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肝試し
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サバ「02030905・・・・・『黒』か!」
暗すぎて鍵が全部黒色に見える・・・ええい!この際勘で。
ガチャ・・・
サバ「俺って運がいい。」
やっぱり日ごろの行いがいいんだな♪ってそんなことより・・・
サバ「ここまで来たのにセイレーンたちに会わないのが気掛かりだな・・・・大丈夫なのか?」
もっとこの先に進めば分かることだしいいか・・・
コツ・・・コツ・・コツ・・・コツ・・・
一方『絵本』を探してる悪霊はというと・・・『絵本』の前で怒り狂っていた。
悪霊「これが・・・あいつが言っていたある『もの』か?ただの絵本じゃないか!バカにしやがって!」
悪霊はそう言って『絵本』に触れた。その瞬間!
悪霊「あれ?・・・なんか・・・眠い・・・・zzzzzzzzzzzzzz」
悪霊はその場に倒れ、眠りについた・・・
脱落者を所長室に連れて行こうとしているカルたちは・・・
隠し通路を『宵闇の絵本』の話しながら歩いていた。
カル「オウモルトの遊び道具になったあの悪霊には永遠に寝てもらうしかないな。」
ガイツ「あれ?『首吊り』じゃないんですか?」
オウ「この階は『永遠の眠り』なんだよ。お前の階と一緒にするなアホ。」
ガイツ「また言った!」
オウ「何度だって言ってやる。アホ、アホ、アホ、ガイツのアホ。」
カル「少しは黙るということを学べ!このバカども!」
カルはガイツたちに怒鳴る。
ガイツ「はい・・・それにしてもあの『絵本』には何が書かれてるんですか?」
オウ「それは俺も気になっていた。」
カル「お前らが気にしなくてもいいものが書かれている。だから気にするな。そして俺とプルート以外の者には触れさせるな。」
イラついているのかカルは不機嫌気味の声でガイツとオウモルトに忠告した。
ガイツ「ハーイ。」
オウ「・・・・・・・・・・・・チッ。」
カル「分かったな。オウモルト・・・」
オウモルトはカルの忠告が気に食わなかったのか舌打ちしたがカルの今までに見たことのない笑顔を見た瞬間、背筋に嫌な寒気が走った。
ガイツ「そういえば『絵本』に触れたときに起こることが階ごとで違うんですね?だったら二階と五階以外の階はどんなことが起こるんですか?」
カル「知りたいのか?」
オウ「それぐらいは良いだろ?」
カルはため息を吐いてから言葉を紡いだ。
カル「ハァ〜・・しょうがないな・・一階は・・・『火炙り』。三階は・・・『吊るし』。四階は・・『水責め』。六階は・・『心臓を抉り取られる』。」
ガイツ「えぐいですね・・・」
オウ「俺のところはマシだな・・・」
オウモルトはホッと胸をなでおろしながら言う
ガイツ「あれ?七階は?」
カル「七階は・・・『磔』・・・」
オウ「マジでか・・・」
ガイツ「あの『絵本』ってすごいんですね・・・カル所長の話聞いてたらもう触れたくないや・・・」
カル「最初から言ってるだろ!」
カルの怒鳴り声が通路に響いく。
オウモルトはそれが癪に障ったのかカルに向かって怒鳴った。
オウ「うるせえ!少しは周りを気にしろ爺!」
カル「誰のせいでこんな大きな声を出してると思ってるんだくそガキが!」
オウ「何だと・・・俺のどこがガキだというんだよ!くそ爺!」
カル「そうやって反論してくるところがだよ!少しはマシな反論もできんのか!」
カルとオウモルトはそんな言い争いを開始するがガイツが止めに入った。
しかし・・・
カル・オウ「ガキは黙ってろ!これは俺たちの問題だ!」
ガイツは二体に一蹴されスト
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