……………?」
しかし、覚悟した瞬間は何時までも来なかった。
「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。」
声がした。
「…………!?誰だ!」
口ではそう言うが心は安心していた。
声がする、それは人がいる証拠。少なくとも僕の周りには喋る犬や猫は居なかった。だから…
「誰か居るんだろ?姿を見せてくれ!こんな訳の判らない空間から出してくれ!」
と、懇願していた。
「ま、待ってよ!話を聞いて!」 声の主は直ぐには助けてくれないらしい。その事に若干不満を抱えつつも素直に話を聞くことにした。
「ああ、わかった。」
「君は、電車に跳ねられたんだね?」
何だ?何で知っているんだ?もしかしてこれは幻覚で目の前に医者がいるのか?
「そうだよ…」
「やっぱり…」
何がやっぱりなんだ? そう聞こうとすると…
「よく聞いて。君は電車に跳ねられたけどまだ死んではいない。ただ、魂と体の繋がりが切れているだけだ。」
は………?つまり………生き返れるのか?
「それは…生き返れるチャンスをくれると言うことか?てか、あんた誰?」
「…………あ、まだ言ってなかったね。 僕は輪廻の守り、君みたいに死んでいないのに輪廻の輪に入ろうとしている人や死んでいるのに生者の世界に戻ろうとしている人を正しい道へ戻すのが役割だ。 さっき君が言った生き返り、だけど…結論から言うと出来る。」
「なら早くしてくれ!」
「今はまだ無理だ。」
「何故?死んじゃいないんだろう?」
「確かにね。でも君の魂は輪廻に触れた事で死者の烙印を押され、死にも値する衝撃を受けて傷ついている。まずはその傷を直さなきゃならない。だから今は休んでいて。傷が癒えたら起こしてあげるから。」
「ああ、わかった。けど、今直ぐ生き返ろうとしたらどうなるんだ?」
「魂が傷に耐えきれずバラバラになって、死者の烙印を押されているから輪廻から外れてしまう。そうなると異形の物としてしか生きれなくなる。」
「それは嫌だな。素直に寝るよ。お休み。」
「お休み。」
そう言うと゛何かは゛僕を包み込んだらしい…
温かい………
僕は何かに包まれながら眠りに落ちていった。
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Re: 不思議な体験 ( No.8 ) |
- 日時: 2010/05/25 22:42
- 名前: リオレイア
- 次回こそは捕食を入れられる筈…
テストも終わったしね。
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Re: 不思議な体験 ( No.9 ) |
- 日時: 2010/05/26 23:30
- 名前: ケイル
- おお、なにやら意外な方向にっ
ファンタジー世界にワープかと思ってましたが、 仏教的な死の世界が出てきましたね。
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Re: 不思議な体験 ( No.10 ) |
- 日時: 2010/05/28 07:13
- 名前: リオレイア
- 宗教的要素を入れた訳では無いんですけどね…
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Re: 不思議な体験 ( No.11 ) |
- 日時: 2010/05/28 18:05
- 名前: 名無しのゴンベエ
- www
ごめんなさい、実はほぼ毎日
(なんか・・・・・・更新されてないなぁ・・・・・
とかって見てたりしてました・・・・ テストだったんですね〜
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Re: 不思議な体験 ( No.12 ) |
- 日時: 2010/06/01 23:18
- 名前: Wyvern-D
- 早く先が読みたいです・・・(ごめんなさいww
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Re: 不思議な体験 ( No.13 ) |
- 日時: 2010/06/02 13:15
- 名前: リオレイア
- すみません〜。
実は六日に電気工事士試験を控えていてなかなか執筆する暇が…
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Re: 不思議な体験 ( No.14 ) |
- 日時: 2010/06/02 16:33
- 名前: Wyvern-D
(あの、勝手言ってごめんなさいっ、 次楽しみにしてますね 試験頑張って下さい〜
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Re: 不思議な体験 ( No.15 ) |
- 日時: 2010/06/04 01:41
- 名前: リオレイア
………はっ!此処は?………そうだった、電車に跳ねられて…… 自分の身に起こった事を思い出していると声がした。
「起きた?」
「え?うわっ!」
昨日に比べ、遥かに近い所から発せられた声に振り返ると其処には、
竜が居た
自分など一飲みに出来そうな巨大な竜が此方を見下ろしていた。
「そんなに怖がらなくても大丈夫だよ。僕はまだ何もしないから。」
「う、うん…」
思わず頷いていた。危険さよりも嬉しさを感じる視線があったからかも知れない。
「うーんと…まだ治り切ってないなぁ…」
「流石にもう一度は寝れないぞ…」
「うん、判ってる。少し、僕について話そうか。」
そう言うなり身の上話を始めた竜。自分の持つ「悪の象徴」といったイメージからあまりにもかけ離れた姿に興味を感じ、思わず聞き入ってしまった。 どうやら彼は昔、呪いを受けてこんな役目をやらされることになったらしい。 何でも大勢の人間を殺したらしい。 そして、倒された後もこうして輪廻から外れかかった者を導く役目をさせられる事になっていたという。自分が殺した人間と同じ数の魂を導いたら解放されるらしく、その最後の魂が俺らしい。それでさっきから喜びを隠し切れていないのか。 「これで僕の話はお終い。丁度傷も直ったみたいだね。」 「ん?ああ、本当だ。そういえばあんたは解放されたら何処へ行くんだ?」 「うーん…何処へ行こう♪」 「…………」 なんか、罰を受けるほど人を殺した様には見えないな… 「ま、ともかく君の死の烙印を消さないとね。」 「ああ、そうだな。どうやるんだ?」 返ってきた答に思わず固まってしまった。 「ねぇー?大丈夫?おーい!」 「だ、大丈夫だ。悪いけどもう一度言ってくれないか?」 「良いよ〜。今度はちゃんと聞いてね〜。僕のお腹に入ってもらうの。分かり易く言うと僕が君を食べるって事♪」 ………竜が楽しそうに見えるのは気のせいでは無いだろう。
「で、判ったんだが…他の方法は無いのか?」 流石に食われるのは嫌だ。生き返るどころか逆に死にそうだし……もう死んでいるから大丈夫か? 「無いよ♪」 嘘だろ!それ!めちゃくちゃニコニコしてるから判るぞ! 「本当に無いんだな?」 「うん♪無い訳じゃ無いけど、生まれ変わりになるよ。それも全く違う世界の。違う世界なら輪廻が違うから死の烙印があっても問題ないしね。」
「世界が違うのか…それは嫌だな。」
「なら、僕に食べられるしか無いね〜♪」
ニコニコしながら言うな!
「あと、聞いて置きたいのが苦痛は無いのか?それ。」
そう言うと竜は思案顔になり、
「うーん…無かったと思う。中には吐き出したら、目がトロンとしてた人もいたなぁ。」
苦痛は無いのか…
「じゃ、準備は良〜い?」
「いや、ま…」
「な〜に?聞こえないよ〜。」
ガシッ!
「うわ!?」
いきなり掴まれ、口の前に持って行かれる。すると竜は俺を舐めまわし始めた。
ペロォ…ヌチャ…ニチャァ…ズリュリュ…
「うぶ…な、何を………!……!?……」
舐められている内に服を脱がされてしまった。
「ふふっ。美味しい。」
そう言う竜の顔はさっきまでの可愛い竜ではなく、獲物を捕まえ、ご満悦の捕食者の顔だった。
グパァッ………ドロォ……ヌチャァ……ピチャピャ……ペロォ……
「うぐぐ………はふっ!?くはぁっ!」
頭の上でその巨口が開かれ、人一人ならば楽々丸呑み出来そうな口内から唾液が垂れて来る。その直後には舌が伸びてきて体中を舐め回す。 そして、体がその行為に意識とは違う反応を示す。裸の体に舌が擦り付けられる度に快楽にのけぞる俺。そんな俺を見下ろす竜。ただ単に舐められたり、舌でぐるぐる巻きにされたりしていた。 そうして、一体どれくらい舐め回されていたのだろう…… 時間の感覚が無くなるほど長く舐め回されていたのかも知れないし、心地良さに時間を忘れていたのかも知れない。突然、竜が舐め回すのを止めた。暖かくて気持ち良い舌を没収されて抗議の目線を向けると嬉しそうに見た後に口を開けた。唾液が落ちてくる。ふと不安になり、竜に問いかけた。
「なあ、本当に苦痛は無いんだな?」
「グルル…?うん、無いよ。じゃあ、もう食べるよ?」
そう言うと舌が俺を巻き取り始めた。
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Re: 不思議な体験 ( No.16 ) |
- 日時: 2010/06/04 01:48
- 名前: リオレイア
- いよいよ次回食べられます。
捕食者は悩んだけど王道と言うべきか竜にしました!理由は単純に竜が大好きだからです。 さて、明後日は電気工事士試験だ。頑張らねば。
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Re: 不思議な体験 ( No.17 ) |
- 日時: 2010/06/04 17:43
- 名前: S
- 捕食を連想させる言葉が皆上手いですね
つい妄想してハァハァしてしまいましたw
余計なお世話かもしれませんが 電気工事士頑張ってください どうでもいいけど 自分は今日高校総体でその先頭に立って行進しました(ハズいw
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Re: 不思議な体験 ( No.18 ) |
- 日時: 2010/06/04 22:51
- 名前: Wyvern-D
- 捕食者の選択も大事ですけど、
キャラをどうするかも重要ですよねwww
試験頑張って下さい!!!(何回もwww
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Re: 不思議な体験 ( No.19 ) |
- 日時: 2010/06/06 00:39
- 名前: ケイル
- 生まれ変わるのがこんなに楽しいことだったとはw
時間を忘れるほど舐めまわされるって素敵だなぁ
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Re: 不思議な体験 ( No.20 ) |
- 日時: 2010/06/08 12:27
- 名前: リオレイア
「はふぅ…くぅ…」
体中を舌に包まれて暖かく、幸せだった。 やがて、充分と思ったのか竜は俺を口の中に引き込もうとする。やっぱり怖いので抵抗はしたが、柔らかい舌の前には無力だった。
ハグッムグ…アグ…バクン! そのまま口が閉じられ舌が俺を上顎に押し付ける。 ベチャッ!ヌチャア…ドチャ!
「うわぶっ!………ゲホゲホッ!」
と、いきなり舌が押し付けるのをやめて僕を落とした。 落ちた先には大量の唾液がたまっていて、俺は完全に沈み込んでしまった。慌てて粘性の高い液体をかき分けて浮かび上がり口に入った唾液を吐き出す。 その直後だった。また舌が僕を持ち上げたかと思うとだんだん傾斜を始めた。
………ズルッ!ズズズズ〜ニチャァ!
最初は耐えていたが段々喉に向かってずり落ち、とうとう足を捉えられてしまった。 ング……ズリュ……ヌチャァ……ゴクン!
そして、そのまま飲み込まれる。体中を柔らかい肉に包まれて抵抗する気も起きない。むしろ気持ち良い。
「くぅ……はふっ、ふわぁ…」
ムニュ……ズズ…ドチャ!
三十秒ほどだろうか?噴門とおぼしき部分を通り、落下した。 そこは、今までよりも柔らかい肉に覆われた空間だった。飲み込んだ獲物を消化するための空間、すなわち胃袋である。俺が入り込んだ事により当然の反応を始めた。消化するために胃液を出し、蠕動(ぜんどう)を始めたのである。 流石にそれには恐怖を覚え、もがく。だが、まるで掴み所のない胃壁はムニュムニュと形を変えるだけでどうにもならない。そうこうしている内に胃液が足先まで上がって来た。胃壁も拘束を強くして来る。下半身が動かせなくなるのも時間の問題だろう。 足が胃液に沈み始めた。激痛を覚悟していたが痛みは無かった。むしろ、喉や舌とは比べ物にならないほど柔らかく、暖かい胃壁に包まれて気持ち良かった。
ムニュムニュ……グニグニ……あたたかい…ヌチャァ……
全身を揉みしだかれながら意識が遠のいて行くのを感じた。
「そ……ゃ……き…す…〜♪」
竜が何か言っていた。何を言っていたかは判らないがそれを聞いた直後に俺の意識は暗闇に包まれた。
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Re: 不思議な体験 ( No.21 ) |
- 日時: 2010/06/08 12:29
- 名前: リオレイア
- 改めて読むと「気持ちいい」が多いですね(汗)
さて、電気工事士試験の筆記はクリアしたし、続きを書くか… あと、この子の名前を募集します。自分ではギリシャ語で希望とか、考えていますが辞書が無いorz ケイル氏、Sさん、Wyvern-Dさん、感想有難うございます!!まだ続くのでお楽しみに〜。
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Re: 不思議な体験 ( No.22 ) |
- 日時: 2010/06/08 23:14
- 名前: ケイル
- 胃袋にぐにゅぐにゅされるのは気持ち良さそうだなぁw
生まれ変わりはなんとも素敵なもの。 しかしせっかく気持ちよさそうなのに、このままだとお別れでしょうか。 ちょっと残念ですね〜
名前は、生まれ変わりを英語でリインカーネーションと言うそうなので、 「リーン」とかどうでしょうw
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Re: 不思議な体験 ( No.23 ) |
- 日時: 2010/06/09 00:16
- 名前: S
- 真夜中に失礼します
電気工事士試験お疲れ様でした 捕食者の方は名前が募集中なんですねw 出て来た限りではなんか台詞の方が可愛らしい気がするので自分は他の方にお任せしようと思います 神話などが希望なら自分はバジリスクとかナーガと言った大蛇や蛇神くらいしか思いつきませんし 汗 他の人から見ても真夜中までPCするくらいならって感じですが 自分は明日からインターンシップなもんで考える時間が少しばかり・・・苦笑 まぁかぁいい名前なら何でもいいと思いますw ・・・ほんと動物好きだな自分 汗
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Re: 不思議な体験 ( No.24 ) |
- 日時: 2010/06/09 00:56
- 名前: リオレイア
- 早速の感想有難うございます。名前についても候補として有り難く頂きます。
それでは次回またっ!
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Re: 不思議な体験 ( No.25 ) |
- 日時: 2010/06/09 07:04
- 名前: スタクルス
- ギリシャ語、ロシア語で見つけました
「ゾイ」「ジーズニ」 生という意味です。輪廻はどうしても見つからなかった・・^^;
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Re: 不思議な体験 ( No.26 ) |
- 日時: 2010/06/09 08:07
- 名前: リオレイア
- スタクルスさん
有難うございます。家にある幻想ネーミング辞典には何故か「希望」が無くて… なかなか語呂の良い単語が見つからない… ギリシャ語に至っては、良い意味の単語が長くて悪い意味の単語が短いorz
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Re: 不思議な体験 ( No.27 ) |
- 日時: 2010/06/09 20:14
- 名前: Wyvern-D
- ・・・・「呪われた」+「導く」でcursedleaderとか・・
略してcurle 駄目だ・・・・英語だし、なんか意味分からんwww 力になれない様でごめんなさい・・・・
(調べてみたらギリシャ語、なんか面白そうでした www文法とか沢山出てきて・・・ (連語とかにして略したらどうですか・・・・・?
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Re: 不思議な体験 ( No.28 ) |
- 日時: 2010/06/09 20:43
- 名前: リオレイア
- いえいえ…
自分でも苦労しているぐらいですから…
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Re: 不思議な体験 ( No.29 ) |
- 日時: 2010/06/10 14:42
- 名前: くじら
- こんにちは。ギリシャ語に拘るのであれば、
希望という単語は「短いもの」が存在しますよ〜。 文の中での使い方によって単語自体が若干変化しますが、 変化してない形でカタカナなら「エルピス」という発音になります。
|
Re: 不思議な体験 ( No.30 ) |
- 日時: 2010/06/10 17:42
- 名前: リオレイア
- なるほど……
英語と通じる部分があるんですね。 エルピスですか…… 某有名歌手みたいだ。いっそ歌でも歌わせるか(笑)
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Re: 不思議な体験 ( No.31 ) |
- 日時: 2010/06/10 20:18
- 名前: くじら
- 場違い承知で申し上げれば
名詞の変化はむしろ今の英語では ほとんどなくなった部分です。
エルピスは決して私のお勧めではありませんがね(笑 なにはともあれ、ことばの楽しさ、わかります〜。
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Re: 不思議な体験 ( No.32 ) |
- 日時: 2010/06/10 21:26
- 名前: リオレイア
- そうですね〜
さて、ほんと何にしよう・・・ 関係ないけど部活の後輩が曲線標(電車の線路のカーブの半径とかを記した標識)を部室で見つけて持って帰ってた(笑)
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Re: 不思議な体験 ( No.33 ) |
- 日時: 2010/06/12 18:09
- 名前: リオレイア
- 名前が決定しました。結局、皆さんから頂いた名前では無いです(汗)せっかく考えて頂いたのにすみません。
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Re: 不思議な体験 ( No.34 ) |
- 日時: 2010/06/12 18:16
- 名前: リオレイア
- 眩しい………
うるさい………
っは!? ふと気が付くと線路の上だった。そう、生き返れたのだ。恐らくは跳ねられる直前に。
「わあぁぁぁ!」
当然と言うべきか迫り来る機関車。あれ?
ピィーーーッ!ギギギギギィィィーーープシュウゥゥ!
と、止まった?
「大丈夫か!?」
「何やってんだ坊主!!」
「お客様、お怪我は!?」
ホームから鉄道ファンや警戒にあたっていた駅員が降りてきた。 助け起こされた俺は駅の事務室に連れて行かれた。件の貨物列車は安全確認を終えて出発した様だ。詳しい事情を聞かれ、帰っても良いと言われるまで三時間掛かった。怪我も線路に落ちた時の打撲だけで済んでいた様だ。帰り際に一緒に事情を聞かれていた鉄道ファンの人が助かった理由を話してくれた。
「お前は運が良かったな。何でも先行列車が遅れたとかで隣の…あそこだ。貨物駅に列車が臨時停車していたんだ。だから速度が殆ど出ていなかった。これが快速とかだったら間に合わなかっただろうな。」
その話を聞いて背筋が凍るような気がした。そして、あの竜に感謝しなきゃな。とも思った。運命をねじ曲げてくれたのだから。 家に帰ると親に怒られた。警察か鉄道会社から連絡があったのだろう。生きている、その事に感謝しながらただひたすら謝った。
翌日、学校に行くと先生には呼び出されるわ、友人にはからかわれるわでなかなか大変な1日だった。それでも何とか切り抜けて家へ帰る。あの竜が部屋にいてくれたらちゃんとお礼を言わなくちゃな。部屋のドアを開けたら「やあ♪」とか言って居そうな気がする。
カチャ……
当たり前だが誰もいなかった。少し寂しい。 寂しがっていても仕方が無い、せっかく生き返らさせてもらった命だから有意義にしなければ。 そう思って机に向かう。途中、母さんが様子を見に来たが、勉強している姿を見て静かに出て行った。
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Re: 不思議な体験 ( No.35 ) |
- 日時: 2010/06/12 20:47
- 名前: S
- ドラゴンと竜はもしかしたら違う関係かもしれませんが
やっぱこんな風に使うべきですよね 悪とか暴力の象徴なんて遊んでて辞書で見つけたけど
終盤当りで「ういーっす」とか谷口みたいに突然入ってきたら軽く吹くかもw わわわ、忘れ物♪・・・のうあっ! す,スマン・・・ごゆっくりぃッ
はともかくとして主人公は何の勉強してたのかな☆?かな♪?(レナっぽくしてみた
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Re: 不思議な体験 ( No.36 ) |
- 日時: 2010/06/12 23:19
- 名前: ケイル
- 約束通り無事生き返れましたね〜
悲運な別れというわけではないけど、 こういう証拠が残らない体験というのは、 何か大切なものを失ったようで、ちょっぴり切なくなりますw 竜のお仕事はラストだったようなので、もしかして…っていう展開もあるのかなw
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Re: 不思議な体験 ( No.37 ) |
- 日時: 2010/06/13 00:01
- 名前: リオレイア
- S氏へ
勉強は電気ですよ、僕自身がやってる勉強(笑)ベルヌーイの定理は水力発電に関する物です。
ケイル氏へ さてさて、どうなるでしょうね〜♪因みに悲しいEndでは無い…とだけ言っておきましょう。 最近、モンハンを始めました。雪山のクシャルの脱け殻のそばでボーっとするのが幸せだったり(爆)
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Re: 不思議な体験 ( No.38 ) |
- 日時: 2010/06/13 11:31
- 名前: S
- む〜
自分は電子科だから電気の事は全く分からなかったりする 少しくらいはやってるけど習うより慣れろの方ですから 全く頭に入ってなかったりするw それからモンハンか〜 自分PSP持ってなく未だにDSやってっからやりたいけどできんとですw
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Re: 不思議な体験 ( No.39 ) |
- 日時: 2010/06/13 11:45
- 名前: リオレイア
- ははは………
僕だってなかなか頭に入りゃあしません(笑)テスト前に公式を詰め込んでいるだけ……… 僕もPSPは兄のを借りてたりww
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Re: 不思議な体験 ( No.40 ) |
- 日時: 2010/06/13 21:50
- 名前: Wyvern-D
- 僕はモンハン、クエスト失敗の画面が好きで・・・w
(マジです
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Re: 不思議な体験 ( No.41 ) |
- 日時: 2010/06/14 01:38
- 名前: リオレイア
- え……?
まだ村クエのドスギアノスぐらい何で見たことが無いです。 ギアノスの寝顔可愛いww 添い寝したいぐらいだ←確実に食われますね、ハイ
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Re: 不思議な体験 ( No.42 ) |
- 日時: 2010/06/14 01:41
- 名前: リオレイア
あれから二ヶ月が経った。定期テストも終わり、成績が下の上から上の下位まで上がり褒められた。が、あまり嬉しくなかった。今したいのは彼にお礼を言うことだけだった。 今日も帰りの電車に乗る。流石にあれだけ怖い思いをした路線には乗れず、学校から近い別の会社の路線を使っている。まだ発車時の急加速に慣れなくて、毎日よろけて隣のサラリーマンに睨まれているが… 乗り換え駅についた。定期の関係上地下鉄よりも私鉄の方が安いので三十分ほど余分に時間は掛かるが電車で山登りをしている。秋にもなると、それは紅葉が綺麗らしい。日本有数の急勾配を抱えているが故の平均速度三十キロもそれに拍車を掛けているのだろう。山の中を登る電車に揺られながら彼の事を思う。解放されたら何処へ行くのか聞けなかったな… ふと気が付くともう降りる駅だ。慌てて降りて改札に向かう。家に付くとインターホンを鳴らす。 返事は来ない。今日は両親共々用事があるといっていたな。 鍵を取り出しドアを開ける。
「ただいま〜。」
返事があるわけでも無いのについ挨拶をしてしまう。 やっぱり、まだ何処かで彼に逢えることを望んでいるようだ。 玄関でボーっとしていても意味がないので部屋に向かう。 部屋のドアを開けた瞬間、目を疑った。
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Re: 不思議な体験 ( No.43 ) |
- 日時: 2010/06/14 17:08
- 名前: Wyvern-D
- キタ━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!!???
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Re: 不思議な体験 ( No.44 ) |
- 日時: 2010/06/15 02:30
- 名前: リオレイア
- ははは………
来ましたよ、ええ!←今までモンハンやってた大馬鹿者
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Re: 不思議な体験 ( No.45 ) |
- 日時: 2010/06/15 06:02
- 名前: Wyvern-D
- バグアイルー使ってHR5まであげた
(理由:GALLERYのムービーが見たいw
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Re: 不思議な体験 ( No.46 ) |
- 日時: 2010/06/15 06:12
- 名前: Wyvern-D
- まあ余計な話はここぐらいまでに留めておきませう
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Re: 不思議な体験 ( No.47 ) |
- 日時: 2010/06/15 08:06
- 名前: リオレイア
- 「やあ♪久しぶりだね。」
其処に居たのは会った事の無い男性だった。思わず固まってしまった。 思考が回復して来る。 (泥棒……?)
「あっ!その目は疑ってるな〜。」
いや、そんな事を言われてもなぁ… 何処かで聞いたような声だけど。
「いや、悪いが記憶に無いんだが…」
そう言うと、
「あ、この姿じゃ会ったこと無かったね。ではでは感動のご対面〜♪」
言い終わるのが早いか彼の体から閃光がほとばしる。光が収まると、そこに居たのは見覚えのある竜だった。よく考えたら、普段からこんなハイテンションな奴なんて竜以外に知らない。
「どう?思い出した?待たせてごめんね。」
「ああ、しっかりとな。久しぶり。でも何で俺の所に?もっとお前の仲間がいる世界も知っていただろうに。この世界には竜なんて多分お前だけだぞ。」
そう言うと竜は少し言いにくそうに、 「えーと…その、なんて言ったら良いのかな…?」
ん?なんか困ってる?竜が人間相手に困るってのも面白いもんだな。
「僕の事を怖がらなくてくれた、ただ一人の人だから…かな?」
「え?でも、最初は俺も怖がったと思うけど…」
「そんな事は無いよ。みんな最初は驚くけれど、その後に怖がったり、敵意を見せなかったのは君だけだったんだ。僕はそれが嬉しくて君と…ヒクッ」
だんだん声が小さくなっていき、終いには竜は泣き出してしまった。
「お、おい。泣くなよ…大丈夫だって。此処にはお前を怖がったりする奴はいないから…」
「ウウッ…有難う……ヒクッ。僕ね……たくさん人を殺したって言ったでしょ…ウクッ……あれはみんなが襲って来てね……仕ヒクッ方なくやったウクッんだ。僕は、最後まで話し合おうとヒクッしたんだ。でもね、みんな聞いてくれなくて……戦わなきゃなったんだ。ウウ…その時にね……偶然、神様の子供をね……傷つけちゃったんだ……ウクッ……それでね、こんな罰を受けてたの……」
その事を聞いてショックを受けた。まるっきり人間の身勝手じゃあないか。
「そうだったのか…なら尚更僕にそばにいてあげる資格は無いよ…」
そう言って目線をそらす。しかし、竜は首を下げてきて顔を摺り寄せてきた。
「ううん、そんな事無いよ。怖がらずにいてくれた。その事だけでも嬉しかったんだ。だから、ずっと一緒に居て欲しい。」
か、可愛い… 思わずそう思ってしまった。だが、ふと気になった事がある。 周りに見つかったら大騒ぎになりやしないか?
「なあ、ふと気になったんだが、お前が周りに見つかったらどうするんだ?前も言ったけどこの世界には竜は存在しないと言われているから存在がバレたら大騒ぎになるぞ。」
「それは大丈夫♪こっちに来るときにこの世界の神様にお願いして僕の姿を見ても『なんだ、ドラゴンか』程度で済むようにしてあるから。ついでに言うと、食費の心配も要らないよ〜♪僕はひと月に二回食べれば大丈夫だから。」
へぇ…なら背に乗せてもらって一緒に空を飛んだり出来るんだ。
「それってひと月に二回しか食事しない代わりにドカ食いするとかじゃ無いよな。」
姿を見られても問題ない以上、唯一の懸念材料を聞いてみる。
「大丈夫大丈夫♪牛一頭だから。」
……………どこが?
「うそ♪ほんとは普通の人間の大人の1日分ぐらいで良いの。」
「そう言えば、どうやって神様と取引したんだ?」
竜が返した答は納得出来るような出来ない様な物だった。
「飲み込んだの♪気持ち良かったって。最初は暴れてたけどね〜。」
「へ、へえ〜。(確かにあれは気持ち良かったからな………でも、神様がそれで良いのか?)あと、最後になっちまったが名前は何て言うんだ?俺は長谷川省吾って言うんだが。」
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Re: 不思議な体験 ( No.48 ) |
- 日時: 2010/06/15 22:17
- 名前: ケイル
- 竜が現実世界にやってきたうえ、コソコソしなくて大丈夫だなんてうらやましいですね〜
しかし牛1頭とはすごい・・・w
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Re: 不思議な体験 ( No.49 ) |
- 日時: 2010/06/15 22:48
- 名前: Wyvern-D
- 神様まで・・・・w
さてお名前は?(w
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Re: 不思議な体験 ( No.50 ) |
- 日時: 2010/06/16 07:38
- 名前: リオレイア
- いやいや………
牛一頭は冗談ですから(汗)
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Re: 不思議な体験 ( No.51 ) |
- 日時: 2010/06/16 16:58
- 名前: S
- バッドエンドにまで追い込んでしまった自分の酷い設定とは違って
仮の姿を取る事も出来る神様をも取り込んだ竜は一味違いますね 皆から見ればあの時の自分の設定は 姿化け物なのにあんまり現実過ぎてっからまがいものとゆう事だったんだなぁw
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Re: 不思議な体験 ( No.52 ) |
- 日時: 2010/06/16 19:04
- 名前: リオレイア
- そんな事は無いですよ。良い作品でしたし。
あと、神様は取り込んでませんよ〜。取り入ったんです(笑)
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Re: 不思議な体験 ( No.53 ) |
- 日時: 2010/06/17 17:44
- 名前: リオレイア
- すると竜は一旦は取り戻した元気な顔から急に悲しそうな表情になり、ポツリと呟いた。
「忘れちゃったんだ…もう、永い間名前を呼んでくれる仲間も人もいなかったから……… だから…だから、僕に名前をつけてくれないかな…?」
上目遣いに見上げられた。やっぱり竜…ドラゴンと言っても一匹の生き物なんだな… 思わず、その大きな顔を抱きしめていた。 かすかに震えているのが分かる。ずっと、あの訳の分からない変な空間に一人で居たのだ、その辛さは尋常じゃ無いだろう。
「辛かったんだな…俺なんかで良ければずっと一緒に居よう。」
「うん………離れないでね……」
そう言ってさらに顔を摺り寄せてくる。
「おっと、名前だったな。うーん………『セルモス』ってのはどうだ?『ギリシャ語』で『温かい』って意味だ。」
「良いよ。君が決めてくれた名前なら…」
「そうか、じゃあ俺の部屋に行くか。そこで少し休もう。」
親が帰って来るまで一時間ほどぐらい二階の自分の部屋でゆっくりしていた。親が帰って来た時は少し不安だったが 「家を壊したりしなければ良いわよ」 と、まるで気にしていない様子に安心した。この世界の神様はしっかりと約束を守ってくれているらしい。
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Re: 不思議な体験 ( No.54 ) |
- 日時: 2010/06/17 17:47
- 名前: リオレイア
- ぐだぐだですね(汗)まあ、いいか!←某運転士のセリフ
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Re: 不思議な体験 ( No.55 ) |
- 日時: 2010/06/17 22:48
- 名前: ケイル
- 「セルモス」になりましたか〜
語感や意味的にもピッタリな感じがしますw
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Re: 不思議な体験 ( No.56 ) |
- 日時: 2010/06/17 23:03
- 名前: S
- 仮の姿になってるか分からないけど
あの巨体がよく家に入れたなw 母の方が天然の方に感じるのは自分の気のせいなのか 汗
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Re: 不思議な体験 ( No.57 ) |
- 日時: 2010/06/18 07:51
- 名前: リオレイア
- 一応、体は小さめになってます。なので体全体をくるむ様にして寝るのは無理でも、飲み込むのは何とか行けるサイズ、という事で……
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Re: 不思議な体験 ( No.58 ) |
- 日時: 2010/06/18 17:01
- 名前: S
- 「一飲みに出来そうなくらい巨大」って書いてありましたので・・・
それに言い方も失礼な気がします すみませんでした
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Re: 不思議な体験 ( No.59 ) |
- 日時: 2010/06/18 18:32
- 名前: Wyvern-D
- どうにしろ一緒にいるってのは良いですね・・・w
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Re: 不思議な体験 ( No.60 ) |
- 日時: 2010/06/21 02:13
- 名前: リオレイア
- その晩……
勉強を休んでセルモスと話していた。此方の世界のルールについてである。話に夢中になっていたのか、ふと時計を見ると既に日付が変わっていた。いくら明日が土曜日で、部活にも入っていないとは言え、流石に眠い。布団に潜り込もうとすると……
「待って。一緒に寝よう♪」
と、潜り込んできた。竜の姿で… 潜り込むやいなや尻尾と翼を上手く使って身体との間に挟み込んでくれた。柔らかいお腹と翼に包まれてとても気持ち良い。
「お休…〜♪」
疲れていたのか、軟らかい暖かさに包まれた瞬間に眠り込んでしまった。
翌朝……… 「う、う〜ん……」
ニチャ……
「え……?ええ?」
ヌチャァ…グニュ…… 目が覚めると見覚えのある空間にいた。
そう、セルモスの胃袋の中である。久々に味わう肉壁の感覚が心地良い。
「って、何してんだ!!」
思わず、胃袋の上の方に向けて怒鳴ってしまう。すると、声が降ってきた。
「おはよー♪起こしても起きなかったから飲み込んでみたの♪気持ちいいでしょ♪」
そんなに寝起きは悪くない筈だが……… さっきから妙に肉壁の感覚がしっかり伝わって来るが寝間着はどうしたんだろ。この分だと新しいのを買わなきゃならないかも知れないな。 そう思って体を見ると寝間着は無く、裸だった。周りに服の残骸が無いことをみると、脱がしてくれたらしい。 そんな事を思っていると周りの肉が俺を押し上げ始めた。
グチャ……ニチャ…グニュウ……
「はふっ……くぅ……んん〜。」
き、気持ち良い……
グパア……ドチャ!
前に光が見えてきたと思ったら不意に落下感が襲ってきた。慌てて受け身をとる。落ちたのはベッドの上らしい。ご丁寧にもタオルが用意されていた。
「おはよー♪気持ち良かった?」
セルモスが相変わらずの気楽そうな声で挨拶してくる。 「ああ、おはよう。結構気持ち良かったぞ。」
「そう、良かったー♪はい、着替え。」
そう言って着替えを渡してくる。器用なものだ。 体を拭いて服を着た後はゲームをしたり、勉強したりして過ごした。 気が付くと既に夕方である。夕飯を食べに降りていく。 セルモスも一緒に降りてきたのでご飯を分けてあげた。結構気に入った様で茶碗二杯ほど取られてしまったが、幸せそうにご飯を頬張る様子を見てはなにも言う気にならなかった。 片付けも終わって二階に上がると、セルモスがすり寄ってきた。
「一緒に夜駆けに行かない?背中に乗せてあげるから……」
どうやら食後の運動、という訳らしい。もちろん、快諾して家の庭にでる。郊外にある家だから飛び立つのには十分広い。
「準備はいい……?」
「ああ、楽しみだよ。」
「それじゃ、行くよ♪」
バサァ……バサッバサッバサッフワ……
ものの二、三秒で浮き上がってしまった。やがて高度は300メートル程に達した。夜風が吹き付けて少し寒いがセルモスの背中に寝そべる様にすると気にならなかった。
「ずっと一緒にいような…………」
「なぁに?何か言った?」
「いや、何でも無いよ。」
ポツリと呟いた事に反応してきたセルモスにそう返すと、噛み癖ならぬ丸飲み癖を持った優しい竜との生活に思いを馳せていた。
頭上では満天の星空が、そんな僕らを祝福するかのように輝いていた。
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Re: 不思議な体験 ( No.61 ) |
- 日時: 2010/06/21 02:19
- 名前: リオレイア
- 以上で完結です。
ちょっとばかし無茶なのは勘弁して下さい〜(汗) セルモスの容姿はご自由に想像して下さい。どんなドラゴンさんを想像したか、書いてくれると作者が喜びます(笑)
セルモス 「じゃあね〜♪」
あ、こら 前に立つんじゃない。
えぇ、ゴホン!
それでは、改めまして、
読んでいただき、ありがとうございました!!
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Re: 不思議な体験 ( No.62 ) |
- 日時: 2010/06/21 23:24
- 名前: S
- 無茶なのかはよく分からないけどベストエンディングになって
よかったと思うな☆ 思うな♪ で、えーと。セルモスちゃん?くん? ♂なのか♀なのかどっちか分からなかったなw モンハンで例えるとレイアとレウスの♂♀の区別も分からないくらいですんで(汗 名前の件で馬鹿にしてるつもりは本当にないです
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Re: 不思議な体験 ( No.63 ) |
- 日時: 2010/06/22 00:03
- 名前: ケイル
- 爽やかなエンディングで素敵でした〜
可愛い同居人とのびのびと暮らせるなんていいなぁ>< 特製のベットもいいですなw 主人公とセルモス…くん?末永く一緒に暮らせるといいですねっ
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Re: 不思議な体験 ( No.64 ) |
- 日時: 2010/06/22 02:14
- 名前: リオレイア
- 本当に有難うございますぅ!正直、いろんな方にコメントを戴けてとても嬉しかったです!
Sさん、レウスが♂でレイアが♀ですよ〜。因みにぼくはレイアとクシャルダオラが好きです♪背中に載せて貰いたい…… 続編は……厳しいです(汗)でも、いつか書いてみるかな…… でわでわ。
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Re: 不思議な体験 ( No.65 ) |
- 日時: 2010/06/22 17:18
- 名前: Wyvern-D
- 同居かぁ・・・いいなぁwとっても羨ましい・・・w
名前からは、暖色系の普通の竜さん(2〜2.3m)くらいを想像しました♪ 末永く〜www ではw
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