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幸せな日常
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− ケンカ 前編 −
〜シェアハウス〜
ジャック「ふざけんなよ、この野郎!!」
ジャッキー「悪かったって言ってんだろ!!」
珍しく、ジャックとジャッキーがケンカをしていた。
ジャローダ「一体何があったの?」
ジャック「こいつが、俺の大切なガラス細工を壊しやがったんだ!!」
ジャッキー「悪気はないって何回言ったら分かるんだよ!!」
ジャック「俺がどれだけ大切にしていたか分かるのかよ!?」
ジャローダ「何でそんなに怒ってるの?」
ジャック「俺の… 俺の親父の形見だったんだ…」
ジャローダ「そうだったの…」
ジャッキー「そんな物があるから親父を忘れられないんだろ!! お前はそんなに小さい奴だったのかよ?」
ミロカロス「ジャッキー!! 言い…」
ミロカロスがジャッキーを叱る瞬間、ジャックの怒りは頂点に達し、ジャックはジャッキーを渾身の力で殴った。
ドゴッ!!
ジャッキー「ッ… イってーな!!」
ジャック「フーッ… フーッ…」
ジャッキー「やりやがったな、この野郎!!」
ジャッキーもジャックを殴った。
バキッ!!
ジャック「うぅ… クソッ!!」
ジャローダ&ミロカロス「そこまでよ!!」
ジャックにはジャローダが、ジャッキーにはミロカロスが巻き付いて殴り合いを止めた。
ジャック「放せ!! 放せよ!!」
ジャッキー「来てみろよ、ブッ飛ばしてやる!!」
ジャローダ「これじゃきりがないわ。」
ミロカロス「悪いけど、一度気絶してもらうわ。」
ジャック「クソッ!!」
ジャッキー「させるか!! 覚せ…」
ギュウウゥゥ!!!
意地でジャローダを振りほどこうとしたジャック、
覚醒を使ってミロカロスを振りほどこうとしたジャッキーだが、
ジャローダとミロカロスに気絶させられてしまう。
ジャック「く…ソ…」
ジャッキー「て…めぇ…」
ガクッ。
ジャローダ「あんなに仲のいい二人がケンカするなんて…」
ミロカロス「ジャックには、それほど大切な形見だったのよ。」
〜30分後〜
ジャックとジャローダ、ジャッキーとミロカロスは
各自の部屋へ戻った。
〜ジャック&ジャローダの部屋〜
ジャック「…」
ジャローダ「いきなり締め落としてごめんね。」
ジャック「…」
ジャローダ「お父さんの形見が壊れたのはショックでしょうけど、もうそれは元には戻らないの。」
ジャック「…」
ジャローダ「いつまでも悲しんでちゃだめ。だから… 前を向いていこう? 」
ジャック「… ちょっと一人にしてくれないか…?」
ジャローダ「…分かったわ。」
ジャローダは部屋を出て、居間に向かった。
そこにはミロカロスがいた。
ミロカロス「ジャックの様子は?」
ジャローダ「全然ダメね。」
ミロカロス「相当ショックだったんでしょうね。」
ジャローダ「ジャッキーは?」
ミロカロス「相変わらずね。」
その時、アレンが買い物から帰ってきた。
アレン「ただいま〜。」
ハクリュー「荷物重た〜い。」
ジャローダ「…」
ミロカロス「…」
アレン「二人とも、どうしたの?」
ジャローダ「実はね…」
…………………………………………………………………………………………………………………………
ジャローダ「…というわけなの。」
アレン「…そうか。」
ミロカロス「どうにか出来そう?」
アレン「話を聞くかぎり、一人にしておいたほうがよさそうだな。」
ジャローダ「私はいちゃだめ?」
アレン「う〜ん、何かあるのか?」
ジャローダ「任せて♪」
大ケンカをしてしまったジャックとジャッキー。
ジャローダ達は、二人の仲を取り戻す事ができるのか?
「ケンカ
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