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酔いという名の狂気 − 旧・小説投稿所A

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酔いという名の狂気

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「ねぇ・・・。」




「起き・・・て・・・」



「・・・ん?」

「・・・あ、起きた。」

ファウスト達は、いつの間にかベッドに寝かせられていた。彼らが寝ていたベッドの側に、背中の体毛が黒いバクフーンの、ジェットが居た。

「まったく・・・二人共何なんですか!!誰もいないレストラン街のベンチの側で二人倒れてたんですよ!!本当に・・・びっくりしちゃいましたよ!!」

寝起き早々、説教を喰らう二匹。

「あら・・・私、あの後ファウストを抱いたまま寝ちゃったの!?・・・恥ずかしい・・・。」

「大丈夫だよ。誰も居なかったらしいし。」

ジェットはため息を一つつくと、部屋を出ていってしまった。

「さてと・・・。今何時?」

「えーと、午前5:00だな。」

「そう・・・♪じゃあ♪」

ボフッ!

グラムはファウストを抱き締めた。ファウストの体は彼女のモフモフな体毛に隠れ、見えないくらいになった。

「んんっ、んん〜・・・。」

「ふあぁ・・・まだ眠いわね・・・。まだ寝てよう・・・。」

グラムはファウストを抱きながら、手元のリモコンで部屋の電気を消した。辺りが暗くなる。

「ふむむ・・・お休み・・・っ。」

「フフッ♪」

少々寒い部屋の中。二匹は毛布を被り、お互いを抱きしめながら眠りについた・・・。


完結っ。早すぎるし短か過ぎるし駄文でしたが、見てくださって、ありがとうございました!
<2013/03/27 10:05 ファウスト>
消しゴム
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