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竜との日常{続編}
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− 双子の友情 −
チュン、チュン
ス「ん…」
時は朝…スイトは目を覚ました
あれ、俺は確かシンのお腹で寝てたんじゃ…
洞窟にいるって事は出してくれたのか
ス「おはよう…ロイ…シン……ってあれ?」
辺りをきょろきょろ探してもロイとシンの姿は見当たらなかった
ジェ「双子の子竜の事か…お前を吐き出して寝てる間にそろそろ帰らなきゃと言って飛んで行ったぞ」
ス「え、そうなんだ…」
あの子竜達が帰った事にちょっと残念な気がした
「(とはいえ…暮らす所が違うからな…)」
仕方ないかとスイトは思い
ゆっくりとジェネラスに近づくと手に捕まり
ジェネラスのお腹にぼふっと落とされる
ジェ「双子がいなくなって寂しいのか?」
ス「いや…別に…」
ゴロゴロと寝転びながらそう答える
ジェネラスの手はスイトをポンポンと置いてくる…
ス「また会えればいいだけさ」
ジェ「そうか…」
ス「それでさ…ジェネラス」
ジェ「?」
ス「今日はジェネラスの中にいていいか?」
ジェ「……良かろう」
ガシ…グパアアァァ
すると俺を掴み
どんどん上へ上がっていくと
待ち構えたかのような大きい口がスイトへ接近していき
バクン…ング!ング!…ゴクリ
ジェ「ふう…」
ズニュウ…グニュ…ヌチ…ニチャ…ズズズ…
ドチャ…
ス「ふう…着いた着いた」
胃袋に着いた俺は早速ゴロリと寝転ぶ
するとジェネラスの声が聞こえ
ジェ「今日はゆっくり休んでおけ」
ス「うん、分かっ…ってちょっと待って!」
ジェ「何だ?」
ス「いつもの奴…いい?」
ジェ「いいだろう…」
ズニュ…ズリ…ズチャア…ヌチュ…ムニュ…グニュ…
ス「ひゃ〜」
体中に違和感を感じ、スイトは下を見つめる
それはスイトをどんどん胃壁の中へと沈み込んでいたのだ
ス「うっひゃ〜これがまた…」
胃壁に沈んでいきスイトははっと目を開ける
そこは視界がほぼピンク色の世界だった。
グニュ、ヌム、ムニュ、ヌチ、モニュ…
ス「あは♪……もう…最高」
身動き取れない中
がっちりと張り付いている柔肉はスイトの体全体を揉みほぐしていく
体の力は抜けていき何時も揉まれる内に意識は途絶えた
翌日
ス「…………………」
起き上がるとジェネラスの胃袋だ…
俺は上を見上げてジェネラスに声をかける
ス「ジェネラスー…ジェネラスー!!」
ジェ「Zzzzz……む?」
ス「そろそろ出してくれない?」
グチュ…ニチュ…クチュ…ムチムチ…ズズズ…
ドチャ!
吐き出してもらい
体中の唾液も消してくれた
ス「じゃ、行って来る」
ジェ「うむ…」
そう言い洞窟の出口へと歩き出した
ス「最近お疲れ気味かな…」
肩をぶんぶんと回しながら言い出し
外へ向かおうとする…
ベロォ!!
粘ついた感触が体中に伝わる
ス「んん…なんだ?」
ロ「スイト兄ちゃん♪」
シ「遊びに来たよ♪」
ス「え…あ…」
目の前にはあの子竜がいた
ス「な、何で?」
するとシンはスイトに抱きしめてくる
シ「スイト兄ちゃんは僕達の友達だから…大好きだから…」
ス「そっか…」
ガシ!?
後ろからロイがスイトを引っ張ると
舌舐めずりをして口を開けていた
ロ「これからも遊びに来るから♪…今度は俺が頂きま〜す♪」
ス「え、ロ…」
グパァ…バクン!
ヌチュヌチ…ペロペロ…ニチャニチャ…
ネチネチ…グチュ…ネチョリ…レロレロ…ゴクン!
ロ「ごちそうさま♪」
シ「あ、ずるい!」
怒るシンにロイは牙を見せて笑う
ロ「だってスイト兄
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