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Re: 粉砕された日常2(2nd) ( No.10 )
日時: 2010/12/22 20:18
名前: 大樹

PS○の中から、グラウンドに舞い降りた雌火竜を
俺はただ口を半開きにしたまま見ているしかなかった

「グルル…」

「わーリオレイアだー」(棒読み)

そりゃあね、いくらラギア様から日常を粉砕されたとはいえ
P○Pからモンハンのアイドル、リオレイアが現実世界に飛び出してきたら棒読みにもなりますよ。

たたたたた…

「…あ…ラギア様、近づいて大丈夫…だろうから心配しなくていいか」

走って近付いていく、ラギア様を破壊された教室から見つめ
そのまま話の内容を聞こうとしてみる

ラギア(以下:ラ)「……ぃ………すこし……」

レイア「…グルル…」

遠くてうまく聞き取れないけど、多分落ち着かせようとしているんだろうな。

ラ「……グルル…」

レイア「……グルル……」

大樹(以下:大)「あ…落ち着いたかな…?」

しばらく見ていると、説得し終わったのか
ラギア様が優しくリオレイアの
頭を撫でている様子が目に入ってきた。

ラ「グルル…」

レイア「…ガァッ!」

大「……」

流石にリオレイアにもプライドがあるのか
撫でていたラギア様の手を軽く振り払っていた
そんな様子を見ながら、グラウンドへ降りていく

ラ「ん、大樹か紹介しておこうリオレイアのリーナだ」

リーナ(以下:リ)「グ…グルゥ…」

どうやら、リオレイアさんの名前はリーナと言うらしいが…
ゲーム内なんかよりも何倍も綺麗で、滅多に見れない角度から
リーナさんを見上げる俺

やべぇ…鼻血出そう…

リ「グルル……フン…?」

大「…っ!?」

突然、顔や体の匂いを嗅がれ思わず体が強張ってしまう

リ「…他の人間とは全く違う匂いがするな…」

大「ヒゥッ!?」

突然リオレイア…もとい
リーナさんが喋ったので俺は驚いてしまった。

リ「……?」

ラ「何故驚く、竜が喋るなど珍しくあるまい」

大「いえ…だって…元々喋らないから…」

リ「それは、お前達人間が我らの言葉を理解出来ていないだけだ…それにしても…不思議な匂いだな…」

クンクンと顔や体を嗅ぎ回され、黙って突っ立っているしか出来なかった
それにしても…不思議な匂いって何だろうか、俺ってそんなに変な体臭なのかな
リ「葛藤と…後悔の匂いがするな…」

大「…?」

葛藤と後悔に匂いなんてあるのかな
なんて思いながら、匂いを嗅がれ続けていると

リ「…ラギア殿、この人間を食らっても良いか?」

ラ「ああ、いいぞ」

大「え…ちょっと、俺の意」
バクン

俺の意見を聞くことなくリーナさんは
俺の上半身を咥え込んだ





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リーナさんの口調があっているか心配です(´・ω・`)