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竜との日常{続編}
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− 新たな住人 −
ス「お〜い出してよ」
グ「断る。さっさとお前を喰ってやるよ」
ベロ…グチュゥ…ビチャ…ビチャ…ニュチュウ
グライフの口内に閉じ込められたスイトは手でポンポンと牙を叩いてお願いをしたが舌で塞がれてしまい暴れようとするも動きを封じられていてしまいただ体を味を奪われグライフの思うのままにされていた
ベロォベロォ…ブチャ…ニチャ
ス「うわあああ」
グ「クク、お前も良い味をしてるではないか」
ス「そ、そりゃどうも」
ヌチュ…ムチュムチュ…
ス「ぐえ…」
舐め回されてる内にグイッと舌と口内の肉に力強く押し込まれスイトは苦しそうにしてしまい弾こうにも舌の力に負けてしまい苦痛を味あわされた
グ「(どれ、もっと苦しめてやるか」
ギュゥ…グググ…
ス「く、ああ」
ボチャン!
ス「…!!」
グ「ククク、実に楽しいな」
舌にグルグルと巻き付けられ骨がミシミシと悲鳴を浴び、牙で背中に食い込まれて傷の悪化がしたり散々な目に会う
そしてとどめに唾液に沈められて呼吸ができなくなってバタバタと抵抗を起こすも大量の唾液を飲まされて下手をすれば窒息をしてしまいそうだ
ス「う、げほげほ!」
グ「遊びも飽きてきたな。そろそろ呑み込むとするか」
ス「ああ…」
ダランと舌に持ち上げられ
頭から喉の穴に直行しズルズルと喉肉に包まれていった
ゴクリ…
グ「ゲフッ…ごちそうさま♪」
シュ「………………………」
グ「ん、何だシュルツ?」
シュ「いや、何でもない」
満足げにゲップをして膨れた喉はすぐにお腹に送られていた
外にいるシュルツも心配そうにグライフのお腹を見ていて出してあげるよう頼みたいが自分の命に危機が迫りそうなのでここは黙っておくしかなかったのだ
グチュ…ズチャアァァ
ス「う…つ、着いたか」
胃袋にようやく到着。入った獲物を消化し、自分の糧としてしまう恐ろしい空間
そんな場所がスイトは好んでいるが今日は灰色の竜グライフの胃袋なので少し恐怖を感じていた
ス「えっと…どれどれ」
こうなれば仕方なく
胃壁にパンチしたり蹴ったりして暇つぶしをしていた…が
それをすることも許されずスイトの足元にはある液が満たされていた
ス「え、こ、これは…まさか」
気づいた頃にはもう遅い。いつの間にか胃液が俺の足を覆ってジュウウウと焼ける音が出ていた
ジュワアアアァァ!
ス「あああ…あ、熱い。ぐ、グライフ〜」
グ「ん、何だ?」
ス「と、溶ける〜だから止めて〜」
グ「悪い。俺がそれを止めると思ってるのか?」
ス「い、いや…それは」
グ「そういうことだ。俺の糧となってもらうぞ?スイト」
ジュウウウゥゥ…
ス「くああああああ」
胃液は止まらずに大量に溢れていき
どんどん体の形も崩されていき服や骨も一つ残さずに消化された
グ「ククク、息の良い獲物だったぞ」
シュ「グライフ!中にいる者は無事なのか?」
グ「いや、もうとっくに消化してるぞ?」
シュ「そ、そんな…何てことを」
ネ「ああ、それは問題ないわ」
シュ「え、それって…どういう意味ですか?」
ネ「こういうことよ」
死んだのを確認したネージュは
二人の目の前で魔法を唱えてスイトを蘇生した
シュ「な、今のは一体?」
ネ「蘇生っと言ってね。例え命を落としてもこれですぐに生き返ることができる魔法なのよ」
シュ「ま、魔法?」
グ「ほう、生き返らせることができるのか…それは便利だな」
ネ「そうでしょ?食って消化しても蘇生してまた食う。これがいいのよ♪」
グ「ふん
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