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Lunatic Diamond
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− 導かれるままに・・・ −
「私に……食べられたくなぁい?」
また、それか。
答えは一点張りだ。もちろん……
「レムリアさん……僕を優しく食べてください」
僕は自分自身を酷く疑った。
そう……僕はあの甘美な吐息によってレムリアさんの誘惑に呑み込まれていた。
完全にレムリアさん自身に魅了されてしまっていた。
レムリアさんに舐められる。
レムリアさんに甘噛みされる。
レムリアさんに呑み込まれる。
レムリアさんの胃袋に収まる。
それがどんなに幸福な事か。
それ以上は何も考える事ができない。
レムリアさんに捕食される事がこの上ない幸福に感じられて仕方が無い。
頭の中を駆け回る妄想という名の現実は目の前に、手の届く所にある。
「フフ……素直な仔ね♪」
レムリアさんの舌が体全身を舐め上げた。
「美味しい♪ 中々、イケるわよ貴方♪」
<2011/07/31 10:12 セイル>
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