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|  運命の選択 ( No.20 ) |  | 日時: 2010/10/14 13:04名前: ラギア
 
《ルート⇒ラギア》《選択分岐⇒B…寝たふりをしてみる》
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 ………………
 
 我は寝たふりをしてみる事にした。
 
 「こっちに行こうかな…」
 …カッ…カッ…カッ…
 
 人間はこちら側に来たらしい、もうすぐ我に気が付くだろう。
 
 …カッ…カッ………
 
 足音が止まる、気が付いたらしい。
 
 「ひっ……何だ…寝てるのか…」
 
 人間は一瞬は怯えたものの、どうやら興味を持ったらしい、我の側に近寄って来た。
 「ドラゴンなんて初めて見たな…」
 
 この人間は我ら竜族を初めて見るらしい、だからあまり警戒もしていないのだろう。
 
 まあ、竜を見た事がある人間は珍しいが。
 
 しばらくして、人間はいきなり我に触れて来た。
 小さな手が我の背中を撫でる、別に撫でられて悪い気はしない。
 手は愛撫を続け、そのままゆっくりと脇腹に下ろされる、絹のシーツを敷いたウォーターベッドのように柔らかい腹は我にとって一番の弱点だ。
 
 「…柔らかくて気持ち良い…」
 〈!!?〉
 
 人間は不意に手を離したかと思うと、いきなり我が腹に背中を預けてしまった。
 よほど気に入ったのだろう…。
 
 「……………」
 
 ?、寝てしまったようだ、我に懐いたこの人間をどうするか…。
 
 《フン…仕方ない…》
 
 A…寝ている内に食ってやるか…(愛捕・消化)⇒
 B…別に我が糧としなくてもいいか…(愛捕)⇒
 C…寒そうだな…(捕食なし)⇒
 
 〈リンク先制作中〉
 
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