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− らくにしてあげる −
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「・・・まずは・・・お父さんの病を消さないとね・・・」

・・・そうだね・・・これなら、お父さんを楽にしてあげられるよ・・・

「・・・ウフフ・・・」


私はお父さんの居る大きな病院に向かった。
そこには病に苦しむ人達がいっぱいいるだろうし・・・ついでにね。
Gift・・・贈り物を悩める貴方に・・・。




















「・・・お父さん・・・起きてる?」
「・・・ニンキャス?・・・あぁ、起きていた」
「・・・お父さんの病を治せる薬を持ってきたわ」
「?面倒嫌いなお前がか?」
「そう・・・はい、これ」

お父さん・・・ハルティング・オフイムの病室の扉を開けた。
夜の病院は気味が悪いほどに暗い。
本来、夜の出入りはいけないのだが、私が今では評判の病院の医者だから、入れてもらえた。
ついでに、他の患者さんを診察してもいいですか?と、聞いたら普通にOKをくれた。

お父さんは起きていた。
少しやつれている気もするが、元気そうだ。
でも、病は良い方向に向かっていないようだった。
やっぱり、苦しんでいるのね・・・。
今からすぐに・・・楽にしてあげるからね・・・

お父さん



















ピーーーーーーーー・・・



















「どういうことですか!」
「私にも分からない!」
「患者さんが全員亡くなっているなんて・・・」
「どうしたんだ、みんな?」
「リグレット院長・・・実は」



















「お父さん・・・そして、みんな・・・いい夢を見てね・・・」

・・・そういえば、君には夫となる人が居なかったかい・・・

「そうだったわね・・・無能な遊び人・・・」

・・・彼も思い悩んでいるんじゃない?・・・

「えぇ・・・否、この町に住むみんながね・・・」


そろそろ捕食を入れなくてはいけないな・・・・だが、どうしようか・・・あっ!ww
<2013/03/26 15:19 ヘリオス>
消しゴム
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