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少女と怪物と猫鼬と兎達
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A「・・・本当に大きいな・・・」
エ「これ本当に回せるの?」
塔の大きさを知らなかったメンバーから、続々と不満の声が上がる。
Z「まあ、一応やってみようぜ・・・」
M「・・・・・・」
ミナの くろいまなざし!▼
とでも言えそうなほど、黒い顔でザグをにらみつけている。さっきからその視線のせいで調子が出ていないようだ。
パ「・・・(オレはどうやって回せばいいんだ?彼らのように2足歩行はできないし・・・)」
A「体をすり付けるとか、足一本でもいいから回すとか、いろいろ方法があるだろう」
パ「ええっ!?」
心をここまで読まれたことは今までで初めてで、驚いてアリルの方を見て、近くにいたスザに聞く。
パ「おい、あいつどんな能力もってるんだ?」
S「お兄ちゃんは、『波導』という、生き物なら誰でも持っている物を自由に操り、それを使って心を読んだり、波導を塊にしてぶつけたりする能力を持っているんです。」
パ「おぅ・・・、なんかすごいな・・・」
このすぐあと、アリルが誰にもわからないように小さくガッツポーズをしていたらしい。(エシアちゃん談)
Z「よぅし、じゃあ回すぞ。パニシュとリュイが向かい合わせになって、エシアはパニシュの前。後はなるべく力が固まらないようにバランスよく並んでくれ」
R「じゃあ行くよー!」
エ「せーのっ!」
5分後
Z「まわんねえ・・・」
A「おい、本当にあってるのか?」
Z「おかしいな、合ってるはずなんだけどな・・・」
エ「ねえ、この取っ手みたいなのって何?」
エシアが塔の壁に何かを見つけたようだ。近くにいたミナがそれを調べる。
M「もしかしてこれを回すのかな?」
パ「じゃあ回してみろ」
M「ほい」
ゴリッ
「ええええ!?」
Z「おいミナ!?何、回してくれてんの!?」
M「え?だって・・・」
バカッ
取っ手の部分が外れ、中からモンスターボール程の大きさの球がでてきた。
R「ええ?これ?」
A「おそらく、このボタンを押すとでてくる仕掛けなんじゃないか?」
Z「・・・なんかつまんねえな・・・ 」
M「とりあえずこれ持ってさっさと帰りましょ?」
「そうはいかないぜ」
Z「!!!」
さっき出てきた洞窟の方角に・・・
「よォ」
ボスがいた。
Z「てめぇ・・・」
■作者メッセージ
ぴったり900文字。
ついにマイバチが完成!!後は紙ヤスリで調整するだけ・・・。
あと、お年玉でWii U買いました。弟とのお年玉も合わせたからできる芸当なのです。
<2013/01/05 11:36 ウインド×ラムネ>
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