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漆黒のいる毎日 − 旧・小説投稿所A

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漆黒のいる毎日

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文字通り、一瞬で到着した。

「着いたよぉ〜・・・さ・・・寒いぃ・・・んぅ!!」

突然クロが唸った。

「クロ!?大丈夫・・・?」

ワープした先は、とても寒い洞窟だった。と言っても、息が白くなる程度だけど。

「まぁ・・・、ギラティナはドラゴンタイプを持ってるからな。寒いのは苦手なのは仕方ないかもな。・・・さ・・・・むい・・・な。」

そう言っているマスターは震えまくってる。

正直なところ、クロが心配。この寒がり方は異常。

「あなたたち大丈夫なの?私一人でいった方が良くない?」

「ボ・・・僕は・・・大丈夫・・・じゃないかも・・・。」

クロは帰らせよう。さすがに可哀想。

「俺は余裕っ・・・。ちょっと・・・グラム・・・頼みがあるんだが・・・。」

と、突然マスターがこちらに寄ってきた。

「な・・・何・・・?」

「あぁ・・・、そのだな・・・。お前に彼氏が居ることは分かってるが、この場合は仕方ないんだ。寒すぎる!!許してくれ!!」

ああもう!!何!!先に言うべき事が抜けてるわよ!!なんなのよ!!

「だ・・・抱きついて・・・良いか?」


・・・。


「く・・・頼む!!」


マスターの顔が白くなってる・・・。

これはヤバそうね。ファウストの為にも、許してやるかw

「もちろん・・・良いわよ♪」

「か・・・かたじけないっっ!!」

マスターがおかしくなった・・・?気のせい気のせい。

私はマスターを軽く抱いた。

「あんれぇ?グラム、浮気ぃ〜?」


パアン!!


私はクロの頭を鉄製ハリセンでひっぱたいた。クロの頭にタンコブが出来た。

「うわあああああんん!!酷いよぉ〜!!」


こいつ絶対帰らせねぇ\(`Д´)/

「マスター、クロ帰さなくていいわy・・・って!?」

「んぅ・・・暖かい・・・zzz。」

マスターが私に抱かれたまま寝てる・・・。

「起きて!マスター!!起きないと鉄製ハリセンで・・・。」

私は鉄製ハリセンを構える。

「ぬ・・・!殺気!?」

一瞬で起きた・・・というか、まるで寝たふりをしていた時に無理矢理起こされた感じ。

「まぁ・・・、仕方ないわ。で・・・、そうよ!!早くファウストを探さなきゃ!」

「そうだな・・・。グラム、すまんかった。・・・むぅ・・・モフモフで暖かい・・・。」

マスターは私に抱かれたままである。・・・あれ、マスター「モフモフ」知ってたんだ。

そして、「やっと」私達はファウストを探し始めた。


「グラムぅ・・・。」

と、またクロが話し掛けてきた。

「ん?何?やっぱり・・・寒い?」

「本当に浮気じゃないのぉ?」


スパアアアアン!!


洞窟に大きな金属音が響いた。


ファ「クロかわいそう。」

グラ「当たり前の事をしただけよ。」

ジェ「鉄製ハリセンで頭を叩くのが?」

ファ&グラ「・・・。」




クロ「タンコブ痛い・・・。」
<2013/01/14 22:53 ファウスト>
消しゴム
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