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会合
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四天王専用会議室にて…
ルギア「では、人間を追い出すというのでどうだ?」
ギラティナ「どうせまたくるさ…蟻みたいに。」
ゼクロム「蟻はねえだろ……説得は?」
カイオーガ「ムリだねぇ〜♪人間だし。すぐにてっぽうとかボールとか投げてくるよ。」
四天王限定会議開始から3時間後…
ルギア「では、決定内容を発表する。
人間がいる3の島をギラティナが担当。
追い出せ。」
ギラティナ「結局そうなるのか…」
ルギア「…次、船舶担当、カイオーガ。」
カイオーガ「えー。」
ルギア「うるさい。次、海中の調査船、これは私が担当する。」
カイオーガ「楽なのとったぁー!」
ルギア「楽な訳あるかぁ!海中だぞ!?……まぁいい、最後はゼクロム。お前は……まあ適当に。」
ゼクロム「なんだよそれ!差別か!?」
ルギア「区別だ。」
ゼクロム「ひ…ひっでぇ……」
ルギア「質問はあるか?」
カイオーガ「はーい♪」
ルギア「珍しいな…何だ?」
カイオーガ「実力行使はOK?」
………………
ルギア「…ま、まぁどうしてもという時ならな。だができるだけ抑えろ。」
カイオーガ「チェッ…」
ルギア「もうないか?…ないな?
よし、作戦開始時刻は朝8:00。連絡は以上だ。」
ふ〜っ……
会議室の空気が軽くなったようだ。
流石に三時間はきつい…
カイオーガ「そういえばゼクロム〜。
この前イッシュ行ってきたんでしょ?お土産ちょ〜だい♪」
ゼクロム「あ?ああ…忘れてた…」
ゼクロムは近くに落ちている特大サイズの紙袋をつまみ上げると、中をゴソゴソとまさぐった。
ゼクロム「えーっと…あ、これがギラティナだな。」
ギラティナ「あ、ありがとう…」
ギラティナに手渡されたのは、大きなほしのかけらだった。美しい虹色に輝いている。
ギラティナ「す…すごい…」
ギラティナは少し顔を赤くしながら、かけらに見とれている…
ゼクロム「気にいったか?…あと…これがカイオーガのだ。」
カイオーガ「やった〜♪」
カイオーガがもらったのは神秘のしずく。
ほしのかけらに負けず劣らず光っている。
まるで海の結晶のようだ…
カイオーガ「わぁ〜ありがとね〜♪」
ゼクロム「いいって。んで…これがルギア。」
ルギア「わ、悪いな…」
手を広げると…
「フエンせんべい」特価105円
ルギア「なんじゃこりゃああああああああーーー!!!!(しかもちっこ!)」
ゼクロム「なにがだよ。」
ルギア「何がじゃないわ!宝石、宝石ときてなんでここでせんべいなのだ!?」
ゼクロム「お土産もらって文句いうなよ、大人気ないぜ?」
ルギア「はるばるイッシュのお土産がせんべいっておかしいだろう!?」
ゼクロム「日頃の行いだな♪」
ルギア「しかもこんなのどこで……まさか!」
ルギアは目を細め、せんべいのパッケージを見る。
〜賞味期限2008.03.15〜
ゼクロム「いやーお前の分忘れててさぁ〜。とある街のとあるゴミ箱からちょいちょいと…」
ルギア「…この…!!」
四天王とは思えない喧嘩が始まるが、仲がいいのも確か。そして……
明日、おいしい作戦が行われるのも…確か…
<2011/05/15 14:15 ロンギヌス>
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