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階段を降りていけば…………

いつものリビングが窓から見える…

（ああこの先俺どうなっちゃうんだろ……）

などと、ボソッと呟きながら、ドアの取っ手に手をかける。そのまま中に……………

入らなかった。

取っ手から手を外し、

そして考える。


ーーーーーーーーーーーーーーー……まてよ、今逃げれるんじゃないか…？どちらにしろ喰われるが、あとで言い訳すれば（用事があったんだ風にいえば）自然に喰われる回数を減らせるかもしれない…！ラッキーなことに、俺私服じゃん！
と、玄関においてある財布と鍵が目に入る…

………！

奇跡……！

窓が開いている…！

・・・・・イケル!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー……

そう考えた俺は財布と鍵をポケットに突っ込み、靴を持って、窓の外にダイブした……！(


成功……！





ヤッタネ！/(^∇^)/









などと、喜んでいるのもつかの間…


外に出ようとする……


突然上から……

シー「わぁースー姐の言う通りだ！ほんとに出てきた！」

クー「そんなに急いでどこに行くつもりですか？イオンさん」

………………二匹の子竜が俺を見ていた………












（やっぱり奇跡なんておこる訳ない………）


つくづく自分の学習能力の無さに呆れた…

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