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VD 2 〜人と竜とプラシーボ〜 − 旧・小説投稿所A
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VD 2 〜人と竜とプラシーボ〜
− 1 〜夜捕食〜 −
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※いきなりTail Vore表現があります。注意して下さい。

「フェリア〜、居る?・・・おっかしいな。どこ行ったんだろ・・・」

ある日の夜の事・・・僕は、普段なら寝室にいるはずの居候の姿を探していた。
僕の家はそれなりに広い。が、彼女が1階の居間まで行くとは思えなかった。
どんなに暇でも、いつもこの部屋に居たのだから・・・
だが、現に彼女は・・・居候竜、フェリアの姿は見当たらない。

「・・・まあ、いっか」

気にしてもしょうがない。そう考え、僕は寝ている弟をまたいで、床に敷いてある自分の布団の上へと向かう。
そこでいつものように、弟らのせいでグチャグチャになってしまっている掛け布団を直し、消灯する。
そして目を閉じ、眠りにつこうと・・・

「んっ・・・!?」

「フフフ・・・捕まえた♪」

「フェ、フェリア・・・」

布団の中で目を閉じた瞬間、床からピンク色の腕が飛び出し僕に抱きつく。
まるで心霊現象みたいな話だが、壁をすり抜ける能力を持っているフェリアなら、あり得ない事ではない。

「私に捕まったらどうなるか・・・分かってるわよね、想ちゃん?」

竜人姿の彼女は、姿勢を変え僕の上へと馬乗りになり、優しげな笑みを浮かべてそう言う。
だが、それに見とれてはいけない・・・隙を見せれば、何をされるか分かったものではない。

「んぁぁ・・・!」

・・・そう、自分でも分かっていたはずだった。
だが迂闊にも、僕は隙を見せてしまい・・・首筋に彼女の舌が触れる。
それに反応し、自分でも恥ずかしくなるような声が僕の口から漏れる。

「フフ・・・やっぱり貴方は美味しいわぁ・・・何度味わっても、やめられないとまらない♪」

おいおい・・・僕はかっぱえびせんか。

「・・・そこなんだけどさ、本当に・・・旨いの?今日風呂に入ったんだけど・・・」

「あら、私が嘘をついているとでも言うの?」

「いや、そうじゃなくて!・・・自分で自分の体を舐めても汗の味しかしないしさ、僕は毎日風呂に入ってるから。
 ・・・本当は、不味いけど我慢してるんじゃないかと思って・・・」

以前、自分の腕を舐めてみた事があった。だがその味は・・・はっきり言って、無味に等しいものだった。
汗による塩気はあったが、それは本当に微かなもの。とても旨いとは思えない・・・
汗による塩気があっても不味いのに、今の僕は先程風呂に入っている・・・当然、僕が美味しい理由なんてないはずだ。

「・・・そりゃあね。貴方の事だから、味があるかどうか疑いながら舐めたんでしょう?
 だったら塩気だけして当然よ」

「へ?」

「プラシーボ効果って知ってる?精神が肉体に影響を及ぼす現象で・・・って知ってるかしら?」

「うん・・・まぁね。聞いたことはあるよ」

プラシーボ効果。またの名をプラセボともいうこの現象は、
例えば、風邪薬だと偽ってのど飴を飲ませると風邪が治ってしまう"偽薬"として知られている。

「他に、目隠しをした被験者に熱した鉄棒を押しつけると言ってから、
 熱していない鉄棒を押しつけたら火傷の症状が現れるって話も・・・」

「そう・・・そこまで知ってるのなら分かるでしょう?貴方の優しさや恐怖心や快感で味が出てくるのよ・・・例えば、こんな時とかねっ!」

「あっ!・・・」

その直後、また首筋に舌が這う。
その不意討ちのような感覚に、またしても声を上げてしまう僕。
だが今度は、それで終わりはしなかった。舌先は僕の顔へと移動し、嫌がる僕を無視し顔を唾液で濡らしていく。
押し退けようにも、手は体ごとフェリアに抱かれ、動かすことさえ出来ない。
結局、またいつものように弄ばれてしまっているのだ・・・彼女の"獲物"として。

「ちょ、ま・・・ややや、止めい!」

「止めるわけないじゃない。今日もしゃぶり尽くしてやるんだから・・・♪」

そう言うと、彼女は竜人姿のまま僕の頭に食いつき、そのまま呑み込もうとし始めた。

フェリアの竜人化は、ファンタジーでよくあるような魔法のたぐいではない。
半生物半機械である彼女は、体を構成する金属骨格や体組織等を折り畳んだり縮める事で体を小さくし竜人姿となる。
そのために、喉や食道の肉壁は竜の時の大きさにまで延びる余裕があり、例え竜人姿だろうと竜姿と同じように
獲物を喰らう事が出来る。

「nnnー!!!」

とは言っても、竜人姿の口内は狭く、当然・・・キツイ。
呼吸を妨げられた苦しみと、顔に直接舌が当たって舐め回してくる快感とが交錯し、
なんとかこの状況から逃げようと、僕は激しく暴れ始めた。

『こ〜ら、落ち着きなさい・・・悪い子ねぇ全く』

お前がその元凶を作ったんだろが。
というツッコミもしようがなく、彼女の口元に手をかけ必死で引き剥がそうとしていると・・・突然

『あっ・・・!』

「うぐっ・・・うう、すっかり濡れちまった・・・まぁ、別にいいんだが」

うまい具合に頭が抜け、それを枕が受け止める。その代償として、枕はフェリアの唾液で濡れてしまった。
幸いな事に、彼女の唾液は速乾性と強い殺菌効果、無臭という特徴が揃っている。洗濯の必要は無いだろう。

「・・・もう、せっかく良いところだったのに・・・想ちゃんが暴れるからぁ・・・」

「・・・あんな風に窒息しかかったら暴れて当然だろがっ!!」

貴方のせいよと言ってるようなフェリアに対し、怒鳴り散らす僕。

「はぁ・・・仕方ないわね。じゃあ・・・」

その怒鳴り声に対し、全く動じずにため息をつくフェリア。
その途端、足先にネバっとした暖かい感覚が伝わる。

「!?・・・ま、まさかこれって・・・」

「そうよ・・・下から食べてあげるわ想ちゃん・・・フフフ♪」

いつの間にか服が消され、全裸で布団の上に横たわる僕の足腰には、
彼女の尾口から伸びる触手がまとわりつき、既に膝までが犠牲となっていた。
足には、口以上の粘性と量、暖かさを持つ唾液がまとわりつき、ニチャニチャと嫌らしい音をたてながら揉みほぐされている。

上半身を彼女の腕と翼で拘束されているせいか、尾口は蛇と同じ方法を取りながらも驚く程の速さで僕の体を取り込んでいく。
尾口が足先を咥えてからわずか20秒ほどで僕の肩までもが取り込まれ、
辛うじて頭だけが尾口の外に出ているという状態に・・・

「ぬぅぅ・・・気持ちいいんだか気持ち悪いんだか分からんぜよ・・・」

取り込まれた体は、舌と同じように機能している触手や、しわのついた柔らかい肉壁で揉まれ、
寝袋の様な暖かさと、唾液による全身マッサージと、それによる不快感を同時に感じてしまう。

「さて・・・そろそろ、貴方を完全に呑み込もうかしら・・・♪」

その言葉の直後、尾口の唇が頬に貼り付き、僕の頭さえも取り込もうとする。
ひき剥がそうにも、手は体とともに取り込まれているうえに、肉壁の圧迫のせいで、動かすことさえ出来ない。
そのために、必死で頭を動かす。が、そうすればするほど、頭はどんどん尾口に取り込まれていく。

「フォ・・・ファファファ、ファッフェフヘ!」

顔の半分に唇が貼り付いているせいで、「ちょ・・・ままま、待ってくれ!」と叫んだはずが、くぐもった声と化す。

「だぁ〜め♪言ったでしょう、今日もしゃぶり尽くすって。
 後は、中でじっくり味わってあげるわ・・・想ちゃん・・・」

くぐもった僕の悲鳴は、辛うじて届く。が、"待って"はくれず・・・顔全体が唇で覆われた直後、頭の上で尾口が閉じる。
その瞬間、微かに「ごちそうさま♪」と言う声が聞こえ・・・僕の体が、一気に奥へと送り込まれていく・・・

尾口は、本来の口とは様々な点で異なる。
仮にでも"尻尾"であるために顎の骨などは存在せず、まるでタコのように、ほぼ全てが筋肉だけで動かされている点。
舌は明確な物が無く、獲物を巻き取る役割と兼用の触手が代わりだという点。
だが一番の違いは・・・唇が閉じ、外界から隔てられた瞬間に、尾口は"口"では無くなるという点。
例えさっきまで尻尾に開いた"口内"であっても、唇が閉じればそこは・・・獲物を弄び、揉み溶かす場所。消化管と化すのだ。

「nー!nー!!nー!!!」

尻尾の中では、胃のようにしわのある肉壁が、僕の目や鼻、耳、腕、足を包み、大量の粘液を使った揉み込みを行ってくる。
耳の近くで聞こえる、グチュグチュという粘液の泡立つ音。それにともない、全身を刺激してくるネチョネチョとした感覚。
最初こそ悲鳴を上げていたものの、次第に・・・その、お風呂の湯槽みたいな温かさとドロドロの粘液によって、
抵抗する意欲が失われていく・・・

「n・・・」

全身が取り込まれてから約3秒。たったそれしか経過していないはずなのに、僕は無抵抗になっていった。
呼吸も出来ないこの中で、苦しいはずなのに・・・僕は動こうとしなかった。いや、動けなかったのかも知れない。

そのうち、消化が始まっている事を知らせるかのように、僕の体が分かれる。
彼女の能力で痛みは感じない。が、突然下半身の感覚が消え、腰の辺りが熱くなっているのは感じる。
分かれた下半身がどうなっているのかは分からない。
だが・・・恐らく、尻尾で分泌されている膵液で揉み溶かされ、潰されているんだろう。
そして、上半身も・・・

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

気がつけば、揉み込む肉壁の触覚も、蠕動により聞こえていた音も、何も感じなくなっていた。
ただ、体全体が温かいのだけは分かる・・・いや、待て。
体?そんなものは有るのか?いや、それ以前に・・・今の僕って、生きているの?死んだの?
五感の中で、温覚しか感じない。いつの間にか、窒息の苦しみも消えている。
骨や内臓にあるはずの感覚も無い。やっぱり、僕は死んでいるのか・・・
いや、こんな事を考えている時点でそれは無いだろう。やっぱり生きて・・・
いや、でも、肉体を持たない幽霊のような存在の可能性もある・・・
結局僕は、この、光も音も無い暖かい世界で、どうなってい

ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピピッ・・・ピピッ・・・ピピッ・・・ピピッ・・・

「ん・・・ん?」

僕の思考を遮ったのは、朝に響くあの忌々しいアラーム音。
毎度のごとく、僕は布団の中でフェリアに抱かれ、横になっていた。この煩いアラーム音のなか、彼女はまだ眠っている。
僕は、またいつものように、彼女の腕を押しのけ時計に手を伸ばし、アラームを止める。
そして、僕を包む翼と厚い布団から抜け出し、今日の教科の用意を始める。

「あら・・・おはよう、想ちゃん・・・」

「あ、おはようフェリア」

しばらくして、彼女も起きてくる。いつもの朝・・・いつもの、日常。

「ん〜・・・じゃ、そろそろ下行くから」

「は〜い。行ってらっしゃい想ちゃん♪」

笑顔で言うフェリアに背を向け、僕は寝室から出る。
またいつもの、日常を過ごす為に・・・


どうも、gdgdなシーズン2の執筆を開始した想西です。
最後が微妙な終わり方ですが、第1話はこれで終了ですw
4328文字のこの話、当然1日で書き上げたわけではないので、
一部重複する内容とかがあるかもです。

前回は適当に書いてたので長引かせた箇所などありましたが、今回は原則
1話につき1捕食          
全部で4〜5話以内に収める          
という方針で書いていきます。
いやぁ、だって全話に捕食描写があれば最高じゃないっすか。
更新のたびにvoreが楽しめる♪
また、交流掲示板では10話以内ルールにいろいろ言ってましたけど・・・
やっぱ、守りたい性分なんですよ。僕。

プラシーボ効果は実在し、いくつかは未だに説明のつかない現象もありますが
鉄棒の例は漫画版【ジキル博士とハイド氏】からの引用であり、
実際には、火傷の症状や味の変化をもたらす程の効果は現れないとされています。
まぁ、事実で塗り固めたら面白くないですからね。小説は。
<2013/03/23 11:43 想西>
消しゴム
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