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白き悪魔 − 旧・小説投稿所A

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白き悪魔

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グロ注意!!






グシャッ!
生々しい音が辺りに響き、エグゾセの足の下からは血溜まりが広がっていく。
エグゾセは踏み潰したまま足を捻る様に動かし、踏みにじった。
ごりっ、ごりっ、パキッ、グチャッ、ペキッ。
まんべんなく擦り潰されている獣人の体が立てている音が足の下から発せられ、足指の隙間から血が飛び散り、エグゾセの腹毛を汚す。
羽毛が白いだけに付いた血の赤々しさが余計に映えた。
一通り潰し終わるとエグゾセは足を上げた。
潰された獣人の亡骸は想像を絶するものだった。
彼の体は余す所無く擦り潰されており、その見た目を一言で表すならば、ひき肉というのが正しいだろう。
押し潰されて飛び出た内臓や脳もぐちゃぐちゃに擦られ、その体の肉に混ざっている。
エグゾセが上げた足の裏にはぷよぷよとした腸が張り付いており、エグゾセの振動に合わせて揺れていた。
汚れた足を地面で拭うと、次の獲物を求めて辺りに視線を巡らす。
エグゾセの目の前の避難所に先程まで押し掛けていた獣人達は大半がばらばらに逃げてしまった。
となると次に狙う獲物は…恐怖のあまり逃げられずに、地面に座り込んでしまっている獣人達だろう。
あまり数は多くないが、エグゾセの位置からでもその翼の届く位置に数人がちらほらと地面に頭を抱えてうずくまっている。
エグゾセは一番近い獣人――体つきや線の細さからして多分女性だろう――の方へ足を進めた。
足を降ろす度にズシン、ズシン、と、腹に響く音と、敷き詰められている石畳の粉砕音が鳴る。
うずくまって下を見ている為に、エグゾセが見えてなくてもその音で自分の方へ近づいて来ることに気が付いたのだろう、その藍色毛並みの彼女は、布に包まれた何かを守るかのようにぎゅっと抱いて丸くなり、座り込んでいた。
ふと、至近で重々しい足音が止んだ。
獣人は恐ろしさのあまり目を瞑っていたが、音が止んでから僅かばかり時間が経っても何も起こらない事を疑問に思い、薄く目を開けた。
両膝を付いて丸くなった状態からまず見えたのは、自分の膝と地面。
しかし日が当たっているはずの地面には暗く影が掛かっており、彼女の体も同じだった。
視線を雀の涙程だけ上にやる。
とても大きく、獣人の胴回りの数倍はあろうかという太くて濃い黄色の鱗に包まれた鳥の足が、その体温が伝わってきそうな程とても近くにあった。
彼女の体とほぼ同等の大きさで、乳白色をし、鋭く湾曲した鍵爪がその見た目の凶悪性を何倍にも引き立てており、その恐ろしさに獣人は震え、恐怖に息を荒くしながら、恐る恐る、ゆっくりと、少しずつ上へと視線を上げていった。
足から胴体へと視線が移ると、その腹毛に付いた先ほどの獣人の真っ赤な血が、目を瞑っていて見てはいなかったが、自分もこうして殺されるのかという思いが彼女の胸を込み上げ、涙に変わり、彼女の目からこぼれて頬の毛を濡らす。
ふと、生暖かく湿った風が獣人の顔を撫でた。
いきなりの事だった為に彼女は驚き、つい反射的にビクッと顔を上げてしまった。
手を伸ばせば十分に届く位置に、彼女からすれば巨大すぎるエグゾセの顔があった。







挿絵今日の更新に間に合いませんでしたが…もったいないので載せます




どうもw 1週間ぶりの雪風ですw

最近はモチベーションが上がらないので困りますw

小説のストックもどんどん減っていきますし…w

最近、自分はこのサイトや読者の方々に必要とされているのか…と、考えています

元々精神的に弱いので、こういう考えに捕らわれてしまうんですよねぇ…

しかも最近は作者同士で話したりしないので、自分の作品が良いのかどうかも分かりません

自分は1年間やってきて、閲覧数も順調に伸びているから大丈夫だと思いたいんですけどね…

もし…コレを読んでいる方で、「雪風の手伝いをしてやっても良い」という方がいらっしゃいましたら、感想の方で、ここが良かった。ここが駄目などの、アドバイスお願いします

どんなに短い感想も良いです

よろしくお願いします


でも…これ他人から見ると、「ただ感想を欲しがってるだけではないか?」って、思われるんですよね…

でも…私は小説をどんどん良い物にして行きたいですし…

私は暗い事ばかりを考えてしまうので、もっと積極的に行ったほうが良いんじゃないか…とも、思ったので…

皆様…どうかお力添えをお願いいたします





6話更新時点で閲覧数は932。225の増です!

1ページの閲覧数が、初めて200を超えましたw

読者の皆様ありがとうございます!

今後ともよろしくお願いします!

それでは皆様、また来週!
<2012/07/06 18:57 雪風>
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