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Re: 暗闇の深淵 ( No.1 ) |
- 日時: 2010/11/16 21:00
- 名前: S
- 「あら、リーズさんまた捕獲ですかぁ〜?」
「処分しなきゃならないくらいに溜め込んでやって、在庫処分にされる前に飼うってヤツよ」 「自然に帰すのが妥当だと思いますが(内心)全く相変わらずですねぇ〜w」 「レイジもこんなんだったんでしょ?」 「うん、リーズさんのその装備も☆」
後輩のレイジが街へと移り早一年・・・ こっちはバギィ装備一式をまとい、いつも通りの捕獲クエスト三昧と来たもんだ 相変わらずギルドには何度抗議してもやっぱり飼わせてくれない(当然といえば当然
「で、実はですね、こんな物がッ」 「え?何々・・・大海竜ナバルデウスの・・・」
食事を済ませ、いつもみたくクエストを受注しようと一覧を見てみると、緊急が一件 見辛かったので、手に取ってよく見てみる
これはあの時にレイジが話していたヤツか? 村の大地震はこいつが張本人・・・こいつのせいで、とあるラギアクルスが討伐されそうになった ・・・その時にもっと大事なのは村の未来だが
「・・・なんぞこれ?」 「その通りで大海竜が再び目撃されたんだとか」 「えっと・・・依頼主・・・なっ・・・ハンターズギルド本部?・・・」
と書いてある 過去の私はギルド一のハンターであったが、もう一度一からし始めているので、今は昔のような装備は無い ギルド認定のハンターにのみ通達と書いてあるから、こっちでも通用するかと試しているのだろうか?
こいつはここの村と周辺一体が破棄ともされる(結局は予定で終わったが)ぐらいにやヴぁいヤツだったはず そんな事を無視して、そいつと戦ったレイジも充分それだが、今は猶予もあるのか、反逆罪に問われる事は無い あの時は凄くドタバタしてたらしいからな。今回は○ってもいいのか、撃退か討伐となっている
「でもこいつって、レイジが追っ払ったんじゃないの?」 「さぁ〜?どうでしょうね?片角を折られて、逃げたって報告が有りましたけど」
「撃退という、その知らせを聞いたギルd(ry」 「いぃやったああああああああああ!」 「って、なったんだって?」 「わっしょおおおおおおおおおおおおおおおおおい!とか?」
ディアブロスとかのモンスターも角折られたぐらいじゃ、死にはしないと思うがどうだろうか その決戦場所はマイハウスもある村の直下との事 今回のクエストは水中・・・しかも海底まで深く来たのだから、夢見たラギアと共に出来るのかも知れない 用はバレなきゃ良いんだし
流石に村にモンスターを紹介すると大混乱しかねない その上危険度5の超大型で、レイジが調査中だった頃の村では その原因と思われ、困ったさんとされていたラギアクルスってんだから尚更
あの時のラギアとは村人や状況を報告するギルドのお偉いさんとかには黙って あの場所でだけ付き合ってるだけだから、今の所問題はなし
・・・元ハンターだった村長や、そのセガレさんも薄々感付いていたって聞いたから もう大地震の誤解は解けたかも知れないが、印象はどの程度なのかは分からないので どの程度か聞くのも、紹介するのも、やっぱり色んな意味が混ざり合って都合が悪い
「ん〜、じゃあ、その件は考えとく」 「ちなみにその子は古龍だから捕獲は出来ませんよ〜」 「エ"ッ・・・」
大海竜って御大層な名前なんだから、そんな事は当り前か という事は閃光弾、罠肉、シビレ罠と言った小細工も聞かないと言う事だ ・・・いつもの麻痺や眠りを仕組んでじっくりと顔を眺めらr(ry
今は海岸へ出かけ、ラギアとその事を相談に行くとしよう 話すときはラギアの背で釣りをしている時になった 水流を完全に無効化する水生獣の背は全く揺れないというのはやっぱ凄い
「え〜・・・本当にあいつと戦うの?」 「うん、そう」 「でもそいつってさ・・・」 「それにあの天然が残してった資料によると雷と龍属性の耐性が成ってないってんだから ラギアクルスのあんたは充分戦えると思うし。・・・あ、エサ取られた」
手に持っていた資料をパラパラとめくって、その当りを指差してラギアに見せる 自分がこんな目に遭わせられた身だってんのに、こいつは・・・
「いや・・・そういう訳じゃ・・・」 「何だって?りぴーとあふたみー!くの、しー・おぶ・どらぐん」 「分かった、分かったよ、行くからさ。やっぱり、このままだと悔しいし」 「ったく、大海の王の癖に大海みたいに広大な心も度胸も無いんだから」 「うぐ・・・(照」
一度は私が捕食されたが、レイジの知り合いと知ってからか、すっかり気が弱くなったもんだ ともあれ、その決意は作り物ではない事を祈りたいとこ
「さっ、もうそろそろ日が暮れてきたし、食べれそうな魚とか沢山釣れたから アズールの夕食も一緒に作ったげるかね」 「ありがと・・・」 「おらっ」
「・・・また爆発なんて事になるかと思った」 「心配性かお前わ、火事場力なんて出した事ないでしょ〜?(笑」 「くっ・・・(焦」 「・・・にしても、あれは熱かったな」
焚き火をする時はたいまつが普通だが、私の場合は火炎袋をモドリ玉みたいな扱い方で 地面に投げ付けて火種(?)を作る モンスターの器官は取り扱い注意ってんだから、たまに暴発して火傷した事もある ♀であろうと♂であろうと、火竜の火力は侮れない ・・・こいつと爆薬を混ぜて大タル爆弾G以上の火力なんて出来るのかな
ちなみに『アズール』ってのは、このラギアクルスに付けた名前で『蒼』って、そのまんまである ネーミングセンス全く無いな・・・
「え〜と、まずナバルデウスっつったら・・・」 「それね、レイジが折ったのは一番育っていた角だったから、それであの大地震を――」 「でも、折っちゃったんだって?」 「それから――」 「あ、サシミウオと肉焼けてる。あちっ・・・」
「ほれ、あ〜んw」 「・・・よく焼けてる」
その日の半日はアズールとレイジが残してくれていた資料と睨めっこしたり ここで夕食も済ませて、こっちに来る前に食べた食事スキルが長持ちするようにしておいて、昼の部を終える
「・・・今日も一眠りするの?」 「レイジから聞いた通りで寝心地いいしさ、半日後までまだ時間あるから。・・・駄目?」 「もう・・・」 「せっ」
どすっ
しぶしぶと言っていいやら、アズールは仰向けになり(させた)ベッドで寝る様な感じで背を預ける 時間に余裕がある時はこんな事して時間を潰しているのである
向うでは時間が有ったら戦友達と次の打ち合わせするか、次のクエストの為に備えるぐらいしか やる事が無かったっけな こっちに来て、このラギアクルスと出会ってから毎日がとても楽しく感じる・・・
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