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ICE AGE − 旧・小説投稿所A

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ICE AGE

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「…と、ずっと思ってはいたんだがな……」

深い爪跡を残しながら、氷竜はゆっくり手を離す。リゲルはまたしても地面に倒れ込み、寒さに喘いでいた。



「いざ会って見れば………なかなかお前ら美味そうじゃないか…」

歪んだ口の端から、ゴツゴツしたピンク色の舌が覗くのを、2人は見た気がした。











「やめ…て…く…………」
「ひぇぅ……い…」

「フフフ……喰ってやろうか?」

「ガパァ…」と口を開け、リゲルに竜独特の吐息を吹きかける。生温かい空気にリゲルは悶え、必死に説明しようとしていた。



「ここ30年誰1人として我が胃袋へは入っていない……存分楽しませてもらうからな。」

はっきりと2人には、ジュルッという生々しい音…舌舐めずりする氷竜が見えた。


<2011/05/15 15:11 ロンギヌス>消しゴム
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