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|  運命の選択 ( No.9 ) |  | 日時: 2010/10/13 23:50名前: ラギア
 
《ルート⇒ラギア》〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
 
 …カッ…カッ…カッ…カッ…
 
 人間が歩く音が聞こえる、音は少しずつこちらに近づいてきていた。
 
 〈ククク…愚か者め…〉
 
 「本当に広いな…」
 人間の声が聞こえた、音質からすれば15〜18歳程度だろうか。
 
 〈最も脂がのって美味い年齢だな〉
 
 我は思わぬご馳走にありつける、そう確信して歓喜していた。
 あの暖かい肉を味わえるのか、と思うとねっとりとした唾液が口の中に溜まってしまう。
 
 だが、その我慢も後少し。
 
 我はゆっくりと待った、そして…
 
 人間が見えた!!予想通りなかなか美味そうだ、当の人間と言うと、どうやら我には気が付いてないらしい、
 やはり、人間は愚か者だな…
 
 《さて、どうするか…》
 
 A…いきなり襲い掛かる(鬼捕寄り)⇒>>19
 B…寝たふりをしてみる(愛捕寄り)⇒>>20
 
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