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捕食者達と日常(続) − 旧・小説投稿所A
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捕食者達と日常(続)
− ベンチ −
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弐号機は蘇生され、公園のベンチで横たわっていた。
彼女は、すぐに起き上がり、辺りを見渡す。
そして、ベンチから降りると、ゆっくりと歩きだす。
「……」
弐号機は、噴水で顔を洗った。
氷のように冷たい水を顔に受け、彼女は冷たそうにした。
二号機はカバンを担ぎ、家に戻る。
「…ただいま」
少し疲れたような声で、そう言った。
「お帰りなさい…どうしたの?」
母がそう聞くと、
「何でもない」
とそっけなく言った。
「…どうしたのかしら」
母は心配そうに言った。
二階に上がり、彼女は、はあとため息をつき、
「最近、食べられてばかりだなぁ…」
と、小さな声でそう愚痴った。
しばらくして、夜になり、弐号機は、窓から外を見た。
夜空は、今日もきれいだ。
「お腹すいたなぁ…」
そう呟くと、部屋を出て、階段を降り、一階に降りた。
弐号機は、母に、
「お腹すいた」
と言った。
「ああ、ご飯ならもう出来てるわよ」
と穏やかな声で母は言う。
「…」
弐号機は、急に黙り込んでしまった。


今回から、二つの小説の文を、できるだけ長くしようと思いますw
<2012/12/07 22:33 エヴァンゲリオン弐号機>
消しゴム
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