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医者とモンスター − 旧・小説投稿所A

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医者とモンスター

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さて、私はリオレウスに助けられる。そして、この島は自分が流されて、モンスター達と出会った島だと確信する。あの時の森丘と同じ景色…何もかもかわっおらず、昔のままだった。
私は何よりもリオレウスに出会った事が嬉しかった。
彼も久しぶりに飛鳥と会ったので、とても嬉しそうに飛鳥に甘える。

ペロンペロ〜ン♪

「きゃ♪くすぐったいよ〜♪」

突然、彼は舐めるのをやめる。飛鳥はふと、疑問を感じ首をかしげ、彼を見つめる。
リオレウスは舐めて嬉しさを表現するより、もっと嬉しい事を表現しようと今度は飛鳥をくわえる。
その行為に驚いた飛鳥は、足をバタつかせ、もがいた。しかし、それはあっという間に止まる。
彼が優しく噛みつく行為…甘噛みだと分かった。飛鳥は抵抗せず、彼の嬉しさを受け止める。
彼の口内は、ジメジメしてちょっと鉄臭い…しかし、そんな事は気にしなかった。
彼は、舌を器用に使い飛鳥の頬を舐める。甘噛みと舐め、どちらも彼女に快感を与える。

「あう…リオぁぅ…レウスぅ…♪」

彼女口から漏れる、快感の声。
それを聞いたリオレウスは上を向き、彼女を飲み込む態勢に……
もちろん、飛鳥は抵抗せず彼に身を任せる。頭から彼の食道に落ちて行き…

ゴクン…


『ギュウルル〜♪』

ムニムニと彼女をリオレウスの胃へと送る。彼の食道はとても狭く、息を吸うのがやっとって位…
リオレウスの膨れた部分が喉からお腹へと落ちていく。

「…………ぷは…」

胃に着くと、飛鳥は足から着地しようとするが、上手く出来ず頭から落ちてしまい…彼の胃壁に埋まってしまう。
バタバタと足を振ってどうにか抜けないか…
リオレウスはそんな事が有ると気付かずに膨れたお腹を押してしまう。

ムギュゥゥゥ…

「んんん!!!!」

彼の胃に飛鳥の型が出来上がる。『手も足も出ない』って言うのはこう言う事だと飛鳥は思う。

『ギュウル♪』

リオレウスは、楽しそうに自分のお腹をムニュムニュムニムニと押している。
しばらく、彼のお遊びに疲れたのか、飛鳥はそのまま眠ってしまう。
微かに聞こえる彼女寝息。
リオレウスはその音を聞くと空に向かって大きく羽ばたき、自分の巣へと飛んでいく。















しばらくして…

「ん〜……あれ?…」

飛鳥は目を覚まし、起き上がるとリオレウスの胃ではなく、洞窟の中でリオレイアのお腹の上だった。リオレウスは多分…昔と同じ、洞窟の出入り口を番しているのだろう…

『グルル…グルルルル♪』

彼女は飛鳥に向かって『おはよう…お帰りなさい』と言っているようだ。
ペロンと飛鳥の頬を一舐め。

「キャ♪も〜♪…ただいま♪」

照れ恥ずかしがりながら微笑み、ちょっと小さい声で言う。



<2013/03/28 23:50 シャビー>消しゴム
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