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コラボ小説「不思議な館」
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− Meet in a new world −
『…ぅう、こ…こは?』
俺が気がついたのは、どこか分からない森の中。
周りを見渡すも、グランも…ミオスも…瑠璃の姿も…何処にも、無かった。
足跡が一つも無いことからして、近くに居たわけでは無く、最初から居ないようだ。
『と…兎に角、探さなくては』
立ち上がるが、激しい頭痛に膝を地面につく。
しかし、こんな痛みでうろたえている暇は無い。
俺は再度立ち上がり、フラフラして足取りで森の中、道なき道を歩き出す。
『剣…魔術書…全部…あるな』
ロングコート内側の物を確認する。
太刀…双剣…矢…魔術書…全てある。
頭痛が酷くなってきた。それに、世界が歪む。
否、ぐらつくと言うのが良いだろうか?とにかく、目眩もしてきた。
『グラ…ン…』
バタッ…
俺は、開けたとこに出た。そこは、どこかに繋がる道。
しかし、俺はその場で地に倒れる。
『皆…何処…だ…』
足音が微かにだが、聞こえる。森の中を歩いているのではなく、俺が倒れている道を歩いている足音。
誰だろうか?
グランやミオス、瑠璃のものではない。
『誰…だ?』
俺の意識はそこで途切れる。
足音は俺に近づき揺するが、俺の閉じられた瞼は開かない。
また、もう一つ足音が聞こえてきた。
これは聞いたことがある。
確か…名前は
■作者メッセージ
新しい世界での出会い
<2012/11/14 21:53 アハハ&ヘリオス>
▼作者専用
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