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リアルグルメレース − 旧・小説投稿所A

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リアルグルメレース
− 悲劇 2 −
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「やったぁ♪ご飯ゲット♪」


ホウオウは、俺を見て笑っていた。


「くそぉっ放せ!!!」


俺は、足をばたつかせて抵抗した。


「じゃあこっから落とすけどいいの???」


すると深い谷底を見せられる。


「………………!!!」


俺は言葉をなくした。


すると、ばたつかせていた足が自然に止まっていた。

「あっ…諦めてくれたみたいね♪」


ホウオウは、俺を掴んだまま森の奥に飛んでいった。









〜森の奥〜


「さっ…着いたよ〜♪お疲れ様〜♪」


ホウオウはそう言うと、俺を地面に寝かせた。


「うぅ…俺に…何をさせようとしてんだ…???」


俺は聞く。


「分かんないの???この状況まで来て…」


ガパアッ…


ホウオウは俺の前で口を開いた。


俺はその瞬間、自分に迫っている危険が理解できた。


「く…来るなぁ…!!!」


俺は下がろうとしたが、足が竦んで動かない。


「あ〜ん♪」


俺は迫るホウオウの口をただ見ているだけだった。

「く…くそぉっ…」


俺は諦めて力を抜いた。


ホウオウは俺をくわえて、そのまま呑み込み始めた。


「甘いね♪君。」


ホウオウは俺の味を楽しんでいた。


「そろそろ呑み込んじゃうよ〜♪」


涎まみれの俺は、ホウオウの喉へと送られ…




ゴキュン…




俺は、呑み込まれてしまった。





〜ミカ目線〜


また電光掲示板に文字が映された。


私は映された文字を見て絶望してしまった。



エモンガ 失格


<2013/01/21 19:12 みかづき>消しゴム
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