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白銀の出会い − 旧・小説投稿所A

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白銀の出会い
− ー出会いー −
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グロ注意です。


少女が走り出した時、一人のハンターと一匹のモンスターが戦い始めていた。
そのモンスターは、黒と白の毛を纏い、赤黒いものが背中にまとわりついている。

...ジンオウガ亜種 別名 獄狼竜だ。

ハンターは赤を基調にした防具を身に付け、大きな太剣を相手に降り下ろした。

しかし、それを難なく避けると、跳びあがって半回転して落下、背中でハンターを押し潰しにかかる。
ハンターは避けきれず、右腕が潰されてしまった。

バキバキバキバキッ

「ああぁぁぁあぁぁあ!」

とても痛そうに、悲痛な叫び声を出す。
さらに不運なことに、彼の大剣は、片手では振れない。

つまり、片腕が使えない彼には、勝機が全く無い。
恐怖に怯え、逃げる彼を見逃す程、獄狼竜は甘くなかった。

大きく跳んで、彼の前に着地すると、彼を押さえ、体重をかける。

「うっ...ぐっ...あがっ...」

苦しそうな声を無視し、そのまま、防具が砕けるまで、体重をかけ続けた。
ついでに肋骨も砕けてしまったらしい。
苦しさいに顔を歪めながら、なんとか息をしている。

獄狼竜は残虐な笑みをこぼし、彼の体を少し舐めたあと、すぐに頭をくわえた。

すでに疲労しきっていた彼は、くわえられたことに気づくのに、数秒かかった。

それが命取りだった。

気付いた時にはもう白いギロチンが降りてきていた。

カブッ! ブチッ!

一瞬の出来事で悲鳴をあげることすら出来なかった。

獄狼竜は満足そうに頭を食べ、残った体は噛み砕いている。

バキッ ボキッ ゴリッ グチャッ...グチャッ...

ゴクッ

静かな凍土に、大きな嚥下音が響く。

数秒後に、少し早めのペースで雪を踏む足音。ついで声。

「多分、ここら辺の筈なんだけど...ひゃっ!」

先程走り出した少女が目的地にたどりついたが、少女は、恐ろしいものを見てしまった。

それは、白と黒の毛を纏った獣を中心に、

...赤黒い血の花が咲く光景だった。


進むのが遅いですね。ごめんなさい。
でも、頑張って補食シーン入れてみました!
(グロだけど)
アドバイスあったら下さい。
<2012/11/10 21:48 ラムネ>
消しゴム
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