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青い炎と紅い炎 − 旧・小説投稿所A

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青い炎と紅い炎

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・・・。



ここは・・・?


暖かくて、湿っていて・・・


ヌルヌルしている・・・。

「うえ!?喰われた!?」

「おや、気がつきましたか。」

くぐもった感じで、声が聞こえる。胃壁に声の細かい振動が伝わってくる。声からして、男だな。

「お前、誰?何で俺は喰われてるんだ?」

「私の名前は、[ドラ]と言います。」

ユラユラ・・・

「うああ・・・ちょっと!?」

胃壁に体がゆっくり沈む。ちょっと気持ちいいかも。

「ククク・・・かわいいバクフーンですねぇ♪・・・ところで、あなたの名前は?」

「俺はファウスト。魔力が使える。」

「おや、偶然!!私も使えますぞ。」


マジか。俺とマスターとグラムの他に、魔力を使う奴は初めて会うな。

・・・そう言えば、グラムはどうしてるだろうか・・・。避難出来ているだろうか?

「そういえばさ、紅いバクフーン見なかった?」

「さあ、しりませんよっ!!」

ブチャア!!

「ぐほぁ!?・・・ぁあうっんぁっ!くぁ...。」

突然胃壁が俺を挟んだ。凄く気持ちいい。

「クックック・・・♪」

グニュゥ!!ジュブゥ、ヌリュッッ!!

「ちょ・・・と!あっ!?ちょっt・・・はぁっ!?」

ヌチュ、ヌリヌリ・・・

体中にヌルヌルした粘液を塗りたくられ、抵抗しても、柔らかい胃壁に受け流される。

「少しやり過ぎましたかな?・・・ククク♪」

やっと胃壁の全身マッサージが終わった。時間が長く感じた。

「んぅ・・・はぁ・・・あぁ・・・。」

「ん?大丈夫ですか?今吐きだしますぞ。」

グムゥ・・・

「く・・・!?」

突然俺は上へと押し上げられた。

噴門が三つある・・・。衝撃的な光景。

その三つのうちの、俺は真ん中へと押し上げられた。

「うぅっ、少々お待ちを・・・!」

ドラさんも頑張っている様だ。(笑)


ヌギュゥ!!


「のはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

体が喉肉に抱かれる。全身を柔らかな、暖かい肉に撫でられる・・・。


「うぐっ!?グオォォ!!」


上に光が見えた。


ドベチャァ!!

「ぐあぁ!?」

どうやら俺は吐きだされたようだ。床が石らしく、足が粘液で滑り、立てなかった。

「ごちそうさま。中々のお味でしたぞ。」

俺は、俺を呑み込んだ本人の方を見る。

そこには・・・!!

「ところで、お怪我はありませんか?」

やけにいかついサザンドラが浮いていた。


ドラさんいれてみましたww
<2012/11/10 22:14 ファウスト>
消しゴム
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