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竜との日常{続編}
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− 真実 −
ネ「…………………………」
ワイワイと皆で賑やかになってる中ネージュはと言うと一人でスタスタと洞窟の奥へ進んでいた。そこでたどり着いた先はまるで学校の図書館みたいに本がたっぷりある空間へ着いたのだ
ネ「え〜っと、これ〜いや、これじゃないわ、どこにあったっけ、ヴァルの資料は」
何冊かのある本の題名をチラッと見てはしまいチラッと見てはしまう、その繰り返しだった。それを何度か繰り返してるとようやく一つの資料に目が入るとネージュの手の動きが止まった
ネ「あったあった、ヴァルについての資料が」
ページの重く古いせいかカビ臭くなっているもネージュはお構い無しに本をパラパラとめくっていた
ネ「えっと、はるか昔に砂漠の住民である魔王が世界全てを支配しようとした時代に、人々に災害をもたらした一匹の龍がいた」
と真面目そうな顔で見ていて
文字をスラスラと読み続けてた
ネ「その龍の名は火龍ヴァルバジア。その炎の体にて火山に住み着き灼熱のマグマの中で大暴れをし火山に大噴火を起こし世界を溶岩の海に変えて全てを飲み込もうとした邪悪なる龍であった。が、そこに一人の勇者が現れその邪悪なる龍の首を切り飛ばし一つの平和が戻った」
と真剣そうに音読をしていて
ネ「だが、その勇者はヴァルバジアの亡骸を見て悲しみに溺れていた…か」
と音読が終わり、ネージュは本をパタンと閉じて本棚にしまいこみ
何もなかったようにその場に去った
ネ「あの魔王の手先、あのヴァルって子も面白い龍ですこと」
微笑んでいてみんなのところへ戻って行った
これからもどんなことが起きるのかはまだ先のこと
■作者メッセージ
更新めちゃくちゃ遅れた
これでようやく分かるかも?
<2012/03/08 23:00 スイト>
▼作者専用
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