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会合2
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ゼロ「てんめえええええええええええええええええっっっ!!!」
トラン「や、やめろ…!敵わない…」
ホール「そ、そそそうですよ!落ち着いて…」
ゼロ「があああああっっ!!離せええええええええ!!!!!!!」
ルギアに飛びかかろうとするゼロの肩を、なんとか抑えている2人。ルギアはクスクスと笑っていた。
ルギア「…人間とはこんなものなのか?」
ゼロ「やかましい!くそ…おいホール!あれ使え!今すぐにだ!」
ルギア「あれ?」
ホール「わ、、分かりましたから落ちついて下さいっ!!」
ホールは踵を返し、10m程離れた所まで走っていった。ルギアは何が始まるのか興味深いようだ。
ガチャガチャ…カチ、カチン…
ホール「えーっと…ここを…こうして…」
ホールはそこで座り、背中の荷物を下ろすと、中から銀色の塊を取り出し、組み立てだした。
ゼロ「おいまだか!?トロいんだよ!」
ホール「…っ…出来ました!」
ホールの組み立てたのは…
ゼロ「お、おお…これなら…」
携帯式対戦車用バズーカ。これくらったらルギアもただでは済まないだろう…
トラン「よくまあこんな短時間で…」
ホール「最新式ですから。よし…」
ホールは銃口をルギアに向けた。ルギアが笑っているのが怖いが…
ルギア「…私を撃つのか?人間。」
ホール「ひぃ…ぼ、僕は悪くない!ゼロさんの命令ですっ!」カチッ。
何も起こらない。
ホール「あ…弾が…」
ルギア以外全員がずっこけた。まさか…このタイミングで…
ホール「ご、ごごごめんなさい!!すぐに…」
ゼロ「この……とっととしろぉ!!」
ホール「は、はいぃ…」
ホールは弾を探し始めた。
ルギア「おいバルス?」
バルス「な、なななんだよ…」
すっかり忘れさられていたバルスが顔をあげる。
ルギアは3人は聞こえないよう小声で話しかける。
ルギア「お前…{くろいてっきゅう}という道具を持っていないか?」
バルス「え…持ってるけど…何に使うんだ?」
ルギア「フフ…後で分かる。」
ルギアは鉄球を受けとると、ちょっとだけ抱きしめた。ぷっくりお腹が再び顔に押し付けられた。
バルス「うぁ…むう…」
ルギア「やはり素直で優しい奴はいいな。
心から好きになれる。」
バルス「うむぅ……え!?」
だがその真意を確かめる時間はなかった。
気がつくとルギアは3人の方を向いている。
だが気がかりな事が1つ…
バルス(あれ…鉄球、渡したよな…?)
ルギアに渡したはずの鉄球が、消えていた。もう何かに使ってしまったのか?…
ホール「よ、よし!これで…」
銃口を再びルギアに向けるホール。今度は自信に満ち溢れていた…
ホール「撃ちますよ!」
ルギア「とっとと撃て、面倒くさい。」
ホール「くっ…そんな事言ってられるのも今の内ですよ!?」
ホールは引き金に手をかけた。
ホール「10…9…8…」
わざわざカウントまでするのかと、ルギアは笑みがこぼれる。
バルス「あ…あった…」
黒い鉄球が見つかった。その場所は…
銃口だった。
■作者メッセージ
…あの…これはいったい…
ルギア「今回が何故、「2」になったのか尋問………いや、拷問するためだ。」
ひいぃ…分かった分かった!言う言う!
いやだってルギア編は別にしたかったし…
…ってか長くなるとDSiで書いてる僕には辛いんだよ!!
ルギア「カイオーガ?」
「はーい♪」
ルギア「やれ。」
「はーい♪」
いやいやいやいや…白状したのに何で!?
ルギア「以上で尋問会を終了する。」
ルギア〜〜〜〜!!!!見捨てないでえええええ!!!!
カイオーガ「さてと…」
ひやり…
カイオーガ「頂きます♪」
<2011/05/15 14:34 ロンギヌス>
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