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運命の選択 ( No.19 )
日時: 2010/10/14 13:04
名前: ラギア

《ルート⇒ラギア》
《選択分岐⇒A…いきなり襲い掛かる》
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「ククク…」
静寂の洞窟に響き渡る声…

「うわっ!?」

視線の先に居る人間は突然の声に身体をビクッと強ばらせた。
この瞬間がなかなか好きだ、
我は人間がキョロキョロと周囲を見ているのを見て襲い掛かるタイミングを差し計る…

〈今だ…!〉

…バサアッ!!…ガッ!!…
「…ッ!?」

我は人間が向こう側を向いた時に素早く飛びかかった。
人間はこちらを向いたが、既に押し倒した後、最早、人間は抵抗しても無駄だな…

「…グルルル…」

「…ひっ…」

顔を近づけて低い唸り声を出してみると、人間は喉の奥から絞り出したような声を上げた。
目に涙を浮かべ、ガクガクと震える獲物を見るのは面白い。

「…た…助けて…」

「フン、馬鹿め…捕らえた獲物を逃がすような事をするわけないわ。」

だが、我が心の中には3つの考えがあった。

〈この人間もわざと入ってきた訳では無い…情けを掛けても…いや、このまま喰らってしまうのがいいか…だが…〉

我は人間をちらりと見た…そして…

《人間をどうするか…》

A…情けを掛ける必要性は無い…(鬼捕・消化・出血)⇒
B…フン…優しく食ってやるか…(愛捕・消化・蘇生)⇒
C…別に殺さなくても良いよな…(愛捕)⇒

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