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【保】夏の絆 − 旧・小説投稿所A

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【保】夏の絆

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夏休み
皆、色々な体験をしたりするんだろうな・・・
でも、僕達のは絶対に他の人のより凄いって自信がある!
あんな体験が出来るなんて・・・・
これは、僕の日記から抜粋する、本当に体験できたお話・・・

「わぁ~。気持ちいいね!」
「やっぱりこれ最高だよね・・・・」
「ふふっ♪ 騒ぎすぎて落ちてもしりませんよ?」
「約1名時既に遅しっすよ・・・」
「ちょ・・・のんびり言ってないで助けてよぉ!」

ここは海の真っ只中。

そこを航海していくのはラプラスの定期便・・・

その背中には4匹の姿が見えた
順番に、ゴルダック、ロッド、ガーディ、ニドラン♂である

彼らがなぜこんなところにいるか、話を遡ると

夏休みの直前

ニドラン♂がガーディに持ちかけた話が発端だった

「ねぇ、ガーディ。夏休み・・・僕のお爺ちゃんの実家に遊びに来ない?」

「ニドランさんの実家?」

「そっ。場所は海の真ん中にある孤島で、あんま人口とかは多く無いけどさ、自然が一杯でさ!昆虫採集とか目一杯楽しめるんだ!僕のお爺ちゃん、お婆ちゃん、大勢連れてきてもいいよって言ってるからさ、どうかな〜ってね」

「へぇ~、楽しめそう!ちょっと他の子に聞いてくるね!」

そう言って他の友達に話しかけたガーディ、そして、ロッドとゴルダックが反応して、今に至るというわけである

そして、みなでワイワイ言いながらの航海が終わり

「はい、とうちゃ~く!」

砂浜の近くまでラプラスさんが運んでくれて、僕達はラプラスさんにお別れを言った後、ニドランについて言ったというわけだ

そして、ニドランの実家につき・・・

「お爺ちゃん、お婆ちゃん、ただいま〜!」

ニドランの元気のいい声が響くと・・・

中から出て来たのは年を取ったニドキングと、二ドクインであった

「おぉ、ニドラン!大きくなったのぉ・・・」

「そちらはお友達?こんなところによく来てくださったねぇ・・」

『よろしくおねがいしま~す!』

二ドクインのお婆さんの言葉に僕達は見事にはもって挨拶をしていた

そしてその日は、わざわざ僕達の為に歓迎パーティを開いてくれたので、僕達ははしゃぎながら、大いに楽しく過ごした

そして、その日の夜・・・

僕達は縁側で西瓜を食べながら明日の話をしていた

「明日はどうするっすか?」

「ぅ~ん・・・今の所、明日は山に虫取りに行こうかなって考えてた、後は海で釣りして・・・かな」

「それだけ・・・?」

ガーディが不満そうだったがロッドが嗜めた

「海水浴とかしたいけど・・・そうしたらガーディさんが参加できないでしょ?だったら候補はそれだけになるよ・・・」

「う~ん・・・・」


<2011/05/23 22:50 ガーディ>消しゴム
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