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とある草原にて − 旧・小説投稿所A

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とある草原にて
− 獲物を狙う影 −
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鹿が遠くへ行ってしまうと、ロボットたちは、目を赤く光らせ、その場で、鹿の分析を始めた。
その後、分析が完了すると、卵型の容器についている赤いボタンをロボットたちは、長いアームで押した。
その時、卵がひび割れ、内部から、巨大な大蛇が首をもたげあげた。
その体は、ずんぐりとしていて、体長が二メートルもあった。
模様は、黒いぶちがあり、青やら黄色やらが混じっているぶちもあった。
ロボット達は、その蛇を見上げ、その後、こんな意味の会話をしだした。
「ツイニスガタヲアラワシタカ…ワガシモベヨ…。」
「オマエハ、セイブツヘイキトシテウマレテキタノダ、コノヨノセイブツヲホショクスルノダ」
「アノシカノブンセキハスンダ、サアオソエ、オソウノダ」
その話を聞いた大蛇は、真っ赤な目を細め、赤い舌で舌なめずりをした。


<2012/05/07 18:15 エヴァンゲリオン弐号機>消しゴム
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